光明院だより 〒604-8336 京都市中京区三条大宮町243 浄土宗西山禅林寺派 粟生山 光明院 TEL841-5856 FAX822-3235 阿弥陀経より 申込み不要。どなたでもご参加いただけます。 「極楽浄土を荘厳する六種の鳥」 午後二時~三時半 一.日時 二月二十三日 月二十三日( 月二十三日(木)午後二時~ 一.場所 光明院書院 一.光明院住職・田中医院院長 僧医 田中善紹 酉(とり)年にちなんで極楽浄土の鳥の話をします。 お誘い合せご参加下さい。 二月法話会ご案内 極楽浄土には「白鵠・孔雀・鸚鵡・舎利・迦稜頻伽・共命之鳥」 の鳥がいて浄土を荘厳しています。この二つが架空の鳥です。 白鵠(びゃっこう)は白鳥です。純白な姿で、仏と浄土の汚れない 清浄性を表します。孔雀は華麗な衣装を身にまとい、浄土の真実 の美をその体で示します。 鸚鵡(おうむ)はお馴染みですが、舎利(しゃり)は九官鳥の一種 ともいわれ、どちらも人間の言葉を話す鳥です。そのさえずる声 がすべて仏法として鳴り響きます。 迦陵頻伽 (かりょうびんが)は殻の中にいるときからよく鳴き、聞 いて飽きることない美しい声で法を説きます。顔は人、体は鳥の 姿で、雅楽でも舞われています。 共命の鳥(ぐみょうのとり)は、体は一つで頭が二つに分かれ命を 共有する鳥です。顔は人、体は鳥の姿で、どんなに顔かたちが違 い、離れて関わりないようであっても、命はつながっているとい うことを示しています。 浄土宗系のお寺にこれらの鳥が描かれているのは、極楽浄土の様 子を表す為なのです。 住職 観空善紹 迦陵頻伽 共命之鳥 No62 2017 年 2月号
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