< 参 考 資 料 > 2 0 1 7 年 2 ⽉ 1 6 ⽇ 東京電⼒ホールディングス株式会社 2号機原⼦炉格納容器内部調査について 〜⾃⾛式調査装置による調査結果〜 1.PCV内部調査にむけた作業ステップ ステップ1.装置の搬⼊ ⽳あけ装置 ステップ2.装置の設置 隔離機構 X-6ペネ 遮へい体 ⽳あけ装置 ステップ3.⽳あけ 隔離機構ユニット※ X-6ペネ 穴あけ装置 ホールソー X-6ペネ クランプ ※隔離機構と遮へい体を組合せたもの ステップ4. X-6ペネ内,CRD レール事前調査 X-6ペネ ステップ5. ペデスタル内事前調査 パンチルト カメラ ステップ7. ⾃⾛式調査装置による内部調査 ペデスタル X-6ペネ CRDレール ステップ6. 堆積物除去装置の投⼊※ CRDレール パンチルト カメラ 堆積物 除去装置 自走式 調査装置 1 2.⾃⾛式調査装置による調査結果(画像) ステップ7 隔離弁 チャンバー ユニット 代替遮へい体 隔離弁 ガイドパイプ(調査⽤) (Φ110mm) 自走式調査装置による調査概要 格納容器貫通部 (X-6ペネ) ペデスタル プラットホーム 制御棒駆動機構 格納容器内部 ⾃⾛式調査装置(カメラ、線量計、温度計) ⾃⾛式調査装置による内部調査 撮影範囲 吊天秤 ペデスタル開⼝付近 ペデスタル 開⼝部 画像提供:国際廃炉研究開発機構(IRID) 2 3.⾃⾛式調査装置による調査結果(温度・線量) 線量率 ステップ7 隔離弁 チャンバー ユニット 代替遮へい体 約210Sv/h※ 隔離弁 ガイドパイプ(調査⽤) (Φ110mm) ※・約4分間の積算線量より算出 ・カメラノイズによる推定値:約5〜13Sv/h 注)照明による明かりが残っていた影響がある値。 自走式調査装置による調査概要 ペデスタル 格納容器貫通部 (X-6ペネ) プラットホーム 制御棒駆動機構 格納容器内部 ⾃⾛式調査装置による内部調査 温度 16.5℃ 【参考】格納容器内温度:18.6℃(8:00現在) TE-16-114C 温度については、連続して取得したデータを基に評価中。 3 4.まとめ 本⽇の調査結果 • ⾃⾛式調査装置をCRDレール堆積物上を⾛⾏させ、前回の堆積 物除去装置の到達位置より、さらにペデスタル側(吊り天秤付 近)へ到達した。 • さらにペデスタル側へ移動を試みたが、左側クローラベルトが 動かなくなり前進することが出来なかった。 • 可能な範囲でCRDレール上の温度や線量情報、周辺構造物の状 況を調査した。 • ⾃⾛式調査装置は、今後の調査の⽀障とならないよう、ケーブ ルを切断し、CRDレール脇に残置した。 今後の予定 今回の⼀連の調査で得られた情報(CRDレール上の堆積物、ペデ スタル内状況等)を評価していく。 4 (参考)⾃⾛式調査装置の残置位置 ステップ7 隔離弁 チャンバー ユニット 代替遮へい体 隔離弁 ガイドパイプ(調査⽤) (Φ110mm) ペデスタル 格納容器貫通部 (X-6ペネ) プラットホーム 制御棒駆動機構 格納容器内部 撮影範囲 自走式調査装置による調査概要 ⾃⾛式調査装置(カメラ、線量計、温度計) ⾃⾛式調査装置による内部調査 CRDレール CRDレール端部 ガイドパイプスロープ 残置位置イメージ 画像提供:国際廃炉研究開発機構(IRID) 5
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