板橋区交通安全計画2020(素案)に対するパブリックコメントと区の考え方

「板橋区交通安全計画 2020(素案)」に対するパブリックコメントと区の考え方
▽ 計画期間=平成 28 から平成 32 年度まで
▽ 計画の目標と課題
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目標=平成 32 年末までに、年間の交通事故発生件数を 1,000 件以下にすることを目標とし、自
転車を含めた交通事故死者数をゼロにします。平成 32 年末までに、年間の自転車乗用中の交通事
故発生件数を 350 件以下にします。
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重点課題[1]「自転車安全利用の推進」 重点課題[2]「高齢者の交通安全の確保」
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意見の件数=2件
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意見の概要と区の考え方(抜粋) =下表参照
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問=土木部交通安全課交通安全グループ(区役所南館 23 番窓口)
意見の概要
3579-2517
区の考え方
この計画の優れた点は、第一に、交通がも
板橋区の交通事故死者数は、ここ数年ほぼ一
つ多様で重要な機能を高める政策を総合的・ 桁となっています。そこで、本計画において、
「交
体系的に網羅している。第二に、警察署、消 通事故死者数ゼロ」という数値目標を立てまし
防署、関係団体、事業者、ボランティア、そ た。そのため、区、警察署、関係団体、区民等
して区民という、関係する全ての主体の連 が一体となって、交通事故を減らし、事故に伴
携・協働によるとして、役割を定め分権と協 う死者をゼロにするための施策や各種情報の提
働という時代の流れに対応していることであ 供を積極的に行い、目標の達成に努力します。
る。第三に、政策実現の手法についても、自 また、
「ながらスマホ」や「ブレーキなし自転車」
転車・高齢者への課題の重点化、
「ながらスマ など、新たな交通問題に対しても迅速に対応し
ホ」など社会情勢への対応、効果的な教育方 ていきます。
法の採用や自転車保険制度や免許証返納制度
の活用、事故抑止のための指導取締りなどあ
らゆる技術的・政策的な手法を駆使している。
日本の大動脈を擁する板橋区が、交通政策で
も優れた業績を挙げられるように願います。
第8次計画から変更した点と、新しい計画 「東京で一番住みたくなるまち」を実現するた
の目標と課題を決めた理由を示してほしい。
め、交通事故の減少と死者数ゼロを数値目標に掲
げ、区は警察や関係機関等と連携を密にし、多様
な施策の推進を図ります。また、2つの重要課題
については、街中に溢れる自転車のルールやマナ
ーが守られていないこと、高齢者の交通事故死者
数が全体の半数を占めていることなどを重視し
て設定しました。また、計画名を「板橋区交通安
全計画 2020」に変更しました。
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