VC等:ベンチャーキャピタルおよびシードアクセラレータ等

FAQ
* VC等:ベンチャーキャピタルおよびシードアクセラレータ等
* STS: シード期の研究開発型ベンチャー
1.認定VCの応募資格に関して
Q1-1
認定 VC の申請は必ず法人代表名でなければならないか?
A1-1
代表名とします。チームによる共同申請の場合には、それぞれの法人代表名で記載・捺
印(署名)して下さい。
Q1-2
A1-2
チームを構成する場合、法人数に制限はあるのか?
制限はありません。
Q1-3
A1-3
認定 VC に申請する法人内のメンバー数に制限はあるのか?
制限はありません。
Q1-4
VC等がSTSの事業化を支援する日本国内の拠点はいつまでに設置すればよいの
か?
A1-4
支援するSTSの採択決定後1ヶ月以内とします。
Q1-5
A1-5
法人格のない団体でも本事業に申請できるのか?
申請できません。
Q1-6
申請者の運営するファンドが、独立行政法人中小企業基盤整備機構のファンド出資を
受けている場合や、政府年金基金(Government pension funds)や大学基金(University
endowments)からの出資を含んでいても本事業の認定VCの対象となりうるのか?
A1-6
それらを申請者の運営ファンドに含んでいても問題ありません。一方、申請者自体が日
本国又は外国政府、国立大学法人、地方自治体から直接出資を受けている場合には認定VC
の対象とはなりません。
Q1-7
A1-7
認定VCが自社保有の資金により出資を行う場合、本事業の対象となりますか?
対象となります。
Q1-8
私募債を親族、知人、取引先が引き受けているものは、本事業で条件とされる「業として
出資を行う者」からの出資とみなされますか?
A1-8
みなされません。
Q1-9
個人(エンジェル)による出資は、本事業で条件とされる「業として出資を行う者」からの出
資とみなされますか。
A1-9
みなされません。
Q1-10
VCに認定された場合、認定された時点で助成事業へ応募予定のSTSが無くてもよ
いのか?
A1-10 認定時点で応募予定のSTSはなくても大丈夫です。STSの応募に向け、案件組成を行
って下さい(ソーシングに不安がある場合、NEDOに御相談下さい)。
Q1-11 “認定 VC への応募要件”にて、日本国又は外国政府、国立大学法人、地方自治体の出
資が入っていない法人であること、と記載されているが、この法人とは、VCを指すのか、投資
事業有限責任組合(ファンド組合)を指すのか?
A1-11 VCを指します。
Q1-12 法人には、LLP(有限責任事業組合)は含まれますか?
A1-12 含まれます。尚、申請書にて組合を代表する個人名を代表申請者として記載ください。
Q1-13 コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)は認定 VC の対象となりますか?
A1-13 対象となります。
2.STSへの助成に関して
Q2-1
認定VCにはNEDOからいくら助成されますか?
A2-1
助成はSTSに対してなされるものであり、認定VCに対してはNEDOからの資金は交付
されません。
Q2-2
STSに対してNEDOから助成金はいつ支払われるのか?
A2-2
助成金は原則実費弁済であり、実際に助成事業に要した経費の支払い確認後の後払
いになります。具体的には、年度毎に当該年度の支出が適正な対象経費であったかや金額の
妥当性についてNEDOが検査を行い、助成額を確定した後に支払いを行います。但し、事業の
進捗に応じて四半期毎に概算払を行うこともできます。
Q2-3 STSに対してオプション(新株予約権、新株予約権付社債やいわゆる convertible note)を
有している場合、STS助成事業でSTSに対する交付条件とされる出資分としてのカウントの対
象となりますか。
A2-3
助成金は、申請の助成対象費用の 1/3(=助成金申請額の 1/2)以上の出資が、採択
決定から原則1ヶ月以内に実行されることを交付条件として採択されます。したがって、新株予
約権については、別途定める日以降に付与され、かつ採択決定から1ヶ月以内に行使された場
合は、交付条件を満たす出資分としてカウントすることが可能です。
新株予約権付社債やいわゆる convertible note については、別途定める日以降に社債の発行
又は貸付がなされ、かつ採択決定から1ヶ月以内に株式に転換された場合は、交付条件を満
たす出資分としてカウントされます。
Q2-4 認定VCの認定が取り消された場合、すでに助成を開始しているSTSはどうなるのか?
A2-4 助成開始しているSTSの交付決定も、その時点で取り消しとなり、そこまでの実績で助成
金額が確定し、精算されます。
3.STSの応募資格に関して
Q3-1 STSが既にクラウドファンディングにより出資を受けている場合、これはSTS助成事業で
条件とされる「業として出資を行う者から1億円以上の出資を受けていないこと」の出資にカウ
ントされますか?
A3-1 クラウドファンディングについては、「業として出資を行う者からの1億円以上の出資を受け
ていないこと」の出資にカウントします。
Q3-2 海外の技術シーズによるスタートアップは支援の対象になりますか?
A3-2 日本国内で創出された技術シーズが活用されていることを重視しますが、海外の技術シー
ズや知財が日本で使える状態(日本への出願、権利譲渡など)であれば、日本で起業して開発
を行う場合は支援の対象となります。
Q3-3
STS助成事業で助成を受けようとするSTSが、既に別の公的資金を原資とする助成事業
に採択されているが、重ねて申請できるか?
A3-3 申請することはできますが、事業の目的、内容が同一であると認められる案件は、重複し
て助成を受けることはできません。
Q3-4 STSの公募は今年複数回の予定がありますか?
A3-4 次回の公募でSTSを採択した結果、その交付金額の合計が予定していた予算額に達しな
かった場合、追加公募を行うことがあります。また、認定VCの認定期間は 3 年間ありますの
で、当該期間中に行われるSTSの公募に参加可能です。
4.認定VCの審査に関して
Q4-1 認定VCの法人、チームの法人メンバーは公開されますか?
A4-1 公開されます。ただし、認定に至らなかったVCの法人、チームの法人メンバーについては
公開されません。
Q4-2
A4-2
今回の公募における認定VCの採択基準は何ですか?
公募要領5ページの「(2)審査項目」を参照ください。
Q4-3 認定VCを審査する外部専門家とはどのような人か?
A4-3 大学・研究機関・企業等よりNEDOが指名した者で、守秘義務を有します。また、現役の
投資家等の利害関係者は含めません。
Q4-4 「利害関係の確認について」利害関係者を挙げると際限が無いが、全てを記載しなければ
考慮されないのか?
A4-4 原則、同業他社となる投資家等を審査委員には含みませんが、利害関係の観点からNE
DOで留意すべき事項があれば記載してください。
Q4-5 認定VCの採択は今回の公募のみですか?次の予定は有るのか?ある場合、いつなの
か?
A4-5 現時点で次回公募は予定していませんが、政府予算その他の状況に応じて、今後も追加
公募を実施する可能性があります。
Q4-6
A4-6
VCを認定する評価方法は、絶対評価なのか相対評価なのか?
一定の絶対評価に加え相対評価を行います。
Q4-7
A4-7
今回不認定となった場合、次回、応募して採択される可能性はありますか?
採択の可能性はあります。
Q4-8 今回、不採択となった場合、その理由は教えてもらえるのか?
A4-8 書面による通知に簡潔にその理由を付して送付いたしますが。それ以上の個別のお問合
せには原則対応しておりません。
Q4-9
VCの常駐スタッフの支援能力の判断基準は?
A4-9
“申請書作成にあたって“の「項目4:本事業に関与するメンバーの実績等」の「メンバー
のこれまでの実績と今後の参画方針」にあるように、過去の実績、企業支援に対する考え方
などを総合的に判断して決定します。
5.VCの支援業務に関して
Q5-1 チーム認定の場合、その変更・解消をしたい場合どうすれば良いのか?チームを解消して
から、新チームで再審査等をやってもらえるのか?
A5-1 チーム法人の変更は原則認められません。チーム解消の場合はVCの認定は取り消され
ます。
Q5-2 法人内のメンバー(個人)は途中で変更できますか?
Q5-2 原則できません。但し、協議の上NEDOがやむを得ないと判断し、認定時と同等以上のS
TS支援が継続できると認められれば、変更申請を認める場合があります。
Q5-3 認定VCが出資意向確認書を出し、審査を経て選定・採択決定されたSTSへの出資を、認
定VCの意思で中止することはできますか?
A5-3 NEDOとしては出資を強制いたしませんので可能です。但し、STSへの採択決定も取り消
しとなります。出資を中止するに当たっては、事前にNEDOに対しその理由を文書で提出して
下さい。NEDOがその理由を適切ではないと判断した場合には、VCの認定を取り消すことが
あります。
Q5-4 認定VCと出資先との間で、事業開始後に事業実施上の問題が生じた場合はどこに相談
すればよいですか?
A5-4 NEDOイノベーション推進部担当者にご相談ください。
Q5-5 認定VCの義務として、採択されたSTSから、ハンズオンによる支援及びその他の支援に
係わる指導料、手数料その他の料金を徴収しないこととあるが、例えば、インキュベーションの
施設利用料等も認められないのか?
A5-5 施設利用料など実費のかかるもの等経費によっては"その他の料金徴収"とは見なさない
場合があります。詳細項目はNEDOイノベーション推進部担当者にご相談ください。
Q5-6 認定 VC の実績等(投資先事業者名)は公開されるのか。
A5-6 STS の交付決定後に STS 事業者名及び助成事業テーマ名と合わせて支援する認定 VC
名も公表されます。交付決定に至らなかった STS 事業者名は非公表のため、認定 VC 名も同
様に公開されません。
以上