翻訳から思想の創造へ

研究会主催
交通アクセス
フランス翻訳学学会 (SoFT)
京都工芸繊維大学 60 周年記念館 2 階セミナー室
ジュリー・ブロック 京都工芸繊維大学
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
加藤ダニエラ
同大学大学院
吉川順子
同大学大学院
参加研究者
井上さやか
奈良県立万葉文化館 主任研究員
岩下武彦
中央大学文学部 教授
岩永大気
京都大学大学院文学研究科博士後期課程
大山明子
京都大学大学院文学研究科博士後期課程
「日仏翻訳学研究」第 2 回研究会
2017 年 3 月 3 日(金)、4 日(土)
京都工芸繊維大学 60 周年記念館
翻訳から思想の創造へ
加藤ダニエラ 京都工芸繊維大学基盤科学系 准教授
駒木敏
ロマン・ジョルダン
西澤一光
同志社大学 名誉教授
京都外国語大学 専任講師
新潟経営大学経営情報学部 准教授
ジュリー・ブロック 京都工芸繊維大学基盤科学系 教授
オーギュスタン・ベルク フランス社会科学高等研究院 教授
吉川順子
京都工芸繊維大学基盤科学系 准教授
写真:バレリー・グランドリ(2017.1.16 天龍寺にて)
学内マップ
テクストを読んだりそれを解釈・翻訳したりすることは、
連絡先
新たな思想へ接続する契機となる。本研究会では、こうし
ジュリー・ブロック : [email protected]
の研究者が発表を行う。ここにおいて、翻訳技法の分析だ
吉川 順子 : [email protected]
加藤 ダニエラ : [email protected]
た創造へと繋がる受容のあり方について日仏の様々な領域
けではない翻訳学の射程が示され、文化間の対話たる翻訳
が現代社会を考える重要な視座を提供するものであること
が明らかになるだろう。
3 月 3 日(金)
3 月4日(土)
『万葉集』における技法と詩的感覚∼現代語訳の面から
09:30 ∼ 13:00 研究会「技法から創造へ」
翻訳・解釈から新たな思想の創造へ
3月4日(土)
15:00―16:00
14:30―挨拶・導入
09:30 ∼ 13:00 16:00―議論
研究会「思想の萌芽としての翻訳・解釈」
司会:西澤一光 進行:大山明子 司会:岩永大気、大山明子 09:00 挨拶
ジュリー・ブロック
09:20 導入
大山明子
09:30 萬葉集における技法としての枕詞について
岩下武彦
10:30 議論
17:00―終了
09:30 導入
岩永大気
09:40 18 世紀の日本の地理学における、
西洋の文献を基にした海外の地名の翻訳
翻訳から通態性へ ‒ 東海庵の三つの庭
ロマン・ジョルダン
10:40 議論
Augustin Berque 11:10 休憩 20 分
11:00 休憩 30 分 11:30 万葉集序歌の解釈法について―類型性と創造性と―
駒木敏
加藤ダニエラ
12:30 議論
13:00 昼食
13:00 昼食
研究会「和歌における世界観∼外国語訳の面から」
司会:吉川順子 進行:岩永大気
吉川順子
14:45 『万葉集』の和歌における「今」と「ここ」
洋学者であり、和辻哲郎や今西錦司といった日本の思想家を
とする日本の思想家たちとの対話を経て独自の「風土学」概
念を提示するに至った。今回の講演では、これらの思想家た
研究会「現代の風土学∼西洋と東洋の対話を通して」
司会:ジュリー・ブロック 進行:加藤ダニエラ、岩永大気
14:30 挨拶
加藤ダニエラ
14:40 導入
ジュリー・ブロック
15:00 翻訳から通態性へ ―東海庵の三つの庭―
―一瞬に凝縮された動きを翻訳する―
ジュリー・ブロック
16:00 議論
15:45 議論
16:30 休憩 30 分
16:15 休憩 30 分
17:00 全発表の議論 ― 翻訳と思想の創造の関係性
16:45 「連合表現」と翻訳 井上さやか
オーギュスタン・ベルク氏は、著名な地理学者、哲学者、東
フランスに知らしめた翻訳家でもある。氏は、和辻をはじめ
14:30 ∼ 18:00 14:30 ∼ 18:00 ( オーギュスタン・ベルク )
11:30 翻訳における自然、文学、権力の風景
―南方熊楠・ディケンズによる鴨長明「方丈記」の英訳版―
12:30 議論
14:30 導入
講演会
オーギュスタン・ベルク
文化間の対話としての翻訳学が、現代の世界を考えるため
にいかに重要なものであるか。
17:15 議論 17:50 全発表と議論の総括
17:45 全発表と議論の総括 西澤一光
18:00 終了
18:00 終了
※ 60 分の発表は、30 分ごとにフランス語、日本語の両言語を使用し、
議論に 30 分、合計 90 分とする。
岩永大気
ちの著作の翻訳作業が、どのように氏の思想形成を支えたか
について語っていただく。