愛知県交通事故ワーストワン返上! - 中部地方整備局

~「今、あなたに伝えたい・・・名古屋国道」~
平成29年2月22日
愛知県交通事故ワーストワン返上!
~愛知県道路交通環境安全推進連絡会議・アドバイザー会議開催~
1.概
要
愛知県道路交通環境安全推進連絡会議・アドバイザー等会議(以下「推進連絡会議」)で
は、安全な道路交通環境の整備を目指し、愛知県内における交通事故対策の取り組み報告を
行うと共に、愛知県交通事故ワーストワン返上に向けた今後の方針について検討を行ってい
るところです。
この度、下記のとおり「推進連絡会議」を開催し、事故ゼロプランの取り組み内容及び対
策効果の検証報告を行うと共に、名古屋市と春日井市で開催した合同現地調査やドライブシ
ミュレータによる検討を行った事故対策についてご報告します。
◆ 開催日時:平成29年 2月24日(金) 14:00~16:00
◆ 開催場所:名古屋国道事務所 会議室(名古屋市瑞穂区鍵田町 2-30)
会議のポイント
①事故ゼロプランの取り組み内容及び対策効果の検証
②合同現地調査・ドライブシミュレータによる事故対策検討
2.資 料
資料1
資料2
資料3
資料4
3.配布先
中部地方整備局記者クラブ
4.問い合わせ先
国土交通省 中部地方整備局 名古屋国道事務所
副所長 石垣 政彦 (いしがき まさひこ)
(電話 052-853-7320 FAX 052-841-2517)
5. 取
会議は、傍聴・取材可。ただし撮影は冒頭のみ。
材
議事次第(案)
委員・アドバイザー名簿
事故対策効果の検証
合同現地調査・ドライブシミュレータによる事故対策検討
資料1
平成28年度 愛知県道路交通環境安全推進連絡会議・アドバイザー等会議
議
1.開
日
時:平成 29 年 2 月 24 日(金)14:00~16:00
場
所:名古屋国道事務所 3階 会議室
事 次
第
会
2.出席者紹介
3.議 長 挨 拶
4.議
事
(1)交通死亡事故発生状況
(2)名古屋国道事務所の交通事故対策の取り組み
1.近年の交通事故状況
2.事故ゼロプランの取り組み
3.事故危険箇所の取り組み
(3)生活道路の交通安全の確保に向けた取り組み
(4)今後の予定
(5)その他
5.閉
会
資料2
平成28年度 愛知県道路交通環境安全推進連絡会議・アドバイザー等会議 委員名簿
(敬称略)
<愛知県道路交通環境安全推進連絡会議>
所属・役職
備考
国土交通省 名古屋国道事務所長
議長
愛知県警察本部 交通部 交通総務課長
愛知県警察本部 交通部 交通規制課長
愛知県 県民生活部 地域安全課長
愛知県 建設部 道路維持課長
名古屋市 市民経済局 地域振興部 地域安全推進課長
名古屋市 緑政土木局 路政部 道路維持課長
名古屋市 緑政土木局 路政部 自転車利用課 主幹
名古屋高速道路公社 交通管理部 交通管理課長
愛知県道路公社 工務課長
中日本高速道路株式会社 名古屋支社 交通技術チームリーダー
<アドバイザー等会議>
所属・役職
氏名
荻野 弘
豊田工業高等専門学校 環境都市工学科 名誉教授
岸田 孝弥
高崎経済大学 名誉教授
藤田 素弘
名古屋工業大学 工学部 都市社会工学科 教授
矢橋 昇
交通評論家
課長補佐
(一財)愛知県交通安全協会 交通安全部 交通安全課
課長
(一社)日本自動車連盟 愛知支部 事業課
アドバイザー
道路利用者関 常務理事
連団体の代表
等
常務理事
(一社)愛知県トラック協会
名古屋タクシー協会
専務理事
(公社)愛知県バス協会
監事
愛知県交通安全母の会
備考
事故対策効果の検証
路面標示「追突注意」
国道302号 猪高台交差点(名古屋市名東区)
減速路面標示(ドットライン)
資料3
右折導流標示の明確化
交差点コンパクト化(横断歩道前出し、隅切り改
良)
至 春日井市
至 大府市
上り
下り
■交差点のコンパクト化(横断歩道前出し、隅切り改良)設置による効果
■右折導流線の明確化による効果
◇右折ギャップが3秒未満の割合(上り車線)
適正な右折待ち増加84%
59%
80%
50%
30%
68%
台
/
1
サ
イ
ク
ル
60%
0.3
左折速度低下
危険な交差点
進入減少
0.21
0.2
)
20%
0.1
20%
10%
14.5
平 15.0
均
速
度
10.0
㎞
/
h
5.0
)
40%
17.6
0.38
0.4
(
危険な右折減少
40%
20.0
0.5
(
60%
◇左折時の車両の速度(上り車線)
◇適正な位置での右折待ち車両台数割合(上り線) ◇赤信号での交差点進入台数(上り車線)
(%)
100%
(%)
70%
4%
0%
0.0
0%
対策前(n=34)
対策後(n=27)
【右折ギャップ】
対策前(n=74)
対策前(n=72)
対策後(n=76)
0.0
対策後(n=72)
対策前(n=228)
■対策に対する利用者意見(WEBアンケート)
0%
追突への注意喚起
右折開始時から右折車と
対向直進車の交錯点に対
向直進車両が到達するま
で時間
20%
29%
交差点コンパクト化
23%
右折待ち位置の明確化
22%
全体
23%
安全になった
やや安全になった
40%
60%
80%
39%
39%
31%
37%
44%
34%
46%
変わらない
やや危険になった
31%
100%
1%
1%
0%
0%
危険になった
対策後(n=189)
【自由意見(例)】
○交差点コンパクト化
・以前はスピードを上げて左
折できる交差点だったが、
今はゆっくり入らないと左折
できない構造になって、安
全になった(40代 男性)
○右折待ち位置の明確化
・交差点内での停止ラインが
明確になり、対向車に対し
て安心して待機できるよう
になった(60代 男性)
合同現地点検・ドライブシミュレータによる事故対策検討
資料4
○対策実施後も追突事故が増加している箇所等を中心に、合同現地点検等を通じて抜本的対策を含めた追加対策
を検討。
○合わせて、全国の追突事故対策を収集し、WEBアンケートやドライビングシミュレーション被験者実験(DS実験)等
を通じて、効果的な注意喚起対策メニュー(追加対策メニュー)を検討。
合同現地点検による
抜本的対策を含めた追加対策の検討
・実施日:H28年12月12日(月) 10~15時
・参加者:アドバイザー、愛知県警、名古屋市、名古屋国道事務所
・視察箇所: ①国道22号 堀越交差点 (名古屋市西区上堀越町)
②国道19号 春日井インター東交差点 (春日井市大泉寺町)
③国道153号 植田一本松交差点 (名古屋市天白区元植田)
ドライブシミュレータによる
効果的な注意喚起対策メニューの検討
・実施日:H29年1月13日(土)14日(日)
・実施内容:愛知県内の国道を自身が運転する車で日常的に通行する
ドライバーによる評価
ドライブシミュレータ
合同現地点検
シミュレーション映像
2