漢字を正しく読もう 今日は、漢字のお話をします。いくつか、用意してきましたので、よく見て 何と読むかを考えてください。 「風花」 風に花と書きます。これは、「かざはな」もしくは「かざばな」と読みます。 晴れた日に、積もっている雪が風に飛ばされている様子を表しています。そ の景色を想像してください。寒いけど、きれいな景色なのでしょうね。 「吹雪」 「吹く」に「雪」と書きます。雪が吹いているのですね。これは「ふぶき」 と読みます。強い風に吹かれて、雪が乱れ飛びながら降る様子です。寒い地 域やスキー場に行くと、吹雪にあうことがありますね。 「木もれ日」 「木」という字と「日」という字が使われています。 「きもれび」とは読まな いでくださいね。これは「こもれび」と読みます。 「茂った木の枝や葉の間か ら漏れてくる日の光」のことです。 「土筆」 土に筆と書きます。これは「つくし」と読みます。春になると土の中からひ ょっこり芽を出して、可愛い植物です。その姿が筆のようなので、土に筆と 書いて「つくし」と読むのですね。 「息吹」 息が吹くと書きます。 「いぶき」と読みます。呼吸をすること、息をはくとい う意味です。土筆が地面から生えてきたり、温かくなって上着を脱いだりす るようになったら「春の息吹を感じる」なんて使います。 漢字を正しく読むことは大切ですね。それと同じように、季節を感じること も大切なことです。もうすぐ吹雪の季節から、土筆が出てくる季節になり、春 の息吹を感じるようになります。春はすぐそこまで来ています。
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