大口使用者特別料金制度の新設に つ い て 目 的 大口使用者特別料金制度は、平成29年度4月からの料金改定に併せて、 水道水を多量に使用されるお客様を対象とした特別料金を設定すること により、地下水利用転換者等の水道水への回帰と、新たに水道水以外の 地下水等を利用する水道水離れへの抑制を図ることを目的として創設す るものです。 資料5(議事①) 計算方法 使用水量の内、基準水量までは通常計算を行い、基準水量を超えた部分 については1㎥当りの単価を230円として水道料金を算出します。 対 象 事 業 者 ① 地下水転換者 約50社 アンケート調査実施による特別料金制度利用者 制度の概要 下記の要件をすべて満たしているお客様等を対象として、個別に「基準 水量」を設定し、その水量を超えて使用した部分に1㎥当り230円の 単価を適用する特別料金制度です。 ◎ 1つのメーターについて、本市水道水を平成28年度に3,000㎥以上使用して いる実績があること。若しくは、今後1年間で3,000㎥以上の使用が見込める こと。または、地下水の使用実績があること。 ◎ 本市水道を1年間以上使用していること。または、新たに使用開始し、1年間 に3,000㎥以上水道水を使用する見込みがある者。 ◎ 用途が一般用であること。(マンション等の集合住宅を除く。) ◎ 水道料金を完納していること。 ◎ 国・県・市の施設でないこと。(地下水使用の実績がある者を除く。) ② 大口使用者(年間使用水量が3,000㎥以上のもの) ・ 平成28年度の年間使用水量実績が3,000㎥以上のもの ・ 平成29年度以降に1年間の使用水量実績が3,000㎥に達するもの ・ 平成29年度以降に使用開始し、年間使用水量が3,000㎥以上見込まれるもの ※ ただし、平成29年度以降に使用開始したもので年間使用水量が3,000㎥に 達しなかった場合は、適用の対象外となりますので、正規料金による請求を 行うことになります。 平成28年度の使用水量 基 準 水 量 【口径40㎜以上の場合】 (円) 385円/ 400 385円/ 380 360 295円/ 340 320 適用期間 平成29年4月1日に契約締結された方は、基本的には10年間継続し、平 成29年4月2日以降に契約締結された方は、平成39年3月31日まで継続 することになります。 265円/ 300 280 260 230円/ 240 第5段 230円/ 220 第4段 200 180 160 第3段 140 基 準 水 量 (2か月) 120 第1・2段 100 制度を利用されるお客様毎に、平成28年度に使用された2か月毎の使用 水量を基準水量として設定(利用されるお客様毎、納期毎に異なりま す。)します。ただし、新たに使用開始されたお客様については、大分 市水道局が請求する最初の水道料金から特別料金単価となります。 80 60 40 20 0 1 10 20 30 40 50 51 ( ) 資料5(議事①) 事業経営 ■地方公営企業 地方公営企業法に基づき地方自治体が経営する企業として運営され、事業に必要な経費は 経営に伴う収入(水道料金収入)をもって充てるという独立採算制を原則に経営を行ってい ます。 安定した経営を行うため、水道施設の維持・更新のための「施設整備計画」、その財源を担 保するための「中長期財政計画」により、事業運営を行っています。 ■料金収入の推移 11,000 10,749 (単位:百万円) 10,753 10,678 10,477 10,387 10,423 10,149 9,957 10,021 10,001 10,000 9,000 (13 ヶ月調定) 8,000 7,000 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 ■給水人口及び年間給水量の推移 56.0 54.4 54.6 53.1 54.0 52.5 53.0 給水量(百万 ) 52.2 51.1 52.0 51.2 給水人口(万人) 50.2 50.0 50.0 48.0 46.0 45.2 45.5 46.0 46.2 46.4 46.5 46.6 46.7 46.8 46.8 44.0 42.0 40.0 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度
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