平成 29 年度県民協働型評価推進事業実施要領 (目的) 第1 県民協働型評価推進事業(以下「事業」という。)は、県が自ら行う内部評価とは異なる県 民の視点での施策の評価、提言を受けることにより、NPOなど多様な主体の政策形成への参画 を促進するとともに、県の施策の質的な向上に資することを目的とする。 (事業内容) 第2 この事業は、県が実施する特定の政策目的の実現を図るための施策に関し、その評価を行お うとする者が評価の対象、内容等の企画を提案し、県が実施相当と認める者にこれらの業務を委 託して行う。 (評価の対象) 第3 この事業による評価は、次に掲げる施策を対象とする。 (1) いわて県民計画第3期アクションプラン[政策編]の具体的推進方策 (2) 岩手県東日本大震災津波復興計画の取組項目 (評価を行う者の要件) 第4 評価を行うことができる者は、次のいずれかに該当するものであることを要する。ただし、 評価しようとする施策と特別の利害関係を有する者は、これを行うことができない。 (1) 県内に事務所を有するNPO等の法人その他の団体(法人格の有無は問わない) (2) 県内に居住する2以上の個人により構成するグループ (3) (1)及び(2)の者により構成するグループ (評価を行う者の選定) 第5 県は、政策評価に関し知識を有する者を含む複数の審査員の審査に基づいて評価を行う者を 選定する。 2 前項の選定に当たっては、次の基準により審査を行う。 (1) 評価テーマに対する問題意識が明確であり、その問題を検証し、課題の解決策を得るため の評価の観点が論理的に構成されていること (2) 評価の中に、県民や関係者の生の声や実感が反映できるよう評価手法の工夫がなされてい ること (3) 評価結果から導かれる提言が、県の施策等に反映され、取組の期待ができること (事業の実施) 第6 県は、評価を行う者として選定されたものと随意契約の方法により、委託契約を締結する。 2 県は、評価を行う者の取組が円滑に遂行できるよう、必要な支援を行う。 3 評価を行う者は、別添「県の施策の評価および立案に関する協働協定」を尊重した評価の取組 を行うよう努めるものとする。 4 評価を行う者は、その事業の終了後においても、可能な限り評価結果に関する意見交換等に協 力するよう努めるものとする。 (評価結果の取扱い) 第7 県は、評価を行った者の評価結果を公表するとともに、これを県の施策に反映するよう努め、 その状況を公表する。 (補則) 第8 この要領に定めるもののほか必要な事項は、政策地域部長が別に定める。
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