順天堂大学国際教養学部

順天堂大学国際教養学部 Vol.
ニュースレター
03
2017年2号
順天堂大学国際教養学部だから学べること!
異文化コミュニケーション領域 石黒武人
皆さん、合格おめでとうございます!「大学」という皆さんにとって新しい体験の
場で、一体何が学べるのでしょうか。とくに、順天堂大学国際教養学部だから学べる
ことは何でしょうか。いろいろとあるのですが、その一つをご紹介するために、今回
は、「基礎演習(ファシリテーション)」という1年生が必ず受ける授業についてご
説明します。
通常、「ファシリテーション」に関する科目は、大学院や大学の選択科目とされる
ことが多いのですが、国際教養学部が提供する独自のカリキュラムでは、ファシリ
テーションを1年生の必修授業として皆さんに受けてもらっています。ファシリテー
ションとは英語でFacilitationと書き、「促進」という意味があります。何を促進す
るのかというと、さまざまな考え方、コミュニケーション・スタイルを持った自分と
は特徴が異なるメンバーと一緒にグループワークをするときに、メンバーの特徴を活
かしてグループ活動を促進するのです。
皆さんもこれまでの人生で、グループで作業をする時に、他のメンバーと意見や物
事の進め方が違うために困ったことはありませんか。大学でも、そして社会に出ても、
グループで発表をしたり、何かを作り上げたりすることが多々あります。グローバル
化した社会では多様な人びとと協働し、
時にリーダシップを発揮することが求め
られるため、違いと向き合い、多様性を
活かす、このファシリテーションが
グローバル時代の教養として重要な
基礎となるわけです。ぜひ、一緒に、
ファシリテーションを体験しながら、
その考え方とスキルを身につけましょう!
順天堂大学国際教養学部
「持続可能な高齢化社会」フォーラム開催
12月17 日(土) に、順天堂大学本郷・御茶ノ水キャンパス センチュリータワーにて、「持
続可能な高齢化社会」フォーラムが、国際教養学部主催、順天堂大学COIプロジェクト室・
順天堂大学医学研究科共催で開催されました。100名近い方々にご参加いただきました。
シンガポール国立大学学生との交流会
を開催しました!
シンガポール国立大学NUS(National University of Singapore)は、アジア大学ランキング1位(2016年)
の名門校です! 昨年9月に国際教養学部の学生6名がNUSを訪れたのと交換に、NUSからも学部生4
名が来日しました。順天堂の寮に滞在し、国際教養学部の学生と同じ授業に参加してもらいました。
昨年シンガポール研修に参加した、2年時津さんからのメッセージ★
◆シンガポールに関すること
みなさんは、シンガポールと聞いて何を思い描きま
すか? 近年、急速な経済成長が著しいシンガポール
ですが、その一方では日本を上回る勢いでで少子高
齢化が進行しています。昨年9月に行われたシンガ
ポールでのグローバルヘルス研修では、Khoo Teck Paut病院やシンガポール国立大学への訪問を通して、
多民族国家であるシンガポールならではの地域に根
差した高齢化社会への取り組みを体感し、12月に開
催されたシンガポール国立大学学生との交流会・
フォーラムでは産学官連携での高齢化社会への取り
組みを学ぶ絶好の機会になりました。
◆入学者へのメッセージ
皆さん 順天堂大学へようこそ。今後は これまでの教科書重視の生活から一変し、社会で必要
とされる人材になるためには今何をすべきかを自身で追及していかなければなりません。順天
堂大学では文理にとらわれず、将来に向けて皆さんをサポートするシステムが備わっています。
信念と目標を強く持ち、私たちと共に充実したキャンパスライフを送りましょう。
順天堂大学 国際教養学部
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