(案)【概要版】(PDF:283.7KB)

野洲市観光振興指針(案)の概要
野洲市観光指針の策定にあたって
観光指針の策定にあたり、地域市民の生活の質の向上、充実を第一に掲げています。市民一人一人が豊かな生活を実現するための仕組み
づくりの一つの手段として観光を推進するものです。また、市民、事業者、行政等が連携し情報を共有し一体的に事業を推進します。
基本コンセプト
「生活・地域の魅力創出によって、市民も来訪者も豊かで楽しめる観光のまちづくり」
観光ニーズの変化
1.観光ニーズの多様化
自然志向、健康志向、ふれあい志向、
ほんもの志向等を求める観光客の増加。
2.旅行人数の多様化
家族や友人・知人などとの小グループ旅
行の増加。
3.交通手段の多様化
鉄道だけではなく、自家用車の利用によ
る交通手段の多様化。
4.日帰り旅行の増加
国内旅行での、女性グループを中心とし
た近場の小旅行、日帰り旅行の増加。
5.観光の変遷
体験型観光を求める観光客の増加。
野洲市の観光を取り巻く課題
1.知名度の低さ
寺社仏閣、文化等、豊富な観光資源を
有しているが、周知されていない。
2.情報発信の不足
観光客データの分析不足。
3.交通等の不便
駐車場の未整備や観光地を結ぶ交通
の不便さ。
4.通過型観光
一過性の観光では、経済波及効果が限
定的。
5.地域社会の重要性
・市民と市民、市民と行政との観光として
の連携不足。
・地域全体としての「観光」に対する関心が
希薄。
観光指針の基本的な考え方
1.指針の方向性と役割
観光指針の策定の意義は、市の事業、各種団体、地域の取り組む
事業を観光施策として拾い上げ、価値の創造をしていく。
2.おもてなしと街の魅力づくり
野洲市らしい魅力を感じてもらい、市民一人ひとりが観光案内人とし
て“おもてなし”の心を持つ街のイメージ。
3.情報の発信
SNS 等のツールを最大限利用するとともに観光に関するホームペー
ジを充実。
4.利便性の向上
観光客への利便性の向上を図るための交通手段などについて検
討。
5.通過型観光から滞在型観光
付加価値を加味した体験型の観光などを提案。
進行管理体制
観光分野の抽出・整理イメージ
観光
振興
指針
農
業
振
興
計
画
環
境
基
本
計
画
商
工
振
興
指
針
観光を基軸
とした計画
(価値の
創造)
etc
1..関係組織体制
(1)市の関係部署との連携
商工観光課をはじめ関係各課と情報を共有し、観光分野の抽出・整理・
展開を図ります。
(2)野洲市観光物産協会
観光物産事業に特化した組織であり、市や市民団体等との連携を図り
ながら、その機能を充実していきます。
(3)市民団体等
市や野洲市観光物産協会は、地域で活躍するボランティア団体や事業
者等と連携し事業を進めます。
2.計画期間
平成 29 年度~平成 33 年度(原則 5 年毎の見直し)