農業競争力強化支援法案の関係資料(PDF形式:476KB)

資料1-1b
二
一
第二
第一
(H29.2.14)
農業競争力強化支援法案要綱
目的
この法律は、我が国の農業が将来にわたって持続的に発展していくためには、その構造改革を推進す
ることと併せて、良質かつ低廉な農業資材の供給及び農産物流通等 の合理化の実現を 図ることが重要で
あることに鑑み、これらに関し、国の責務及び国が講 ずべき施策等を定 めるとともに、事 業再編又は事
(第一条関係)
業参入を促進するための措置を講ず ること等により、農業者による農業 の競争力の強化の取組を支援し
、も って 農業及び 農業 生産関連事業 の健全な発展に寄 与す ることを 目的とす ること。
定義
「農業資材事業」とは、農業資材の生産又は販売の事業であって農業者が行うもの以外のものをいう
ものとすること。
「農産物流通等」と は 、農産物(農 産物を原材料と して 製 造し、又は加工 したものを含む。 以下同じ。
)の卸売 若し くは小売又は 農産物を原材料と して 使用 する製造若し くは加工をいい、 「農産物流通等事
業」とは、農産物流通等の事業であって農業者が行うもの以外のものをいうものとすること。
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三
四
五
第三
一
二
「 農業 生 産関連 事業 」と は 、農業 資材 事 業 又は 農 産 物流 通等 事 業を い い、 「 農業 生 産関 連事 業 者 」と
は、農業生産関連事業を行う者をいうものと すること。
「 事業 再編 」と は 、 農業 生 産関連 事 業 者が 行う 事業活動であって 、合併、分割 等の措置を行うと とも
に、農業資材又は 農産物に係る新た な生産若しくは販 売の方式の導 入又は設備等その他の経営資源の高
(第二条関係)
度な利用により、農業資材又は農産物の生産又は販売の効率化を図るものをいうものとすること。
「事業参入」とは、農業 生産関連事業を新たに 行うことをいうも のとすること 。
国の責務等
国の責務
国は、農業者による農業の競争力の強化の取組を支援するため、国内外における農業資材の供給及び
農産物流通等の状況を踏まえ、良質かつ低廉な農業資材の供給及び農産物流通等 の合理化を実現するた
(第三条関係)
めの施策を総合的に策定し 、並びにこれを着実に実施する責務を有するものとすること。
農業生産関連事業者等の努力
- 2 -
三
四
農業生産関連事業者は、良質かつ低廉な農業資材の供給及び農産物流通等の合理化の実現に資する
よう取 り組む とともに、 その取組を 持続的 に 行うよう努めるも のとすること。
政府関係金融機関及び株式会社農林漁業成長産業化支援機構(以下「支援機構」という。)は、
(第四条関係)
の取組を促進する観点から、農業生産関連事業者に対する資金供給を行うよう努めるとともに、民間
金融機関と連携するよう努めるも のとすること。
の取組を促進する観
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農業者等の努力
農業 者 は 、農業 資 材の 調 達 を 行 い 、 又は 農 産 物 の 出 荷 若し く は 販売を 行うに 際し 、有 利 な 条件 を 提
農業者の組織する団体であって農業経営の改善のための支援を行うものは、
(第五条関係)
主 務大 臣及び 関 係 行 政機 関 の 長( 合 議 制の 機関で あ る 場 合に あ って は 、当 該行 政 機関 )は 、 相互 に連
の配慮をするよう努めるものとすること。
農業者の組織する団体であって農業生産関連事業を行うものは、農業者の農業所得の増大に最大限
点 から 、支援を 行う よう 努めるも のと すること 。
(一)
示 す る 農 業 生 産 関連 事 業 者 と の 取 引を 通 じて 、 農 業 経営 の 改 善 に 取 り 組む よ う 努 め る も のと す るこ と 。
(一)
(一)
(二)
(一)
(二)
(三)
五
携を図りながら協力するも のとすること。
(第六条関係)
国は、農業生産関連事業者の自主的な 努力を支援することにより、民間事業者の活力の発揮を促進し
(第七条関係)
、適正な競争 の下で農業生産関連事業の健全な発展を図ることに留意するものとすること。
良質かつ低廉な農業資材の供給を実現するための施策
農業資材事業に係る事業環境 の整備
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第四
一
国は、良質かつ低廉な農業資材の供給を実現する上で必要な事業環境 の整備のため、次に掲げる措置
その他の措置を講ずるものとすること。
農業資材に係る規制について、当該規制を最新の科学的知見を 踏まえた合理的なものとするた めの
銘柄が著しく多数であるため銘 柄ごとのその生産の規模が小さく、事業者の生産性が 低いものにつ
ともに、独立行政法人の試験研究機関、大学及び民間事業者の間の連携を促進すること。
農業資材の開発について 、良質かつ低廉な農業資材の供給の実現に向けた開発の目標を設定すると
見 直し を 行うこと 。
(一)
(二)
(三)
二
三
第五
一
いて、銘柄数の増加と関連する基準の見直しその他の農業資 材の銘柄集約の取組を促進すること 。
種子その他の種苗について 、民 間事業者が行う種 苗の生産及び 供給を促進するととも に、独立行政
(第八条関係)
法人の試験研究機関及び 都道 府県が有する 種苗 の生産に関す る知見の民間事業 者へ の提供を促進 する
こと。
農業資 材事業に係る事業 再編 又は事業参入 の促進等
(第九条関係)
国は、農業資材事業について 、適 正な競争の下で高 い生産性が確保されるよう、事業再編又は事業参
入を 促 進 す るこ と その 他 の 必 要 な 措 置を 講 ず る も のと す る こ と 。
農業資材の調達等に必要な情報の入手の円滑化
国は、農業者又は農業者団体が農業資材の調達を行うに際し、有利な条件を提示する農業生産関連事
(第十条関係)
業者を選択するための情報を容易に入手することができるようにするための措置を、民間事業者の知見
を活用しつつ、講ずるものとすること。
農 産物流通等の合理化を 実現するための施 策
農 産物流通等事業に係る事業環境の整 備
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(四)
二
国は、農産物流通等 の合理化を実現する上で必要な事業 環境 の整 備のた め 、次 に 掲げる措置 その 他の
措置を講ずるものとするこ と。
農産物流通等に係る規制について、経済社会情勢の変化を踏まえた見直しを行うこと。
農産物流通等に係る規格について、国が定めた当該規格の見直しを 行うとともに、民間事業者が定
めた当該規格の見直しの取組を促進すること。
(第十一条関係)
農産物流通等について、その業務の効率化に資するた め、情報通信技術その他の技術の活用を促進
すること。
農産物流通等事業に係る事業再編 又は事業参入の促進等
国 は 、農 産 物 の 卸 売 又 は 小 売 の 事 業 に つ いて 、 適 正 な 競 争 の下 で 効 率 的 な 農 産物 の 流 通 が 行わ れ る
と とも に 、農 産物を 原材 料と して 使用 する 製 造又は加工 の事 業 について 、適 正な競争 の下で 高 い生産
性が確保されることとなるよう、事業再編 又は事業参 入の促進その他の必要な措置を講ずるものとす
ること 。
国は、
の措 置を講ずるに当た っては、農業の健全な発展に資するため、農産物の取引の安定が確
(一)
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(二)
(一)
(三)
(一)
(二)
三
四
五
第六
一
保 され る よう 配 慮 す るも のと す るこ と 。
農産物の直接の販売の促進
(第十二条関係)
(第十三条関係)
国は 、 農業 者 又は農業者 団体 に よる農 産物 の消 費者へ の 直接 の販 売を 促進 す る ため の措 置を 講ず るも
のとすること 。
農産物の出荷等に必要な情報の入手の円滑化
国は、農業者又は農業者団体が農 産物の出荷又は販 売を行うに際して 、有利な条件を提示する農業生
(第十四条関係)
産関 連事業者を選 択す るための情報を容易に入手すること ができるようにす るための措置を、民間事業
者の知見を活用しつつ、講ずるものとすること。
農産物の品質等についての適切な評価
(第十五条関係)
国 は 、 農 産 物 の 取 引 又は 消費 に 際し 、 その 品質 、 生 産 又 は流 通 の方 法 そ の 他 特 性が 適 切 に 評 価 され る
ようにするための措置を講ずるものとするこ と。
施策の検討
政 府は 、おおむ ね 五 年ご と に 、国内 外 におけ る農業資材 の供 給及び 農 産物流通 等 の状況に関 する 調 査
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二
を行い、これらの結果を公 表するものとすること。
(第十六条第一項関係)
政府は、おおむね五年ごとに、第四及び第五に定める施策を含め、良質かつ低廉な農業資材の供給又
は農産物流通等の合理化を実現するための施策の在り方について 、農業者による農業 の競争力の強化の
(第十六条第二項関係)
取組を支援す る観点から検討を 加え 、その結果に 基づ いて 必 要 な 措 置を 講ず るも のと す ること 。
事業再編又は事業参入を促進するための措置
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第七
(第十七条関係)
主務大臣は 、事業再編又は事業参入の促進の実施に関する指針(以下「実施指針」という。)を定め
実施指針には、農業生産関連事業の将来の在り方等を定めるものとすること。
一
二
計画の認定
るものとすること。
三
事業再編の促進の対象となる農業生産関連事業を行う事業者は、事業再編計画を作成し、主務大臣
事業再編計画には、良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の目標等を記載する
の認定を受けることができるものとすること。
(一)
(二)
も のと す るこ と 。
の認定 の申 請が あった場合に おいて 、当該事業 再編 計画が実施指 針に 照らし適切な
の認定の申 請があった場合に おいて 、当該事業 参 入計画が実施指 針に照らし適切な
(第十八条から第二十二条まで関係)
もので ある等と認めるときは、その認定を するものとするこ と。
主務大臣は、
入 の目 標等 を 記載す るも のと す ること 。
事業参入計画には、良質かつ低廉な農業資材の供給又は農 産物流通等の合理化の目標その他事業参
成 し 、主務 大臣 の認 定を 受け るこ とが で き るも のと する こ と 。
事業 参入の促進の対象となる農業生産関連事業を新たに行 おうとする事業者 は、事業参入計画を作
のとすること。
の事業再編が、適正な競争を阻害 するおそれがあるときは、あら かじめ公正取引委 員会に協議するも
主務大臣は、事業 再編計画の認定を しようとする場合 において 、当該認定に係る申請を行う事業者
もので ある等と認めるときは 、その認定を するものとするこ と。
主務大臣は、
(一)
(五)
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(三)
(四)
(五)
(六)
(七)
第八
支援措置
事業譲渡の場合の債権者の異議の催告
事業再編計画に従って行う事業譲渡につき 、株主総 会等の決定がなされたときは、事業譲渡に伴い移
転する債務に 係る 債権者に対し一定 の期間内に異議を 述べるべき 旨 の催告をすること ができることとし
(第二十三条関係)
、債権者が期間内 に異議を述べなかったときは、事業 譲渡を承認したも のとみなすも のと す ること。
独立行政法人中小企業基盤整備機構による債務保証
事業再編計画又は事業参入計画に従って事業再編又は事業参入を行うのに必要な社債の発行及び資金
(第二十四条関係)
の 借 入れ に 対 し 、 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 が 債 務 保 証 を 行 う も の と す る こ と 。
株式会社日本政策金融公庫による融資等
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一
二
三
(第二十五条関係)
事業再編 計画 又は事業参入計画 に従って事業 再編 又は事業参入を行うのに必要な資金について 、株
式会社日本政策金融公庫が貸 付けを 行うこ とができるものと すること。
(一)
四
第九
一
事業再編 計画又は事業参入計画に従って海外において 事業再編 又は事業参入を 行う場合に、外国の
(第二十六条関係)
金融機関からの借入れに対し日本政策金融公庫が債務保証を 行うことができるものとすること。
株式会社農林漁業成長産業化支援機構による出資等
(第二十七条から第三十条まで関係)
事業再編計画又は事業参入計画に 従って事業再編等を 行うのに必要な資金について 、支援機構が出資
等を行うことができるものとすること。
その他
雇用の安定等
事業 再編 計画の認定を 受け た事業者(以下「認定事業再編事業 者 」と いう。 )は 、事業再編を 実 施
するに当たっては、その雇用する労働者の理解と協力を 得るとともに、失業の予防その他雇用の安定
を図るために必要な措置を講ずるよう努めるものとすること。
国は、認定事 業再編事業者 の雇 用する労働者につ いて 、失業の予防 その他雇用の安定を図るための
措 置を 講ず るととも に 、 雇用 されて いた 労 働者 に対して 就職 のあ っせ んその他 職業 及び 生活 の安 定に
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(二)
(一)
(二)
資 する 措 置を講ずる よう 努めるも のと すること 。
報告の徴収
(第三十二条関係)
主務大臣は 、事業再編 計画の認定を 受けた 事業 者 又は 事業参 入計画の認定を受けた事業者に対し 、認
(第三十四条関係)
定を受けた事業再編計画又は認定を 受けた事業参 入計 画の実施状況について 報告を求 めることができる
ものとすること。
こ の 法律 に おけ る 主 務 大 臣は 、 次 に 掲げ る 事 項 の区 分に 応じ 、定 める 大 臣 と す る。 た だ し 、第三 の四
(第三十五条関係)
農林水産大臣及び当該事業参入計画に係る農業 生産関連事業を所管す
農林水産大臣及び当該事業再編計画に係る農業生産関連事業を所管す
及び 第七の一に規定す る主務大臣は 、農 林水産大臣及び農業生産関連事業を 所管する大臣とする。
事業再編計画に関する事項
る大臣
事業参入計画に関する事項
る大臣
附則
こ の法律は 、公 布の日から起算して三 月を 超えない範囲内において 政令で定める日から施行するもの
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二
三
第十
一
(一)
(二)
二
三
とすること。
経過措置
(附則第一条関係)
(附則第二条関係)
第 六 の 一 の 最 初 の 調 査は 、こ の 法律 の 施 行 の日 か ら おおむ ね 一 年 以内 に 行 う も のと し 、第 六 の 二 の最
初の検討は、この法律の施行の日からおおむ ね二年以内に行うものとすること。
その他この法律の施行に関し、関係法律の規定の整備を行うものとすること。
(附則第四条及び第五条関係)
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目次
農業競争力強化支援法
総則(第一条―第七条)
良質かつ低廉な農業資材の供給を実現するた めの施策(第八条―第十条)
第一章
第一節
農産物流通等の合理化を実現するための施策(第十一条―第十五条)
国が講ずべき施策
第二節
施策の検討( 第十六条)
第二章
第三 節
第一節
事業再編に関する計画(第十八条―第二十条)
事業再編又は事業参入の促進の実施に関する指針(第十七条)
事業再編又は事業参入を 促進するための措 置
第二節
事業参入に関する計画(第二十一条・第二十二条)
第三章
第三節
支援措置
事業の譲渡の場合の債権者の異議の催告等(第二十三条)
第四節
第一款
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第四款
第三款
第 二款
株式会社農林漁業成 長産業化支援 機構 の行う事業再編等 支援業務(第 二十 七条―第三十条)
株式会社日本政策金融公庫の行う事業再編等促進業務(第二十五条・第二十六条)
独立行政法人中小企業基盤整 備機構の行う事業 再編等促進業務(第二十四条)
雑則(第三十一条―第三十四条)
雑則(第三十五条・第三十六条)
第五節
第四章
罰則(第三十七条・第三十八条)
総則
第五章
附則
第一章
この法律は、我が国の農業が将来にわたって持続的に発展していくためには、経済社会情勢の変化
(目的)
第一条
に対応して その構造改革を推進することと 併せて 、良質 かつ 低廉な農業資 材の 供給及び農産物流 通等の合
理化の実現を図ることが 重要で あることに 鑑み、これらに関し、国の責務及び 国が講ずべき施策等を定め
、当該施策 の一環として 事業 再編又は事業参入を促進するた めの措置を講ずること等により、農業者によ
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る農業 の競争力の強 化の取組を支援し 、も って 農業及び 農業 生産関連事業 の健全な発展に寄 与す ることを
目的とする。
(定義)
この法律において「農業資材事業」とは 、農業資材の生産又は販売の事業で あって 、農業者が 行う
この法律 において 「事業再編」とは、良 質かつ低廉な農業資材の供給又は農 産物流通等の合理化に資す
関連事業者」とは、農業生産関連事業を行う事業者をいう。
この法律において 「農業生産関連事業」とは、農業資材事業又は農産物流通等事業をいい、「農業生産
も のを いう。
この法律において 「農産物流通等事業」とは、農産物流通等の事業であって 、農業者が行うも の以外の
含む 。以下同じ。)の卸売若しくは小売又は農産物を原材料として 使用する製造若しくは加工をいう。
この法律において 「農産物流通等」とは、農産物(農産物を原材料として製造し、又は加工したものを
もの以外のものをいう。
第二条
2
3
4
5
るこ と を 目 的 と して 農 業 生産 関 連 事 業 者 が 行う 事 業 活 動で あ って 、 次 の 各 号 の いず れ に も 該 当 す るも のを
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6
7
一
前号の措置に係る農業生産関連事業の全部又は一部の方式の変更で あって 、農業資材又は農 産物に係
合併、分割、農業生産関連事業の譲渡又は譲受け その他主務省令で定める措置を 行うものであること。
いう。
二
る新たな生産若しくは販売の方式の導入又は設備等(施設、設備、機器、装置又は情報処理 の促進に関
する法律(昭和四十五年法律第九十号)第二条第 二項に規定するプログラムをいう。第十八条第五項に
おいて同じ。)その他の経営資源の高度な利用により 、農業資材又は農 産物の生産又は販 売の効率化を
図るも ので あるこ と。
こ の法律において 「事業参入」とは 、良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化に資す
ることを目的として 、農業生産関連事業を新たに行うことをいう。
こ の 法律 に おいて 「事 業 再編 促進対象事 業 」と は 、農業生 産関連事業のうち 、その事業の属す る事業分
野の相当部分を担う事業者の生産性が低いことその他の事情により、事業 再編 の促進が特に 必要と認めら
れる事業分野として主務省令で定めるものに属する事業をいい、「事業再編促進対象事業者」とは、事業
再編促進対象事業を行う事業者をいう。
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8
この法律において 「事 業参 入促進対象事 業」とは、農業生 産関連事業のうち 、その事業の属す る事業分
野の事業者の数が少数で あること その他の事情により、事業参入の促進が特に 必要と認められる事業分野
として 主務 省令で定めるものに属する事業をいい、「事業参 入促進対象事業者 」と は 、事業参入促進 対象
事業を新たに行おうとする事業者をいう。
国は、農業者による農業の競争力の強化の取組を支援するため、国内外における農業資材の供給及
(国の責務)
第三条
び農産物流通等 の状況を踏まえ、良質かつ低廉な農業資材の供給及び農産物流通等の合理化を実現するた
め の施 策を 総 合 的に 策定 し 、並び にこ れを 着 実 に 実 施す る 責 務を 有 す る。
(農業生産関連事業者等の努力)
農業生産関連事業者は、我が国の農業が将来にわたって持続的に発展することが、農業生産関連事
政府関係金融機関及び株式会社農林漁業成長産業化支援機構( 以下「支援機構」という。)は、前項の
するよう取り組む ととも に 、その取組を 持 続的に行うよう努めるものとする。
業の発展につながることを踏まえ、良質かつ低廉な農業 資材の供給及び農 産物流通等の合理 化の実現に資
第四条
2
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3
取 組を 促進す る観点 から 、農業 生産関 連事 業 者 に対す る 資金 供給を 行う よ う努 めるも のと す る。
政府関係金融機関及び 支援 機構が前項の資金供給を行う場合に おいては、民 間金融機関と連携する よう
努めるものとする。
(農業者等の努力)
農業者は 、農業資材の調達を 行い、又は 農産 物の出荷若し くは 販 売を 行うに 際し 、有利な条件 を提
農業者の組織する団体であって農業 生産関連事業を行うも の(以下「農業者団体」という。)は、前条
から、支援を行うよう努めるものとする。
農業者 の組織 する 団体で あって 農業 経営 の改善 の ため の支援を 行う ものは 、前 項の取 組を 促進する観点
示する農業生産関連事業者と の取引を通じて 、農業 経営 の 改善に 取り 組む よう 努め るも のと す る。
第五条
2
3
第一項の取組を行うに当たっては、農業者の農業所得の増大に最大限の配慮をするよう努めるものとする。
主務大臣及び関係行政機関の長(当該行政機関が合議制の機関である場合にあっては、当該行政機
(関係行政機関の連携協力)
第六条
関 。 第 十七 条 第 四 項 に お いて 同 じ 。 )は 、 良質 か つ 低廉 な 農 業資 材 の 供 給及 び 農 産 物流 通 等 の合 理化 を 実
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現 する た め の施 策 が 円滑 か つ 効 果 的 に 実施 され る よう 、 相互 に 連 携を 図 り なが ら 協 力す るも のと す る 。
国は 、良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化を実現するための施策を講ず るに
(留意事項)
第七条
当たっては、農業生産関連事業者の自主的な努力を支援することにより、民間事業者の活力の発揮を 促進
良質かつ低廉 な農業資材の供給を実現するた めの施策
国が講ずべき施策
し、適正な競争の下で 農業生産関連事業の健全な発展を図ることに留意するものとする。
第二章
第一 節
国 は 、良 質 か つ 低 廉 な 農 業 資 材 の供 給を 実 現 す る 上で 必 要 な 事 業 環 境 の 整 備 の た め 、 次 に 掲 げ る 措
(農業資材事業に係る事業環境の整備)
第八条
農 薬の登録その他の農業資材に係る規制について 、農業 資材の安全性を確保するための見直し、国際
置その他の措置を講ずるものとする。
一
的 な 標 準 と の 調 和を 図 る た めの 見 直し そ の 他 の当 該 規制 を 最 新 の 科 学 的 知 見 を 踏 ま え た 合 理 的 な も のと
するための見 直しを行うこと。
- 21 -
二
三
四
農 業 機 械 そ の 他 の農 業 資 材 の 開 発 につ いて 、良 質かつ低廉な農業資材の供 給の実現に向けた開発の目
標を設定 するとともに、独 立行 政法人の試験研究機関 、大学及び民 間事業者の間 の連 携を促進すること 。
農 業 資 材で あ って そ の銘 柄 が 著 し く 多 数で あ る た め銘 柄 ごと の そ の 生 産 の 規模 が 小 さ く そ の 生産 を 行
う事業者の生産性が低いものについて、地方公共団体 又は農業者団体が行う当該農業資材の銘柄の数の
増加と関連する基準の見直しその他の当該農業資材の銘柄の集約の取組を促進すること。
種子その他の種苗について、民間事業者が行う技術開発及び新品種の育成その他の種苗の生産及び供
給を 促進するとと もに 、独立行政法 人の試験研究機関及び 都道府県が有する 種苗の生産に 関す る知見の
民間事業者への提供を促進すること。
国は、良質かつ低廉な農業資材の供給を実現するため、農業資材事業について 、適正な競争の下で
(農業資材事業に係る事業再編又は事業参入の促進等)
第九条
高 い 生 産 性 が 確 保 され る こ と と な る よ う 、 事 業 再 編 又は 事業 参 入を 促進す るこ と そ の 他 の 必 要な 措 置を 講
ずるも のとする。
(農業資材の調達に必要な情報の入手の円滑化)
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第十条
国は、良質かつ低廉な農業資材の供給を実現するため、農業者が農業資材の調達を行い、又は農業
者団体が農業者に供給する農業資材の調達を行うに際し、有利な条件を提示する農業生産関連事業者を選
択するための情報を容易に入手することができ るようにするための措置を、民間事業者の知見を活用しつ
農産物流通等の合理化を実現するための施策
つ、講ずるものとする。
第二節
国は、農産物流通等の合理化を実現する上で必要な事業環境 の整 備のため、次に掲げる措置その
(農産物流通等事業に係る事業環境の整備)
第十一条
農産物流通等に 係る規制について 、経済社会情勢の変化を踏まえた見 直しを 行うこと。
他の措置を講ず るも のとする。
一
農 産物流通等に 係る 規格 に ついて 、農 産物流通等 の 現状 及び 消費者 の 需要に即 応して 、 農 産物の公 正
農 産物流通等について、その業務の効率化 に資するため、情 報通信技術その他 の技術の活用を促進す
規格の見直しの取組を促進すること。
かつ円滑な取引に資するため、国が定めた当該規格の見直しを行うとともに、民間事業者が定めた当該
二
三
- 23 -
ること。
国は、農産物流通等の合理化を実現するため、農産物流通等事業について 、次に掲げる措置その
(農産物流通等事業に係る事業再編又は事業参入の促進等)
二
一
国は 、前項各号に 掲げ る措置を 講ず るに 当たって は 、 農業 の健全 な発展 に資 す るた め、農 産物の取引 の
れることとなるよう、事業再編又は事業参入を促進すること。
農産物を原材料として 使用する製造又は加工の事業について 、適 正な競争の下で高 い生産性が確保さ
るよう、事業再編又は事業参入を促進すること。
農 産物 の卸 売 又は小 売 の 事業 に つ いて 、適 正な競争 の下で 効 率的 な農 産物の流 通が 行われ ること と な
他の必要な措置を講ずるものとする。
第十二条
2
安定が確保されるよう配慮するものとする。
国は、農産物流 通等 の合理化を実 現す るため、農業 者又は農業者団体 による農産物の消費者への
(農産物の直接の販売の促進)
第十三条
直接の販売を促進するた めの措置を講ずるものとする。
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国は、農産物流 通等 の合理化を実 現す るため、農業 者又は農業者団体が農 産物の出荷又は販 売を
( 農産 物の出 荷等に 必要 な情 報 の入手 の円 滑化 )
第十四条
行 う に 際し 、有 利 な 条 件 を 提 示 す る 農 業 生 産関 連 事 業者 を 選 択す るた め の 情 報 を 容 易に 入 手 す る こ と がで
きるようにするための措置を 、民間事業者の知見を活用しつつ、講ずるものとする。
国は、農産物流通等の合理化を実現するた め、農産物の取引又は消費に際し、その品質、生産又
(農産物の品質等について の適切な評価)
第十五条
施策の検討
は流通の方法その他の特性が適切に評価されるようにするための措置を講ずるものとする。
第三節
政 府 は 、 お おむ ね 五 年 ご と に 、国 内 外 に お け る 農業 資 材 の 供 給 及 び 農 産 物 流 通 等 の 状 況 に 関 す る
政府は、おおむね五年ごとに、前二節に定める施策を含め、良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物
調 査を 行 い 、こ れ ら の結 果を 公 表す る ものと す る。
第十六条
2
流通等 の合理化を実現するための施策の在り方について 、農業者による農業の競争力の強化の取組を支援
す る 観 点 か ら 検 討 を 加 え 、そ の 結 果 に 基づ いて 必 要 な 措 置を 講ず る も のと す る 。
- 25 -
第三章
第一節
事業再編又は事業参入を促進するための措置
事業再編又は事業参入の促進の実施に関する指針
主務大臣は、事業再編又は事業参入の促進の実施に関す る指針(以下「実施指針」という。 )を
事業再編の促進の実施に関す る次に掲げる事項
事業再編促進対象事業の将来の在り方
良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の目標、事業再編による生産性の向上の
事業再編促進対象事業者による事業再編の実施方法に関する事項
目標その他の事業再編促進対象事業者による事業再編の目標の設定に関する事項
ハ
その他事業再編に関する重要事項
事業参入促進対象事業の将来の在り方
事業参入の促進の実施に関する次に掲げる事項
ニ
ロ
イ
実施指針には、次に掲げる事項を定めるものとする。
定めるものとする。
第十七条
2
一
二
イ
- 26 -
ロ
良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の目標その他の事業参入促進対象事業者
事業参入促進対象事業者による事業参入の実施方法に関する事項
による事業参入の目標の設定に関する事項
ハ
その他事業参 入に関する重要事 項
主務 大臣は 、 経 済 事 情 の変 動に よ り 必要が 生 じた と き は 、実 施 指 針 を 変 更す るも のと す る 。
ニ
3
主務大臣は、実施指針を定め、又はこれを変更し ようとするときは 、あらかじめ、関係行政機関の長に
事業再編に関する計画
主務大臣は、実施指針を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、これを公表するも のとする。
協議するものとする。
4
5
第二節
事業再編促進対象事業者は、その実施しようとする事業再編に関する計画(以下「事業再編計画
(事業再編計画の認定)
第十八条
」と いう。)を作成し、主務省令で 定めるところにより、これを主務大臣に提出して 、その認定を受ける
ことができ る。
- 27 -
2
3
4
5
二以上の事業再編促進対象事業者がその事業再編を共同して実施する場合にあっては、当該二以上の事
良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の目標、事業再編に よる生産性の向上 の目
事業再編計画には、次に掲げる事項を記載するものとする。
業再編 促進対象事業者は 、共同して事業再編計画を作成し、前項の認定を受け ることができる。
一
良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の内容その他事業再編の内容及び実施 期間
標その他事業再編の目標
二
事業再編の実施に必要な資金の額及びその調達方法
事業再編に 伴う労務に関する事項
三
四
前項第二号に掲げ る事 項には、事業 再編 の実施と併せて、施設の撤去又は設 備の廃棄を行う場合にあっ
て は当 該施設又は設 備の 種類を 、事業 再編 促進設備等の 導入を 行う場合に あっては 当該事業 再編 促進設備
等の種類を、それぞれ記載することができる。
前項の「事業再編促進設備等」とは、農業資材又は農産物の生産又は販売の用に供する設備等であって
、事業 再編 の促進に特に 資す るも のとして 主務 省令で定めるものを いう。
- 28 -
6
7
主務大臣は、第一項の認定の申 請があった場合において、次の各号のいずれ にも該当すると認 めるとき
一
当該事業再編計画に係る事業再編が良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の実現
当該事業再編計画が実施指針に照らし適切なものであること。
は、その認定をするものとする。
二
当 該 事 業 再 編 計 画 に 係 る 事業 再 編 が 円 滑 か つ 確 実 に 実 施 され ると 見 込 ま れ る も ので あ るこ と 。
に資すると見込まれるものであるこ と。
三
当該事業再 編 計画に 係る事業 再編が従業 員の地 位を 不当に害する も ので な いこ と 。
当 該 事 業 再 編 計 画 に 係 る 事 業 再 編 が 一 般 消 費 者 及 び 他の 事 業 者 の 利 益 を 不 当 に 害 す る も ので な いこ と 。
の事業再編促進対象事業者との間の適正な競 争を阻害するものでないこと。
対象事業 者と その行う事業 再編促進対象事業と同一 の事業 分野に属する事業 再編 促進対象事業を 行う他
当該事業再編計画に係る事業 再編 が 、国内外の市場 の状況に照ら して 、当該申 請を 行う事業再編促進
四
五
六
主務大臣 は、第一項の認定 をしたときは 、主 務省令で 定めると ころにより、当該 認定に係る事業再編計
画 の 内 容を 公 表 す る も の と す る 。
- 29 -
( 事業 再編 計画 の変 更等 )
前 条第 一 項 の認 定を 受け た 事 業 再 編促 進 対 象事 業 者 (当 該 認 定 に 係る 事業 再編 計画 に 従 って 設 立
主務大臣は、認定事業再編事業 者が当該認定 に係る事業再編計画( 前項の規定に よる変更の認定が あっ
うとするときは、主務省令で 定めるところ により、主務大臣の認定を受けるものと する。
された 法人を含む。以下 「認定事業再編事業者 」という。)は、当該認定に係る事業再編計画を 変更しよ
第十九条
2
たときは、その変更後のもの。以下「認定事業再編計画」という。)に従って事業再編を実施して いない
と認めるときは、その認定を取り消すことができる。
主務大臣は、認定事業再編計画が前条第六項各号のいずれかに該当しないものとなったと認めるときは
主務大臣は、前二項の規定による認定の取消しをしたときは、その旨を公表するものとする。
3
、認定事業再編事業者に対して、当該認定事業再編計画の変更を指示し、又はその認定を取り消すことが
4
前条第六 項及び第七項の規定は、第一項の規定による変更の認 定について 準 用す る。
できる。
5
(公正取引委員会との関係)
- 30 -
主務大臣は、第十八条第一項の認定(前条第一項の規定による変更の認定を含む 。第三 項におい
主務大臣及び公正取引委員会は、第一項の規定による送付に係る事業再編計画であって主務大臣が第十
るため、相互に 緊密に連絡するも のとする。
主務大臣及び公正取引委員会は、前項の規定による協議に当たっては、手続の迅速かつ適確な実施を図
該 認 定 に 係 る申 請書 の写 しを 送 付 し 、 協 議 す る も のと す る 。
害するおそれがあるものとして政令で定めるものに該当するときは、あらかじめ、公正取引委員会に、当
が 、 当 該事 業 再編 促進 対 象事 業 者 の 行う事 業再 編 促進対 象 事 業 の 属 す る 事 業 分 野に おけ る適 正な 競争 を 阻
て同じ。)をしようとする場合において 、当該認定に係る申 請を行う事業再編 促進対象事業者の事業再編
第二十条
2
3
八 条第一項の認定を したものに従って す る行為について 、当該認定後の経 済事情の変動によ り事業再編促
進 対象 事業 者 間 の適 正な 競 争を 阻害し 、並 び に一 般消費者及び他の事業者 の利益を不当に害することとな
事業参入に関する計画
らないよう、相互に緊密に連絡するものとする。
第三節
(事業参入計画の認定)
- 31 -
事業参入促進対象事業者は、その実施しようとする事業参入に関する計画(以下「事業参入計
事業参入計画には、次に掲げる事項を記載するものとする。
良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の内容その他事業参入の内容及び実施時期
良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の目標その他事業参入の目標
二
事業参入の実施に必要な資金の額及びその調達方法
主務 大臣は、第一項の認定の申請があった場合において、次の各号のいずれ にも該当すると認 めるとき
三
一
業参入促進対象事業者は、共同して事業参入計画を作成し、前項の認定を受けることができる。
二以上の事業参入促進対象事業者がその事業参入を共同して実施する場合にあっては、当該二以上の事
ること がで き る。
画」と いう。)を作成し 、主務省令で定めるところ により、これを主務大臣に提出して 、その認定を受け
第二十一条
2
3
4
一
当該事業参入計画に係る事業参入が良質かつ低廉な農業資材の供給又は農産物流通等の合理化の実現
当該事業参入計画が実施指針に照らし適切なものであること。
は、その認定をするものとする。
二
- 32 -
5
三
に資すると見込まれるものであること。
当該事業参入計画に係る事業参入が円滑かつ確実に実施されると見込まれ るものであること。
主務大臣は、第一項の認定をしたときは、主務省令で定めるところにより、当該認定に係る事業参 入計
画の内容を公表するものとする。
(事業参入計画 の変更等)
前条第一項の認定を受けた事業参入促進対象事業者(当該認定に係る事業参 入計画に従って設
主 務 大臣 は 、 認 定 事 業 参 入 計 画 が 前 条 第 四項 各 号 の い ず れ かに 該 当 し な い も のと な っ た と 認 め ると き は
と認めるときは、その認定を取り消すことができる。
た とき は 、 そ の 変 更 後のも の 。 以下 「 認定 事 業 参 入 計 画 」と い う 。 ) に 従 って 事 業 参 入を 実 施 して い な い
主務 大臣は、認定事業 参入事業者が当該 認定に係る事業参 入計画(前項の規定による変更の認定があっ
ようとするときは、主務省令で定 めるところにより、主務大臣の認定を受けるものとする。
立された法人を 含む。以下「認定事業参入事業者」と いう。)は、当該認定に係る事業参入計画を変更し
第二十二条
2
3
、認定 事業 参 入事業 者 に 対し て 、当該 認 定 事業 参 入 計画 の変 更を 指 示 し 、 又は その 認 定を 取 り消 すこ と が
- 33 -
4
前条第四項及び第五項の規定は、第一項の規定による変更の認定について 準用する。
主務 大臣 は、前二項の 規定 による認定の取消しをしたとき は、その旨を公表するものとする。
できる。
5
支援措置
事業の譲渡の場合の債権者の異議の催告等
農業 生産関連事業者で あって 株式会社で あるもの(以下こ の項及び第四項に おいて 「会社」と
第一款
第四節
第二十三条
いう。)は、認定事業再編 計画に従って 行われる事業の全 部又は一部の譲渡について株主総会若しくは取
締 役会 の 決 議 又 は 執 行 役 の 決 定 が され たと き は 、 当 該決 議 又 は 決 定 の 日 か ら 二 週 間 以 内 に、 特定 債 権 者 (
当該会社に対する債権を有する者のうち、当該事業の全部又は一部の譲渡に伴い、当該事業の全部又は一
部を譲 り 受け る者 に 対す る債 権を 有す るこ とと な り 、当 該債 権を 当該会社 に対して 有し な いこ とと なる者
を いう。第三項及び第四項において 同じ。 )に対して各 別に 、当該事業の全部又は一部の譲渡の要領を通
知し、かつ、当該事業の全部又は一部の譲渡に異議のある場合には一定の期間内に異議を述べるべき旨を
催告す るこ と ができ る。
- 34 -
2
第一項の規定による催告を 受けた特定債権者が同項の期間内に異議を述べなかったときは、当該特定債
前項の期間は、一月を下ってはならない。
特定債権者が第一項の期間内に異議を述べたとき は、当該会社は、弁済し、又は 相当の担保を提供し、
権者は 、当該事業の全部又は 一部の譲渡を 承認 したものとみなす 。
3
4
若しくは 特定債 権者に弁済を 受け させることを 目的と して 信託会 社 若しくは信託業 務を営む 金融機関 に 相
当の財産を信託しなければならない。ただし、当該事業の全部又は一 部の譲渡をしても当該特定債権者を
独立行政法人中小企業基盤整 備機構の行う事業 再編等促進業 務
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、次の各号 に掲げる者が当該各号に定める資金を調達す
第二款
害するおそれがないときは、こ の限りで ない。
第二十四条
るために発行する社債(社債、株式等の振替に関する法律( 平成十三年法律第七十五号)第六十六条第一
認定事業再編計画に従って事業再編を実施するために必要な資金
号に規定する短期社債を除く。第二十七条第七号において同 じ。)及び 当該資 金の借入れ に 係る債務の保
認定事業再編事業者
証の業務を行う。
一
- 35 -
二
認定事業参 入計画に従って事業参 入を実施するために必要な資金
株式会社日本政策金融公庫の行う事業再編等促進業務
認定事業参入事業者
第三款
株式 会社日本政策 金融公庫(以下「公庫 」と いう。)は、株式会社日本政策 金融公庫法( 平成
( 資 金 の貸 付け )
第二十五条
十九年法律第五十七号。以下「公庫法」という。)第十 一条に規定する業務のほか、次の各号に掲げる者
に対し、農業の 健全な発展に資す る長期かつ低利の資金で あって 当該 各号に定 めるもの( 他の金融機 関が
融通することを 困難とするものに限る。)のうち農 林水産大臣及び財務大臣が指定するものの貸付け の業
認定事業参入計画に従って 事業参入を実施す るために
認定事業再編計画に従って事業再編を実施するために必要な資金
認定事業参入事業者(中小企業者に限る。)
(償還期限が十年を超えるものに限る。)
第一項に おいて同じ。)に限る。)
認定事業再編事業者(中小企業者(公庫法第二条第三号に規定する中小企業者をいう。次号及び次条
務を行うことができ る。
一
二
必要な資金(償還期限が十年を 超えるものに限る。)
- 36 -
2
3
前項に規定する資金の貸付けの利率、償 還期限及び据置期間については、政令で 定める範囲内で、公庫
が定める。
第一項の規定により公庫が 行う同項に規定す る資金の貸付けに ついて の公庫法第十一条第一項第六 号、
第十二条第一項、第三十一条第二項第一号ロ、第四十一条第二号、第五十三条、第五十八条、第五十九条
第一項、第六十四条第一項第四号、第七十三条第三号及び別表第二第九号の規定の適用については、次の
又は別表第二第二号に掲げる業務
掲げる業務
掲げる業務
号)第二
又は農業競争力強化支援法第二十 五条
若しくは別表第 二第二号に掲げる業務
第二十五条第一項に規定する業務
掲げる業務及び農業競争力強化支援法
十五条第一項に規定する業務
(平成 二十九年法律第
掲げる業務及び農業競争力強化支援法
表の上欄に掲げ る公庫法の規定中同表の中欄に 掲げ る字 句は 、同 表の下 欄に 掲げる 字句とす る。
第十一条第一項第六
号
第十二条第一項
第三十一条第二項第
一号ロ及び第四十一
- 37 -
条第二号
第五十三条
第五十八条及び第五
十九条第一項
第六十四条第一項第
四号
同項第五号
同項第五号
この法律
又は別表第二第 二号に掲げる業務
同項第五号
第一項に規定する業務
同法第二十五条第一項に規定する業務
並びに第十一条第一項第五号
農業競争力強化支援法第二十五条第一
項に規定す る業 務並びに第十一条第一
項第五号
この法律、農業競争力強化支援法
若しくは別表第二第二号に掲げる業務
又は農業競争力強化支援法第二十五条
第一項に規定する業務
同法第二十五条第一項に規定する業務
並びに第十一条第一項第五号
- 38 -
第七十三条第三号
別表第 二第九号
(債務の保証)
第十一条及び農業競争力強化支援 法第
若しくは別表第一第一号から第十四号
第十一条
又は別 表第一第一号から 第十四号まで
まで の下欄に掲げる資金の貸付け の業
二十五条第一項
の下欄に掲げる資金の貸付け の業務
務又は農業競争力強化支援法第二十五
条第一項に規定する業務
公庫は、公庫法第十一条の規定にかかわらず 、次に掲げる業務を行うことができ る。
認定事業再編事業者(中小企業者及び海外におけるこれに準ずるものとして農林水産省令・経済産業
第二十六条
一
省令・財務省令で定めるものに限る。)が認定事業再編計画に従って海外において事業再編を実施する
ために必要な長期の資金で あって農林水産大臣、経済産業大臣及び財務大臣が指定するものの借入れ(
外 国 の 銀 行そ の 他 の 金 融 機 関 の う ち 農 林 水 産 省令 ・ 経 済 産業 省 令・ 財 務 省令で 定 める も の から の借 入れ
に限る。次号において 同じ。)に係る債務の保証(債務を負担する 行為であって 債務の保証に準ずるも
- 39 -
2
二
のを含む 。同号において同 じ。)を 行うこと 。
認定事業参入事業者(中小企業者及び 海外におけるこれ に準ずるものとして農林水産省令・経済 産業
省令・財務省令で定めるものに限る。)が認定事業参 入計画に従って海外において事業参入を実施する
ために必要な 長期 の資金で あって農 林水産大臣、経済 産業大臣及び 財務大臣が指定す るものの借入れに
係る債務の保証を行うこと。
前項の規定に よる債務の保証は 、公庫法の適用に ついては、公庫法第十一条第一項第 二号の規定による
公庫法別表第二第四号の下欄に掲げる業務とみなす。
株式会社農林漁業成長産業化支援機構の行う事業再編等支援業務
支援機構は、株式会社農林漁業成長産業化支援機構法(平成二十四年法律第八十三号。第三十
第四款
(出資等)
第二十七条
条において「支援機構法」という。)第二十一条第一項第一 号から第十五号までに掲げる業務のほか、次
支援対象事業再編等事業者(認定事業再編事業者及び認定事業参入事業者(以下「認定事業再編等事
に掲げる業務を営むことができる。
一
- 40 -
二
三
業者」という。)のうち第二十九条第一項の規定により支援の対象となったものをいう。以下同じ。)
に対する出資
支援対象事業再編等 支援団体(認定事業再編等事業者に対し資金供給その他の 支援を行う団体( 以下
「事業再編等支援団体」という。)のうち第二十九条 第一項の規定により支援の対象となったものをい
う。次号及び第八 号において同じ。 )に対する出資
支援対象事業再編等支援団体に対する基金(一 般社団法人及び一 般財団法人に関す る法律(平成十八
支援対象事業再編等事業者に対する資金の貸付け
年法律第四十八号)第百三十一条に規定する基金をいう。)の拠出
四
支援対象事業再編等事業者が発行する有価証券(金融商品取引法(昭和二十三年法律第二十五号)第
支援対象事業再編等事業者に対する金銭債権及び支援対象事業再編等事業者が保有する金銭債権の取
の号において 同じ。)及び 支援対象事業再編等事業者が保有する有価証券の取得
二 条 第 一 項 に 規 定 す る 有 価 証 券 及 び 同 条 第 二 項 の 規 定 に よ り 有 価 証 券 と み な され る 権 利 を い う 。 以 下 こ
五
六
得
- 41 -
九
八
七
事 業再 編 又は 事 業 参 入を 実 施 し 、 又は 実施 し ようと す る 事業 者 に 対 す る専 門家 の派 遣
支援対象事業再編等支援団体が行う第二号の資金供給その他の支援に関する指導、勧告その他の措置
支 援 対 象 事 業 再 編等 事 業 者 の発 行 する 社 債 及び 資 金 の借 入れ に 係る債 務の 保証
前各号に掲げる業務に関連して必要な交渉及び調査
事業再編又は事業参入を実施し、又は実施しようとする事業者に対する助言
十一
事業再編 及び事業参入並び に認定事業再編等 事業者に対し 資金供給その他の支援を 行う事業活 動(
十
十二
前各号に 掲げ る業務に附帯する業務
次条 第 一 項 に お い て 「 事 業 再 編 等 事 業 活 動 」 と いう 。 )を 推 進 す る た め に 必 要 な 調 査 及 び 情 報 の 提 供
十三
農林水産大臣は、支援機構が事業再編等事業活動の支援(前条第一 号から第七号まで に掲げる
(事業再編等支援基準)
第二十八条
業務に よりされるものに限る。以下「事業 再編等支援」という。)の対象となる認定事業再編等事業者又
は事業再編等支援団体及び当該事業再編等支援の内容を決定するに当たって従うべき基準(以下「事業再
編 等 支 援 基 準 」と いう。 )を 定 めるも のと する 。
- 42 -
2
3
4
事業再編等支援基準は 、良質かつ低廉な農業資材の供給及び農産物流通等の合理化の実現に資すること
を旨として定めるものとする。
農林水産大臣は、事業再編等支援基準を定めようとするときは、あらかじめ、事業再編等支援の対象と
なる活動に 係る事業を所管す る大臣(次条第三 項及び第四項にお いて「事業所管大臣」と いう。)の意見
を聴くものとする。
農林水産大臣は、事業再編等支援基準を定めたときは、これを公表するも のとする。
(支援決定)
支援機構は、事業再編等支援を行おうとするときは、事業再編等支援基準に従って、その対象
農林水産大臣は、前項の認 可の申請があったときは、遅滞なく、その内容を事業所管大臣に通知するも
認可を 受けるものとする。
支援機構は、事業再編等支援をするかどうかを決定しようとするときは、あらかじめ、農林水産大臣の
る。
と なる認定事業再編等事業者又は事業 再編等支援団体及び当該事業再編等 支援の内容を決定するものとす
第二十九条
2
3
- 43 -
4
のとする。
事 業 所 管 大 臣 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 通 知 を 受 け た 場 合 に お いて 、 当 該 認 定 事 業 再 編 等 事 業 者 又 は 事 業 再
編 等 支 援団 体 の属す る事 業 分 野 の実態を 考 慮し て 必要が あ る と認 めるとき は 、 農林 水 産 大臣 に 対 して 意 見
を述べることができる。
第二十七条の規定により支援機構が営む 同条各号に掲げる業務について の支援機構法第六条第一
(支援機構法の適用)
第三十条
項第六号、第十五条第一項第一号及び第二号並びに第三項、第二十一条第一項第十六号、第二十四条、第
二十五条第一項及び 第二項、第二十六 条、第二十七 条、第三十四条、第三 十七条、第三 十九条第一項、第
二項及び第五項、第四十条、第四十六条、第四十七条並びに第四十八条第九号の規定の適用については、
号 )第 二十七条
業務及び農業競争力強化支援法(平成
次 の表 の上 欄に 掲げ る支 援 機構法の規 定中 同 表の中欄に 掲げ る字 句は 、同 表の下 欄に 掲げ る 字 句と し 、支
業務
援機構法第十五条第二項の規定は、適用しない。
第六条第一項第六号
二十九年法律第
- 44 -
第十五条第一項第一
号
第十五条第一項第二
号
第二十一条第一項第八号
内容
各号に掲げる業務
第二十一条第一項第八号及び農業競争
力強化支援法第 二十七条第八号
内容並びに事業再編等支援(農業競争
力強化支援法第二十八条第一項に規定
する事業再編等 支援を いう。 以下こ の
号及び第二十七条において同じ。)の
対象となる認定事業再編等事業者(同
法第二十七条第一号に規定する認定事
業 再編 等事業者を い う。 第 二十四条第
一項第二号及び第四十条において同じ
。)又は事業再編等支援団体(同法第
二十七 条第 二号に規定す る事業再編等
- 45 -
第十五条第三項
第二十一条第一項第
十六号
第 二十 四条 第 一 項
支援対象事業活動支援団体
前各号
前条第一項
支 援団 体を いう。第 四十 条 に お いて 同
じ。)及び当該事業再編等支援の内容
支援対象事業活動支援団体並びに農業
競争力強化支援法第二十七条第一号に
規定する支援対象事業再編等事業者(
以下「支援対象事業再編等事業者」と
いう。)及び同条第二号に規定する支
援対象事業再編等支援団体(以下「支
援対象事業再編等支援団体」という。
)
前各号及び 農業競争力強化支援法第二
十七条各号
前条第一項又は農業競争力強化支援法
- 46 -
第二十四条第一項第
一号
第 二十 四条第一 項第
二号
第 二十 四条 第 一 項第
とき
とき
又は支援対象事業活動支援団体
第 二十 九条第一項
とき又は支援対象事業再編等事業者が
事業再編(農業競争力強化支援法第二
条第五項に規定する事業再編をいう。
第 二十 七 条 及び 第 四 十 条 に お いて 同 じ
。)若しくは事業参入(同法第二条第
六項に規定する事業参入をいう。第二
十七条及び第四十条において同じ。)
を 行わないとき
とき又は支援対象事業再編等支援団体
が認定事業 再編等事業者に対し資 金供
給その他の支援を行わな いとき
若しくは支援対 象事業活動支援団体又
- 47 -
三 号及 び第 二項並び
は支援対象事業 再編等事業者 若しくは
寄与する事業並びに事業再編等支援そ
業再編等支援団体
対象事業再編等事業者及び支援対象事
支援対象事業活動支援団体並びに支援
支援対象事業再編等支援団体
支援対象事業活動支援団体
に第二十五条第一項
及び第 二項
第二十六条
寄与する事業
この法律又は農業競争力強化支援法
第二十七条
の他の事業再編及び事業参入の円滑か
こ の法律
つ確実な実施に寄与する事業
第三十四条
業務及び農業競争力強化支援法第 二十
こ の法律又は農業競 争力強化支援 法
七条各号に掲げる業務
業務
こ の法律
第三十七条
第三十九条第一項
- 48 -
第三十九条第二項
第三十九条第五項
第四十条
第 四十 六条
第四十七条
こ の法律
支援対象事業活動支援団体若しくは支
この法律又は農業競争力強化支援 法
農業競争力強化支援 法第三十条の規定
第一項
により読み替えて適用する第三十九条
農業競争力強化支援法第三十条の規定
再編等事業者及び事業再編等支援団体
対象事業活 動支援団体並びに認定事業
業参入
、対象事業活動並び に事業再編及び事
象事業再編等支援団体
支援対象事業活動支援団体又は支援対
援対象事業再編等支援団体
支援対象事業活動支援団体
支援対象事業活動支援団体
、対象事業 活動
対象事業活動支援団体
第三十九条第一項
第三十九条第二項
- 49 -
雑則
第四十八条第九号
第五節
第三十四条第二項
により読み替えて 適用する第三十九条
第二項
農業競争力強化支援 法第三十条の規定
により読み替えて適用する第三十四条
第二項
国は、事 業再編又は事業参 入の促進に資する よう、これらの取 組に関する情報の収集、整理及
(情報の収集、整理及び提供)
第三十一条
び 提供を行うも のと する。
認定事業再編事業者は、認定事業再編計画に従って事業再編を実施するに当たっては、その雇
(雇用の安定等)
第三十二条
用する 労働者の理解と協 力を 得るとともに 、当該労働者につ いて 、失業 の予防 その他雇用の安定を図るた
めに必要な措置を講ずる よう 努めるも のと する。
- 50 -
2
3
4
5
国は 、認定事業再編事 業者の雇用する労働者について 、失業の予防その他雇 用の安定を図るた めに必要
な措置を講ずるよう努めるものとする。
国は、認 定事業再編事業者 に雇用されて いた 労働者について 、 就職のあっせんそ の他その職業及び 生活
の安定に資するために必要な措置を講ずるよう 努めるものとする。
国は、前二項 の労働者について 、職業訓練の実施 その他の能力の開 発及び向上を 図るために必要な措置
を講ずるよう努めるものとする。
国 は 、 認 定 事 業 再 編 事 業 者 の 関 連 中 小 企 業 者 に つ いて 、 そ の 新 た な 経 済 的 環 境 へ の 適 応の 円 滑 化 に 資 す
るために必要な措置を講ずるよう努めるものとする。
国は、認定事業再編事業者又は認定事業参入事業者に対し、事業再編又は事業参 入の適確な実
(指導及び助言)
第三十三条
施に必要な指導及び助言を行うものとする。
主務大臣は、認定事業再編事業者又は認定事業参入事業者に対し、認定事業再編計画又は認定
(報告の徴収)
第三十四条
- 51 -
雑則
事 業参 入 計画の実施 状況 に つ いて 報告 を求 めること がで き る 。
第四章
( 主務 大臣 等 )
この法律における主務 大臣は、次の各号に掲げる事項 の区分に応じ、当該各号に定める大臣と
事業参入計画に関する事項
大臣
事業再編計画に関する事項
る大臣とする。
一
二
農林水産大臣及び当該事業参入計画に係る農業生産関連事業を所管する
この法律における主務省令は、農林水産大臣及び農業生産関連事業を所管する大臣の共同で発する命令
大臣
農林水産大臣及び当該事業再編計画に係る農業生産関連事業を所管する
する。ただし、第六条及び第十七条に規定する主務大臣は、農林水産大臣及び農業 生産関連事業を所管す
第三十五条
2
とする。
(権限の委任)
- 52 -
第三十六条
この法律に規定する主務大臣の権限は、主務省令で定めるところにより、地方支分部局の長に
罰則
委任することができる。
第五章
第三 十四条の規定 による報告をせず 、又は虚偽の報告をしたときは、その違反行為をした者は
法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、
、三十万円 以下 の罰金に処す る。
第三十七条
2
第二十九条第二項の規定に違反して 、農林水産大臣の認可を受けなかった場合には、その違反
前項の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して同項の刑を科する。
第三十八条
行為をした支援機構の取締役、会計参与若しくはその職務を行うべき社員又は監査役は、百万円以下の過
則
料に処する。
附
こ の 法律は 、公 布の日 から起 算して三 月 を 超えない範囲内 において 政令で定 める日から施行す る。
(施行期日)
第一条
- 53 -
ただし 、附則第三条 の規定は、公布の日から施行する。
(経過措置)
第十 六条第一 項の規定 による最 初の調査は 、こ の法律 の施 行の日からおおむ ね一 年以内に行うも の
第十六条第二項の規定による最初の検討は、この法律の施行の日からおおむね二年以内に行うものとす
とする。
第二条
2
る。
前条に定めるもののほか、この法律の施行に関し必要な経過措置は、政令で定める。
(政令への委任)
第三条
独立行政法人中小企業基盤整備機構法(平成十四年法律第百四十七 号)の一部を次のよう に改正す
(独立行政法人中小企業基盤整備機構法の一部改正)
第四条
る。
第 十 五 条 第一 項 中第 二十 三 号を 第 二十 四 号と し 、 第 十 六 号 から 第 二 十 二 号 まで を 一 号 ず つ繰 り下 げ 、第
十五号の次に次の一号を加える。
- 54 -
十六
農業競争力強化支援法(平成二十九年法律第
うこと 。
号)第二十四条の規定による債務の保証を行
第十七条第一項第三号中「及び第十五号」を「、第十五号及び第十六号」に改め、同条第二項中「第十
五条第一項第十六号及び第十七号」を「第十五条第一項第十七号及び第十八号」に、「同条第一項第二十
二号」を「同条第一項第二十三号」に改める。
第十八条第一項第一号中「第十五条第一項第十八号から第二十一号まで」を「第十五条第一項第十九号
から第二十二号まで」に、「同項第二十二号」を「同項第二十三号」に改め、同項第二号中「業務及び」
を「業務、」に改め 、「除く。)」の下に「及び同項第 十六号に掲げ る業 務」を加え、「同 項第二十二号
」を「同項第二十三号」に改め、同項第三号中「第十五条第一項第二十二号」を「第十五条第一項第二十
三 号」 に 改 め 、同 項 第四 号 中「第 十 五 条第 一 項第十 六 号 」を 「 第 十 五条第 一 項第十 七 号 」 に 、「 同 項第 二
十 二 号 」を 「 同 項第 二十 三 号 」 に 改 め 、同 項第 五 号 中「 第十 五条 第 一 項第 十七 号 」を 「 第 十 五条 第 一 項第
十八号」に、「同項第二十二号」を「同項第二十三号」に改める。
第二十一条第一項中「及び第十五号」を「、第十五号及び第十六号」に改める。
- 55 -
第二十二条第一項中「第十七号」を「第十八号」に改める。
附則第十 四条 の表第十八条第一 項第一号の項中「 第十五条第一 項第 十八号から第 二十 一号まで」を 「第
十五条第一 項第十九号から第 二十二号まで 」に 改め、同表第 二十二条第一項の項中「第十七号」を「第十
八号」に改める。
印紙税法(昭和四十二年法律第二十三号)の一部を次のように 改正する。
( 印 紙 税 法 の一 部改 正 )
第五条
別表第三 の文書名 の欄 中「第十六号並び に第十七 号」を「第十七号並び に第 十八号」に改める。
- 56 -
理
由
農業者による農業 の競争力の強化 の取組を 支援するため、良質かつ低廉な農業資材の供給又は農 産物流通
等の合理化の実現に関し、国の責務及び国が講ずべき施策等を定め、農業生産に関連する事業の再編又は当
該事業へ の参 入を 促進するた め の措 置を 講ず る等 の必 要がある。こ れ が 、こ の法律案 を 提出する理 由で ある。
- 57 -
- 58 -
一
印 紙 税 法 ( 昭 和 四 十 二 年 法 律 第 二 十 三 号 ) …………………………………………………………………… (附則第五条関係)
独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 法 ( 平 成 十 四 年 法 律 第 百 四 十 七 号 ) ……………………………… (附則第四条関係)
農業競争力強化支援法案新旧対照条文目次
二
- 59 -
- 60 -
○
正
案
独立行政法人中小企業基盤整備機構法(平成十四年法律第百四十七号)
改
(附則第四条関係)
現
行
(傍線部分は改正部分)
(業務の範囲)
(業務の範囲)
第十五条 機構は、第四条の目的を達成するため、次に掲げる業務 第十五条 機構は、第四条の目的を達成するため、次に掲げる業務
を行う。
を行う。
一~十五 (略)
一~十五 (略)
十六 農業競争力強化支援法(平成二十九年法律第
号)第 (新設)
二十四条の規定による債務の保証を行うこと。
十七~二十四 (略)
十六~二十三 (略)
2~5 (略)
2~5 (略)
(業務の委託)
(業務の委託)
第十七条 機構は、主務大臣の認可を受けて、金融機関に対し、次 第十七条 機構は、主務大臣の認可を受けて、金融機関に対し、次
に掲げる業務の一部を委託することができる。
に掲げる業務の一部を委託することができる。
一・二 (略)
一・二 (略)
三 第十五条第一項第七号から第九号の二まで 、第十五号及び第
三 第十五条第一項第七号から第九号の二まで及び第十五号に掲
十六号に掲げる業務のうち債務の保証に関するもの(これらに
げる業務のうち債務の保証に関するもの(これらに附帯する業
附帯する業務を含む。)
務を含む。)
四~八 (略)
四~八 (略)
2 機構は、経済産業大臣の認可を受けて定める基準に従って、事 2 機構は、経済産業大臣の認可を受けて定める基準に従って、事
業協同組合その他の事業者の団体に対し、前項第五号及び第七号
業協同組合その他の事業者の団体に対し、前項第五号及び第七号
に掲げる業務並びに第十五条第一項第十七号及び第十八号に掲げ
に掲げる業務並びに第十五条第一項第十六号及び第十七号に掲げ
る業務(以下この項において「共済事業」という。)に関連する
る業務(以下この項において「共済事業」という。)に関連する
同条第一項第二十三号に掲げる業務並びに共済事業及び共済事業
同条第一項第二十二号に掲げる業務並びに共済事業及び共済事業
に関連する同号に掲げる業務に附帯する業務の一部を委託するこ
に関連する同号に掲げる業務に附帯する業務の一部を委託するこ
とができる。
とができる。
3・4 (略)
3・4 (略)
- 61 -
(区分経理)
(区分経理)
第十八条 機構は、次に掲げる業務ごとに経理を区分し、それぞれ 第十八条 機構は、次に掲げる業務ごとに経理を区分し、それぞれ
勘定を設けて整理しなければならない。
勘定を設けて整理しなければならない。
一 第十五条第一項第一号から第六号までに掲げる業務、同項第
一 第十五条第一項第一号から第六号までに掲げる業務、同項第
八号及び第九号に掲げる業務(それぞれ次号及び第三号に掲げ
八号及び第九号に掲げる業務(それぞれ次号及び第三号に掲げ
るものを除く。)、同項第十号から第十四号までに掲げる業務
るものを除く。)、同項第十号から第十四号まで に掲げる業務
、同項第十五号に掲げる業務(産業競争力強化法第百十七条第
、同項第十五号に掲げる業務(産業競争力強化法第百十七条第
一項に規定する協力及び同法第百三十三条に規定する出資その
一項に規定する協力及び同法第百三十三条に規定する出資その
他の業務に限る。)並びに第十五条第一項第十九号から第二十
他の業務に限る。)並びに第十五条第一項第十八号から第二十
二号までに掲げる業務並びにこれらに関連する同項第二十三号
一号までに掲げる業務並びにこれらに関連する同項第二十二号
に掲げる業務並びにこれらに附帯する業務並びに同条第二項第
に掲げる業務並びにこれらに附帯する業務並びに同条第二項第
一号から第四号まで、第七号及び第八号に掲げる業務
一号から第四号まで 、第七号及び第八号に掲げる業務
二 第十五条第一項第七号に掲げる業務、同項第八号に掲げる業
二 第十五条第一項第七号に掲げる業務、同項第八号に掲げる業
務(中心市街地活性化法第五十二条第一項に規定するものに限
務(中心市街地活性化法第五十二条第一項に規定するものに限
る。)、第十五条第一項第九号に掲げる業務(中小企業等経営
る。)、第十五条第一項第九号に掲げる業務(中小企業等経営
強化法第十九条に規定するものに限る。)、同項第九号の二に
強化法第十九条に規定するものに限る。)、同項第九号の二に
掲げる業務、同項第十五号に掲げる業務(前号に掲げるものを
掲げる業務及び同項第十五号に掲げる業務(前号に掲げるもの
除く。)及び同項第十六号に掲げる業務並びにこれらに関連す
を除く。)並びにこれらに関連する同項第二十二号に掲げる業
る同項第二十三号に掲げる業務並びにこれらに附帯する業務
務並びにこれらに附帯する業務
三 第十五条第一項第八号及び第九号に掲げる業務のうち特別会
三 第十五条第一項第八号及び第九号に掲げる業務のうち特別会
計に関する法律(平成十九年法律第二十三号)第五十条の規定
計に関する法律(平成十九年法律第二十三号)第五十条の規定
による産業の開発のために国の財政資金をもって行う出資に関
による産業の開発のために国の財政資金をもって行う出資に関
するもの並びにこれらに関連する第十五条第一項第二十三号に
するもの並びにこれらに関連する第十五条第一項第二十二号に
掲げる業務並びにこれらに附帯する業務並びに同条第二項第五
掲げる業務並びにこれらに附帯する業務並びに同条第二項第五
号及び第六号に掲げる業務
号及び第六号に掲げる業務
四 第十五条第一項第十七号に掲げる業務及びこれに関連する同
四 第十五条第一項第十六号に掲げる業務及びこれに関連する同
項第二十三号に掲げる業務並びにこれらに附帯する業務並びに
項第二十二号に掲げる業務並びにこれらに附帯する業務並びに
同条第二項第九号に掲げる業務
同条第二項第九号に掲げる業務
五 第十五条第一項第十八号に掲げる業務及びこれに関連する同
五 第十五条第一項第十七号に掲げる業務及びこれに関連する同
項第二十三号に掲げる業務並びにこれらに附帯する業務
項第二十二号に掲げる業務並びにこれらに附帯する業務
(略)
2 (略)
2
- 62 -
(第二種信用基金)
(第二種信用基金)
第二十一条 機構は、第十五条第一項第七号、第九号、第九号の二 第二十一条 機構は、第十五条第一項第七号、第九号、第九号の二
、第十五号及び第十六号に掲げる業務のうち債務の保証に関する
及び第十五号に掲げる業務のうち債務の保証に関するもの並びに
もの並びにこれらに附帯する業務に関する第二種信用基金を設け
これらに附帯する業務に関する第二種信用基金を設け、廃止法附
、廃止法附則第四条第十三項の規定により第二種信用基金に充て
則第四条第十三項の規定により第二種信用基金に充てるべきもの
るべきものとして政府から出資があったものとされた金額、同条
として政府から出資があったものとされた金額、同条第十四項の
第十四項の規定により第二種信用基金に充てるべきものとして政
規定により第二種信用基金に充てるべきものとして政府以外の者
府以外の者から出えんがあったものとされた金額及び第六条第二
から出えんがあったものとされた金額及び第六条第二項後段の規
項後段の規定により第二種信用基金に充てるべきものとして政府
定により第二種信用基金に充てるべきものとして政府が示した金
が示した金額の合計額に相当する金額をもってこれに充てるもの
額の合計額に相当する金額をもってこれに充てるものとする。
とする。
(略)
2 (略)
2
(長期借入金及び中小企業基盤整備債券)
(長期借入金及び中小企業基盤整備債券)
第二十二条 機構は、第十五条第一項第四号に掲げる業務、同項第 第二十二条 機構は、第十五条第一項第四号に掲げる業務、同項第
八号に掲げる業務(中心市街地活性化法第三十九条第一項の規定
八号に掲げる業務(中心市街地活性化法第三十九条第一項の規定
によるものに限る。)、第十五条第一項第九号に掲げる業務(中
によるものに限る。)、第十五条第一項第九号に掲げる業務(中
小企業等経営強化法第四十二条第一項第一号に掲げるものに限る
小企業等経営強化法第四十二条第一項第一号に掲げるものに限る
。)並びに第十五条第一項第十一号及び第十八号に掲げる業務に
。)並びに第十五条第一項第十一号及び第十七号に掲げる業務に
必要な費用に充てるため、経済産業大臣の認可を受けて、長期借
必要な費用に充てるため、経済産業大臣の認可を受けて、長期借
入金をし、又は中小企業基盤整備債券(以下「債券」という。)
入金をし、又は中小企業基盤整備債券(以下「債券」という。)
を発行することができる。
を発行することができる。
2~6 (略)
2~6 (略)
附 則
附 則
(業務の特例に係る予算等の特例)
(業務の特例に係る予算等の特例)
第十四条 附則第五条第一項及び第二項、第六条第一項から第四項 第十四条 附則第五条第一項及び第二項、第六条第一項から第四項
まで並びに第七条から第八条の六までの規定により機構が業務を
まで 並びに第七条から第八条の六まで の規定により機構が業務を
行う場合には、次の表の上欄に掲げるこの法律の規定中同表の中
行う場合には、次の表の上欄に掲げるこの法律の規定中同表の中
欄に掲げる字句は、それぞれ同表の下欄に掲げる字句とするほか
欄に掲げる字句は、それぞれ同表の下欄に掲げる字句とするほか
、必要な技術的読替えは、政令で定める。
、必要な技術的読替えは、政令で定める。
- 63 -
(略)
(略)
第二十二条第
一項
(略)
第十八条第一
項第一号
(略)
(略)
第十八号に掲げ
る業務
(略)
並びに第十五条
第一項第十九号
から第二十二号
までに掲げる業
務
(略)
、第十五条第一項第十九号
から第二十二号まで に掲げ
る業務並びに附則第八条の
二及び第八条の四の業務(
それぞれ第三号に掲げるも
のを除く。)
(略)
第十八号に掲げる業務並び
に附則第五条第一項、第六
条第一項から第三項まで 、
第八条及び第八条の二の業
務並びに附則第八条の四第
一項の業務(旧特定産業集
積活性化法第十一条第一項
に規定するものに限る。)
(略)
(略)
(略)
第二十二条第
一項
(略)
第十八条第一
項第一号
(略)
(略)
第十七号に掲げ
る業務
(略)
並びに第十五条
第一項第十八号
から第二十一号
までに掲げる業
務
(略)
、第十五条第一項第十八号
から第二十一号までに掲げ
る業務並びに附則第八条の
二及び第八条の四の業務(
それぞれ第三号に掲げるも
のを除く。)
(略)
第十七号に掲げる業務並び
に附則第五条第一項、第六
条第一項から第三項まで、
第八条及び第八条の二の業
務並びに附則第八条の四第
一項の業務(旧特定産業集
積活性化法第十一条第一項
に規定するものに限る。)
(略)
- 64 -
○
正
案
印紙税法(昭和四十二年法律第二十三号)
改
現
行
(傍線部分は改正部分)
別表第三 非課税文書の表(第五条関係)
文 書 名
作 成 者
(略)
(略)
独立行政法人中小企業基盤整備機構法 独立行政法人中小企業
(平成十四年法律第百四十七号)第十 基盤整備機構
五条第一項第一号から第四号まで、第
五号ロ及びハ、第六号、第八号(中心
市街地の活性化に関する法律(平成十
年法律第九十二号)第三十九条第一項
の規定による特定の地域における施設
の整備等の業務に限る。)、第九号(
中小企業等経営強化法(平成十一年法
律第十八号)第四十二条第一項の規定
による特定の地域における工場又は事
業場の整備、出資等の業務に限る。)
、第十二号、第十四号、第十六号並び
に第十七号に掲げる業務並びに独立行
政法人中小企業基盤整備機構法第十五
条第二項(業務の範囲)に掲げる業務
(同項第八号に掲げる業務を除く。)
並びに同法附則第五条(公団の工業再
配置等業務に係る業務の特例)の業務
(同条第一項第五号ロからニまでに掲
げる業務を除く。)、同法附則第六条
(公団の産炭地域経過業務に係る業務
の特例)の業務、同法附則第八条(旧
(附則第五条関係)
別表第三 非課税文書の表(第五条関係)
文 書 名
作 成 者
(略)
(略)
独立行政法人中小企業基盤整備機構法 独立行政法人中小企業
(平成十四年法律第百四十七号)第十 基盤整備機構
五条第一項第一号から第四号まで、第
五号ロ及びハ、第六号、第八号(中心
市街地の活性化に関する法律(平成十
年法律第九十二号)第三十九条第一項
の規定による特定の地域における施設
の整備等の業務に限る。)、第九号(
中小企業等経営強化法(平成十一年法
律第十八号)第四十二条第一項の規定
による特定の地域における工場又は事
業場の整備、出資等の業務に限る。)
、第十二号、第十四号、第十七号並び
に第十八号に掲げる業務並びに独立行
政法人中小企業基盤整備機構法第十五
条第二項(業務の範囲)に掲げる業務
(同項第八号に掲げる業務を除く。)
並びに同法附則第五条(公団の工業再
配置等業務に係る業務の特例)の業務
(同条第一項第五号ロからニまでに掲
げる業務を除く。)、同法附則第六条
(公団の産炭地域経過業務に係る業務
の特例)の業務、同法附則第八条(旧
- 65 -
繊維法に係る業務の特例)の業務並び
に同法附則第八条の二第一項(旧新事
業創出促進法に係る業務の特例)及び
第八条の四第一項(旧特定産業集積活
性化法に係る業務の特例)の業務に関
する文書
(略)
(略)
繊維法に係る業務の特例)の業務並び
に同法附則第八条の二第一項(旧新事
業創出促進法に係る業務の特例)及び
第八条の四第一項(旧特定産業集積活
性化法に係る業務の特例)の業務に関
する文書
(略)
(略)
- 66 -
五
四
三
二
一
金融商品取引法(昭和二十三年法律第二十五 号)( 抄)
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成十八年法律第四十八号)(抄)
株式会社農林漁業 成長 産業化支援 機構法( 平成二十四年法律第八十三 号)( 抄)
株 式 会 社 日 本 政 策 金 融 公 庫 法 ( 平 成 十 九 年 法 律 第 五 十 七 号 ) ( 抄)
社 債 、 株 式 等 の 振 替 に 関 す る 法 律 ( 平 成 十 三 年 法 律 第 七 十 五 号 ) ( 抄)
情 報 処 理 の 促 進 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 四 十 五 年 法 律 第 九 十 号 ) ( 抄)
農業競争力強化支援法 案参照条文 目次
六
独立行政法人中小企業基盤整備機構法(平成十四年法律第百四十七 号)(抄)
印紙税 法( 昭和 四十二 年法律 第二 十三 号) ( 抄)
七
八
- 67 -
- 68 -
○
情 報 処 理 の 促 進 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 四 十 五 年 法 律 第 九 十 号 ) ( 抄)
(定義)
2
(略)
こ の 法 律 に お い て 「 プ ロ グ ラ ム 」 と は 、 電 子 計 算 機 に 対 す る 指 令で あ つて 、 一 の 結 果 を 得 る こ と がで き る よ う に 組 み 合 わ さ れ た も のを い う 。
(略)
3
社 債 、 株 式 等 の 振 替 に 関 す る 法 律 ( 平 成 十 三 年 法 律 第 七 十 五 号 ) ( 抄)
第二条
○
次に掲げる社債で 振替機関が取り扱 うも の(以下こ の章において 「 振替社債」という。)について の権利( 第七十三条に 規定する 利息 の請求
(権利の帰属)
二
一
ハ
イ
利息の支払期限を、ロの元本の償還期限と同じ日とする旨 の定めが あるこ と。
元本 の償還に ついて 、 社 債 の総 額 の払込み のあっ た日 から 一 年未満 の日 とす る 確 定期限 の 定 めがあ り、 か つ、分 割払 の定めがな いこと。
各社債の金 額が一 億円を 下回らないこと。
担 保 付 社 債信 託 法 ( 明治三 十 八 年法 律 第 五 十二 号 ) の規定に より担保 が付されるも ので ないこ と 。
株 式 会 社 日 本 政 策 金 融 公 庫 法 ( 平 成 十 九 年 法 律 第 五 十 七 号 ) ( 抄)
(略)
ニ
ロ
次に掲げる要件のすべてに該当する社債(第八十三条において 「短期社債」という。)
権を除く。) の帰属は、こ の章の規定に よる 振替口座 簿の記載又は記 録に より定まるも のとする。
第六十六条
○
次のいずれかに該当する者をいう。
資 本金 の 額 又 は 出 資 の 総 額が そ の 業 種ご と に 政 令で 定 め る 金 額 以 下 の 会 社 並 び に 常 時使 用 す る 従業 員 の 数 が そ の 業 種 ご と に 政 令で 定 め る 数 以下 の
を 営 む も の ( ロ の政 令で 定 める 業 種 に 属す る 事 業 を 主 た る 事 業と す る も のを 除 く 。 )
を 主たる 事業とす る 事業者に ついて は百 人) 以下の会 社 及び個 人で あって 、 政 令で 定める 業 種に属す る 事業( 以下 「 中小 企 業特 定事業 」と いう 。 )
ついて は 一 億円)以下 の会 社並びに常 時使 用する 従業員 の数が三百人(小 売 業を 主たる 事業とす る 事業者に ついて は五 十 人、 卸売 業又 は サービス業
資本金の額又は出資の総額が三億円(小売業又はサービス業を 主たる事業とする事業者については五千万円、卸売業を 主たる事業とする事業 者に
中小企業者
(略)
こ の法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(定義)
第二条
三
一・二
イ
ロ
- 69 -
中小企業等協同組合、農業協同組合、農業協同組合 連合会、水産業協同組合、森林 組合、生産森林組合、 森林 組合連合会、消費 生活協同組合 及び
会社及び個 人であって 、 その政 令で 定める業種に属する事業を 主 たる 事業 と す る も の のうち 、中 小 企 業 特 定 事 業を 営む も の
協 業 組 合 で あ って 、 中 小 企 業特 定 事 業 を 営 む も の
ハ
ニ
商工組合 及び商工組合連合会であって 、中小企業特定事業を営むもの又は その構 成員が中小企業特定事業を営む者で あるもの
消費 生活 協 同組 合 連合 会で あ って 、 中 小 企業 特 定 事 業を 営 む も の又 は そ の構 成員 の三 分 の二 以 上が中 小 企 業 特 定 事 業を 営む 者で あ るも の
ホ
商 店 街 振興 組 合 及 び商店 街 振興組 合 連合 会で あ って 、 中小 企 業 特 定事 業を 営 むも の又は その構 成員 の三 分 の二 以上が 中 小 企業特 定 事 業を 営 む 者で
生活 衛生 同業組合、 生活衛生 同業小組合 及び生活 衛生 同業組合 連合会で あ って 、 その直 接 又 は 間 接 の構 成員 の 三 分 の二 以 上 が 五 千 万 円 ( 卸売業を
あるもの
ヘ
ト
主 たる 事業 と す る 事業 者 に ついて は 、 一 億円) 以 下 の金 額を そ の 資本 金 の 額若し く は 出 資の 総 額 と する 法 人又 は常 時五 十 人( 卸売 業 又は サ ー ビ ス業
業特定事業を営む者で あるもの
を 主 たる 事業 と す る 事業 者 に ついて は 、 百 人) 以 下 の 従業 員 を 使 用す る 者で あ るも の のう ち、 中 小 企 業特 定 事 業を営 む も の又は そ の構 成員 が 中 小 企
酒 造 組 合 、酒 造 組 合 連合 会 及 び 酒造 組 合 中 央会で あ って 、 そ の 直 接又 は 間 接 の構 成 員で ある酒 類 製 造 業者 の 三 分 の二 以 上 が 三 億 円 以 下 の金 額を そ
内 航 海運組合 及び 内航 海運 組合連合 会で あって 、 そ の直 接 又 は 間接 の構 成員で ある 内 航海運 事業を営む 者 の三分 の二 以 上が三 億 円以下の金 額を そ
本 金 の 額 若 し く は 出 資の 総 額 と す る 法 人又 は 常 時 五 十 人 ( 酒 類 卸 売 業 者 に ついて は 、 百 人) 以 下 の 従 業 員 を 使 用す る 者 で あ る も の
央 会で あって 、 そ の直 接 又 は 間接 の構 成員で あ る 酒 類 販売 業 者 の三 分 の二 以上が 五 千 万円( 酒 類 卸売 業 者 に ついて は 、 一 億円) 以 下 の金 額を そ の資
の資本金 の額若しくは 出資の総額とする法 人又は常時三百人以下 の従業員を 使 用する者で あるも の並びに酒 販組合、酒 販組合 連合会及び酒 販組合中
チ
リ
(略)
の資本金 の額若しくは 出資の総額とする法人又は常時三百人以下の従業員を使用する者で あるもの
四・五
(業務の範囲)
公 庫 は 、 そ の目 的を 達 成す る た め、次 の 業 務 を 行 う も のとす る 。
別 表 第 一 の 中 欄 に 掲 げる 者 に 対 して 、 そ れ ぞ れ 同 表 の 下 欄 に 掲 げ る 資 金 を 貸 し付 け る 業 務 ( 同表 第 十 四 号 の 下 欄に 掲 げ る 資金 を 貸 し 付け る 業 務 に あ
っては 、 当該 資金を 調 達する ために 新 たに発行す る社 債(社 債、 株式等 の振替に関する法律(平成十三年法律第七十五号)第六十六条第一号に 規 定す
四
三
前各号に掲げる業務に附帯する業務を行うこ と。
公庫 の行う業務 の利用者に対して、 その業務に関連する情 報の提供を行うこ と。
削除
中小企業信用保険法(昭和二十五年法律第二百六十四号)の規定に よる保険を行うこ と。
別表第二に掲げる業務を行うこ と。
る 短期社債を 除く。 第五十三条において 同じ。)を 応募その他 の方法に より取得する業務を 含む 。以下 同じ。)を 行うこと。
六
公庫は 、 その目的を 達成する ため、 主務大 臣が、一 般 の金 融機関が 通常の条件に より特 定資金 の貸付 け 等を行 うこ とが困難で あ り、 か つ、 主務大臣が
五
二
一
第十一条
2
- 70 -
3
一
指 定 金 融 機 関 が行 う 特 定 資金 の貸 付 け 等 に 係 る 債務 の 全 部 又は 一 部 の 弁済 が な さ れな いこ と とな っ た 場 合に お いて 、 そ の 債 権 者で あ る 指 定金 融 機 関
指 定 金 融 機 関に 対 し 、 特 定 資金 の貸付 け 等 に 必要 な 資金 の貸 付 け を 行うこ と 。
指 定す る者 ( 以下 「指 定金融 機関 」という。)が危 機対応 業務を 行うこと が 必要である旨を 認定する 場合に、次に掲げる業務を行うも のとす る。
二
前二 号に 掲 げる 業務 に 附帯 す る業 務を 行 うこ と 。
に対して その弁済がな されないこととなった額の一部の補て んを行うこ と。
三
公庫は、前二項に規定する業務のほか、 その目的を 達 成す る た め、指定金 融 機関が 行 っ た特 定 資金 の貸 付 け 等で あって 前 項第一 号又は第二 号に掲げる
業務に 係るも のに ついて 、当該指 定金融 機関に対し利子補 給金を 支給す る業務 及びこ れに 附帯する 業務を 行うこ とができ る。
(業務の方法)
公庫は、業務 開始の際、前条第一項各号に掲げる 業務の方法を 定め、主務大臣の認可を受けなければならない。これを変更しようとするとき も
(略)
、同様とする。
第十二条
2~4
(予算の形式及び内容)
(略)
(略)
次に掲 げる業務ご と の政府 から の借 入金 の限度 額
前項の予算総則において は、次の事項を 定めるも のとする。
第三十一条
2
一
イ
第 十 一 条 第 一 項 第 一 号 の 規 定 に よ る 別 表 第 一 第 八 号 か ら 第 十 三 号 ま で の 中 欄 に 掲 げる 者 に 対 して 貸 付 け を 行 う 業 務 並 び に 同 項 第二 号 の 規 定 に よ る
別 表 第 二 第二 号 及 び 第九 号 に 掲 げる 業 務 ( 同号 に 掲 げ る 業 務 に あ って は 、 別 表 第 一 第 八 号か ら 第 十 三 号 まで の 下 欄 に 掲 げ る 資 金 の貸 付 け の 業 務 又は
ロ
別表 第二 第二 号に掲 げる業務と 密接な 関 連を 有す るも のに限 る。) 並びに 同項 第五 号 の規定に よるこ れら の業務 の利用者に 対す る 情 報 の提 供を 行 う
業務並びに 同項 第六号の規定に よるこれら の業務に 附帯する業務
(略)
(略)
(略)
ハ・ニ
二~五
3~5
(区分経理)
(略)
公庫 は 、 次 に掲 げ る 業 務ご と に 経 理を 区 分 し 、 そ れ ぞ れ 勘 定を 設 けて 整理 し な け れば な ら な い。
一
第十一条第一項第一 号の規定に よる別表 第一 第八号から 第十三 号まで の中欄に掲げる者に対して貸付けを行う業務並びに 同項第二号の規定による別
第四十一条
二
- 71 -
第二第二 号に掲 げる 業務と 密接な 関 連を有す るも のに限 る。)並 びに 同項第五 号 の規定に よるこ れら の業務の利用者に対す る情 報の提 供を 行う業務並
表 第二 第二 号 及び第九号に掲げる業務( 同号に掲げる業務にあって は、別表 第一 第八 号から 第十三号まで の下欄に掲げる 資金 の貸付け の業務 又は別表
(略)
びに同項第六号の規定によるこれらの業務に附帯する業務
三~七
公庫 は 、 第十一 条 第一 項第一 号に 掲 げる 業務 及び同項 第二 号に 掲 げる 業務並 びに 同項 第五 号の規定に よるこ れら の業務 の 利用者に対する情報
(資金の調達のための貸付債権及び社債の信託及び譲渡)
第五十三条
の 提 供を 行 う 業 務 並 び に 同 項 第 六 号 の 規定 に よ るこ れら の業 務 に 附 帯 す る業務を 行う ために 必要な資金 の財源に 充て る ため、次に掲げる行 為を す る 場合
には、主務大臣の認可を 受けなければならない。
貸付 債権 及び社 債( 第十一 条第一 項 第二号 の規定による別表 第二 第三 号に掲げる 業務として 譲り受け た特 定中小企業貸付債権( 同表の注
る特 定中小企業貸付 債権を いう。 第六十三条第四項各号に お いて 同じ。 ) 及び取 得し た特 定中小 企 業 社 債( 同表 の注
に規定す
に規定する特定中小企業社債を
いう。第六十三条第三項において 同じ。)を 含む。次号及び次条第一項において 「貸付債権等」という。)の一部について 特 定信託(同表 の注
貸付債権等の一部を特定目的会社等(別表第二の注
定する特定信託をいう。第六十三条第四項第一号において 同じ。)をし、当該特定信託の受益権の全部又は一部を譲渡するこ と。
二
前二 号に掲 げる行為に 附帯する行 為をするこ と。
(監督)
第五十八条
に規定す る特定目的会社等をいう。)に譲渡するこ と。
に規
(12)
主務 大 臣 は 、こ の法 律 又 は 中 小 企 業 信 用 保 険 法 を 施 行 す る ため 必 要 が ある と 認 め るとき は 、 公庫 若 し く は 受 託 法 人 ( 第 十 四 条 第四 項 又 は 第五
(報告及び検査)
保 険 法を 施行 す る た め必要 が あ ると 認 める とき は 、 公 庫に 対 し 、 その 業 務 に 関し監 督 上 必要 な 命 令を す るこ と がで き る 。
主務大 臣は、 公庫 の運営 又は 管理に ついて 、 法 令若 しくは 定款に 違反 し、又は 著しく 不当な 事項が あると認めるとき その他こ の法律又は 中小企 業 信 用
公庫は、主務大臣がこ の法律又は中小企業信 用保険 法 の定めるとこ ろ に従い監 督する。
三
一
(8)
受 託 法 人の 事 務 所 その他 の施 設に 立 ち 入 り、 帳 簿、 書類そ の他 必要な 物 件を 検査 させるこ とがで き る。 ただ し、受 託法 人に対 して は 、そ の委 託を 受け た
(略)
業務の範囲内に限る。
2~ 4
こ の法律における主務大臣は、次の各号に掲げる事項 の区分に応じ、当該各号に定める大 臣とする。
(主務大臣)
第六十四条
- 72 -
(9)
十 四 条 第 二 項 の 規定 に よ り 委 託を 受 け た 法 人を 含む 。 以 下こ の 項 及 び 第 七 十一 条 に お いて 同 じ 。 )に 対 して 報告を さ せ 、又 は そ の職員 に 、 公 庫若 し く は
第五十九条
2
(10)
2
四
(略)
第十一 条 第一項 第一 号の規定に よる別表 第一 第八号から 第十三 号まで の中欄に掲げる者に対して 貸付けを 行う 業務並 びに 同項第二 号の規定に よる別
一~三
表 第二 第二 号 及 び 第九 号に 掲 げる 業 務 ( 同号に 掲 げ る業 務 に あ って は 、 別 表 第 一 第 八 号か ら 第 十 三 号 まで の 下 欄 に 掲 げ る 資 金 の貸 付 け の 業 務 又は 別 表
第二 第二号に掲 げる業務と 密接な関 連を 有するも のに限る。)並びに 同項第五号の規定によるこ れらの業務 の利用者に対する情報の提供を 行う業務並
農林水産大臣及び財務大臣
次の各号 のいずれかに該当する場合には、 その違反行為を した公庫 の取 締役、 執行役、会 計参 与若しくは その職 務を 行うべき 社員又は監査役
(略)
びに 同項 第六号の規定に よるこ れら の業務に 附帯 する業務並 びにこ れら の業務に係る財務 及び会 計に関する 事項
(略)
五~七
第七十三条
(略)
(略)
第十一条に規定する業務 以外の業務を 行っ たとき 。
一・二
は 、 百 万 円以下 の過 料に 処す る 。
三
四~七
別表第二(第十一条関係)
四
(略)
特 定 中 小 企 業 貸 付 債権 及 び 特 定中 小 企 業 社債に 係る 債務 の一部 の保 証を 行 うこ と。
(略)
五~八の三
前 各 号 に 掲 げ る 業務 又 は 別 表 第 一 第一 号か ら 第 十 四 号 まで の 下 欄 に掲 げ る 資金 の貸 付け の 業 務 と 密接 な 関 連を 有 す る 業務 のう ち 、
一~三
九
金銭の特定信託及び当該特定信託の受益権の全部又は一部の譲渡を行うこと。
次に掲げるもの
1
特 定 目 的 会 社 等 の 優 先 株 式 ( そ の 発 行 の時 に お いて 議決 権 を 行 使 す る こ と がで き る 事 項 の な い 株 式で あ って 、 剰 余 金 の 配 当 及
公庫に対して 資金 の貸付けに係る債務を 有する者(別表第一第十四号の中欄に掲げる者以外の者に あっては、中小企業者又は
信託会 社等 及び特 定目的会 社等に対する貸付けを 行うこ と。
号 ) 第 二 条 第 五 項 に 規 定 す る 優 先 出 資を い う 。 ) の 取 得 並 び に 一 般 社 団 法 人 に 対 す る基 金 の 拠 出を 行 うこ と。
び 残 余 財 産 の分 配 に ついて 優 先 的 内容 を 有 す る も のを い う 。 ) 及 び 優 先出 資 ( 資 産の 流 動 化 に関 す る 法 律( 平 成 十 年法 律 第 百 五
2
3
4
- 73 -
○
のを行うこ と。
中小規模 の事業者 として 主務省令で 定めるも のに限る。) の株式又は持分の取得であって 、当該債務を 消滅させる ためにするも
株式会社農林漁業成長産業化支援機構法(平成二十四年法律第八十三号)(抄)
(略)
第二十一条第一項各号に掲げる業務の完了により解散する旨
(略)
機構 の定款には、会社法第二十七条各号に掲 げる事項のほか、次に掲げる事項を 記 載し、又は記 録しな ければならない。
(定款の記載又は記録事項)
六
一~五
第六条
2
会社法第三十条第二項、第三十四条 第一 項、第五十九条第一 項第一号及び第九百六十三条第一項の規定の適用について は、同法 第三十条第二項中
(会社法の規定の読替え)
第十条
「前項の公証人の認証を受けた定款は、株式会社の成立前」とあるのは「株式会社農林漁業成長産業化支援機構法(平成二十四年法律第八十三号)第八
条第二項の認可の後株式会社農林漁業成長産業化支援機構の成立前は、 定款」と、 同法 第三十四条第一項中「設立時発行株式の引受け」とある のは 「株
式 会 社 農 林 漁 業 成 長 産 業 化支 援 機 構 法 第 八 条 第 二 項 の 認 可 の」 と 、 同 号中 「 定 款 の認証 の年 月日 及 び そ の認証を し た公 証 人 の氏 名」と ある のは 「 株 式 会
社 農 林漁 業 成 長 産業 化 支 援 機構 法 第 八 条第二 項 の 認可 の年 月 日 」 と 、 同法 第 九 百 六 十三 条 第一 項中 「 第 三 十四 条 第一 項」と あ る のは 「 第 三 十四条 第一 項
( 株式会社農林漁 業成長 産業化支援 機構 法第十条 の規定に より読み替えて 適用する 場合を 含む 。)」とする。
(権限)
委員 会は 、 次 に掲 げる 決 定を 行 う 。
第二十一条第一項第八号の規定に より行う指導、 勧告その他 の措置の内容 の決定
第十五条
一
(略)
第二十三条第一項の対 象事業活 動支援の対象となる対象事業者又は対象事業活動支援団体及び当該対象事業活動支援の内容の決定
委 員 会は 、 前 項 第二 号 に 掲 げる 決 定を 行お う と す る とき は 、 あら か じ め、 農林 漁 業 者 その他 の 関 係者 の 意 見を 聴 か な け れば な ら な い。
三・四
二
2
委 員 会 は、 第二 十 一条 第一 項 第一 号 に 規 定す る 支 援 対 象 事 業 者 及 び同 項 第二 号に 規 定す る支 援 対 象 事業活 動 支 援団 体 の 事 業活 動 の 状 況の適 切な評価を
(略)
行い、 その結果を 第一項各号に掲げる決定に反映させるも のとする。
3
4
- 74 -
機構は、 その目的を 達成する ため、次に掲 げる業務を営むも のとする。
支援対 象事業者(農林漁業者が 主体となって 、農林水産物、農林漁業の生産活動又は 農山漁村の特 色を生かしつつ、 新商品 の開発、生産若 し くは 需
要 の開拓、 新 たな 販売 の方式 の導 入若 しくは 販売 の方式 の改 善、新役務 の開発、 提 供若しくは 需要の開拓又は農山漁 村における再生可能エネ ルギ ー の
開 発 、 供給 若 し く は 需 要 の 開 拓 を 行 うこ と に よ り 、 国 内外 に お け る 新 たな 事 業 分 野を 開 拓す る 事 業 活 動 ( 以 下 「 対 象 事 業 活 動 」 と い う 。 ) を 行 う 事 業
者で あ って 、 地 域 資 源を 活 用 し た 農林 漁 業 者 等に よる 新 事業 の 創 出 等 及 び地 域 の農 林 水 産 物 の 利 用促 進に 関 す る 法律 ( 平 成二十二 年 法 律第 六十 七 号)
第五条第一項の認定を 受け たも の(以下「対象事業者」という。) のうち 第二 十 三条第一項 の規 定に より支援 の対 象と な っ たものを い う 。以下 同じ。
支援 対 象 事業活 動 支援団体 ( 対 象 事業 者 に 対 し資金 供給 そ の他 の支援を行 う 団 体 (以下 「 対 象事業活 動 支援団 体 」とい う 。 ) のうち 第二 十三条 第一
項の規定に より支援の対象となっ たも のをいう。以下同じ。)に対する出資
支援対象事業活動支援団体に対する基金(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成十八年法律第四十八号)第百三十一条に規定する基金
支援対象事業者に対する 資金 の貸付け
をいう。) の拠 出
四
支援対象事業者が発行する有価証券(金融商品取引法(昭和二十三年法律第二十五号)第二条第一項に規定する有価証券及び同条第二項の規定に よ
六
支 援 対 象事 業 者 の発行す る 社 債( 社 債、 株式等 の 振替に 関 す る 法律 ( 平 成 十三 年 法 律 第七 十 五 号 ) 第 六 十 六 条第一 号 に 規 定す る 短期 社債を 除く。)
支援対象事業者に対する金 銭債権及び支援対象事業者が保有する金 銭債権の取得
及び資金 の借入れに係る債務 の保証
第二 号 の 資金供給 そ の他 の支援 に 関し、 契約 内容 の適 正 化そ の他 当 該資金 供給 その他 の支援 の対 象と なっ た対 象 事業者 の保 護を 図 り、 及 び我が 国 農
対象事業活動を行い、又は行おうとする事業者に対する専門家の派遣
支援団体に対する指導、 勧告その他 の措置
林 漁 業 の安 定 的 な 成長 発 展 の 見地 に 立 っ た対 象 事 業 活 動 支 援 ( 次条 第 一 項に 規 定 す る 対 象 事 業 活 動 支 援 を い う 。 ) を 行 う た め 必 要 な 支 援 対 象 事 業活 動
九
保有する株式、新株予約権、持分又は有価証券(第二十五条第一項及び第二項において 「株式等」という。) の譲渡その他の処分
対象事業活動を行い、又は行おうとする 事業者に対する助言
十一
前各号に掲 げる業務に関連して 必要な交 渉及び調査
対 象事業活動 及び対 象事業者に対し資金 供給 その他の支援を 行う 事業活動を 推 進するために 必要な調査 及び情 報 の提供
債権の管理及び譲渡その他の処分
十四
前各号に掲げる業務に附帯する業務
十二
十五
前各号に掲げるもののほか、機構の目的を達成するために 必要な業務
機構 は 、 前 項 第 十 六 号 に掲 げ る 業 務を 営 も う とす る とき は、 あら か じめ、 農 林 水 産大 臣 の 認 可を 受 け な けれ ば な ら ない 。
十六
十三
十
八
七
り 有 価 証 券 と み な される 権 利を い う 。 以 下こ の 号 及 び 第 十 一 号 に お いて 同 じ。 ) 及 び 支援 対 象 事業者 が 保 有す る有 価証 券 の取 得
五
三
二
)に対する出資
一
第二十一条
2
- 75 -
農林 水 産 大 臣は 、 機 構 が 対 象 事 業 活 動 及 び 対 象 事 業 者 に 対 し 資 金 供 給 そ の 他 の 支援 を 行 う 事業 活 動 の 支援 ( 前 条 第一 項 第 一 号か ら 第 七 号 まで
に掲げる業務に よりされるものに限る。以下「対 象事業活 動支援 」という。) の対 象となる対 象事業者又は対 象事業活動支援団体及び当該対象事業活動
第二十二条
支 援 の内容 を 決 定す る に 当 た って 従う べき 基 準 ( 以 下こ の 条 及 び次 条 第 一 項に お いて 「支 援 基 準 」と い う 。 )を 定 め る も の と す る 。
対象事業者の意思決定における農林漁業者の主導性の確保に関する事項
支 援 基 準 は 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 含 む も ので な け れ ば な ら な い 。
一
農林漁業の安定的な成長発展を図る ために 必要な対 象 事業活動支援団体 の選 定及び監督に関する 事項
一
農林漁 業者 の所得 の確保 及び農 山漁 村に お け る 雇用 機会 の 創 出そ の他 農 山漁 村 の活 性 化 に 資す るも のとす るこ と 。
多様 な農林漁業者により、 及びその連携の下に担われて いる地 域 の農林漁 業 の健 全な発 展 に 資す るも のとす るこ と。
支援基 準は、次に掲げる事項に配慮して 定められなければならない。
二
2
3
二
対象事業者に対する資金供給その他 の支援が農林漁業者その他の関係者 の意向を尊重したものとなるようにすること。
農 林 水 産大 臣 は 、 支援基 準を 定め よう と する とき は 、あら か じ め、 農 林漁 業 者、 農 林 漁 業に 関 す る 団体 そ の他 の関 係者 の 意見を 反 映 させ る ために必要
三
4
農林水産大臣は、第一項の規定により支援基準を 定めたときは、こ れを公表するも のとする。
( 次 条 第三 項 及 び 第四 項 に お いて 「 事 業 所 管 大 臣 」 と い う 。 ) の意 見を 聴 かな け れ ば なら な い 。
農林 水 産 大 臣は 、 第 一 項 の 規 定 に より 支 援 基 準を 定 め ようと す る とき は、 あら かじ め、 対 象 事業 活 動 支 援 の対 象と なる 活 動 に 係る 事 業を 所 管す る 大 臣
な措置を講ずるものとする。
5
6
機構は、対象事業活動支援を行おうとするときは、支援基準に 従って、その対象となる対象事業者又は対象事業活動支援団体及び当該対象事
(支援決定)
第二十三条
農林水産大 臣は、 前項 の認可の申請があったとき は、遅滞なく、その内容を 事業所 管大臣に通知するとともに、 農林漁業者 その他 の関 係者 の意見を 聴
機構は、 対象事業活動支援をするかどうかを 決定しようとするとき は、あら かじめ、農林水産大臣の認可を 受けなければ ならない。
業活動支援の内容を決定しなければならない。
2
3
事業所 管大臣は、前項の規定に よる通知を 受けた場合において 、当該対 象事業者又は対象事業活動支援団体 の属する事業分野の実態を 考慮して 必要が
かなければなら ない。
4
あ る と 認 め る と き は 、 農 林 水 産 大 臣 に 対 して 意 見 を 述 べ る こ と がで き る 。
(支援決定の撤回)
機構は、次に掲げる場合には、 速や かに、 前条 第一 項 の 規定に よる 決定(次項において 「支援 決定」という。)を撤回しなければならない。
支援 対 象事業活動支援団体が対 象事業者に対し資金 供給 その他 の支援を 行わないとき 。
支援 対 象 事業者 が 対 象事業活 動を行わ な い とき 。
第二 十 四条
一
支援対象事業者又は支援対象事業活動支援団体が破産手続開始の決定、再生手続開始の決定、更生手続開始の決定、特別清 算開始の命令又は外国倒
二
三
- 76 -
2
産処理手続の承認の決定を受けたとき。
機 構 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 支 援 決 定を 撤 回 し たとき は 、 直 ち に 、 支 援 対 象 事 業 者 又 は 支 援 対 象 事 業 活 動 支 援 団 体 に 対 し 、 そ の旨 を 通 知 しな け れば なら
ない。
機構は、 その保有する支援対 象事業者又は 支援対 象事業活動支援団体に 係る 株式等又は 債権の譲渡その他 の処分 の決定を 行おうとするとき は
(株式等の譲渡その他の処分等)
(略)
する全て の株式等及び債権の譲渡その他 の処分を 行うよう努めなければならない。
機構 は 、 経 済情 勢 、 支 援 対 象 事 業 者又 は 支 援 対 象 事 業 活 動 支援 団 体 の 事業 の 状 況 その他 の 事 情を 考 慮 し つつ、 平 成 四十 五 年 三 月三 十 一 日 まで に 、 保 有
、 あら か じ め、農林 水 産大臣 の 認 可を 受 け な け ればなら な い 。
第二 十五 条
2
3
(国の援助等)
農林水産大 臣 及び国 の行政機関 の長は、 機構並びに支援対 象事業者 及び支援対 象 事業活動支援団体に対し、こ れら の者の行う 事業の円滑かつ
実な 実施が促進されるよう、相互に連携を図りながら 協力しなければならない。
前項に定めるも ののほか、農林水産大 臣及び国 の行政 機関 の長は、 機構並びに支援対象事業者 及び支援対象事業活動支援団体 の行う事業の円滑かつ確
確実な実施に関し必要 な助言 その他 の援助を 行う よう努 めなければ なら ない。
第二十六条
2
(財政上の措置等)
国は、対象事業活動支援その他 の対象事業活動の円滑かつ確実な実施に 寄与す る 事 業を 促 進す る た めに 必要な 財 政 上 又は 税 制 上 の 措置 そ の他
の措置を講ずるよう努めなければならない。
第二十七条
(監督)
機構は 、 農林水 産大 臣がこ の法律 の 定める とこ ろに 従い 監 督す る 。
農林 水産大臣は、こ の法律を施行するため必要があると認めるとき は、機構に対し、 その業務に関し監督上 必要 な命令を することがで きる。
第三十四条
2
機構は、 第二 十一 条 第一 項 各号に掲 げる 業務の完 了に より解散す る。
(機構の解散)
第三十七条
農林水産大臣は、機構 の業務の健全かつ適 切な運営を 確保するため必要がある と 認めるとき そ の他こ の法 律を施行す る ため 必要 が ある と 認め
(報告の徴収等)
第三十九条
- 77 -
2
せるこ と ができ る。
るときは、機構から そ の業務に関し報告を させ、又は その職員 に、機構 の営 業所、事務所 その他 の事業場に 立ち 入り、帳簿、書類 その他 の物 件を 検 査 さ
農林 水 産大 臣は、 機構 の業務 の健 全かつ適 切な運営を 確保する ため特 に必要 が あると 認める とき そ の他こ の法 律を 施行す る ため特 に 必要 があ る と 認 め
る とき は、 そ の 必要 の限 度 に お いて 、 支 援 対 象 事 業 活 動支 援 団 体 に対 して 機 構 の 業 務 の 状 況 に 関 し 参考 と な る べき 報 告を させ、 又 は その 職 員に 、 支 援 対
象事業活 動支援団体 の営 業所、 事務所 そ の他 の事業場に立ち 入り、 機構 の業務 の状況に関し参考となるべき 業務 の状況若 しくは帳 簿、書類 そ の他 の物 件
(略)
を検査 さ せるこ と ができる。
支援対 象事業活 動支援団体は、 正当な 理由があるとき は、 第二項 の規定に よる 報告又は 立 入検査を 拒むことがで き る。
3・4
5
地方公共団体及び農業協同組合、 森林組合、漁業協同組合その他 の農林漁業者を直接又は間接の構 成員とす る団体は、対象事業活 動の円滑か つ
(地 方公共団体等の支援)
第四十条
第三十九条第一項の規定に よる 報告を せず、若 しくは 虚偽 の報告を し、 又は 同項の規定による検査を 拒み、妨げ、若しくは忌避した場合には
確実な実施が図ら れる よう、対 象事業者 及び対 象事業活動支援団体に対し、 必要な支援を 行う よう努 めなければなら ない。
第四十六条
処す る。
第三十九条第二項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告を し、又は 同項の規定による検査を 拒み、妨げ、若しくは忌避した場合には
、 そ の 違 反行 為を し た機 構 の取 締役 、 会 計 参 与 ( 会 計 参 与 が 法 人で あ るとき は、 そ の 職 務を 行 う べ き 社 員 ) 、 監 査役 又 は 職 員は 、 五 十 万円 以下 の罰金 に
第四十七条
次 の 各 号 のい ず れ か に 該 当 す る 場合 に は 、 その 違 反 行 為を し た 機 構 の 取 締役、会 計参 与若しくは そ の職 務を 行うべき 社員又は監査役は、 百 万
、 そ の 違反 行 為を した者 は 、 五十 万 円以下の罰 金 に 処す る 。
九
(略)
一 般社団法 人及び一般財団法 人に関する法律(平成十八年法律第四十八号)(抄)
第三 十 四 条 第二 項 の 規 定に よる 命 令に 違反 し たとき 。
一~八
円以下 の過 料に 処する。
第四十八条
○
一般社団法人(一 般社団法人の成立前にあっては、設立時社員。次条から第百三十四条まで (第百三十三条第一項第一号を除く。) 及び第
(基金を 引き 受ける者の募集等に関する定款の定め)
第百三十一条
- 78 -
○
百 三十 六 条 第一 号 に お いて 同 じ 。 ) は、 基 金 (こ の 款 の 規 定に よ り 一 般社 団 法 人に拠 出 さ れ た金 銭 そ の他 の 財 産で あって 、 当 該一 般 社 団 法 人が 拠 出 者 に
対 して こ の 法 律 及び 当 該 一 般社 団 法 人 と 当 該 拠 出 者と の 間 の 合 意 の 定 めるとこ ろ に 従い 返 還 義 務 ( 金 銭 以 外 の 財 産 に ついて は 、 拠 出 時 の 当 該財 産 の 価 額
に 相 当す る 金 銭 の 返還 義 務 ) を 負 う も のを い う 。 以 下 同 じ 。 ) を 引 き 受け る者 の 募 集 を す る こ と がで き る 旨 を 定 款で 定 める こ と が で き る 。 こ の場合 に お
一
基金の返還の手続
基 金 の拠 出 者 の 権 利 に 関 す る 規定
いて は、次に掲 げる事項を 定款で 定めなけ れば なら ない。
二
金融商品取引法(昭和二十三年法律第二十五 号)( 抄)
一
特 別 の 法 律 に より 法 人 の発行 す る 債 券( 次 号 及 び第 十 一 号 に掲 げ る も のを 除 く 。 )
地方債証券
国債証券
こ の法 律 に お いて 「 有 価 証券 」 と は 、 次 に 掲 げ るも のを い う。
(定義)
二
資産の流動化に関する法律(平成十年法律 第百五号)に規定する特定社債券
第二 条
三
社 債 券 (相 互 会 社 の社 債 券を 含む 。 以 下 同じ。 )
協同組織金融機関の優先出資に関する法律(平成五年法律第四十四号。 以下「優先出資法」という。)に規定する優先出資証券
四
資産の流動化に関する法律に規定する優先出資証券又は新優先出資引受権を表示する証券
五
七
株券又は新株予約権証券
特別の法律に より設立された法人の発行する出資証券(次号、第八号及び第十一 号に掲げるものを 除く。)
八
六
九
投 資信託及び投 資法人に 関す る法 律に 規 定す る 投 資証券、 新投 資口予約権証券若しくは投 資法人債券又は 外国投 資証券
投 資信託及び投 資法人に 関す る法 律 ( 昭和二 十 六年 法律 第百九十八号)に 規定す る 投 資信 託又は 外国 投 資信 託の受 益証 券
十一
貸付信託の受益証券
十
十二
信託法(平成十八年法律第百八号)に規定する受益証券発行信 託の受益証券
資産の流動化に関する法律に規定する特定目的信 託の受益証券
法 人が 事業に 必要 な 資金を 調 達す る ために 発 行 す る約束 手 形 のうち 、 内閣府 令で 定 める も の
十三
十五
抵当証券法(昭和六年法律第十五号)に規定する抵当証券
十四
十六
外 国 又 は 外 国 の 者 の発 行 す る 証 券 又 は 証 書で 第 一 号 から 第 九 号 まで 又 は 第 十 二 号 から 前 号まで に 掲 げる 証 券 又 は 証 書 の性 質を 有 す る も の ( 次 号 に
外国 の 者 の発行 す る 証 券又 は 証 書で 銀 行 業を 営む 者 そ の他 の金 銭 の 貸付 け を 業 と して 行 う 者 の貸 付 債 権を 信 託す る 信 託 の 受 益 権又 は こ れ に類 す る
掲げるも のを除く。)
十七
十八
- 79 -
2
金融商品市場において金融商品市場を 開設する者の定める基準及び方法に 従い行う 第二 十一 項 第三 号に掲 げる取引に 係る 権利、 外国金融商品 市 場
権 利を 表 示 す る も の の う ち 、 内 閣 府 令で 定 め る も の
十九
( 第 八 項 第 三 号 ロ に 規 定 す る 外国 金 融 商 品 市 場 を い う 。 以 下 こ の 号 に お いて 同 じ 。 ) に お い て 行 う 取 引 で あ つて 第 二 十 一 項 第 三 号 に 掲 げ る 取 引 と 類 似
の取 引(金融商品(第二十四項第三 号の二に掲げるものに限る。)又は金融指標(当該金融商品の価格 及びこ れに基づいて算出した数値に限 る。)に
係るも のを除く。)に係る 権利又は金 融商品 市場及び外国金 融商品 市場 に よら ないで 行 う 第二 十 二 項 第三 号若 し くは 第 四 号に掲 げ る 取 引に 係る 権 利(
前 各 号 に掲 げ る 証 券又 は 証 書 の預 託を 受 け た者 が 当 該 証券 又 は 証 書 の発 行 さ れ た国 以 外 の国 に お いて 発 行 す る 証券 又 は 証 書で 、 当 該 預 託を 受 け た
以下「オプション」という。)を表示する証券又は証書
二十
前 各 号 に 掲 げ る も の のほ か 、 流 通性 そ の他 の事 情 を 勘案 し、 公 益 又 は投 資者 の保護を 確保するこ と が 必要 と 認められるも のとして 政 令で 定 める
証券又は証書に係る権利を 表示するもの
二十一
前 項 第 一 号 から 第 十五 号 まで に掲 げ る 有 価証 券 、 同 項 第 十 七 号 に掲 げ る 有 価 証券 ( 同 項 第十 六 号 に 掲 げ る 有 価 証券 の性 質を 有 す る も のを 除 く。 ) 及 び
証券又は証書
同項第十八号に掲 げる有価証券に表示されるべき権利並びに同項第十六号に掲 げる有価証券、 同項 第十七 号に掲 げる有価証券( 同項 第十六号に掲げる有
価 証 券 の 性 質 を 有す る も のに限 る 。 ) 及び 同 項 第 十九 号 から 第二 十 一 号 まで に 掲 げる有 価証 券で あつて 内閣 府令で 定 めるも のに 表 示さ れる べき 権 利 ( 以
下こ の 項 及 び 次 項 にお いて 「 有 価 証 券 表 示権 利 」 と 総称 す る 。 )は 、 有 価証券表 示 権 利に ついて 当該 権 利を 表 示す る 当 該 有価 証 券 が 発行 さ れて いな い 場
いう 。 以 下こ の 項 に お いて 同 じ 。 ) のう ち 、 流通性 そ の他 の 事情を 勘案 し 、 社 債券 そ の他 の前 項 各 号 に掲 げ る 有 価証 券 と み な すこ と が 必要と 認 めら れる
合においても、当該権利を 当該有価証券とみなし、電子記 録債権(電子記録債権法(平成十九年法律第百二号)第二 条第一項に規定す る電子記 録 債権を
も のと して 政 令で 定 め る も の ( 第 七 号 及 び 次 項 に お いて 「 特 定 電 子 記 録 債 権 」 と い う 。 ) は 、 当 該 電 子 記 録 債 権 を 当 該 有 価 証 券 と み な し 、 次 に 掲 げ る 権
べき も のを除く。)
信託の受益権(前項第十号に規定する投 資信託の受益証券に表 示されるべき もの及び同項第十二号から 第十四号までに掲げる有価証券に表示される
利は 、証 券又は 証書に表 示 されるべき 権利以 外 の権利で あ つて も 有 価証 券とみな して 、こ の法律の規定を 適用す る。
一
外国 の者に 対 す る 権利で 前 号 に掲 げ る 権 利の性 質を 有す る も の (前項 第十 号に 規定す る外国 投 資信託の受益証券に表 示 されるべき もの並 びに 同項 第
三
民 法 ( 明 治 二 十 九 年 法 律 第八 十 九 号 ) 第 六 百 六 十 七 条 第 一 項 に 規 定 す る 組合 契約 、 商法 ( 明 治 三十 二 年 法 律第 四 十 八 号) 第五 百 三十 五 条 に 規定す る
外国 法 人 の社員 権で 前 号に掲 げる 権 利の性 質を 有す る も の
合 名会 社 若しく は 合 資会 社 の 社 員 権( 政 令で 定める も のに限 る 。 ) 又は 合 同会 社 の 社 員 権
二
四
十七 号及び第十八号に掲げる有価証券に表示されるべき ものに該当するも のを 除く。)
五
匿名組合契約、投資事業有限責任組合契約に関する法律(平成十年法律 第 九 十 号) 第 三 条 第一 項 に 規 定す る 投 資 事業 有 限 責 任組 合 契 約 又は 有限責任事
業組合 契約に関す る 法 律( 平 成十 七年 法 律 第四十 号) 第三条 第一 項に 規定す る 有限責任 事業組合 契約に基づく権 利、社団 法 人の社員 権 そ の他 の権利(
る も のと して 政 令で 定 め る も のを 含 む 。 ) を 充て て 行 う 事 業 ( 以 下 こ の 号に お いて 「 出 資 対 象 事 業 」 と い う 。 ) か ら 生 ず る 収 益 の 配 当 又 は 当 該 出 資 対
外 国 の 法 令 に 基 づ く も のを 除 く 。 ) のう ち 、 当 該権 利を 有 す る 者 ( 以 下こ の 号 に お いて 「 出 資 者 」 と い う 。) が 出 資 又は 拠 出を し た金 銭 (こ れ に 類 す
象 事 業 に 係 る 財 産 の分 配 を 受 けるこ と がで き る 権 利で あ つて 、 次 の い ず れ にも 該 当 し な いも の ( 前 項 各 号 に 掲 げる 有 価 証 券に 表 示 さ れる 権 利 及 びこ の
- 80 -
イ
出 資者 の 全員が 出 資対 象事業 に 関 与す る 場合 として 政 令で 定 める 場合に お け る 当該 出 資者 の権 利
項 (こ の 号 を 除 く 。 ) の 規 定 に よ り 有 価 証 券 と み な さ れ る 権 利 を 除 く 。 )
出資者がその出資又は拠出の額を 超えて 収益の配当又は出資対 象事業に係る財産の分配を 受けるこ とがないことを 内容とする当該出資者 の権利(
保険業法(平成七年法律第百五号) 第二条第一項に 規定する保険業を行う者が保険者となる保険 契約、農業協同組合法(昭和二十二年法律第百三
イに掲げる権利を 除く。)
ロ
ハ
号 ) 第 十 条 第 二 項 に 規 定する 共 済 事 業を 行 う 同 法 第四 条 に 規 定す る 組 合 と締結した共済契約、水産業協同組合 法(昭和二十三年法律第二百四十 二 号
十二 号) 第十条 第一 項 第十 号に 規 定す る 事業を 行う 同法 第四条に 規 定する 組 合 と 締結 し た共 済 契 約 、 消 費生活 協 同 組合 法 ( 昭 和二 十 三 年 法律 第二 百
イ か ら ハ まで に 掲 げ る も の の ほ か、 当 該 権 利を 有 価 証 券 と み な さ な くて も 公 益又 は 出 資 者 の保 護 の た め支 障 を 生 ずるこ と が ない と 認 めら れ る も の
特例事業者と締結したものを除く。)に基づく権利(イ及びロに掲げる権利を除く。)
締結した共済契約又は不動産特 定共 同事業法(平成六年法律第七十七号) 第二 条第三項に 規定する 不動産特 定共 同事業 契約(同条第七項に 規 定す る
し た共 済契約、 中小企業等 協 同組合 法( 昭和二 十 四年法 律 第百 八十一 号) 第九条 の二 第七項に 規 定する共 済 事業を 行 う 同法第三 条に 規定す る組合と
) 第十一 条 第一 項第十一 号、 第 九 十 三 条第一 項 第 六号 の二若 し くは 第 百条 の二 第一 項 第一 号 に 規 定す る 事 業を 行 う 同 法 第二 条 に 規 定す る 組 合と締結
ニ
外国の法 令に基づく 権 利で あ つて 、 前号に掲 げる権 利に類するも の
中小企業支援担当者(中小企業支援法第三条第一項第四号の中小企業支援担当者をいう。)並びに中小企業に対する助言、情報の提供その他中小企
次のイから ニまで のいずれかに掲げる事業を 行う都道府県に対し、当該事業を行うのに必要な資金 の一部の貸付けを行うこ と。
創業又は中小企業 の経営 の革新を支援す る事業を行う者に対し、当該事業を 行うのに必要 な資金の貸付けを行うこ と。
- 81 -
と して 政 令で 定 める 権 利
六
特 定 電子記 録 債 権 及 び 前 各 号に掲 げ る も の の ほ か 、前項 に 規 定す る 有 価証券 及び前各号に掲 げる権利と 同様 の経 済 的性 質を 有すること その他 の事情
(略)
を 勘 案 し 、 有価証 券 と みなすこ と に よ り 公 益又は 投 資者 の保 護を 確保するこ とが必要 か つ適当と 認 められるも のとして 政 令で 定める 権 利
七
3~
独立行政法人中小企業基盤整備機構法( 平成十四年法律第百四十七号)(抄)
都道府県(中小企業支援法(昭和三十八年法律第百四十七号)第三条第一項に 規定する都道府 県を いう。次号において 同じ。)が行う 同項 各号に掲
機構は、 第四条の目的を 達成する ため、 次に掲げる業務を行う。
(業務の範囲)
イ
三
困 難な 中 小 企 業者 及 び そ の従 業 員 の経営 方 法 又 は 技 術 に 関 す る 研 修 を 行 うこ と 。
業の振興 に 寄与す る 事 業を 行 う も のと して 設 立され た経 済産 業 省 令で 定める 法 人 の役 員 及 び職員 の養 成 及び研 修を 行い 、 並 びに都 道府 県が行うこ とが
二
頼 に 応 じて 、 そ の 事業 活 動 に 関 し 必 要 な 助 言 を 行 う こ と。
げ る 事業 ( 同 法 第七 条 第 一 項に 規 定す る 指 定 法 人が 行う 同 項 に 規定す る 特 定支 援 事 業を 含む 。 ) の実 施 に 関 し 必要 な 協 力を 行 い 、 及び 中 小 企業者 の依
一
第十五条
○
40
中小企業者に対し、他の事業者との連携若しくは 事業の共 同化(以下「連 携 等 」 と い う 。) を 行 い 、又 は 中 小 企業 の 集 積 の活 性 化 に 寄 与 す る 事業
ハ
大 規模な火災、震災 そ の他 の災 害に より被害を 受けた中小企業者を 支援する 事業を 行う者に対し、 当該事業を 行 う のに必要な 資金の貸付けを行 う
中小 企業者 の行う 連携等又は 中小 企業の集積 の活性 化を 支援す る 事業を行う者に対し、 当該 事業を 行う のに 必要 な 資金 の貸付けを 行うこ と。
を 行う のに 必要 な資金 ( 土地、 建物 そ の他 の施 設を取 得 し、 造成し、 又は整 備す る のに 必要 な 資金 に限 る 。ハに お いて 同じ。) の貸 付 けを 行うこ と。
ロ
ニ
都 道 府 県から 必要 な資金 の一 部 の貸 付 けを 受けて 、 前 号イから ニまで に 掲 げ る業務を 行 うこ と 。
こと。
次 の イ か ら ハ まで に 掲 げ る 者 に 対 し 、 そ の 事 業を 行 う の に 必 要 な 資金 の 出 資 ( 第九 号 及 び 第十 五 号 に 該 当 す る も のを 除 く 。 )を 行 う こ と 。
創業を行う者又は経営 の革 新を行う中小企業者
四
イ
創業又は中小企業 の経営 の革新を 支援す る事業を行う者
五
ロ
前 号 イから ハまで に掲 げる 者 に対 し、 そ の事業を 行 う のに 必要 な助 成を 行 うこ と 。
中小企業者の行う連携等又は中小企業の集積 の活性化を 支援する事業を行う者
六
大学等における技術に関する研究成果 の民間事業者への移転 の促 進に関す る 法律 ( 平 成 十 年法 律 第 五 十二 号 ) 第 六条 の 規 定 に よ る 債 務 の保 証を 行 う
ハ
七
中 心市 街地 の活性 化 に 関 する 法 律 ( 平成十 年 法 律第 九 十 二 号。 以 下 「 中心 市 街 地 活性 化 法 」 とい う 。 ) 第 三 十 九 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 特 定 の地 域に
こと。
八
中小企業等経営強化法( 平成十一年法律第十八号)第十九条の規定に よる 債務の保証、 同法 第二十五条 及び第二十九条 の規定に よる 協力並びに 同法
第二 項の規定による貸付けを行うこと。
お け る 施 設 の整 備 等 、中 心 市 街地活 性 化 法 第四 十 四 条 の規 定に よる協 力 並 び に中 心 市 街地活 性 化 法 第五 十 二 条 第一項 の 規 定による 債務 の保 証 及 び 同条
九
第四十二 条 第一 項の規定に よる特 定の地域における工場又は 事業 場 の整 備、 出資等を行うこ と。
地域再生法( 平成十七年法律第二十四号)第十七条 の三 の 規 定に よる 債務 の保証を 行 うこと 。
中 小 企業に よ る 地 域 産 業 資 源を 活 用 し た事 業 活 動 の促 進 に 関 す る 法 律 (平成十 九 年 法律 第三 十 九号) 第十五条 第一 項 の規 定に よる貸付 け 及び同条第
九の二
十
企業立地 の促 進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律(平成十九年法律第四十号。以下「地域産業集積形成法」という。
二項の規定に よる 協力を行うこ と。
十一
東日本大震災に対 処する ための特 別 の財政援助 及び助 成に関する法律( 平成二十三年法律第四十号)第百三十条第一項の規定による特定の地域に
商店街の活性 化のための地 域住 民の需要に応じた事業活動の促 進に関する法律(平成二十一年法律第八十号)第十条 の規定による貸付けを 行うこ
) 第九 条 第 一 項 の 規 定 に よる 特 定 の地 域に お け る 工場又 は 事 業場 の整 備 等を 行 うこ と。
と。
十二
十三
十四
産業競争力強化法(平成二十五年法律第九十八号) 第十三条、 第十九条、第三十八条及び第五十三条の規定に よる債務 の保 証、 同法 第百十七条第
総 合 特 別区 域 法 ( 平成二 十 三 年法 律 第 八 十一 号 ) 第 三十 条 及 び 第 五十 八 条 の 規定に よる 貸付 け を 行 うこ と 。
おける工場又は事業場の整備等を行うこ と。
十五
一項の規定に よる 協力並びに同法第百三十三条の規定による出資その他 の業務を 行うこと。
- 82 -
十九
十八
十七
十六
商工会 及び商工会 議所に よる小規模 事業者 の支援に関する法律(平成五年法律第五十一 号)第二十一条の規定による協力を 行うこと。
官公 需 に つ いて の 中 小 企 業者 の 受 注 の 確 保 に 関 す る 法 律 ( 昭和 四 十 一 年 法 律 第 九 十 七 号 ) 第 九 条 の 規 定 に よ る 協 力 を 行 う こ と 。
中小企業支援法第十八条の規定に よる協力を 行うこ と。
中小企業倒産防止共済法(昭和五十二年法律第八十四号)の規定による中小企業倒 産防 止共 済 事業を行うこ と。
小規模企業共済法の規定に よる小規模企業共済事業を行うこと。
前 各 号に 掲 げ る 業務 に 関 連 して 必要 な 情 報の 収 集 、 調査 及 び 研 究を 行 い 、 並 び に そ の 成果を 普 及するこ と 。
中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律(平成二十年法律第三十三号)第十五条第二項 の規定による助言を行うこ と。
二十
二十一
(略)
前 各 号に掲 げる 業 務に 附帯 す る業 務を 行 うこ と 。
二十二
二十三
2~5
(業務 の委 託)
機構は、 主務大臣 の認可を 受けて 、金融 機関に対し、 次に掲げる 業務 の一部を 委 託するこ とができ る。
(略)
第 十五 条 第一 項第 七 号 から 第 九 号 の二まで 及 び 第十 五 号 に 掲 げ る 業 務 のう ち 債務 の保 証 に 関 する も の (こ れら に 附帯 する 業 務を 含む 。 )
(略)
機構は、経済産業大臣の認可を受けて 定める基準に従って 、 事業協同組合 その他 の事業者 の団体に対し、前項第五号及び第七号に掲げる 業務 並 びに 第
四~八
三
一・二
第十七条
2
十五条第一項第十六号及び第十七号に掲げる業務(以下こ の項において「共済事業」という。)に関連する 同条第一項第二十二号に掲げる業務並びに共
(略)
済事業及び共済事業に関連する 同号に掲げる業務に附帯する業務の一部を委 託することができ る。
3・4
(区分経理)
機構 は 、 次 に 掲 げ る 業 務 ご と に 経 理を 区 分 し 、 それ ぞ れ 勘 定を 設 けて 整理 し な け れば な ら な い。
第十五条第一 項第八号及び第九号に掲げる業務のうち特別会計に関する法律(平成十九年法律第二 十三号)第五十条の規定による産業の開発 のため
に 掲 げるも のを 除く 。 ) 並 びにこ れら に関 連す る 同項 第二十 二号に掲 げる業務 並 びにこ れら に 附帯す る 業 務
第九号に掲げる業務(中小企業等経営強化法第十九 条に規定するものに限る。)、 同項第九号の二 に掲げる業務 及び同項 第十五号に掲げる業務 ( 前 号
第十五条第一項第七号に掲 げる業務、 同項第八号に掲げる業務(中心市街地活性 化法第五十二条第一項に 規定するも のに限る。)、 第十五条第一項
務 並 び にこ れら に 附帯す る 業 務 並び に 同 条 第二 項 第一 号 から 第 四 号 まで 、 第 七 号及 び 第 八 号に 掲 げ る 業務
す る 出 資そ の他 の 業務 に 限 る 。) 並 び に 第十 五 条 第一 項 第 十 八 号 から 第二 十 一 号 まで に 掲 げ る 業 務 並びにこ れらに 関 連す る 同 項 第二 十二 号 に掲 げる 業
第十 号から 第十四号まで に掲げる業務、 同項 第十五 号に掲 げる業務( 産業競争力強化法第百十七条第一項に規定する協力及び同法第百三十三条に 規定
第 十 五 条 第一 項 第 一 号か ら 第 六 号 まで に 掲 げ る 業 務 、 同 項 第 八 号 及 び 第 九 号 に 掲 げ る 業 務 ( そ れ ぞ れ 次 号 及 び 第 三 号 に 掲 げ るも のを 除 く。 ) 、 同 項
第十八条
一
二
三
- 83 -
2
四
五
条第二項第五 号及び第六号に掲 げる業務
に国の財政 資金を もって 行う 出資に関するも の並びにこ れらに関 連する第十五条第一項第二十二号に掲げる業務並びにこ れらに附帯する業務並 びに 同
第十五 条 第一 項第十 六 号に掲 げる 業務及びこ れに関 連す る 同項 第二 十二号に掲 げる業務 並 びにこ れら に 附帯す る 業務並 びに 同条第二 項 第九号に 掲 げ
る業務
第 十 五 条 第 一 項 第十 七 号 に 掲 げる 業 務 及 びこ れ に 関 連す る 同 項 第二 十 二 号 に 掲 げ る 業 務 並 び に こ れら に 附 帯 す る 業 務
(略)
機構は、 第十五条第一項第七号、 第九号、 第九号の二及び第十五号に掲 げ る業務 のうち債務 の保証に関するもの並びにこ れら に 附帯する業務
(第二種信用基金)
(略)
に より 第 二 種 信 用 基 金 に 充て る べ き も の と して 政 府 が 示 し た金 額 の 合 計 額 に 相 当 す る 金 額を も って こ れ に 充て る も の とす る 。
額、 同条 第十四項 の規 定に より 第二種信 用基 金に 充て る べき も のと して 政府以外の者 から 出えんがあったも のとされた金 額及び第六条第二項後 段 の 規定
に関する第二 種信用基金を 設け、廃止法附則第四条第十三項の規定に より 第二 種信 用 基 金 に 充て る べきも のと して 政 府 から 出資が あ っ たも のと さ れた金
第二十一条
2
機構は、第十五条第一項第四号に掲 げる業務、同項第八号に掲げる業務 (中心市街地活性化法第三十九条第一項 の規定に よるも のに限る。)
(長期 借 入金 及び中小企業基 盤整備債券)
第二 十二 条
、第十五条第一項 第九号に掲げる業務(中小企業等経営強化法 第四十二条第一項第一 号に掲げるものに限る。)並びに第十五条第一項第十一号及び第十
七 号 に 掲 げ る 業 務 に 必要 な 費 用 に 充て る た め 、 経 済 産 業 大 臣 の 認 可を 受 けて 、 長 期 借入 金 を し 、 又 は 中 小 企 業 基 盤 整 備 債 券 ( 以 下 「 債 券 」 と いう 。 ) を
則
(略)
発 行 す るこ と がで き る 。
2~6
附
(業務の特例に係る予算等の特例)
附 則 第五 条 第一 項 及 び 第二 項 、 第 六 条 第一項 から 第四項 まで 並 びに 第 七 条から 第八条 の六まで の規定に より 機構 が 業務を行 う 場合 には 、 次 の表
の上欄に掲げるこ の法 律の規定中同表 の中欄に掲げる 字句は、 それぞれ 同表 の下 欄に掲げる 字句とするほか、 必要な技術的読替えは、政 令で 定 める 。
第十四条
(略)
(略)
(略)
並 びに 第 十 五 条 第一 項 第 十 八号か 、第十五 条 第一 項 第十 八号から 第二十一 号まで に掲 げる 業務 並 びに 附則 第八条 の二 及
(略)
び第八条の四の業務( それぞれ第三号に掲げるも のを 除く。)
第 十 七号 に 掲 げ る業 務 並 び に 附則 第 五 条 第一 項 、 第 六条 第一 項 から 第 三 項 まで 、 第 八
(略)
第十七号に掲げる業務
ら 第二 十 一 号 まで に 掲 げ る業 務
第十八条第一項第一号
(略)
第二十二条第一項
- 84 -
○
(略)
(略)
印紙税法(昭和四十二年法律第二十三号)( 抄)
(非課税文書)
別表第一の非課税物件の欄に掲げる文書
作
成
者
条 及び第八条 の二 の業務並びに 附則 第八条 の四第一項 の業務( 旧特 定産業集積活性化
法第十一条第一項に規定するも のに限る。)
(略)
国、地方公共団体又は別表 第二に掲げる者が作 成した文書
別表第一の課税物件の欄に掲げる文書のうち、次に掲げるものには、印紙税を課さない。
一
別表 第三の上欄に掲げる文書で、 同表 の下欄に掲げる者が作 成したも の
第五条
三
非課税文書の表(第五条関係)
二
別表 第三
名
(略)
書
独立行政法人中小企業基盤整備機構
文
独立行政法人中小企業基盤整備機構法(平成十四年法律第百四十七号) 第十五条第一項第一号から 第
(略)
(略)
四 号まで 、 第五号ロ 及び ハ、 第六 号、第八 号( 中心 市 街 地 の活 性 化 に 関す る 法 律 ( 平 成 十 年 法律 第 九
十二号) 第三十九条第一項の規定に よる特 定の地 域における施設の整備等の業務に限る。)、第九号
(中小企業等経営強化法(平成十一年法律第十八号)第四十二条第一項の規定に よる特定の地 域にお
ける 工場又は 事業場の整備、 出 資等 の業務に限る。)、第十二 号、第十四号、第十六号並びに 第十七
号に掲げる業務並びに独立行政法人中小企業基盤整備機構法第十五条第二項(業務の範囲)に掲げる
業務( 同項 第八号に掲 げる業務を 除く。)並びに同法附則 第五条(公団の工業再配置等業務に係る業
務 の特 例) の業務( 同条 第一項 第五 号ロから ニまでに掲 げる業務を 除く。)、 同法 附則 第六条(公団
の産炭地 域経過業務に 係る業務 の特例) の業務、 同法附則第八条(旧繊 維法に 係る業務の特例) の業
務並 びに同法 附則 第八条 の二 第一項( 旧新事業創出促 進法に 係る業務 の特 例)及び第八条の四第一項
(旧特定産業集積活性化法に係る業務の特例)の業務に関する文書
(略)
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