第10、11号

彙 報
一、第六回評議員書 昭和十七 年三月十三 日、 午後五時 よ り 東京 神田 の學 士 曾館
に。
て開 き・、本 午度 大倉講 師 の件 、 原稿 料の件等 につい て議 し 、九時 散皀 した 。 出
席者は新村 龠長 、市河三喜 、橋本 進吉 、辻直四 郎 。西 脇 順三 郎 、 千 葉 勉 、 神保挌
の各評議員、小林智賀平 、木村 彰一 、生 田早苗 、高津春繁 の各幹事諸氏 であっ た 。
一、第五 回大書 昭和十 七年五 月九 日、 午 後一時 牛 よ り 東京咨 國 大學法文 經悋三
十六番数室 に於で開催 。 小 倉副官 長司 曾。 事務 報當り 後講 演に うっ り、講 師並 び
に演題 は下り 如 くであっ た 。
松
本
信
廣 氏
印 度支那 語族 の故土(:擺袍 ア ジア民 族移動 史 の試 論)
荻 原 并 泉 水 氏
言語 のが 乖( 俳句の文的 構成にっい で )
千 葉 勉 氏
母君變 叱と贊諄 哲學 の諸問題
曾集 者約百五十 名。 つ づい で、 夕 六時 よ り山上 曾議所に於 て晩餐 曾を開 き・、 霆後
諸氏 のテ ーブ ル・ スピ ーチがあ り、談笑 の後九 時散 會した 。
− 、F 言語研究 」第十 號は、今年Ξ 月中に發行 の豫 定で あっ たが、また また印刷難
のた めに非 常に・遲 れた ので、第十 ・十 一號を 合册 とす るこ とに した 。本誌 の如 く、
常 に特別り 活字を多数鑄擅 す る 必要 のある もりり 性 質として 、 やむを 呀ない ので
あるが 、會員 諸氏を永い 間 お待 せ・し た 事は、誡に申 譯ない 次第 である。