よ そ 者 だ か ら わ か る こ と

3
つの創造
29年度当初予算のポイント
今年度の予算のテーマは「3つの創造」。28年に策定した大分市総合計画「おおいた創造ビジョン
2024」に掲げる施策の推進を図るとともに、防災、福祉、教育などの分野や産業力強化に向けた取
り組みへ重点的に予算を配分しました。
OITA
CITY
ま ち づ くりの
一
般
会
計
1,785 億 4,000 万円
市民一人当たり
37 万 2,298 円
29年度
羅針盤
当初予算
問 財政課 ☎537-5607
29年度の当初予算が決まりました。今回は、その概要と主な事業を紹介します。
(数字は概数)
1 誰もが安心して笑顔で暮らせる社会の創造
出資金
防災・減災対策や、安心して子どもを産み育てることができる社会の実現、教育のさらなる充実を進めます。
7億297万円(0.4%)
建築物の耐震化
8億7,478万円
大規模建築物や公民館などの耐震化を
進めるほか、旧耐震基準の木造住宅所
有者を対象に、防災ベッドや耐震シェ
ルター設置費用の補助を行います。
予備費
3億円(0.2%)
大等 維持補修費
の定員拡
等
23億6,803万円(1.3%) 学力の定着・向上
所
育
保
可
認
立
私
確かな 積立金
1億5,365万円(0.1%)
貸付金
23億6,423万円
33億420万円(1.8%)
1億4,042万円
既存認可保育所の施設整備などに対す 補助費等
経験豊富で実績のある退職教員「教科
114億976万円(6.4%)
る補助や、
11園の新設を支援し、
30年4
指導マイスター」のほか、32年度の小
人件費
月までに981人の定員拡大を図るほか、繰出金 学校英語の教科化を見据えて
「外国語
283億598万円
(15.9%)
149億9,404万円(8.4%)
病児保育施設の新設を支援します。
指導助手」を増員するなど、児童生徒の
学力の定着・向上を図ります。
歳出
物件費
203億6,120万円(11.4%)
2 産業力の強化による活力の創造
1,785億
4,000万円 扶助費
普通建設事業費等
251億9,561万円(14.1%)
516億2,769万円
(28.9%)
一 般 会 計
その他 30億7,900万円(1.6%)
地方消費税交付金
85億2,500万円(4.8%)
地方交付税 97億円
(5.4%)
790億7,865万円
(44.3%)
歳入
1,785億
市債
163億1,500万円
(9.1%)
4,000万円
6億9,641万円
833万円
その他経費(30.0%)
県と連携して、宮河内地区に80ha 規模
国と連携した観光地の魅力創造の一環
の大規模園芸モデル団地を作り、国内
として、
8月に高崎山自然動物園・うみた
能性調査を行い、企業立地を戦略的に
外の産地間競争に勝つ、力強い経営体
まご~田ノ浦公園の歩道で、
自動運転バ
進めていきます。
の確保・育成につなげます。
スを走らせる実証運行を行います。
一 般 会 計
大分市の特色を生かした中心市街地の魅力向上や、地域拠点の機能強化を図り、個性輝く魅力あるまちを
創造します。
1億7,
393万円
1億5,570万円
置を目指す
「道の駅」の設
3,400万円
外苑の桜の再生や廊下橋の改修、土壁
大友氏館跡の庭園整備に着手するほ
野津原地区に農産物の直販所やカフェ
の塗り替えなどを行うほか、最新のデ
か、史跡ガイドを養成するなど大友氏
レストランを整備(31年開業予定)す
ジタル技術を使った歴史的建造物の再
遺跡を中心とした文化財の情報発信を
るほか、田ノ浦地区では「道の駅」など
現などを検討し、にぎわいの創出につ
積極的に行います。
の整備による地域資源の活用を検討し
なげます。
歳出
出資金
7億297万円(0.4%)
3 次なる時代を見据えた新たな魅力の創造
整備・遺跡情報発信
維持補修費
23億6,803万円(1.3%)
貸付金
33億420万円(1.8%)
補助費等
114億976万円(6.4%)
繰出金
149億9,404万円(8.4%)
積立金
1億5,365万円(0.1%)
人件費
283億598万円
(15.9%)
614 億 6,200 万円
介護保険
367 億 500 万円
51億 8,900 万円
土地取得
4 億 7,200 万円
その他
11億 4,000 万円
水道事業会計
171億 9,500 万円
公共下水道事業会計
228 億 3,300 万円
予算総額
3,235 億 3,600 万円
4,000万円 扶助費
公債費
198億1,687万円
(11.1%)
義務的経費(55.9%)
投資的経費(14.1%)
その他経費(30.0%)
目的別分類
民生費
756 億 6,007 万円
土木費
220 億 5,556 万円
公債費
198 億 1,793 万円
総務費
165 億 2,377 万円
衛生費
146 億 575 万円
教育費
141億 5,220 万円
消防費
516億2,769万円
(28.9%)
58 億 9,848 万円
商工費
その他 30億7,900万円(1.6%)
55 億 1,025 万円
農林水産業費
地方消費税交付金28 億 4,270 万円
議会費
85億2,500万円(4.8%)
予備費
地方交付税 97億円
(5.4%)
9 億 3,100 万円
労働費
災害復旧費
市 債( 借 入) 残 高
1,785億
普通建設事業費等
251億9,561万円(14.1%)
大分市が掲げる「3つの創造」を、国や県などと「連携」しながら「実行」し、
予備費
3億円(0.2%)
歳出
物件費
203億6,120万円(11.4%)
ていきます。
魅力あるまちづくりを進めていきます。
国民健康保険
その他 5億3,215万円(0.4%)
性質別分類
大友氏遺跡歴史公園
1,049 億 6,800 万円
繰入金
46億9,049万円
(2.6%)
使用料・手数料
37億5,360万円(2.1%)
980万円
6% に引き上げるほか、企業進出の可
府内城跡整備
特別会計
分担金・負担金
17億2,845万円(1.0%)
設 備 投 資 に 対 す る 補 助 率 を5% か ら
大分城址公園・
1,785 億 4,000 万円
後期高齢者医療
諸収入
44億9,811万円
(2.5%)
国庫支出金
347億1,083万円
(19.5%)
198億1,687万円
(11.1%)
義務的経費
(55.9%)
設
地の創
ル団
証運行
大規模園芸モデ 投資的経費(14.1%) 自動運転バス実
自主財源(52.9%)
依存財源(47.1%)
一般会計
市税
県支出金
119億2,872万円
(6.7%)
公債費
まちづくりを支える強い基盤をつくるため、中小企業の支援や農林水産業の振興を進めます。
企業立地の推進
歳入
会計別予算額
(億円)2,000
1,900
1,911
県支出金
119億2,872万円
(6.7%)
1,825
24
25
26
市税
790億7,8
(44.3%
1,000 万円
歳入
1,785億
4,000万円
国庫支出金
347億1,083万円
1,801 (19.5%)
1,783
1,773
1,700
1,600
2 億 3,229 万円
市債
163億1,500万円
(9.1%)
1,860
1,800
3 億円
27
28
29
(年度)
その他
(見込み)(見込み)
※28年度は、
碩田学園の施設整備のため、
一時的に増加しています。
3
市報おおいた H29.4.15
市報おおいた H29.4.15
2