平成 28 年度 第8回岩手県大規模事業評価専門委員会 日 時 平成 29 年2月 14 日(火)11:00~12:00 場 所 マリオス 次 1 開 会 2 挨 拶 3 議 事 18 階 186 会議室 第 (1)農業農村整備事業の評価指標の区分の一部変更について (2)平成 29 年度大規模事業評価専門委員会の開催予定について (3)その他 4 閉 会 平成 28 年度第8回岩手県大規模事業評価専門委員会座席表 日 時:平成 29 年2月 14 日(火)11:00~12:00 場 所:マリオス 18 階 186 会議室 出入口 専門委員長 秋山委員○ ○加藤委員 録音 装置 宇佐美委員○ ○越谷委員 小山田委員○ ◯島田委員 ○ ○ ○ 政策監 ○ ○ 農村計画課 記 政策推進室 ○ 関係課 ○ 関係課 ○ 関係課 傍 ◯ 聴 ◯ ◯ ○ ○ ○ 関係課 受 席(5 席) ◯ ○ 出入口 ○ ○ ◯ ○ ○ ○ ○ 席(5席) ○ ○ 者 ○ ○ ○ 付 岩⼿県⼤規模事業評価専⾨委員会委員名簿(五⼗⾳順) ⽒ 名 秋 ⼭ 信 愛 宇佐美 誠 史 ⼩⼭⽥ サナヱ 加 藤 徹 河 野 達 仁 越 ⾕ 信 佐々⽊ 幹 夫 島 ⽥ 直 明 職 専⾨分野 税理⼠法⼈秋⼭会計事務所 所⻑ 公認会計⼠・税理⼠ 企業会計 岩⼿県⽴⼤学総合政策学部 交通⼯学 講師 国⼟計画 のぞみ設計室 備 考 建築学 代表 宮城⼤学 農業⼟⽊ 名誉教授 農村計画 東北⼤学⼤学院情報科学研究科 教授 費⽤便益分析 交通・都市計画 岩⼿⼤学理⼯学部 地質学 教授 ⼋⼾⼯業⼤学⼤学院 ⽔⼯学 教授 岩⼿県⽴⼤学総合政策学部 准教授 植⽣学 環境⽣態学 (敬称略) 1 平成 28 年度第8回大規模事業評価専門委員会 配付資料一覧 ○資料 No.1 農業農村整備事業の評価指標の区分の一部変更について ◯資料 No.2 平成 29 年度大規模事業評価専門委員会の開催スケジュールに ついて 参考資料1 被災地の状況を踏まえた公共事業評価の実施状況について 2 資料№1 農業農村整備事業の評価指標の区分の一部変更について かんがい排水事業等の評価指標である「農地集積達成率」について、直近のデータに基 づき以下のとおり区分の見直しを行うもの。 農地集積達成率 直近の数値である平成 27 年度の県平均値が 56.0%であることから、県平均値が中 位区分となるよう次のとおり区分を変更する。 現行の区分 ※ 改正案 配点 ・65%以上 ・75%以上 ・55%以上~65%未満 ・65%以上~75%未満 8 ・45%以上~55%未満 ・55%以上~65%未満 6 ・35%以上~45%未満 ・45%以上~55%未満 4 ・35%未満 ・45%未満 2 10 農地集積達成度は関係市町村の耕地面積における担い手農家等を対象とした農地集積面 積の割合。 ※ 農業生産基盤の整備を通じて効率的・安定的な担い手の育成や、食糧自給率の向上に資 することを事業目的としているため、担い手農家等への農地の集積率が高いほど事業実施 の必要性が高いと判断している。 3 4 備考 熟 度 (20点) 効 率 性 (20点) 緊 急 性 (20点) 重 要 性 (15点) 必 要 性 (25点) 評価項目 対象事業 別記1 別記 1 ・85%以上 ・75%以上~85%未満 ・65%以上~75%未満 ・55%以上~65%未満 ・55%未満 ・区分の変更 ・改正部分は下線の部分 計(100点) (1)関連事業の有無 ・あり(重要) (10点) ・あり(普通) ・なし (2)用水不足状況 ・80%以上 (10点) ・60%以上~80%未満 ・40%以上~60%未満 ・20%以上~40%未満 ・20%未満 (3)排水不良状況 ・80%以上 (10点) ・60%以上~80%未満 ・40%以上~60%未満 ・20%以上~40%未満 ・20%未満 (1)費用便益比(B ・1.09以上 /C) ・1.06~1.08 (10点) ・1.03~1.05 ・1.00~1.02 ・1.00未満 (2)10aあたり事業 ・300千円未満(700千円未満) 費 ・300千円以上~450千円未満(700千円以上~850千円未満) (10点) ・450千円以上~600千円未満(850千円以上~1,000千円未満) ・600千円以上~750千円未満(1,000千円以上~1,150千円未満) ・750千円以上(1,150千円以上) (1)同意率 ・99%以上 (10点) ・94%以上~99%未満 ・91%以上~94%未満 ・2/3以上~91%未満 ・2/3未満 (2)推進組織の活動 ・非常に積極的 状況 ・積極的 (5点) ・普通 ・劣る ・大いに劣る (3)市町村の支援体 ・非常に積極的 ・積極的 制 ・普通 (5点) ・劣る ・大いに劣る (2)認定農業者数の 目標達成率(市町 村) (10点) 10 5 0 10 8 6 4 2 10 8 6 4 2 10 7.5 5 2.5 0 10 8 6 4 2 10 7.5 5 2.5 0 5 3.75 2.5 1.25 0 5 3.75 2.5 1.25 0 10 8 6 4 2 10 8 6 4 2 5 3.75 2.5 1.25 0 (2)農地集積達成率 ・65%以上 (市町村) ・55%以上~65%未満 (10点) ・45%以上~55%未満 ・35%以上~45%未満 ・35%未満 (1)地域振興計画等 ・4項目以上該当 との整合性 ・3項目該当 (5点) ・2項目該当 ・1項目該当 ・該当なし 配点 15 11.25 7.5 3.75 区 分 (1)米主産地度(市 ・特に優(4項目以上該当) 町村) ・優(3項目該当) (15点) ・平均的(2項目該当) ・劣(1項目以下該当) 評価指標 ・かんがい排水事業、 ・農業用水再編対策事業 大規模公共事業の評価に係る事業別評価指標及び配点 改正前 別紙「農業農村整備事業に係る評価指標の具体的 な評価区分」参照 別紙「農業農村整備事業に係る評価指標の具体的 な評価区分」参照 ( )は排水路又は用排兼用水路の場合 排水不良状況=排水不良面積/排水受益面積 事業内容によってどちらか計上する。 両方該当する場合は、点数をそれぞれ1/2に して計上する。 ・あり(重要):2事業又は他省庁事業が関連事業と して位置付けられている ・あり(普通):併せ事業等が位置付けられている 用水不足状況=不足用水量/必要用水量 ①市町村発展計画に登載されている、②市町村農 振計画と整合が図られている、③経営基盤強化促 進法と整合が図られている(育成する担い手の経営 規模等が市町村目標の水準に達する計画である)、 ④市町村の奨励作物を営農計画に位置付けてい る、⑤事業管理計画に登載されている。 ①1等米比率が県平均以上、②単収が県平均以 上、③特別栽培米が作付されている、④担い手の水 稲作付面積が県平均以上、⑤契約栽培(結び付き) が行われている 備 考 農林水産部(農政) 1 熟 度 (20点) 効 率 性 (20点) 緊 急 性 (20点) 重 要 性 (15点) 必 要 性 (25点) 評価項目 対象事業 別記1 別記 1 新旧対照表 改正後 配点 計(100点) ・99%以上 ・94%以上~99%未満 ・91%以上~94%未満 ・2/3以上~91%未満 ・2/3未満 (2)推進組織の活動 ・非常に積極的 状況 ・積極的 (5点) ・普通 ・劣る ・大いに劣る (3)市町村の支援体 ・非常に積極的 制 ・積極的 (5点) ・普通 ・劣る ・大いに劣る (1)同意率 (10点) (2)10aあたり事業費 ・300千円未満(700千円未満) (10点) ・300千円以上~450千円未満(700千円以上~850千円未満) ・450千円以上~600千円未満(850千円以上~1,000千円未満) ・600千円以上~750千円未満(1,000千円以上~1,150千円未満) ・750千円以上(1,150千円以上) 10 7.5 5 2.5 0 5 3.75 2.5 1.25 0 5 3.75 2.5 1.25 0 10 8 6 4 2 10 8 6 4 2 10 8 6 4 2 10 7.5 5 2.5 0 ・80%以上 ・60%以上~80%未満 ・40%以上~60%未満 ・20%以上~40%未満 ・20%未満 (3)排水不良状況 ・80%以上 (10点) ・60%以上~80%未満 ・40%以上~60%未満 ・20%以上~40%未満 ・20%未満 (1)費用便益比(B/ ・1.09以上 C) ・1.06~1.08 (10点) ・1.03~1.05 ・1.00~1.02 ・1.00未満 (2)用水不足状況 (10点) 10 8 6 4 2 10 8 6 4 2 5 3.75 2.5 1.25 0 15 11.25 7.5 3.75 10 5 0 区 分 (1)関連事業の有無 ・あり(重要) (10点) ・あり(普通) ・なし (2)認定農業者数の ・85%以上 目標達成率(市町村) ・75%以上~85%未満 (10点) ・65%以上~75%未満 ・55%以上~65%未満 ・55%未満 ・75%以上 ・65%以上~75%未満 ・55%以上~65%未満 ・45%以上~55%未満 ・45%未満 (1)地域振興計画等 ・4項目以上該当 との整合性 ・3項目該当 (5点) ・2項目該当 ・1項目該当 ・該当なし (2)農地集積達成率 (市町村) (10点) (1)米主産地度(市町 ・特に優(4項目以上該当) 村) ・優(3項目該当) (15点) ・平均的(2項目該当) ・劣(1項目以下該当) 評価指標 ・かんがい排水事業、 ・農業用水再編対策事業 大規模公共事業の評価に係る事業別評価指標及び配点 大規模公共事業の評価に係る評価基準についての一部改正 別紙「農業農村整備事業に係る評価指標の具体的な評 価区分」参照 別紙「農業農村整備事業に係る評価指標の具体的な評 価区分」参照 ( )は排水路又は用排兼用水路の場合 排水不良状況=排水不良面積/排水受益面積 事業内容によってどちらか計上する。 両方該当する場合は、点数をそれぞれ1/2にして 計上する。 用水不足状況=不足用水量/必要用水量 ・あり(重要):2事業又は他省庁事業が関連事業として 位置付けられている ・あり(普通):併せ事業等が位置付けられている ①市町村発展計画に登載されている、②市町村農振計 画と整合が図られている、③経営基盤強化促進法と整 合が図られている(育成する担い手の経営規模等が市 町村目標の水準に達する計画である)、④市町村の奨 励作物を営農計画に位置付けている、⑤事業管理計画 に登載されている。 ①1等米比率が県平均以上、②単収が県平均以上、③ 特別栽培米が作付されている、④担い手の水稲作付面 積が県平均以上、⑤契約栽培(結び付き)が行われて いる 備 考 農林水産部(農政) 資料№2 平成 29 年度大規模事業評価専門委員会の開催スケジュール(案) 1.審議案件(予定)【5件】 ① 公共関与型産業廃棄物最終処分場整備事業【環境生活部】 (施設 ② 事前評価・基本設計後)<八幡平市> みたけ学園・みたけの園整備事業【保健福祉部】 (施設 ③ 事前評価・基本設計後)<盛岡市・滝沢市> 岩手県立福岡工業高等学校改築事業【教育委員会事務局】 (施設 ④ 閉伊川総合流域防災事業【県土整備部】 (公共 ⑤ 事前評価・基本設計後)<二戸市> 再々評価)<宮古市> 岩崎川広域河川改修事業【県土整備部】 (公共 随時再評価)<紫波町・矢巾町> ※事前評価や随時再評価の必要が生じた事業があった場合には、上記案件以外にも審議をお願いするこ とがあります。 2.報告案件(予定)【なし】 3.年間スケジュール(予定) 時 期 再評価 事前評価 事後評価等 専門委員会等の内容 (審議) (審議) (報告) 備 考 6月 第1回専門委員会(審議) ○ 再評価諮問審議 パブリックコメントの実施 7月 第2回専門委員会(現地調査) ◯ 継続審議 8月 第3回専門委員会(審議) ○ 継続審議 9月 第4回専門委員会(審議) ○ 答申案の審議 10 月 第5回専門委員会(審議) ○ 事前評価諮問審議 パブリックコメントの実施 11 月 第6回専門委員会(現地調査) ○ 継続審議 12 月 第7回専門委員会(審議) ○ 継続審議 1月 第8回専門委員会(審議) ○ 答申案の審議 2月 第9回専門委員会(審議) H30 スケジュール等 ※現時点での予定であり、審議等の進捗状況に応じて、審議回数は増減する場合があります。 5 ~ メ モ ~ 6 参考資料1 被災地の状況を踏まえた公共事業評価の実施状況について 1 概 要 公共事業及び大規模公共事業評価において、被災により指標管理ができない事業等が発生し たことから、23 年度に、被災地の状況を踏まえた評価の進め方について整理(下の囲み参照)し、 公共事業評価専門委員会及び大規模事業評価専門委員会に説明した上で評価を進めている。 <参考> 被災地の状況を踏まえた公共事業評価の進め方 (平成 23 年度第 2 回専門委員会で説明) (1) 評価実施の基本的考え方 被災地の状況を踏まえて、以下の事項について整理し、評価を実施するもの。 ①維持管理(災害復旧)の基本的考え方を整理し、それに該当しないものは、従来どおり評 価対象。 ②評価を実施する事業のうち、指標の管理が今後数年間困難である事業については、指標の 算定を現在把握できる数値によって代替。 (以後、暫定運用指標) ※②を運用するにあたっては、以下の取扱いとする。 (2) 指標の運用 暫定運用については、基本的に実態に近い形で評価されることから、切替えによる影響は 小さく、適切に評価されることが見込まれる。 社会経済情勢の急激な変化、事業計画の重要な変更等により、再評価を行う必要がある事 業については、その都度暫定運用指標によって指標を整理し比較するものとする。 特に随時再評価を要しない事業については、継続評価において平成 24 年度から切り替え、 本来の指標数値の把握が出来次第、元に戻す。 (事前評価も同様) 2 実施状況 評価実施の基本的考え方に基づく評価の実施状況は次のとおり。 基本的考え方 考え方に基づく評価実施状況 ①維持管理(災害復旧)の基本的考え方を整 理し、それに該当しないものは、従来どおり 評価対象。 防潮堤や港湾、漁港等被災した公共施設の原状 回復を目的とする災害復旧事業や災害公営住 宅整備事業などについては公共事業評価の対 象外とした。 漁港整備事業や港湾改修事業等の事業地区の うち被災した事業地区において、22 年度の数 値により評価を実施した。(具体的な事業名等 については次ページのとおり。) ②評価を実施する事業のうち、指標の管理が 今後数年間困難である事業については、 指標の算定を現在把握できる数値によって代 替。(暫定運用指標) 7 暫定的に22年度の数値を用いて評価を実施している事業及び指標一覧 番 事業名 号 (H28暫定運用指標使用地区数) 指標名 考え方 本来(被災後)指標 での評価が可能と なる時期(見込み) 【農林水産部】 係船岸充足率 漁港施設用地充足率 漁業経営体数 利用漁船数 1 漁港整備事業 (22地区) 水産業の復旧・復興については、漁業生産活動に必要な、 漁船、漁具・養殖資材、共同利用施設など全ての関連施設 の復旧が必要であり、漁港等が復旧途上である現段階にお いて、やむを得ず本来の姿とは異なる利用実態となってお り、現時点の状況においては適切に評価できないと考えられ るため、当面は22年度の状況による評価を行うもの。 30年度以降 属地陸揚量 属地陸揚金額 静穏度充足率 (参考:漁船の復旧に関すること) ※復興実施計画において、漁船の復旧目標値が掲げられて いるところである。一方、漁港整備事業の指標である「利用 漁船数」については、当該漁港への登録漁船数だけではな く、他漁港からの利用隻数も含めた実際の漁港利用漁船数 により評価しているが、復旧目標隻数を用いて他漁港からの 利用隻数を適切に評価することは困難であると考えられる。 費用便益比(B/C) 改善度 【県土整備部】 港湾改修事業 (2地区) 1 費用便益比(B/C) 岸壁の利用実績 港湾施設整備事業 (3地区) 当該地区における港湾取扱貨物量と取扱品目について は、埠頭用地等の荷捌き地等が復旧工事中であったこと や、復旧復興工事の影響により移出が出来ない貨物がある など震災前までの取扱に回復していない状況にあり適切に 評価することが出来ないと考えられるため、当面は平成22年 度の状況による評価を行うもの。 30年度以降 想定氾濫被害額 広域河川改修事業 (1地区) 2 総合流域防災事業(河川) (1地区) 現時点において、復興後の資産及び防護人口等の具体的 な推定は難しい状況であるものの、復興後においても河川 周辺への資産及び人口等が集約される土地利用計画として 公共施設・災害時用 いる状況であることから、H22年度の数値を用いて指標算定 弱者施設 を行ってもほぼ変わらない評価の見通しである。 防護人口 費用便益比(B/C) 8 30年度
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