最近の金融・経済情勢について

資料4
最近の金融・経済情勢について
平成29年2月15日
内閣府
日本の株価(業種別)
○日本の株価を業種別にみると、米新政権の金融分野の規制緩和、交通・インフラ投資への期待感が要因
との指摘もあるなか、銀行業、保険業、鉄鋼が上昇。OPECによる原油減産合意の影響が要因との指摘も
あるなか、石油・石炭製品も上昇。
(2016/10/24=100)
140
米大統領選(11/9)
OPEC原油減産合意(12/1)
135
石油・石炭製品
銀行業
鉄鋼
石油・石炭製品
銀行業
保険業
化学
鉱業
機械
電気機器
総合
輸送用機器
情報・通信業
陸運
建設業
小売業
医薬品
食料品
130
125
保険業
120
鉄鋼
115
110
105
100
95
90
85
24 26 28 1 4 8 10 14 16 18 22 25 29 1 5 7 9 13 15 19 21 26 28 30 5 10 12 16 18 20 24 26 30 1 3 7 9 13
16年10月
11月
12月
(備考)TOPIXの構成銘柄をもとに、ブルームバーグにより作成(2月15日9:30時点)。日付は日本時間。
17年1月
2月
1
アメリカの株価(業種別)
○アメリカの業種別株価は、米新政権の金融分野の規制緩和、交通・インフラ投資への期待感が要因
との指摘もあるなか、銀行、運輸が上昇。
135
(2016/10/24=100) 米大統領選(11/8)
銀行
銀行
130
運輸
テクノロジー・ハード
ウェアおよび機器
125
保険
運輸
120
資本財
素材
115
自動車・自動車部品
総合
110
電気通信サービス
ソフトウェア・サービス
105
医薬品・バイオテクノロ
ジー・ライフサイエンス
100
小売
エネルギー
95
食品・飲料・タバコ
90
24 26 28 1 3 7 9 11 15 17 21 23 28 30 2 6 8 12 14 16 20 22 27 29 3 5 9 11 13 18 20 24 26 30 1 3 7 9 13
16年10月
11月
12月
(備考)S&P500種の構成銘柄をもとに、ブルームバーグにより作成(2月15日9:30時点)。
17年1月
2月
2
(参考)ドイツの株価(業種別)
(2016/10/24=100)
145
米大統領選(11/8)
銀行
140
銀行
135
基礎資材
工業
130
輸送・物流
125
化学品
テクノロジー
120
総合
保険
115
自動車
110
通信
ソフトウェア
105
医薬品・ヘルスケア
小売
100
食品・飲料
95
建設
90
85
80
24 26 28 1 3 7 9 11 15 17 21 23 25 29 1 5 7 9 13 15 19 21 23 28 30 3 5 9 11 13 17 19 23 25 27 31 2 6 8 10 14
16年10月
11月
12月
17年1月
2月
(備考)PS全株パフォーマンス指数の構成銘柄をもとに、ブルームバーグにより作成(2月15日9:30時点)。なお、総合はDAXを使用。
3
日本のGDP成長率と潜在成長率の推移
○2015年度の潜在成長率は0.8%、実質GDP成長率は1.3%。
中長期試算(経済再生ケース)では実質GDP成長率、潜在成長率は中長期的に2%以上で推移。
5
4
3
2
1
0
-1
-2
-3
-4
-5
(%)
実質GDP成長率
(2015年度)1.3%
潜在成長率
実質GDP成長率
潜在成長率
(2015年度)0.8%
試算値(※)
実質GDP成長率
潜在成長率
(2025年度)2.4%程度
(年度)
5
4
3
2
1
0
-1
-2
-3
-4
-5
(%)
試算値(※)
名目GDP成長率
名目GDP成長率
名目GDP成長率
(2015年度)2.8%
(2025年度)3.8%程度
(年度)
(※)2016年度及び17年度は内閣府「平成29年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」により、18年度以降は内閣府「中長期の経済財政に関する試算」(平成29年1月25日
経済財政諮問会議提出)の経済再生ケースによる。
(備考)1.内閣府「国民経済計算」、「平成29年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」、「中長期の経済財政に関する試算」により作成。
2.潜在成長率は、前提となるデータや推計方法によって結果が大きく異なるため、相当の幅をもってみる必要がある。ここでは、2015年度までは内閣府による試算値。
2011年1-3月期~7-9月期において、震災による供給政策を加味し潜在GDPを調整した。
4
(参考)アメリカのGDP成長率と潜在成長率の推移
○潜在成長率は、90年代後半には3%程度だったが、このところは1%台半ばに低下。
実質GDP成長率も低下傾向。
6
5
4
3
2
1
0
-1
-2
-3
-4
(%)
実質GDP成長率
(2016年) 1.6%
実質GDP成長率
1995 96
7
6
5
4
3
2
1
0
-1
-2
-3
97
98
99
00
潜在成長率
(2015年) 1.6%
潜在成長率
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
(%)
名目GDP成長率
1995 96
97
98
(備考)アメリカ商務省、OECD.Statにより作成。
99
00
01
02
03
04
05
16
(年)
名目GDP成長率
(2016年)2.9%
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
(年)
5