八戸エリアにおける電源接続案件募集プロセス募集要領説明会時の質疑応答 《Q1》 今回の入札対象工事の工事費負担金額は約18.1億円とのことであるが,これ以上の工事 費が入札で集まった場合,扱いはどのようになるのか。 《A1》 説明会資料P34のとおり,入札対象設備の必要工事費を越えた分については,工事費負担 金契約時に皆様一律に入札負担金単価を減額するよう補正を行います。当社が必要以上の 工事費負担金を頂くことはありません。 《Q2》 説明会資料P15のように仮に馬渕線以下に連系になった場合,トータルの工事費負担金は 馬渕線の増強工事費・入札対象工事費・基幹系統の増強工事費・アクセス線等の連系にか かわる工事費の合計になるということか。 《A2》 ご理解のとおりです。 《Q3》 説明会資料P36について,現時点で設備認定を取得しておらず,接続検討の申込み時点で 設備認定通知書の写しを提出することが出来ない場合はどのように扱われるのか。必要と なる場合,後日郵送としてもかまわないか。 《A3》 募集プロセスの応募申込みの中で提出が必要となるものは,応募申込書と接続検討申込 書になります。募集プロセス応募前に,既に契約申込み(同時申込みを含む)を行ってお り,同申込みの維持を希望する場合は,説明会資料P36記載のとおり,設備認定通知書(写) 等が必要となります。なお,応募以降,設備認定を取得のうえ同時申込みを希望される場 合は,設備認定取得後に設備認定通知書(写)と契約申込書の提出をお願いいたします。 《Q4》 説明会資料P66についてだが,今回の八戸エリア募集プロセスに応募した場合,最短で何 年度のFIT調達価格が適用されるか 《A4》 平成29年4月1日以降(改正FIT法施行後)のFIT調達単価は,詳細運用について現在パブ リックコメント中ですが,接続契約締結後に取得可能となる設備認定時の年度単価が適用 されると資源エネルギー庁のHP等で公表されております。改正FIT法施工後に設備認定 を取得する事業者につきましては,本募集プロセスの完了予定日が平成29年10月下旬頃を 予定しているため,募集プロセス完了後の接続契約・認定取得が平成29年度中に完了した 場合,平成29年度単価が適用となる見込みです。募集プロセスのスケジュール変更や,諸 手続きの遅延等により,設備認定取得が平成30年度となった場合は,平成30年度単価が適 用となる見込みですので予めご了承願います。 《Q5》 平成29年4月1日(改正FIT法施行後)の段階で電力会社と契約締結にいたっていない案件 は認定取消しとなるため,空き容量が生じると考えられるが,募集プロセス内でこの扱い はどうなるのか。また,生じた空き容量に対して,従来どおりに接続検討を受付できるよ うになるのか。 《A5》 八戸募集エリア内で空き容量が生じた場合は,今回の募集プロセス内の募集容量に充当 いたします。募集プロセスの実施中において空き容量が生じる場合であっても,接続検討 申込みに対する回答は募集プロセスの終了後となります。 《Q6》 要領P7について,八戸エリアと東北北部エリアの募集プロセスの実施時期が重なってい るが,八戸エリアで優先系統連系希望者とならなかった場合,東北北部エリアへ応募する ことは可能か。 《A6》 八戸エリアにつきましては,これと対象エリアが重複する東北北部エリアの募集プロセ スが開始されているため,応募容量(応募者の最大受電電力の合計)が,八戸エリアの募 集プロセス開始時に確保した暫定的な容量27.4万kWを超える状況であっても,すべ ての応募電源を連系可能とする系統増強対策は提示いたしません。 このため,このような状況に限り,すべての応募電源を連系可能とする系統増強対策を提 示することに替えて,八戸エリアの募集プロセスに応募したが優先系統連系希望者となら なかった場合は,東北北部エリアの募集プロセスへの応募を可能と取扱うものです。 なお,本取扱いの適用については,八戸エリアの募集プロセスの応募状況が確定した以降, 広域機関と協議の上で決定いたします。 《Q7》 説明会資料P66について,太陽光の平成27・28年度の太陽光の項目に「但し,電力会社側 の理由で接続契約締結に至っていない場合,設備認定と契約申込み(同時申込みを含む) のいずれか遅い方の翌日から270日後の調達価格適用」との記載があるが,今回の八戸エ リア募集プロセスは「電力会社側の理由」に含まれるのか。 《A7》 既に契約申込み(同時申込みを含む)を実施している発電事業者が募集プロセスに応募 される場合も,270日ルールは適用となります。既に同時申込みが完了しており,接続 契約締結未締結の応募者が最終的に優先系統連系希望者となった場合は,既受付済の系統 連系申込み日を起点として270日経過後の日が属する年度の価格が適用可能となりま す。 《Q8》 八戸エリア募集プロセスには参加しないで,全額負担することを条件として,申込みを することは可能か。 《A8》 募集プロセスが開始されているエリアに対する単独での申込については,募集プロセス の終了後に受付が可能となります。なお,今回は八戸エリアに加えて東北北部エリアも開 始となっているため,その両方が終了後に受付が可能となります。 《Q9》 同一地点で八戸エリアと東北北部エリアで容量を変えて応募することは可能か。 《A9》 今回の募集容量である8.4万kWを超える容量で応募することは可能ですが,同一地 点で容量を変えて双方の募集プロセスに応募することはできません。 なお,八戸エリアにつきましては,これと対象エリアが重複する東北北部エリアの募集プ ロセスが開始されているため,応募容量(応募者の最大受電電力の合計)が,八戸エリア の募集プロセス開始時に確保した暫定的な容量27.4万kWを超える状況であっても, すべての応募電源を連系可能とする系統増強対策は提示いたしません。 このため,このような状況に限り,すべての応募電源を連系可能とする系統増強対策を提 示することに替えて,八戸エリアの募集プロセスに応募したが優先系統連系希望者となら なかった場合は,東北北部エリアの募集プロセスへの応募を可能と取扱うものです。 なお,本取扱いの適用については,八戸エリアの募集プロセスの応募状況が確定した以降, 広域機関と協議の上で決定いたします。 《Q10》 発電所の連系可能時期について,入札対象工事のほかすべての工事が完了した段階か, それともアクセス送電線等の個別の連系にかかわる工事が完了した時点か。 《A10》 すべての工事が完了した段階で連系が可能となります。 《Q11》 入札の仕組みとして,入札額の高い順に並べて募集容量を超過した事業者以降は優先系 統連系事業者にはなれないという話だが,仮に3番手の事業者が募集容量を超過している が4番手の事業者が募集容量内となる場合,4番手と3番手を入れ替えるケースはあるのか。 《A11》 入札額順で決めさせていただくため,ご質問のように順位を入れ替えて落札とすること はいたしません。 《Q12》 説明会資料P16について,基幹系統増強分の工事費が今回の八戸エリア募集プロセスでの 割当として28億円程度となっているが,その算定根拠を教えて欲しい。 《A12》 当社で想定している基幹系統増強工事費に対して,増強後に生まれる空き容量と今回八戸 エリアで募集する容量8.4万kWとの容量按分で算定しております。 《Q13》 募集容量以上に応募があり,入札対象工事の内容が変更となった場合,基幹系統増強工 事費の割当についても変更となるという認識でよいか。 《A13》 ご理解のとおりです。 《Q14》 説明資料P16について,基幹系統増強工事の工期11年に対して「増強前の連系が可能とな る場合がある」と説明がある。これは,八戸エリアの入札対象工事の工期4年が終了して から,基幹系統の工期が7年残っているが,最大で11年先でないと連系が出来ない場合が あるということか。 《A14》 入札の結果,優先系統連系希望者になった事業者さまへ,基幹系統増強の費用負担に応 じた上で,この工事の完了を待たずに連系するための手続きについてご案内いたします。 この手続きを行っていただくことで基幹系統増強の完了前に連系が可能となる場合があ ります。なお,実際にいつ頃から連系できるかについては,接続検討の回答にてお知らせ したいと考えております。 以上
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