1 n を自然数とする.数字 1 が書かれたカードが n 枚,数字 4 が書かれたカードが 1 枚,4 が書かれたカー ドが 1 枚,合計 n + 2 枚のカードがある.これら n + 2 枚のカード から 2 枚のカード を同時に引き,カー ド に書かれた数字の合計を得点とするが,引いたカード の中に 4 が書かれたカードが含まれる場合には, 得点は 0 点とする. (1) 得点が 0 点となる確率,得点が 2 点となる確率,得点が 5 点となる確率をそれぞれ求めよ. (2) 得点の期待値を求めよ. (3) (2) で求めた期待値を an とおくとき,an+1 ¡ an の符号を調べることにより,an が最大になる n をすべ て求めよ. ( 大阪府立大学 2015 ) 2 数直線上の座標 x に点 P があるとき,表と裏がそれぞれ 1 の確率で出る硬貨 2 枚を 1 回投げて,点 P の 2 位置を次のように決める. ‘ 2 枚とも表が出たときは,座標 x + 1 に移動する. ’ 2 枚とも裏が出たときは,座標 x ¡ 1 に移動する. “ 表と裏が 1 枚ずつ出たときは,移動しない. 点 P の最初の位置を座標 0 とする.硬貨 2 枚を 5 回投げ終わったときに,点 P が次の位置にある確率をそ れぞれ求めよ. (1) 座標 4 (2) 座標 3 (3) 座標 0 ( 大阪府立大学 2014 ) 3 実数 t #0 5 t 5 5 ; に対し,座標平面上の点 P(2t ¡ 5; 0) と Q(t; t2 ) を考える. 2 (1) 放物線 y = x2 の 0 5 x 5 t の部分と線分 OP および線分 PQ で囲まれた部分の面積を求めよ.ただし,O は原点を表す. 5 (2) t が 0 5 t 5 の範囲を動くとき,(1) で求めた面積の最大値を求めよ. 2 ( 大阪府立大学 2012 ) 4 四面体 OABC が与えられており,各辺の長さが OA = 2; OB = 3; OC = 3; AB = 3; BC = 2; CA = 3 であるとする.また,点 O,A,C を通る平面を ®,点 O,A,B を通る平面を ¯ とし,点 B を通り平面 ® に垂直な直線を g,点 C を通り平面 ¯ に垂直な直線を h とする. ¡! ¡! ¡! ¡! ¡! ¡! (1) 内積 OA ¢ OB,OB ¢ OC,OA ¢ OC を求めよ. ¡! ¡! ¡! ¡! ¡! (2) 直線 g と平面 ® の交点を P,直線 h と平面 ¯ の交点を Q とするとき,OA,OB,OC を用いて,OP,OQ を表せ. ¡! ¡! ¡! (3) 直線 g と直線 h は交わることを示せ.また,直線 g と直線 h の交点を R とするとき,OA,OB,OC を ¡! 用いて,OR を表せ. ( 大阪府立大学 2015 ) 5 a; b; p; q を実数の定数(ただし a < b )とする.2 次方程式 (¤) x2 ¡ px + q = 0 について以下の問いに答えよ. (1) (¤) が実数解をもち,それらがともに a 以上 b 以下であるための必要十分条件を p; q についての連立不 等式で表せ. (2) (1) で導いた p; q についての連立不等式を満たす座標平面上の点 (p; q) 全体の集合を D とするとき, a; b を用いて D の面積を表せ. ( 大阪府立大学 2015 ) 6 a は正の定数とし ,曲線 C1 : y = ax2 (0 5 x 5 1) と C2 : y = 1 (x ¡ 1)2 (0 5 x 5 1) および x 軸で a 囲まれる部分の面積を S(a) とする. (1) C1 と C2 の交点の x 座標を求めよ. (2) S(a) を求めよ. (3) a がすべての正の実数を動くとき,S(a) の最大値とそれを与える a の値を求めよ. ( 大阪府立大学 2014 ) 7 数列 fan g の初項 a1 から第 n 項 an までの和 Sn が Sn = 2an + n 2 ¡ n (n = 1; 2; 3; Ý) をみたすとする. (1) a1 と a2 を求めよ. (2) an+1 ¡ 2an を n の式で表せ. (3) bn = an+1 ¡ an ¡ 2 (n = 1; 2; 3; Ý) とおくと,数列 fbn g は等比数列となることを示し ,初項 b1 と 公比を求めよ. (4) an を n の式で表せ. ( 大阪府立大学 2014 )
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