開かれた建築生産プロセスを目指したBIM

特集
生産性・安全性の向上を目指して
見える化
時間短縮
ICT活用
開かれた建築生産プロセスを目指したBIM
青木 広充
建築事業本部 設計統轄部 意匠設計部 グループリーダー
●
「見える化」への対応
●設計から施工・維持管理までの活用
これからの建築の生産プロセスは、社内に限らずお客様をは
BIM による「見える化」の効果は、関係者間のコミュニケー
じめとする様々な関係者の方々と情報共有しながら進める「見
ション、合意形成のための時間を大幅に削減することが出来ます。
える化」が急速に進んでいくと考えています。
今後もお客様の期待に応える品質の提供を目指し、建築の企画
「見える化」への対応として、設計統轄部の BIM チームが
から設計・積算・発注・施工・維持管理まで一貫した建築生
中心となって基本設計から実施設計までの各設計フェーズで活
産プロセスで BIM の活用を推進します。
用しています。
(BIM:Building Information Modeling)
構造
意匠
家具
背景
添景
CGアニメーション
地形データと地図データを合成
外構
データ連携による短期間でのコンペ検討
LivingCG社主催 Lumionコンペ2015入選
完成予想パース
9
物流施設の外観検討
施工段階でのBIM活用・鉄骨建方計画検討
ZENITAKA Corporate Social Responsibility Report 2016
柱脚部納まり検討