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資料5
第2回オープンデータワーキンググループ
気象分野における取組
平成29年2月16日
気象庁
Japan Meteorological Agency
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気象データの流れ
観測データ(国内外)
解析・予測・情報作成
気象衛星観測網
予報官(全国の気象台)
防災や産業活動に資する
気象庁が発表する各種情報
今後の予測・情報の作成
特別警報・警報・注意報
特別警報
地上気象観測網
各気象官署
アメダス観測
海洋気象観測網
海洋気象観測船
一般船舶
外国気象機関
実況監視
予測資料の分析
気象資料総合処理システム(COSMETS)
情報発表
レーダー気象
観測網
観測データ収集
高層気象観測網
ラジオゾンデ
ウィンドプロファイラ
航空機
警報
注意報
発表なし
台風情報
スーパーコンピュータシステム
大気の状態予測(数値解析予報)
1秒間に847兆回の計算能力
気象情報伝送処理システム(アデス)
国内外のデータ収集・配信
データ量(H26年度)
1日に新聞約11,000年分(1.6TB)
気象情報
高解像度降水ナウキャスト
天気予報・週間天気予報
天気図 等
2
ビッグデータとしての気象データ
① 個々の容量は小さいが、日本全国に広
がる多種多様の気象データ
 アメダス、高層気象観測、天気予報、注意報・警
報など、地点・地域の観測・予測データ
② 個々の容量が大きく、面的・立体的な広
がりを持つ気象データ
 衛星やレーダー等のメッシュ状の観測データ
 数値予報等のメッシュ状(3次元)の予測データ
天気予報
気象衛星観測
数値予報
地上・地域気象観測
秒・分・時・日・月・年など、様々な時間単位で更新
天気予報、注意報・警報等
 XML形式等で配信
地点毎データ等
メッシュデータ等
 BUFR形式等国際ルール
に基づいた形式で配信
 GRIB形式等国際ルール
に基づいた形式で配信
 過去の気象データをCSV
形式で提供
気象庁情報カタログ: http://www.data.jma.go.jp/add/suishin/catalogue/catalogue.html
3
国土交通省生産性革命プロジェクト 「気象ビジネス市場の創出」
○ IoTやAI等の技術の進展により、農業、小売業、運輸業をはじめとする幅広い産業において気象データを利⽤した⽣産性の⾶躍
的向上が⾒込まれるが、企業等においては気象データを⾼度に利⽤する取組は未だ低調。
○ 産業界と気象サービスのマッチングや気象データの⾼度利⽤を進める上での課題解決を⾏う「気象ビジネス推進コンソーシアム
(仮称)」を⽴ち上げ、IoTやAI等の先端技術を活用した新たな気象ビジネスの創出・活性化を強⼒に推進。
現状・課題
・農業の⽣産管理等、気象データ活⽤の先進的事例が
生まれつつあるが、活用する国内企業は少ない
・気象データは、先端技術や他データと組合わせた活用による
⽣産性向上の潜在⼒はあるが、使われてない「ダークデータ」
課題1: 産業界が求める気象サービス※1の提供
【気象ビジネスの具体例(⽶国)】
【データ分析している企業等の割合】
図:The Climate Corporation社ホームページより
図:「平成27年版情報通信白書」(総務省)より作成
・ 米国海洋大気局(NOAA)のリアルタ
イム気象情報等を活用
・ 土壌モニタリングや農業機器の稼動情
報等を組合わせ、⽣産管理等の⾼度な
農業クラウドソリューションを提供
※1 気象データを活用したビジネス支援サービス
課題2: 新たな気象ビジネス※2を実現する対話・連携
※2 IoT・AI技術を駆使し、気象データを⾼度利⽤した産業活動
具体的施策
気象サービス強化
気象ビジネス連携強化
①ユーザーコンシャスな
気象情報の提供
②気象サービス
の体質強化
・新たな気象データの提供
・過去データのアーカイブ整備
・情報利用環境の高度化
・気象サービスに
必要なノウハウを
全国的に展開
メッシュ化
最寄りのアメダス
データを参照
ピンポイント
気象データ
の取得可能
・気象予報士の育
成等によるソフト
インフラ整備
③気象サービスと産業界のマッチング
気象ビジネス推進コンソーシアム(仮称)
・気象ビジネス推進の環境整備
・先進的気象ビジネスモデルの創出
・気象ビジネスフォーラムの開催
気象サービス
気象庁
・観測、予測データ
の提供等、気象ビ
ジネスの基盤とな
る支援を推進
・気象情報の仲介・加工
・事業コンサルティング(気象特性を
踏まえた事業体制構築の支援)
産業界
・先端技術を活用した、気象リスク
の管理や先手を打った収益追及
・気象情報や先端技術を用いたシ
ステム高度化
ひまわり8号・ 9号
2020年までにGDP押上効果として約2,000億円(注)を実現
(注) 農業における冷害被害回避、小売における適正在庫管理、
気象事業者の売上増等による効果を試算
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情報利用環境の高度化例(天気予報、注意報・警報等の提供)
気象庁防災情報XMLの策定
気象警報・注意報等
津波警報・注意報 緊急地震速報
 気象庁は長年にわたり、様々な気象情
報を情報毎の独自フォーマットで提供
各情報で独自の
フォーマット
 平成23年5月より、機械判読に適した
XMLフォーマットで気象情報の提供を開
始
 気象や地震等異なる分野の情報を統一
的に処理可能に
XML化
辞書 XML
天気予報
台風情報
噴火警報・予報
様々な情報ツール
による活用
地震情報
気象庁ホームページでの提供
PubSubHubbub
②
①
(通知サービス)
通知
更新
通知
 平成24年12月より、XMLフォーマットを広く普及することを目的に、
気象庁HPで試行的に公開開始
 気象庁は、オープンな通知サービスであるPubSubHubbub(パブサ
ブハバブ)を用いて、利用者へ通知
③XML電文取得
気象庁HP
ユーザー
http://xml.kishou.go.jp/open_trial/index.html
気象庁ホームページでの提供の改善
①利用者が任意のタイミングで
更新情報を監視
 従来の提供方法は受信サーバを常時稼動する必要があり、利用
者に負担があったため、平成28年度中に新たな提供を開始予定
②更新情報
掲載
 気象情報が発表された際に、更新情報を気象庁ホームページに
掲載(atomフィード)することで、利用者が任意のタイミングでの取
得が可能になり、負担が大幅に軽減
 気象情報に関するサービス開発等への活用が期待
③XML電文取得
ユーザー
気象庁HP
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情報利用環境の高度化例(訪日外国人旅行者等に提供する気象情報の環境整備)
予報区GISデータを公開するとともに、気象庁XML辞書、気象情報の概要等の多⾔語化を⾏い、
⺠間事業者等による情報提供に活⽤可能な環境整備を推進(平成29年度内)
予報区GISデータの公開
各種情報に用いる予報区GISデータの作成・公開
→ カーナビや地図アプリ等、様々なツール上で
の地図表示
→ 位置情報と連動した情報提供
気象庁XML辞書や気象情報の概要・取るべき⾏動の多⾔語化
多言語化したXML辞書等を機械判読に適した形式で作成・公開
→ ⺠間事業者等が情報の多⾔語化に活⽤可能な環境整備
【XML電文とGISを組み合わせて活用】
 情報種別毎に予報区GISデータを作成
 メタデータとして、XML電文の[コード番号、
名称]を紐付け
XML
電文
東京都
【気象情報の概要等】
 気象情報を簡単に解説し、情報を受け取った際の
留意事項等と併せて多⾔語化
事業者
予報区GIS・多言語化
データの提供
防災気象情報
XML
辞書
(例)XML辞書(jmx_mete)
■二次細分区域
(気象警報・注意報等で利⽤)
[メタデータ]
・名称:千代田区
・コード番号:130011
気象庁
【気象庁XML辞書】
 XML電文中の「とりうる値」を多言語化
訪⽇外国⼈旅⾏者等
情報加工ツールを作成し、
受信した防災気象情報に…
情報の多言語化
位置情報と連動
情報の概要等を付与
様々なツールで
情報提供
警報
→Warning
→警报
→경보
現在地に発表された情報
気象情報の概要
受信した際の留意事項
多言語で
受信
適切な避難⾏動へ
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ビジネスに気象データをお使いですか?
気象は、消費者の行動、農産物やエネルギーの生産、
サービス、サプライチェーン等、様々な分野に大きな影響
を与えます。しかし、気象データの分析を経営に活かして
いる企業は極わずかです。IoT化が進む社会・ビジネス界で、
「気象ビジネス推進コンソーシアム」は、
気象データの活用を磨く場、展望を語る場です。
気象ビジネス推進コンソーシアム
産学官連携による気象ビジネスの推進を目指して、 気象、IoT、AI等の専門家や
幅の広い産業分野の企業、気象事業者等を構成員として発足します。
産業界
学界・専門家
気象事業者等
「わが社だけでは無理かな・・・。」
パートナー発見・マッチングの場
 フォーラムへの参加、パートナーと連携
した取組
 会員企業のシーズ・ニーズの発見
「気象ビッグデータを用いた経営がしたい。」
知見・技術の習得の場
 調査やプロジェクトへの参加
 IoT技術・気象関係セミナーへの参加
「どんな気象データがある?」 「IoTの活用方法が分からない。」
気象ビジネス展望の議論の場
 社会への提案
 制度や課題に関する対話への参加
気象ビジネス推進コンソーシアム発起人
<有識者>
(50音順)
木本 昌秀 東京大学大気海洋研究所教授
越塚 登 東京大学大学院情報学環教授
田原 春美 ドリームIT21代表
先端IT活用推進コンソーシアム(AITC)副会長
平田 祥一朗 (株)三井物産戦略研究所技術イノベーショ
ン情報部知的財産室シニアマネージャー
村上文洋 (株)三菱総合研究所社会ICT事業本部主席研
究員
<企業・団体>
(50音順)
アサヒ飲料(株)
いであ(株)
(株)ウェザーニューズ
英弘精機(株)
(株)応用気象エンジニアリング
大塚製薬(株)
オフィス気象キャスター(株)
(株)気象工学研究所
国立大学法人 岐阜大学
光進電気工業(株)
国際気象海洋(株)
(一社)全国建設業協会
(一社)全国清涼飲料工業会
全国農業協同組合連合会
営農販売企画部
(一社)全日本航空事業連合会
損害保険ジャパン日本興亜(株)
(株)タニタヘルスリンク
(株)中電シーティーアイ
定期航空協会
(株)東芝
(一社)日本気象予報士会
(一社)日本経済団体連合会
日本電気(株)
日本電信電話(株)
日本アイ・ビー・エム(株)
(一社)日本アパレル・ファッション
産業協会
日本気象(株)
(一財)日本気象協会
(一社)日本気象測器工業会
(一社)日本建設業連合会
(一社)日本船主協会
(公社)日本農業法人協会
(一社)日本物流団体連合会
日本マイクロソフト(株)
(一社)日本民営鉄道協会
(一社)日本旅客船協会
(一社)日本旅行業協会
(国研)農業・食品産業技術総合研究機構
(株)パスコ
(株)ハレックス
(株)日立製作所
富士通(株)
(株)フランクリン・ジャパン
三井住友海上火災保険(株)
(株)ミライト・テクノロジーズ
明星電気(株)
ヤフー(株)
(株)ライフビジネスウェザー
(株)ローソン
気象ビジネス推進コンソーシアム事務局
〒100-8122 東京都千代田区大手町1-3-4 気象庁総務部企画課内
TEL: 03-3212-8341 (内線2234,2228) E-Mail: [email protected]
気象庁ホームページ内「気象ビジネス推進コンソーシアム」
http://www.data.jma.go.jp/developer/consortium/index.html
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コンソーシアム設立・会員募集のスケジュール
【平成29年】
2月1日
報道発表
会員の一般公募開始
2月7日
報道発表
気象ビジネスフォーラムの参加募集開始
2月13日
コンソーシアム説明会
2月15日
コンソーシアム説明会
3月7日
設⽴総会
(於 星陵会館 11時〜)
規約、運営委員、会⻑・副会⻑の決定
気象ビジネスフォーラム(於 星陵会館 13時〜)
基調講演、パネルディスカッション、展示
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