主要農作物種子法を廃止する法律案の関係資料(PDF形式:179KB)

資料1-3b
第一
第二
主要農作物種子法を廃止する法律案要綱
主要農作物種子法の廃止
主要農作物種子法を廃止すること。
施行期日
こ の法律は 、 平成三 十 年 四月一 日 から 施 行す るも のと す るこ と 。
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(H29.2.14)
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主要農 作物種子法を 廃止する法律
則
主要農作物種子法(昭和二十七年法律第百三十一号)は、廃止する。
附
この法律は、平成三十年四月一日から施行する。
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理
由
最 近 に おけ る 農業 を めぐ る 状 況 の 変 化 に 鑑 み 、主要農作物種 子法を廃止す る 必 要が ある。こ れ が 、こ の法
律案を提出する理由である。
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主要 農作 物種 子法を廃 止する法律案参照条文
主要農作物種子法(昭和二十七年法律第百三十一号) (抄)
こ の法 律 は 、 主要 農 作 物 の 優 良な 種 子 の生 産 及 び普 及を 促 進す る た め、 種 子 の生 産に ついて ほ 場 審査 そ の他 の 措 置を行 うこ とを 目的と す る 。
(目的)
第一条
(定義)
こ の法律で 「主要農作物」とは、稲、大麦、はだか麦、小麦及び大豆をいう。
、場 に お い て 生 産 さ れ た 主 要 農 作 物 の 種 子 の 発 芽 の 良 否 、 不 良 な 種 子 及 び 異 物 の 混 入 状 況 等 に つ い て 審 査 す
「生 産物 審査 」とは、都道府県が、種子生産ほ
、場 審 査 」 と は 、 都 道 府 県 が 、 種 子 生 産 ほ
、場 に お い て 栽 培 中 の 主 要 農 作 物 の 出 穂 、 穂 ぞ ろ い 、 成 熟 状 況 等 に つ い て 審 査 す る こ と を い い 、
こ の法律で 「ほ
第二条
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ることを いう。
(ほ場の指定)
都道府県は、あら かじめ農 林水 産大 臣が 都道府県別、主要農作物の種類別に定めた種子生 産ほ 場の 面積を超えな い範囲内において 、譲渡の目 的を
その経営するほ場について 前項の指定を 受けようとする者は 、農林水産省 令で 定める 手続に 従い 、 都 道府 県に そ の申請をし なけ れば なら ない。
もつて、又は委 託を 受けて 、主要農作物の種子を 生産する者が 経営 する ほ場を指定種子生産ほ場として 指定する。
第三条
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、場 の 経 営 者 ( 以 下 「 指 定 種 子 生 産 者 」 と い う 。 ) は 、 そ の 経 営 す る 指 定 種 子 生 産 ほ
、場 に つ い て ほ
、場 審 査 を 受 け な け れ ば な ら な い 。
指定種子生産ほ
(審査)
第四条
、場 審 査 証 明 書 に 係 る 指 定 種 子 生 産 ほ
、場 に お い て 生 産 さ れ た 主 要 農 作 物 の 種 子 に つ い て 、 生 産 物 審
指定種子生産者は、次条の規定により交 付を 受け たほ
査を 受け なけ れば なら ない。
、場 審 査 及 び 生 産 物 審 査 ( 以 下 本 条 に お い て 「 審 査 」 と い う 。 ) は 、 指 定 種 子 生 産 者 の 請 求 に よ つ て 行 う 。
ほ
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審査 の基 準及び方法は、農林水 産大 臣が 定める基 準に 準拠して 都道府 県が 定める。
都道府 県は 、指 定種 子生 産者から 前項 の請求があ つたとき は、当該職員に、 審査を させ なければなら ない。
前項 の農林水産大 臣が 定める基 準は 、主要農 作物 の優 良な種子として 具備すべき 最低限 度 の品 質を 確保することを旨 として 定める。
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第四項 の規定に より、 審査を 行う当該職員は、 その身分を 示す 証 票を 携帯 し、関 係者 の要 求があ つたとき は、こ れを 呈示し なけ ればなら ない 。
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都道府県は、ほ場審査又は生産物審査の結果、当該主要農作物又はその種子が前条第五項 の都 道府 県が 定める基 準に適合すると 認めるとき は 、当
(ほ場審査証明書等の交付)
第五条
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該請 求者 に対 し、 農林 水産 省令で 定める ほ場審査証 明書又は 生 産物 審査証明 書を 交付 しな ければなら ない。
都道府県は、指定種子生産 者又 は指 定種子生産者に主要農作物の種子の生産を委託した者 に対 し、 主要 農作 物の優良な種子の生産及び普及のため
(都道府県の行う勧告等)
第六条
に必要な勧告、助言及び指導を行わなければならない。
(原種及び原原種 の生 産)
都 道府 県は 、主要農 作物の原種ほ及び原原種ほの設置等に より、指定種子生産 ほ場 において 主要 農作物の優良な種子の生産を行うために 必要な 主
第三条 第二 項の 規定は前 項の指定に ついて 、 第四条から 前条まで の規定は 同項 の指 定原 種ほ又は指定原原種ほにおける主要農作物の原種又は 原原種の
指定原種 ほ又は指 定原原種 ほとして 指定することができる。
都 道 府 県は 、 都 道 府 県 以 外 の者 が 経 営 す る ほ 場 に おい て 主要 農 作 物 の 原 種又 は 原 原 種 が 適 正か つ 確 実 に 生 産 さ れ る と 認 めら れる 場 合 に は 、 当 該 ほ 場を
らない。
要 農 作 物 の 原 種 及 び 当 該 原 種 の 生 産を 行 う た め に 必 要な 主要 農作 物 の 原 原 種 の 確保 が 図ら れる よう 主要 農作 物 の原 種及 び原 原 種 の生 産を 行 わな け れ ば な
第七条
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生産について 準用する。
都 道 府 県は 、 当 該 都 道 府 県 に 普 及す べき 主要 農 作 物 の優 良な 品種 を 決 定 す る た め 必要 な 試 験 を 行 わ な け れ ば な ら な い。
(優 良な品種を 決定する ための試験)
第八条
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