平成 29 年 2 月20日 子ども家庭部子ども政策課 板橋区子ども・子育て支援事業計画 中間期の見直し(最終案)について 1 板橋区子ども・子育て支援事業計画中間期の見直し(素案)に対するパブ リックコメントの結果について (1) 募集期間 平成 28 年 12 月 10 日(土)から 12 月 26 日(月)まで (2) 周知方法 広報いたばし、区ホームページ、各児童館、区立各図書館、区政情報 課、子ども政策課窓口、区ツイッター、各児童館ツイッター (3) 件数 8件(5名)※すべて Web 回答 (4) 寄せられた意見と区の考え方(案) 別添1のとおり 2 板橋区子ども・子育て支援事業計画中間期の見直し(最終案)の内容に ついて (1) 計画見直しの趣旨 計画策定時点では、平成 29 年度に中間の見直しを行う予定であった が、平成 27 年度の実績を精査した結果、当初計画から大きな乖離がある 事業が多数認められたため、見直し時期を1年前倒しし、今年度に実施 することとした (2)見直しの対象 当初計画と大きな乖離・変更のあった9事業が対象 (3) 素案(11 月 30 日文教児童委員会報告後)からの主な変更点 ・最終案 P2の人口推計の手法に関する脚注が分かりにくいとのパブリ ックコメントを受け、脚注を修正した。 ・最終案 P6に区の子育て支援に関する取り組み事例を挿入した。 ・素案の段階では決定していなかった小規模保育所2施設の事業者の 決定、既存保育施設の定員変更に伴い、改めて平成 29、30、31 年度の 地域ごとの供給量を精査した(別添2_別紙2、3、参考1、3、4、 5、6、7の数値)。 (4) 最終案 別添2、別添2_別紙1~3、別添2_参考1~7 のとおり ■ 子ども・子育て支援事業計画中間期の見直し(素案)に関するパブリックコメント 別添1 ◎募集期間:平成28年12月10日(土)~12月26日(月)【16日間】 ◎件数:8件(5人)(すべてWeb受付) No. 分野 頁 意見の概要 区の考え方(案) コーホート変化率法は直近の実績を重視した推計手法であり、各歳、各年、短期の人口を推計する場合にはコーホート 要因法に比べて誤差が少なく、適しているといわれていることから今回の見直しに採用しました。 また、ご意見を踏まえ、脚注を分かりやすくするために下線部分を追加します。 「n歳が1年後に(n+1歳)になるときの、人口増減率の過去平均値を仮定値として推計する手法(0歳は左記により算出 した15~49歳女性人口に子ども女性比の過去平均値を乗じて算出)。」直近の実績を重視した推計手法であり、各歳、各 年、短期の人口を推計する場合には、コーホート要因法に比べて誤差が少なく、適しているといわれている。 1 人口推計 2 コーホート変化率法に関する脚注がよく分かりません。もう 少しわかりやすく説明してください。 2 人口推計 2 人口ビジョンが平成22年の国勢調査の結果を基準として策 直近の国勢調査は平成27年10月に実施されましたが、板橋区人口ビジョン及び総合戦略2019を策定した平成28年1月 定されたのはなぜですか。 時点では、まだその結果が公表されていませんでしたので、前回の国勢調査である平成22年の結果を用いています。 3 人口推計 人口ビジョンは平成22年の国勢調査の結果を基準として策 平成27年度国勢調査の結果及びそれに基づく国立社会保障・人口問題研究所による人口推計が公表された後に板橋 2 定されていますが、もっと新しい国勢調査の結果を基準とし 区人口ビジョン及び総合戦略2019の見直しを検討する予定です。 た人口ビジョンにする予定はないのですか。 放課後児童健全 4 育成事業 学童からあいキッズになり、質の低下がみられます。「見て 8 いなかった」と言われることが多いです。適正な人員配置を お願いします。 あいキッズについては、国の省令基準に基づく「板橋区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定 める条例」が制定されており、設備や職員数、職員資格等はこの基準に基づいています。また、区と受託事業者との管理 運営委託契約に基づき、国の基準以上の職員配置をしており、児童館長、学童クラブの職の経験があるエリアマネー ジャーなどが定期的に巡回し、職員配置も含めた運営状況を確認し、運営の質の向上を図っています。 幼稚園の預かり保育は、通常期の預かり時間や長期休業期間中の開園日等、各幼稚園ごとにその内容は様々ですの で、区民の皆様に分かりやすい形で区分することができず、現在のように幼稚園全体で需要を算出することとなりました。 ご指摘いただいた点は今後の検討課題とさせていただきますが、共働き世帯の皆様からの需要が増加していることは 区としても認識しており、長時間預かりや長期休業期間中の預かりを実施している幼稚園の情報は、区ホームページや 情報誌、教育委員会の窓口等で積極的に発信しているところです。少しでもわかりやすい形で皆様にこれらの情報を届 けるべく、今後も研究を重ねていきます。 6 病児保育事業 病児保育の需要について 利用希望者の多くが共働きかつ近居に祖父母がいない ケースであることを勘案して、需要については単に地区別で 15 はなく「地区、路線別」で試算すべきと考えます。預ける側 は、三田線沿線、東武東上線沿線、東京メトロ沿線との通勤 の便を考慮して預け先を決めているためです。 現在区内で病児保育を実施している医療機関は4施設ありますが、各施設は子ども・子育て支援事業計画において設 定した5地域(板橋、常盤台、志村、赤塚、高島平)のうち、赤塚地域以外の各地域に1施設設置されています。また、い ずれの医療機関も最寄り駅から概ね300~700mの距離(十条駅、小竹向原駅、志村三丁目駅、高島平駅)にあり、駅か らの距離は比較的近いと考えています。さらにこれらの駅はそれぞれの地域内にある他駅に比べて1日の平均利用者数 が多い又は他駅と大きく変わらない規模の駅となっています。 しかし、赤塚地域については現在病児保育実施施設がな いことから、まずは地域的な偏在の解消のため、同地域への設置に向けた協議を進める必要があります。その際には、 駅からの距離や各駅の1日の平均利用者数も考慮しながら進めていきます。 7 病児保育事業 病児保育の需要について 15 ミスマッチの場合も多いため、その分も加味して需要とす べきと思います。 今後、各病児保育実施施設と協議を行い、アンマッチ件数の把握に努めていきます。 8 病児保育事業 15 5 一時預かり事業 (幼稚園) 病児保育事業について 引き続き赤塚地域での実施を検討してください。 地域的偏在を緩和するため、現在病児保育実施施設が設置されていない赤塚地域への1施設設置を目標として取り組 んでいきます。 ※ページ番号は中間期の見直しの最終案における該当ページ番号に置き換えています。 別添1 預かり保育のある幼稚園・こども園の需要について 幼稚園の預かり保育は、園により預かり時間が異なってい たり、開園日のみ実施しているケース、長期休業期間中も実 施しているケースなど、様々なケースがあります。近年、区 へ流入する世帯の多くが共働き世帯である実情を勘案すれ ば、預かり保育のケースを分けて試算すべきと考えますが、 11,12 いかがでしょうか(幼稚園の需要に余裕がある一方、本来は 教育をより重視したいが、預かり保育時間の制約により幼稚 園転園を諦めている保育園在籍者は多数存在します。この ミスマッチを解消することで、保育園不足の解消、幼稚園の 経営改善、幼児教育を受ける子の増加、ひいては、小学校 以降の基礎学力向上など各立場に利益があると思われま す。)。 別添2 板橋区子ども・子育て支援事業計画 中間期の見直し (最終案) 平成 29 年 2 月 目 次 第1章 事業計画の見直しにあたって 1 中間期の見直しの前倒し実施について・・・・・・・・・・・・・・・1 (1) 前倒し実施の背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (2) 見直しの内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 第2章 人口推計の見直しについて 1 就学前人口の年齢別推計について・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (1) 人口推計見直しの背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (2) 見直しの方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 第3章 中間期の見直しについて 1 教育・保育施設及び地域型保育事業の見直しについて・・・・・・・・4 (1) 対象施設の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (2) 区内における待機児の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (3) 認定区分ごとの需給量見直し・・・・・・・・・・・・・・・・5 (ア) 満3歳以上で、幼稚園等での教育を希望する未就学児 (幼稚園、認定こども園を利用)の需給量見直し(1号認定) ・・・5 (イ) 満3歳以上で、幼稚園等での教育を希望する未就学児以外 (保育園、認定こども園を利用)の需給量見直し(2号認定) ・・・5 (ウ) 満3歳未満で、保育園等での保育を希望する未就学児 (保育園、認定こども園、地域型保育事業を利用)の需給量見直し (3号認定)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 2 地域子ども・子育て支援事業の見直し・・・・・・・・・・・・・・ 6 (1) 利用者支援事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 (2) 放課後児童健全育成事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・8 (3) 子育て短期支援事業(宿泊型ショートステイ) ・・・・・・・9 (4) 乳児家庭全戸訪問事業 (新生児訪問事業、こんにちは赤ちゃん訪問事業) ・・・・・・・・10 (5)①一時預かり事業(幼稚園) ・・・・・・・・・・・・・・・・11 ②一時預かり事業(幼稚園以外)・・・・・・・・・・・・・・・12 (6) 病児保育事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 第1章 事業計画の見直しにあたって 第1章 事業計画の見直しにあたって 1 中間期の見直しの前倒し実施について (1)前倒し実施の背景 板橋区子ども・子育て支援事業計画(以下「事業計画」という。)は、平成 24 年8月に制定された子ども・子育て支援法に基づく法定計画として、板橋区 子ども・子育て会議における議論を経て、平成 27 年3月に策定されました。 策定に当たっては、子育て世帯に対するニーズ調査を実施し、これにより潜在 的な需要も加味された量の見込み(需要量)を算出したうえで、算出された需 要量に対応するための目標事業量(供給量)を定めました。 その後、平成 28 年2月に事業計画を含む広範な分野にわたる次世代育成支 援対策を集中的・計画的に推進していくための新たな計画として「いたばし子 ども未来応援宣言 2025(以下「応援宣言 2025」という。)」が策定され、事業 計画は応援宣言 2025 の第2編として包含されることとなりました。 事業計画は平成 27 年度から平成 31 年度までの5年間を計画期間と定めてお り、当初は中間期にあたる平成 29 年度に策定時以降の状況の変化に合わせ供 給体制等を見直していくこととしていました。 しかし、平成 28 年7~8月にかけて実施した実績調査の結果、事業計画に 記載している需要量の見込み及び供給量とこれらの実績値との間に大きな乖離 が見られる事業があることが明らかになったことや、最近の就学前人口(0~ 5歳)が事業計画に記載している就学前人口の推計値以上に増加している傾向 を踏まえ、中間期の見直しを1年前倒しして実施することとしました。 (2)見直しの内容 今回の見直しでは、まず事業計画に記載している平成 29 年度以降の就学前 人口の推計値について、最近の就学前人口の増加傾向を踏まえて見直しを行い ました。 それとともに、事業計画に記載している各事業のうち、その需要量の見込み 及び供給量と実績調査によって得られた直近の需要量や供給量の実績値との間 に大きな乖離が見られた事業については、必要に応じて就学前人口の見直し結 果や実績値を踏まえた補正を行い、需要量と供給量を再計算しました。 1 第2章 人口推計の見直しについて 1 就学前人口の年齢別推計について (1)人口推計見直しの背景 平成 27 年3月に策定された事業計画では、就学前人口は微増傾向にあると 推計していました。 しかし、平成 28 年4月時点における就学前人口は同時期の推計値(25,597 人)よりも約 600 人多い 26,206 人であり、すでに計画最終年度である平成 31 年4月における推計値(25,972 人)を 200 人ほど上回っている状態です。 更に、平成 28 年9月時点における就学前人口は 26,603 人であり、平成 28 年4月からの5か月間に 400 人近くも増加しています。 こうした最近の区内人口の変動を踏まえて人口推計を見直すことは、今後区 にどのくらいの子ども・子育て支援施設・事業の需要が見込まれ、それに対し て区が今後どの程度の供給をすべきかを判断する上で欠かすことができません。 そこで、今回は事業計画に記載している平成 29 年度以降の就学前人口の推 計値を再計算することとしました。 (2)見直しの方法 平成 28 年1月に策定した板橋区人口ビジョン及び総合戦略 2019(以下「人 口ビジョン」)では、平成 22 年の国勢調査人口を基準としつつ、区における住 民基本台帳人口の近年の動向及び国全体の人口動向を踏まえて平成 72 年まで の長期にわたる人口を推計しており、その結果、年少人口(0~14 歳)は平成 32 年までに減少局面を迎えると推計しています。また、事業計画を包含する計 画である応援宣言 2025 も同じ推計により策定しています。 しかし、この人口ビジョンの推計は長期的な推計に適した方法で5年ごとの 人口を推計しており、また、平成 22 年の国勢調査の結果1を基準としているこ とから、直近の人口動向を踏まえた短期の各年人口推計は、別の方法で推計す る必要があります。 今回は、最近における就学前人口の増加傾向を踏まえ、平成 28 年4月の住 民基本台帳人口を基準に、コーホート変化率法2と呼ばれる手法で就学前人口を 平成 31 年まで推計しました。その結果は次のとおりです。 1 平成 27 年度国勢調査の結果及びそれに基づく国立社会保障・人口問題研究所による人口推計が公表された後に板橋区人口 ビジョン及び総合戦略 2019 の見直しを検討する予定。 2 n 歳が 1 年後に(n+1)歳になるときの人口増減率の過去平均値を仮定値として推計する方法(0 歳は左記により算出し た 15~49 歳女性人口に子ども女性比の過去平均値を乗じて算出)。直近の実績を重視した推計手法であり、各歳、各年、短 期の人口を推計する場合には、コーホート要因法に比べて誤差が少なく、適しているといわれている。 2 第2章 人口推計の見直しについて 計画見直し後の就学前人口推計 30,000 25,562 25,000 3,987 26,206 26,706 27,205 27,604 5歳 4,100 4,147 4,293 4,367 4,378 4,425 4歳 20,000 4,118 4,157 4,304 4,332 4,406 4,453 4,590 15,000 4,160 4,437 4,484 4,622 4,666 2歳 4,331 4,493 4,563 4,705 4,749 4,801 1歳 4,473 4,617 4,660 4,710 4,755 0歳 H27(実績) H28(実績) H29 H30 H31 10,000 3歳 5,000 0 参考:計画見直し前の就学前人口推計 30,000 25,446 25,597 25,752 25,810 25,972 3,994 4,105 4,094 4,111 4,147 4,126 4,115 4,132 4,169 4,264 4,158 4,175 4,213 4,309 4,205 3歳 4,268 4,307 4,405 4,299 4,417 2歳 4,394 4,494 4,386 4,506 4,401 1歳 4,506 4,401 4,522 4,416 4,538 0歳 H27 H28 H29 H30 H31 25,000 20,000 15,000 10,000 5歳 4歳 5,000 0 今回の見直しでは、就学前人口は平成 31 年度まで増加する見通しです。各 年度の需要量を算出する必要がある事業計画では、今回の推計結果を踏まえ、 必要に応じて各事業の需要量を見直します。なお、具体的な需要量の算出にあ たっては、今回の推計結果を用いて算出した需要量と実績調査により把握した 直近の需要量の実績値を比較し、必要に応じて需要量を調整しています。 3 第3章 中間期の見直しについて 1 教育・保育施設及び地域型保育事業の見直しについて (1)対象施設の現状 事業計画が対象としている教育・保育施設、地域型保育事業の設置状況は以 下のとおりです(平成 28 年4月現在)。 ① 認定こども園(幼稚園型1園、地方裁量型1園) ② 幼稚園(区立幼稚園2園、私立幼稚園 33 園) ③ 認可保育園(区立保育園 38 園、公設民営保育園2園、私立保育園 67 園) ④ 家庭的保育(家庭福祉員 60 名。うち在宅 42 名、ベビールーム 18 名) ⑤ 小規模保育施設(33 園) ⑥ 居宅訪問型保育 ⑦ 事業所内保育事業(地域枠)(2事業所) ※①~③は子ども・子育て支援法における「教育・保育施設」、④~⑦は「地 域型保育事業」です。 ※以上のほか、都独自の制度に基づく施設である「認証保育所」も需要量・供 給量の算出対象として含んでいます。 (2)区内における待機児の状況 国は平成 28 年6月2日に閣議決定した「ニッポン一億総活躍プラン」にお いて、平成 29 年度末までに待機児数をゼロにする目標を掲げています。当初 事業計画においても、待機児数の9割以上を占めている0~2歳の待機児を平 成 29 年度に解消することを目標としています。 しかし、平成 28 年4月1日現在における未就学児の待機児数は 376 人であ り、前年度に比べて保育園等の定員は 591 人増加したものの、待機児数の減少 は前年度に比べて2人に留まっています。 この結果は、出産後に仕事に復帰する女性の増加、これまで入所をあきらめ ていた人が入所希望に転じたこと、更に板橋区への人口流入の増加によって受 け皿の整備以上に利用申込が増加したこと等が原因であると考えられます。 以上より、待機児を解消するための需要量及び供給量(以下「需給量」とい う。 )の見直しにあたっては、保育需要の高まりや未就学人口の増加といった側 面を加味する必要があります。 (3)認定区分ごとの需給量見直し (ア)満3歳以上で、幼稚園等での教育を希望する未就学児(幼稚園、認定こど も園を利用)の需給量見直し(1号認定) 4 ※別紙1参照 第3章 中間期の見直しについて 需要量については、平成 27、28 年とも、各年4月1日現在における実績 値(入園児数)が事業計画に記載していた需要量の見込みを大幅に上回って いたため、実績値に合わせる見直しをしました。 また、供給量(定員数)については、実績値が事業計画に記載していた供 給量を大幅に下回っていたため、実績値に合わせる見直しを行いました。 以上の見直しにより、過不足数(供給量-需要量)については当初事業計 画に比べて減少しましたが、見直し後も 600 人以上の余裕がある状況です。 (イ)満3歳以上で、幼稚園等での教育を希望する未就学児以外(保育園、認定 こども園を利用)の需給量見直し(2号認定) ※別紙2参照 需要量については、平成 28 年4月1日現在における実績値(入園児数(= 定員数-欠員数)+待機児数)が、事業計画に記載していた平成 31 年度の 需要量の見込みをすでに 172 人超過していますので、人口推計の見直しによ り明らかになった就学前人口の増加見通し及び保育需要率の上昇を踏まえて、 需要量の見込みを増やす見直しを行いました。 また、供給量(定員数)については、需要量の見込みを増やす見直しに対 応するため、各地域の実情を踏まえて施設・事業の新設や定員の弾力化によ って供給量を増やす見直しを行いました。 以上の見直しにより、2号認定の需要量に対応できるだけの供給量を確保 していきます。 (ウ)満3歳未満で、保育園等での保育を希望する未就学児(保育園、認定こど も園、地域型保育事業を利用)の需給量見直し(3号認定) ※別紙3参照 1、2歳児の需要量については、平成 28 年4月1日現在における実績値 (入園児数(=定員数-欠員数)+待機児数)が、事業計画に記載していた 平成 31 年度の需要量の見込みをすでに 271 人超過していますので、人口推 計の見直しにより明らかになった就学前人口の増加見通し及び保育需要率の 上昇を踏まえて、需要量の見込みを増やす見直しを行いました。 0歳児の需要量については、人口推計の見直しにより明らかになった就学 前人口の増加見通し及び保育需要率の上昇を踏まえ、平成 28 年4月1日現 在における実績値(入園児数(=定員数-欠員数)+待機児数)に合わせて 需要量の見込みを増やす見直しを行いました。 また、供給量(定員数)については、需要量の見込みを増やす見直しに対 応するため、各地域の実情を踏まえて施設・事業の新設や定員の弾力化によ って供給量を増やす見直しを行いました。 以上の見直しにより、3号認定の需要量に対応できるだけの供給量を確保 していきます。 5 2 地域子ども・子育て支援事業の見直し 子ども・子育て支援法第 59 条では、各区市町村は自ら策定した子ども・子育 て支援事業計画に沿って、同法第1~13 号に掲げられている「地域子ども・子育 て支援事業(以下「13 事業」という。)を行うこととされています。 区では平成 27 年3月に事業計画を策定し、13 事業を実施してきましたが、今 回 13 事業の実績を調査したところ、うち6事業(後掲)について、①実績値と 事業計画の間に大きな乖離が見られたこと、②需要量の見込みや供給量を算出す るうえで用いていた人口推計について、最近の人口動態に合わせて見直したこと、 ③新たに施策を追加したこと により、平成 29 年度に予定していた中間期の見直 しを前倒しすることとしました。 13 事業のうち、今回の見直し対象となった6事業は以下のとおりです。 (1)利用者支援事業 (2)放課後児童健全育成事業 (3)子育て短期支援事業(宿泊型ショートステイ) (4)乳児家庭全戸訪問事業(新生児訪問事業、こんにちは赤ちゃん訪問事業) (5)①一時預かり事業(幼稚園)、②一時預かり事業(幼稚園以外) (6)病児保育事業 本書では次ページ以降、上記の見直し対象事業ごとに計画見直し前後の表をお 示します(その他7事業3については数値の見直しは行いません)。 区ではすべての子育て世帯を応援するため、様々な取り組みを実施しています。 下図は最近の取り組み事例(予定含む)を紹介したものです。 地域子育て支援広場「森のサロン*」の設置 「子育て情報コーナーすくすく*」の設置 *東京家政大学との連携協定により大学内に設置した0~ *イオン株式会社との連携協定により、イオンスタイル板橋 3歳対象の子育てひろばです。オリジナルの遊具や手作り 前野町及びイオン板橋店内の赤ちゃんの駅に、日頃の子育 玩具などで遊べるほか、子育てなどに関する相談・援助、 てに関する疑問や悩みなどを気軽に相談できる子育て情報 地域の子育て関連情報の提供、子育てに関する講習等を実 コーナーを設置しています。 施しています。 ※両店には親子で絵本を読める「いたばしボローニャ子ど も絵本館」PR スポットも併設しています。 いたばし 子ども CAP'S 児童館事業の展開 夢つむぐプロジェクト*の始動 ・「すくすくサロン*」の全館(26 館)への設置 *子どもの将来が生まれ育った環境によって左右されず、ま た貧困の世代を超えて連鎖しないよう、質の高い教育環境 の整備、生活支援等を総合的に推進します。 <29 年度新規事業例> ●板橋区版「英語村」の開設、中学生海外派遣事業 ●ひとり親臨時相談窓口の設置 ●ひとり親家庭実態調査 の実施 ●「家庭学習の手引き」作成 ●子育てナビアプ リの構築 等 *一日を通して気軽に交流や情報交換、子育ての悩みを 相談できる乳幼児親子専用室を設置しています。 ・「子育て相談エール*」の設置(5館) *専任相談員による子育て相談・支援を実施しています。 ・「ほっとサロン*」の設置(2館)、増設計画(3館) *発達が気になる乳幼児の支援プログラムを実施。29 年 度に1館、30 年度に2館を増設し、区内5地域での対 応を予定しています。 3 延長保育事業、実費徴収に係る補足給付を行う事業、多様な主体が本制度に参入することを促進する事業、養育支援訪問事 業、地域子育て支援拠点事業、子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)、妊婦健康診査 6 第3章 中間期の見直しについて (1)利用者支援事業 利用者支援事業とは、子ども及びその保護者が、子ども・子育てに関する支 援を円滑に利用できるよう、情報提供及び助言を行うとともに、関係機関との 連絡調整等を実施する事業をいいます。区では、平成 27 年4月から本庁舎に おいて、再任用の保育園長経験者6名(保育マイスター)が保育専門相談員と して、施設の利用支援を中心とした子育て相談に通年対応する「いたばし子育 て NAVI 事業」を実施しています。また、区立保育園全園(直営 39 園)にお いて、保育士が近隣に住む保護者からの子育てに対する相談に通年対応する事 業も実施しています4。 今回の見直しでは、平成 28 年4月から健康推進課・健康福祉センターにお いて、母子保健型の利用者支援事業「妊婦・出産ナビゲーション事業(いたば し版ネウボラ)」5を開始したため、目標事業量(供給量)に同事業(下表③) を追加しました。 【見直し後】 28年度 29年度 30年度 31年度 ①区役所に保育専門相談員を配置して、施設の利用支援を中 心に子育てに関わる相談を充実させます。 区全体 目標事業量 (供給量) ②親子が継続的に利用できる身近な施設である区立保育園を 活用した相談窓口を設置します。 ③全ての妊婦に保健師・助産師が面接を行い、子育て期にわ たるまでの切れ目ない支援を実施します。 【参考:見直し前】 27年度 28年度 29年度 30年度 31年度 区役所に保育専門相談員を配置して、施設の利用支援を中心 区全体 目標事業量 (供給量) に子育てに関わる相談を充実させます。 また、親子が継続的に利用できる身近な施設である区立保育 園を活用した相談窓口を設置します。 5 全ての妊婦に保健師・助産師が面接を行い、子育て期にわたるまでの切れ目ない支援を実施する事業 7 (2)放課後児童健全育成事業 放課後児童健全育成事業とは、保護者が就労等により昼間家庭にいない小学 校の児童に対し、授業の終了後に安心・安全な居場所を確保し、放課後の体験・ 交流活動を通じて、健全な育成を図る事業をいいます(区では「きらきらタイ ム」と呼称)。 当初事業計画策定時は、ニーズ調査に基づく想定計算結果をもって需要量の 見込みとしていましたが、平成 27、28 年度における登録者数実績との間に乖 離が見られたため、実績を踏まえて平成 29 年度以降の需要量の見込みを見直 すこととしました。見直しに当たっては、平成 28 年 4 月から開始した土曜日 のあいキッズも反映しています。 また、人口推計を供給量としているため、人口推計の見直しに合わせて平成 29 年度以降の供給量も見直しました。更に区が一体型として実施している放課 後子ども教室事業(さんさんタイム)の登録者数も記載しました。 【見直し後】 (単位:人) 27 年度(計画) 1~3 年生 27 年度(実績) 4~6 年生 量の見込み(需要量) 5,657 5,386 目標事業量(供給量) 11,676 11,116 1~3 年生 4~6 年生 28 年度(計画) 1~3 年生 2,889 38 (8,094) (9,654) 11,835 29 年度 11,334 28 年度(実績) 4~6 年生 5,674 5,374 11,711 11,091 30 年度 1~3 年生 11,987 31 年度 1~3 年生 4~6 年生 1~3 年生 4~6 年生 1~3 年生 4~6 年生 量の見込み(需要量) 3,661 1,101 3,703 1,743 3,766 1,794 目標事業量(供給量) 12,053 11,580 12,139 11,875 12,423 12,046 ※全ての区立小学校で実施するため、供給量は該当する年齢の人口推計(29 年度以降は人口推計見直し後の値) ※表中カッコ内は放課後子ども教室事業(さんさんタイム)の登録者数実績 【参考:見直し前】 (単位:人) 25 年度(実績) 量の見込み(需要量) 27 年度 1~3 年生 4~6 年生 ─ ─ 目標事業量(供給量) ― 29 年度 28 年度 1~3 年生 4~6 年生 1~3 年生 4~6 年生 5,657 5,386 5,674 5,374 11,676 11,116 11,711 11,091 30 年度 31 年度 1~3 年生 4~6 年生 1~3 年生 4~6 年生 1~3 年生 4~6 年生 量の見込み(需要量) 5,754 5,364 5,724 5,485 5,779 5,500 目標事業量(供給量) 11,877 11,071 11,815 11,320 11,927 11,353 8 4~6 年生 3,576 525 (7,896) (9,830) 11,361 第3章 中間期の見直しについて (3)子育て短期支援事業(宿泊型ショートステイ) 子育て短期支援事業(宿泊型ショートステイ)とは、保護者の疾病等の理由 により、家庭において養育が困難となった児童について、児童養護施設等に入 所させ必要な保護を行う事業をいいます。 区では子育て短期支援事業として、社会福祉法人松葉の園が運営する専用施 設で「ショートステイ」を実施しており、平成 28 年度からショートステイと トワイライトステイを合わせた定員を6名に増やしました。 また、平成 28 年度からは、施設(中野区:聖オディリアホーム乳児院)に おいて生後 43 日から2歳未満のお子さんを養育する宿泊型ショートステイ事 業「乳児ショートステイ」(定員2名)も開始しました。 以上の定員増を踏まえ、平成 28 年度以降の供給量を見直したほか、需要量 についても当初の需要量の見込みと実績との間に乖離が見られたことを踏まえ、 平成 28 年度以降の需要量の見込みも見直しました。 【見直し後】 (単位:延べ人数) 27 年度 27 年度 (計画) (実績) 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 量の見込み(需要量)(A) 400 460 496 496 496 496 目標事業量(供給量)(B) 472 472 1,351 1,351 1,351 1,351 72 12 855 855 855 855 過不足(B)-(A) ※平成 28 年4月からの定員増に伴う 28 年度以降の供給量の算出方法は P13 参照 【参考:見直し前】 (単位:延べ人数) 25 年度 (実績) 量の見込み(需要量)(A) 目標事業量(供給量)(B) 過不足(B)-(A) ─ 397 ─ 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 400 400 400 400 400 472 472 472 472 472 72 72 72 72 72 9 (4)乳児家庭全戸訪問事業(新生児訪問事業、こんにちは赤ちゃん訪問事業) 乳児家庭全戸訪問事業とは、乳児のいる家庭を訪問することにより、乳児・ 保護者の養育環境等を把握し、子育てに関する情報提供をするとともに、保護 者と子の健康管理や育児についての相談・助言等を行う事業をいいます。 区では、新生児訪問事業6とこんにちは赤ちゃん訪問事業7の2事業を合わせ て乳児家庭全戸訪問事業として実施しています。 本事業では0歳児の人口推計を需要量としていますが、人口推計を見直した ため、平成 29 年度以降の需要量の見込みを見直すこととしました。 【見直し後】 (単位:人) 27 年度(実績) (訪問 (うち 面会率 対象数) 面会数) 27 年度 (計画) 量の見込み (需要量) 4,506 4,618 目標事業量 (供給量) 4,382 28 年度 94.9% 29 年度 4,617 30 年度 4,660 31 年度 4,710 4,755 全ての対象者に事業を実施する。 ※需要量は0歳児の人口推計(28 年度は4月1日時点の実績値。29 年度以降は人口推計見直し後の値) 【参考:見直し前】 (単位:人) 25 年度 (実績) 量の見込み (需要量) ─ 目標事業量 (供給量) 4,302 27 年度 28 年度 4,506 4,401 29 年度 4,522 30 年度 4,416 31 年度 4,538 全ての対象者に事業を実施する。 ※需要量は0歳児の人口推計 6 母子健康手帳に添付されている出生通知票を区へ提出した方を保健師又は委託助産師が訪問し、母子の健康相談を行う事業 出生通知票の提出がない方に子育てサポーターが訪問し、区の子育て支援に関する情報を提供する事業 7 10 第3章 中間期の見直しについて (5)①一時預かり事業(幼稚園) 幼稚園における一時預かり事業とは、保護者の育児負担の軽減と社会参加の 機会を確保するため、幼稚園における通常の教育時間外に幼稚園内で幼稚園児 等を保育する事業をいいます。 今回、27 年度における需要量の実績を確認したところ、事業計画における需 要量の見込みとの間に大きな乖離が見られました。このため、平成 28 年度以 降の需要量の見込みを実績に合わせて見直し、供給量についても各地域の実情 を踏まえ、実態に即して設定することとしました。 【見直し後】 (単位:延べ人数) 区全体 27 年度 (実績) 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 量の見込み(需要量) (A) 138,330 142,545 142,545 142,545 142,545 目標事業量(供給量) (B) 184,079 185,309 185,309 185,309 185,309 45,749 42,764 42,764 42,764 42,764 過不足(B)-(A) 地域別内訳 板橋 常盤台 志村 赤塚 高島平 量の見込み(需要量) 12,173 12,544 12,544 12,544 12,544 目標事業量(供給量) 34,976 16,307 16,307 16,307 16,307 量の見込み(需要量) 24,960 25,658 25,658 25,658 25,658 目標事業量(供給量) 24,849 33,356 33,356 33,356 33,356 量の見込み(需要量) 18,426 18,959 18,959 18,959 18,959 目標事業量(供給量) 44,363 24,646 24,646 24,646 24,646 量の見込み(需要量) 49,742 51,316 51,316 51,316 51,316 目標事業量(供給量) 44,363 66,711 66,711 66,711 66,711 量の見込み(需要量) 33,029 34,068 34,068 34,068 34,068 目標事業量(供給量) 35,528 44,289 44,289 44,289 44,289 ※28 年度以降の見直し方法 【量の見込み(需要量) 】 区全体の需要量の見込みについては、26 年度実績(延べ 146,759 人)と 27 年度実績(延べ 138,330 人) の平均値(延べ 142,545 人)を 28 年度以降に適用しました。各地域の需要量の見込みについては、27 年度 の各地域の実績が区全体の実績に占める割合(板橋 8.8%、常盤台 18.0%、志村 13.3%、赤塚 36.0%、高 島平 23.9%)を、28 年度以降の区全体の需要量の見込みにかけて算出しました。 なお、現在、区内の幼稚園では、子ども・子育て支援法に基づく一時預かりではなく、区独自の預かり保育 を実施していますので、子ども・子育て支援法上の認定区分である1号認定区分と2号認定区分(ニーズ量調 査において2号認定区分であるが幼稚園への入園意向の強い方)の需要量を分けて掲載する必要がない状態と なっています。このため、計画終了年度までは区独自の預かり保育推進補助金に基づく一時預かり事業の需要 量の見込みを記載することとしました。 【目標事業量(供給量)】 常盤台・赤塚地域の 27 年度実績において、供給量が需要量を下回ったことを踏まえ、見直しを図りました。 長時間預かりの実施幼稚園が今年度、4園から6園に増加している点を考慮し、前述した需要量の 26、27 年 度実績の平均値(延べ 142,545 人)を 30%増加させた延べ 185,309 人を供給量としました。各地域の供給 量については需要量の算出方法に準じた方法で算出し、地域ごとの需要量に応じた、きめ細やかな数値を設定 しました。 11 【参考:見直し前】 (単位:延べ人数) 27 年度 区全体 量の見込み (需要量) 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 1 号認定 53,112 53,618 53,809 54,457 54,574 2 号認定 121,070 122,224 122,658 123,137 124,403 合計(A) 174,182 175,842 176,467 177,594 178,977 184,079 184,079 184,079 184,079 184,079 9,897 8,237 7,612 6,485 5,102 目標事業量(供給量)(B) 過不足(B)-(A) 地域別内訳 板橋 常盤台 志村 赤塚 高島平 量の見込み(需要量) 33,094 33,411 33,529 33,744 34,007 目標事業量(供給量) 34,976 34,976 34,976 34,976 34,976 量の見込み(需要量) 23,514 23,738 23,822 23,975 24,161 目標事業量(供給量) 24,849 24,849 24,849 24,849 24,849 量の見込み(需要量) 41,978 42,378 42,529 42,800 43,133 目標事業量(供給量) 44,363 44,363 44,363 44,363 44,363 量の見込み(需要量) 41,978 42,378 42,529 42,800 43,133 目標事業量(供給量) 44,363 44,363 44,363 44,363 44,363 量の見込み(需要量) 33,029 33,937 34,058 34,275 34,543 目標事業量(供給量) 35,528 35,528 35,528 35,528 35,528 ②一時預かり事業(幼稚園以外) 事業計画における「一時預かり事業(幼稚園以外)」とは、次の(ア)~(ウ) をいいます。 (ア)保護者の育児疲れや急病、断続的・短時間勤務等の理由で子どもを保育 できないときに保育園で一時的に子どもを預かる「一時保育」(保育園一 時預かり事業) (イ)通院や地域活動への参加等により子どもの保育ができないとき保護者に 代わって短時間の保育サービスを行う区民の主体的な子育て援助活動支 援事業である「ファミリー・サポート・センター事業」(未就学児分) (ウ)一時的に養育に困る場合、子どもを区が委託する家庭的な施設で 16~ 22 時までの最長6時間預かる「トワイライトステイ事業」 今回、平成 27 年度における需要量の実績を確認したところ、事業計画にお ける需要量との間に大きな乖離が見られました。このため、平成 27 年度の需 要量の実績を平成 28 年度以降の需要量の見込みに適用する見直しを行いまし た。 また、平成 28 年度からショートステイとトワイライトステイを合わせた定 員を5名から6名に増やしたため、平成 28 年度以降のトワイライトステイの 供給量について、見直しを行うこととしました。 12 第3章 中間期の見直しについて 【見直し後】 (単位:延べ人数) 量の見込み(需要量)(A) 区全体 27 年度 27 年度 (計画) (実績) 38,837 12,914 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 12,914 12,914 12,914 12,914 一時預かり事業 3,890 5,740 5,740 5,740 5,740 5,740 目標事業量 (供給量)(B) 子育て援助活動支援事業 40,338 40,338 40,338 40,338 40,338 40,338 トワイライトステイ 281 281 307 307 307 307 5,672 33,445 33,471 33,471 33,471 33,471 過不足(B)-(A) 地域別内訳 板橋 量の見込み(需要量) 一時預かり事業 子育て援助活動支援事業 目標事業量 (供給量) 量の見込み(需要量) 常盤台 志村 赤塚 目標事業量 一 時 預 か り 事 業 (供給量) 子育て援助活動支援事業 量の見込み(需要量) 目標事業量 一 時 預 か り 事 業 (供給量) 子育て援助活動支援事業 量の見込み(需要量) 目標事業量 一 時 預 か り 事 業 (供給量) 子育て援助活動支援事業 量の見込み(需要量) 高島平 目標事業量 (供給量) 一時預かり事業 子育て援助活動支援事業 8,233 1,223 7,129 2,766 1,223 7,129 2,766 1,223 7,129 2,766 1,223 7,129 2,766 1,223 7,129 2,766 1,223 7,129 5,515 1,330 6,600 8,738 616 7,811 8,894 461 10,777 3,795 1,330 6,600 2,450 1,320 7,811 1,886 903 10,777 3,795 1,330 6,600 2,450 1,320 7,811 1,886 903 10,777 3,795 1,330 6,600 2,450 1,320 7,811 1,886 903 10,777 3,795 1,330 6,600 2,450 1,320 7,811 1,886 903 10,777 3,795 1,330 6,600 2,450 1,320 7,811 1,886 903 10,777 7,457 1,789 1,789 1,789 1,789 1,789 260 8,021 964 8,021 964 8,021 964 8,021 964 8,021 964 8,021 ※トワイライトステイの提供区域は区全域で1つの地域とします。 ※平成 28 年4月からの定員増に伴う 28 年度以降の供給量の算出方法は次のとおりです。 ◆松葉の園におけるトワイライトステイ及び宿泊型ショートステイの供給量の算出方法 <トワイライトステイ> 定員6名×365 日=2,190 人日 27 年度ショートステイ日帰り延べ人数 813 人日…① 〃 宿泊型ショートステイ延べ人数 402 人日…② ①+②=1,215…③ 〃 トワイライトステイ延べ人数 199 人日…④ ④÷(③+④)=0.14 ショートステイとトワイライトステイ全体の延べ人数に占めるトワイライトステイ延べ人数 2,190 人日×0.14=307 人日 <宿泊型ショートステイ(P9)> ③÷(③+④)=0.86 ショートステイとトワイライトステイ全体の延べ人数に占めるショートステイの延べ人数 2,190×0.86=1,883 人日 ②÷③=0.33 ショートステイ全体の延べ人数に占める宿泊型ショートステイの延べ人数 1,883 人日×0.33=621 人日…⑤ ◆聖オディリアホーム乳児院における宿泊型ショートステイの供給量の算出方法 定員2名×365 日=730 人日…⑥ ⑤+⑥=1,351 人日 13 【参考:見直し前】 (単位:延べ人数) 量の見込み(需要量)(A) 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 38,938 38,336 38,994 39,392 目標事業量 子育て援助活動支援事業 (供給量)(B) トワイライトステイ 3,890 3,890 5,740 5,740 5,740 5,740 10,280 40,338 40,338 40,338 40,338 40,338 過不足(B)-(A) ─ 一時預かり事業 区全体 25 年度 27 年度 (実績) ─ 38,837 230 281 281 281 281 281 5,672 7,421 8,023 7,365 6,967 8,233 1,223 7,129 5,515 1,330 6,600 8,738 616 7,811 8,894 461 10,777 8,255 1,223 7,129 5,529 1,330 6,600 8,761 1,320 7,811 8,917 903 10,777 8,127 1,223 7,129 5,444 1,330 6,600 8,625 1,320 7,811 8,779 903 10,777 8,266 1,223 7,129 5,537 1,330 6,600 8,774 1,320 7,811 8,930 903 10,777 8,351 1,223 7,129 5,594 1,330 6,600 8,863 1,320 7,811 9,021 903 10,777 7,457 7,476 7,361 7,487 7,563 260 260 目標事業量 一 時 預 か り 事 業 (供給量) 子育て援助活動支援事業 ─ 8,021 ※トワイライトステイの提供区域は区全域で1つの地域とします。 964 8,021 964 8,021 964 8,021 964 8,021 地域別内訳 板橋 常盤台 志村 赤塚 量の見込み(需要量) 目標事業量 一 時 預 か り 事 業 (供給量) 子育て援助活動支援事業 量の見込み(需要量) 目標事業量 一 時 預 か り 事 業 (供給量) 子育て援助活動支援事業 量の見込み(需要量) 目標事業量 一 時 預 か り 事 業 (供給量) 子育て援助活動支援事業 量の見込み(需要量) 目標事業量 一 時 預 か り 事 業 (供給量) 子育て援助活動支援事業 量の見込み(需要量) ─ 1,223 ─ ─ 1,330 ─ ─ 616 ─ ─ 461 ─ ─ 高島平 14 第3章 中間期の見直しについて (6)病児保育事業 「病児保育事業」とは、子どもが病気の回復期又は回復期に至らない場合で 医療機関にかかる必要はないが、保育園・幼稚園等に通園できないときに医療 機関等で一時的に保育を行う事業をいいます。 需要量の平成 25 年度実績が4か所(延べ 2,872 人)、平成 26 年度実績が4 か所(延べ 2,852 人)、平成 27 年度実績が4か所(延べ 3,091 人。アンマッ チ件数8は含まない。)であり、事業計画における需要量の見込みとの間に大き な乖離が見られたことから、需要量の見込みを見直すこととしました。 また、直近で事業を開始した施設の定員設定が3名となったことを含め、当 初事業計画策定時に想定していた供給量(施設合計定員/日×運営日数)と実 際の供給量に大きな乖離が見られたため、修正することとしました。 なお、本事業の現時点での実施施設は板橋・常盤台・志村・高島平の4地域 に1か所ずつ設置されているため、今後は赤塚地域での実施について引き続き 検討していきます。 【見直し後】 区全体 27 年度 (計画) 27 年度 (実績) 量の見込み (延べ人数) (需要量)(A) 8,073 3,091 3,091 3,091 3,091 3,091 (延べ人数) 7,032 5,082 6,534 6,534 6,534 6,534 4 4 5 5 5 5 -1,041 1,991 3,443 3,443 3,443 3,443 目標事業量 (供給量)(B) 過不足 (B)-(A) (か所) (延べ人数) 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 ※27 年度の需要量の実績(3,091 人日)は受け入れ件数(アンマッチ件数は含んでいません) ※27 年度の供給量の実績(5,082 人日)の内訳 27 年度定員 21 人(医師会6人、帝京6人、いわた6人、キッズタウン向原3人)×運営日数 242 日 ※27 年度の供給量の実績が計画(7,032 人日)と異なった理由は、計画策定時には定員 24 名×運営日数 293 日=7,032 人日で計算していたことによります。 ※アンマッチ件数を含めた年間需要量の実績が年間供給量の実績より少ない場合でも、特定の日に利用者が集 中した場合は定員を超える人数についてお断りをするケースがあります。 【参考:見直し前】 25 年度 (実績) 量の見込み (延べ人数) (需要量)(A) 区全体 目標事業量 (供給量)(B) 過不足 (B)-(A) (延べ人数) 28 年度 29 年度 30 年度 31 年度 ─ 8,073 8,121 8,171 8,189 8,240 2,872 7,032 8,790 8,790 8,790 8,790 4 4 5 5 5 5 -1,041 669 619 601 550 (か所) (延べ人数) 27 年度 ─ 8 特定の日に利用者が集中した場合に定員を超える人数についてお断りをした件数 15
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