国史跡武蔵国府跡(国司館地区) 保存活用整備工事(第1期)

国史跡武蔵国府跡(国司館地区)
保存活用整備工事(第1期)
計 画 概 要
1 工 事 場 所
至 北府中駅
府中市本町1丁目14番地の1
至 分倍河原駅
2 用 途 地 域
北
近隣商業地域・第三種高度地区・防火地域
・ 地 区 等
3 敷 地 面 積
7,812.76㎡
(
第1期施工部分 6,158.09㎡
第2期施工部分 1,654.67㎡
)
東日本旅客鉄道武蔵野線
計画地:府中市本町1丁目14番地の1
にぎわい創出ゾーン
主要地方道第9号川崎府中線
こく が
国衙地区(大國魂神社)連携ゾーン
主要地方道第18号
府中町田線
北
主要地方道第18号 府中町田線
(仮設通路)
線
府中
川崎
9号
道第
地方
主要
(日本中
央競馬
会
東
京
競馬場へ
至る通路
)
府中本 町駅
府中本町駅
水路
東日本旅客鉄道南武線
共同住宅公開空地
至 南多摩駅
古代の空間再現ゾーン
日本中央競馬会東京競馬場へ至る通路
ゾーニング図 1:1,000
案内図 1:2,000
-1-
歩道幅員3.35m
主要地方道
第18号府
中町田線
5,
25,870
90
北
4,9
Q
R
M
305
0
F
線
道路境界
<凡例>
A :国司館正殿(主屋)
(掘立柱建物跡)柱立体表示
670
(仮設通路
)
:国司館脇殿(副屋)
(掘立柱建物跡)柱立体表示
C
:国司館付属建物
(掘立柱建物跡)柱立体表示
D
:国司館関連建物
(竪穴建物跡)平面表示
E
:国司館関連施設
(大型土坑)平面表示
F
:遺跡名称板 白御影石 H=1.8m
G
:案内板
W=2.2 H=2.2m
H
:復元模型
10m×10m
I
:遺構名称板 白磁陶板 60cm×60cm
J
:ベンチ
御影石 L=1.2m
K
:収納縁台
再生木材 1.3m×1.3m
L
:水飲み
M
:外灯
N
:自然石張り 白御影石
30cm×60cm(千鳥配置)
O
:自然色舗装 塗布式自然色舗装
(透水性)
P
:人工芝張り
Q
:門扉
開戸 W=5.0m H=1.5m
R
:門扉
レールゲート
W=7.5m H=1.5m
S
:国司館万葉の庭
T
:アラカシ
U
:クローバー
歩道幅員3.5m
車道幅員9.0m
歩道幅員3.5m
G
29,
U
B
90
L
9 4, 2
26, N
095
23,
00
J
000
M
10,
第1期工事部分
第2期工事部分
道路幅員16.0m
H
T
10,
40
4,7
330
270
97,
99,
C
7,0
80
K
I
6,1
K
220
10
I
11,
150
D
5,9
54,
095
K
A
18,
80
5,1
15,
B
E
55,
840
I K
211
I
O
30
S
J
T
8,5
(日本中
央競馬会
東
京
競
馬場へ至
る通路 )
00
880
K
5,3
中線
川崎府
26,
50
P
線
境界
道路
隣地境界線
O
第9号
地方道
主要
府中本 町駅
000
I
5,9
70
K
J
J
隣地境界線
90,370
共同住宅公開空地
配置図・平面図 1:400
-2-
0
10
20m
縁石
1,940
1,740
900
北
平面表示:塗布式自然色舗装(透水性)
A
A’
900
1,740
1,940
13,020
11,220
7,740
1,940
1,940
柱表示 FRP φ300
2,278
2,278
2,150
900
2,278
11,390
15,840
17,640
2,278
2,278
2,300
900
平 面 図
2,400
柱表示 FRP φ300
▼計画地盤面
450
600
150
縁石
基礎 1,000×1,000
▼遺構面
A-A’断 面 図
2,150
900
2,278
2,278
2,278
15,840
17,640
2,278
2,278
2,300
国司館正殿(主屋)(掘立柱建物跡) 遺構表示平面図・断面図 1:100
-3-
900
0
5m
北
平面表示:塗布式自然色舗装(透水性)
柱表示 FRP φ300
B’
900
B
1,990
1,990
5,970
7,770
1,990
900
縁石
2,360
2,360
2,360
2,360
900
2,360
2,360
2,360
2,360
18,880
20,680
平 面 図
900
2,400
柱表示 FRP φ300
150
縁石
450
600
▼計画地盤面
基礎 1,000×1,000
▼遺構面
2,360
900
2,360
2,360
2,360
2,360
2,360
2,360
2,360
18,880
20,680
国司館脇殿(副屋)(掘立柱建物跡) 遺構表示平面図・断面図 1:100
-4-
900
B-B’断 面 図
0
5m
北
平面表示:塗布式自然色舗装(透水性)
5,910
C’
5,880
900
C
2,370
4,740
6,540
柱表示 FRP φ300
6,150
2,370
900
縁石
5,910
2,360
900
2,360
7,080
8,880
2,360
900
国司館関連建物(竪穴建物跡)遺構表示平面図 1:100
平 面 図
柱表示 FRP φ300
2,400
5,300
2,360
900
2,360
7,080
8,880
5,180
▼遺構面
基礎 1,000×1,000
▼計画地盤面
450
600
150
縁石
2,360
900
C-C’断 面 図
国司館付属建物(掘立柱建物跡) 遺構表示平面図・断面図 1:100
国司館関連施設(大型土坑)遺構表示平面図 1:100
0
-5-
5m
100
北
国司館付属建物
国司館関連建物
9,800
10,000
国司館正殿
国司館脇殿
9,800
10,000
100
100
国司館脇殿
100
平 面 図
黒御影石 本磨き
650
900
【復元模型の設置例(三重県明和町 国史跡斎宮跡)】
250
復元模型
復元模型平面図・南側立面図 1:50
-6-
0
南側立面図
1
2m
北
枕木
4
12
<凡例>
4
1 :アシビ
(アセビ)
2 :ウメ
4
9
8
3 :ヤマザクラ
23
4 :ツツジ
20
7
5 :カエルデ
(イロハモミジ)
6 :ナデシコ
(トコナツ)
7 :ヤマブキ
枕木
4
8 :クワ
5
木チップ
22
19
3
6
21
4
10
4
10
22
11
2
9 :カシ
(シラカシ)
10 :モモ
11 :ツママ
(タブノキ)
12 :サカキ
13 :アジサイ
14
4
木チップ
15
14 :ガクアジサイ
18
15 :ネブ
(ネムノキ)
16
17
木チップ
12
16
13
13
16 :ハギ
(ヤマハギ)
17 :ユズリハ
1
18 :イチシ
(ヒガンバナ)
19 :フジバカマ
20 :ササ
(クマザサ)
21 :シイノキ
22 :ヤブツバキ
23 :カタクリ
国司館万葉の庭平面図 1:100
-7-
0
5m
歩道幅員3.35m
主要地方道第18号府中町田線
K 道路境界線
北
(仮設通路
)
歩道幅員3.5m
車道幅員9.0m
歩道幅員3.5m
道路幅員16.0m
中線
川崎府
線
境界
道路
隣地境界線
第9号
地方道
主要
府中本 町駅
(日本中
央競馬会
東
京
競
馬場へ至
る通路 )
<凡例>
:仮囲い位置
:仮囲い出入り口
:工事車両出入り口
:交通誘導員
K
隣地境界線
共同住宅公開空地
仮設計画図 1:400
-8-
0
10
20m
「AR・VR武蔵国府(仮称)」 制作イメージ(案)
1
趣旨
国史跡武蔵国府跡(国司館地区)において、来訪者が史跡の歴史的価値を適切に理解し、
歴史に親しみを持ってもらうため、スマートフォン・タブレット端末用のアプリケーション
ソフトを制作し、AR(拡張現実)画像・VR(仮想現実)画像等を用いて、史跡の解説や、
情報発信を行うものです。
2 内容
(1) GPSにより位置情報を認識し、史跡内の特定の地点に到着すると、テキスト、画像、
音声等により、各種解説・情報を表示します。
(2) 史跡内のマップを表示します。
(3) AR画像により、次の国司館関連遺構を復元します。
ア 国司館正殿(主屋)
イ 国司館脇殿(副屋)
ウ 国司館付属建物
エ 国司館関連建物(竪穴建物跡)
(4) AR画像による遺構の復元と合わせて、古代の人物、動物等の画像を出現させます。
(5) 上記の復元に加えて、VR画像(フルCG)で当時の地形、景観等も復元することによ
り、古代武蔵国府跡(国司館地区)の空間を復元します。
(6) AR画像・VR画像を含めた写真を撮影できるようにします。
(7) 事故防止の観点から、史跡指定地以外ではAR・VR機能が作動しないよう配慮します。
(8) 日本語のほか、英語等の多言語に対応できるようにします。
【VR画像の活用例(ふるさと府中歴史館「国府百景」での国司館復元画像)】
【スマートフォン・タブレット端末用アプリケーションソフトの使用イメージ】
史跡内の特定の場所でアプリケーションソフトを起動し、専用ゴーグルで端末の画面を
見ることにより、当時の建物や歴史上の人物が浮かび上がって見えるようになる。
【AR・VR体験用デバイスの例(宮城県松島町「松島ダテナビ」)】
厚紙製の簡易ゴーグルにスマートフォンを挟み込んで、画像を立体視できる。
- 9 -