第1層生活支援コーディネーターの配置について 1 生活支援コーディネーターとは (1)設置目的 市が定める活動区域ごとに、関係者のネットワークや既存の取組・組織等も 活用しながら、地域における生活支援等サービスの提供体制の整備に向けた取 組を推進することを目的とする。 (2)第1層生活支援コーディネーターの役割等 ①市全域でのサービス開発 ・現在生活支援サービスを提供している、もしくは今後提供を行う予定の活動 主体の把握 ・既存の活動主体に新たな生活支援サービスを実施するよう働きかけ ・既存サービスが利用しやすくなるよう改善の働きかけ ・サービスを実施する活動主体の立ち上げ支援 ・第2層生活支援コーディネーター(中学校区単位:平成 28 年度以降配置調 整)の養成と定期的な情報・意見交換によるサービス開発への取り組み ②住民組織への活動支援 ・ボランティアの呼びかけ、サービス案内等の広報支援 ・スタッフの養成・スキルアップ研修 ・同種の活動を行う団体間の情報・意見交換の場を設ける ・継続的な活動への支援策の検討(遊休資産の活用、間接経費の補助等) ③協議体との連携 ・施策の把握とサービス提供主体への情報提供 ・中長期的なサービス開発の方針や団体の活動基盤整備に必要な支援策の検討 (3)配置の考え方 鳥取市では、市全域を活動範囲とする第1層コーディネーターと中学校圏域 を活動範囲とする第2層コーディネーターの配置を検討している。 (4)望ましいコーディネーターの姿 ≪国の考え方≫ 地域における助け合いや生活支援等サービスの提供実績のある者、または中 間支援を行う団体等であって、地域でコーディネート機能を適切に担うことが 1 できる者。 ※市民活動への理解があり、多様な理念をもつ地域のサービス提供主体と連絡 調整できる立場の者であって、国や県が実施する生活支援コーディネーター 養成研修を修了した者が望ましい。 ※生活支援コーディネーターの役割を果たすためには、自治会や公民館、地区 社会福祉協議会などの地域の諸団体への働きかけが重要となり、そのネット ワークを有しているかあるいは早期に構築できることが必要。 ※コーディネーターが属する組織の活動の枠組みを超えた視点、地域の公益的 活動の視点、公平中立な視点を有することが適当。 ※生活支援コーディネーターの役割は多岐にわたり、コーディネーター1人で その役割を果たすのは困難であるため、その出身団体や協議体(鳥取市生活 支援・介護予防サービス検討会)の組織的補完が必要。 2
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