高知市障害者計画・障害福祉計画(平成27~29年度)実行計画 「障害の有無にかかわらず,市民一人ひとりが互いに支え合い,いきいきと輝いて暮らせるまちづくり」をめざして ※評価基準の考え方 A:順調である ⇒ 現在の進捗状況で計画を達成できる B:概ね順調である ⇒ 現在の進捗に多少の遅れや課題等はあるが計画を達成できる C:あまり順調ではない ⇒ 現在の進捗状況では計画の達成が難しく見直し等が必要 重点施策1 相談・ケアマネジメント体制の充実(体系2-1) 【指標・目標値】 サービス等利用計画作成率 平成27年度末 70%,平成28年度末 80%,平成29年度末100% 必要なこと 具体的に何をするか 27年度の実績・取組み状況 27年度の進捗評価 A:順調である B:概ね順調である C:あまり順調ではない 評価 ①サービス等利用計画・障害児支援利用計画(以下「利用計画」とい う。)の作成率を毎月把握する。 ②指定特定相談支援事業所・指定障害児相談支援事業所(以下「指定 ○全ての障害のある人や子どもへの 相談支援事業所」という。)等の増加に向けて,法人への開設依頼を サービス等利用計画・障害児支援利用 随時行う。 計画の作成の推進 ③相談支援事業事務連絡会で毎月,指定相談支援事業所の業務量を把 握し,計画作成を依頼する。 ④4ヵ所の障害者相談センターがセルフプランの作成支援を行う。 ①平成27年9月末時点のサービス等利用計画作成率は50%(平成26年度末27%),障害児支援利用計画作成率は 46%(平成26年度末26%)となっている。また,サービス等利用計画のうちセルフプランは1,344件中87件 (6.5%)となっており,障害児支援利用計画のうちセルフプランは291件中77件(26.5%)となっている(9月末 時点)。 ②平成26年度末時点において指定特定相談支援事業所15ヵ所,指定障害児相談支援事業所7ヶ所であったものが,平 成27年9月末時点においては指定特定相談支援事業所28ヵ所,指定障害児相談支援事業所17ヶ所と増加となったが, 今後も,事業所の新規指定や相談支援専門員数の増加について働きかけを行っていく。 ③毎月,指定相談支援事業所の現状を確認した上でサービス等利用計画・障害児支援利用計画(以下「利用計画」とい う。)の作成を依頼している。 ④障害者相談センターがセルフプランの支援を実施したのは58件であり,セルフプラン全体の32.8%である。 今後の課題等 A 計画作成率は予定どおり推移しているが,引 き続き指定相談支援事業所の質及び量の確保 に努める。 ①4ヵ所の障害者相談センターを設置し,全ての障害のある人や子ど ①平成27年4月から東部と北部の2ヵ所,また同年6月から西部と南部の2ヵ所を設置している。9月末までの障害者 もへの対応を実施する。 相談センターへの相談延件数は8,853件で,相談実人数は1,438人となっている。 ②相談支援事業事務連絡会を毎月開催(情報共有・事例検討)し,連 ②毎月,委託及び指定事業所を集めての事務連絡会を開催し,利用計画にかかる事務等の情報共有を行っている。 携をはかる。 A 障害者相談センター及び指定相談支援事業所 の連携を図り,障害のある方の相談支援体制 を強化していく。 広報あかるいまち7月号及び高知市ホームページへの掲載,また民生委員・児童委員役員会,地区民生委員・児童委員 様々な機会を通じて障害のある人や子ども,そのご家族,関係機関等 定例会(全27地区),高知県医療ソーシャルワーカー協会,パーキンソン病友の会等の各種団体が主催する会合等に 参加し,相談窓口の周知を行っている。また,障がい福祉課に直接相談があった場合などにも,随時周知を行ってい に周知する。 る。 A 機会を捉えた周知を今後も継続する。 ①相談支援機能強化事業(研修会や事例検討会の開催)を指定相談支 ①虐待研修,日常生活用具についての研修会を開催した。また,平成27年10月より南部ブロックにおいて,南部地域 ○質の高いケアマネジメント機関の整 援事業所,障害者相談センターを対象に年3回実施する。 所在の指定相談支援事業所及び障害者相談センター南部により事例検討会を開催している。 備及び人材育成 ②指定相談支援事業所,障害者相談センターに助言や同行訪問し,後 ②適宜実施している。 方支援を実施。 B 事例検討や研修会等,人材育成に引き続き取 り組む。 平成27年8月に開催した第1回自立支援協議会において,自立支援協議会の中で基幹相談支援センターの設置に向けた 検討を行っていくことを提案し,委員からの承諾をいただいている。今後,協議を深めていく予定としている。 A 平成28年度中には設置方針を固める予定。 ○新たな相談支援体制の構築 ○相談窓口及び制度の周知 ○基幹相談支援センターの設置 自立支援協議会で,平成30年度からの設置に向けて検討する。 担当 障がい福祉課 重点施策2 生活支援サービスの充実(体系2-2) 必要なこと 具体的に何をするか 27年度の実績・取組み状況 27年度の進捗評価 A:順調である B:概ね順調である C:あまり順調ではない 評価 毎月,各事業の決定者数・利用者数の把握を行っている。 なお,多種多様なサービスがある中にあっては,障害のある人や子どもの地域生活を担保していくことを目的として整 ○ニーズに応じた地域生活の支援体制 障害福祉サービス事業等の決定者数・利用者数を把握分析し,傾向を 備する地域生活支援拠点について今後検討を行う中で,特に重要と考えられるサービスについて分析等を行っていく。 分析等については,高知市自立支援協議会で行うこととし,第2回(11月開催)及び第3回(2月開催)の自立支援 の整備 出す。 協議会では,地域生活支援拠点をテーマとして取り上げ,検討を深めている。 高知市自立支援協議会で検討された内容については,障害者計画等推進協議会において随時報告していく。 ○居住支援の在り方の検討及び地域生 平成29年度末までに自立支援協議会において設置に向けて検討す 活支援拠点等の基盤整備 る。 第2回(11月開催)及び第3回(2月開催)の自立支援協議会でテーマとして取り上げており,今後も検討を深めて いく予定としている。 担当 今後の課題等 B 障害福祉計画の進捗管理,地域生活支援拠点 の整備等は引き続き自立支援協議会を中心に 検討する。 B 地域生活支援拠点は優先度や実現可能性の高 いものから整備を予定。 障がい福祉課 ○重度の障害児や障害者への支援体制 医療と福祉サービスの連携による支援体制の構築を目指す。 の推進 県が主催する重症心身障害児等サービス調整会議における検討を踏まえ,県内の重度の障害のある人や子どもの実態把 握を目的として実施する「重度障害児者アセスメントシート」の作成について,市内在住の方の作成を進めるととも に,それらを踏まえ今後県とともに重度の障害のある人や子どもへの支援体制について検討していく予定としている。 B 平成28年8月までに「重度障害児者アセスメ ントシート」を作成し,対象者の支援の充実 のため,関係機関と連携を図る。 ○強度行動障害のある障害者や発達障 ①障害児通所支援については県との連携をはかる。 害者への支援体制整備 ②相談支援検討会を設置する。 ①県が主催する障害児通所支援事業所連絡会(5・7・9・11月に開催)に参加している。連絡会では,発達障害児 への支援等について事例検討を行っている。 ②平成27年10月より南部ブロックにおいて事例検討会をモデル的に実施しており,将来的に相談支援検討会へ発展さ せる予定としている。 B 平成28年度には相談支援検討会の立ち上げを 予定している。 B 平成28年度には相談支援検討会の立ち上げを 予定している。 ○高知市自立支援協議会を活用した支 年4回開催する自立支援協議会と相談支援検討会・就労検討会におい 第3回自立支援協議会(平成28年2月開催)で就労検討会の活動報告を行い,検討課題についての情報共有を行っ た。 援体制の構築 て,個別支援会議からあがってくる課題を検討していく。 重点施策3 適性に応じた就労の支援(体系3-1) 必要なこと 具体的に何をするか 27年度の実績・取組み状況 27年度の進捗評価 A:順調である B:概ね順調である C:あまり順調ではない 評価 ○就労支援事業所等の定着支援 就労移行支援利用者・一般就労者数・就労に定着していない人たちの 就労検討会において,就労支援事業所サービス管理責任者と指定相談支援事業所の相談支援専門員との意見交換会を 把握分析を行い,定着支援をテーマとした研修会の開催を移行支援事 11月に開催した。 業所や指定相談支援事業所と行う。 ○就労支援事業所の従事者の資質向上 就労支援事業所サービス管理責任者の資質向上に関する研修会の開 に関する検討会の活用 催:ワーキングを毎月開催し,全体研修会を年1回行う 就労検討会内にワーキンググループを立ち上げ,市内全ての就労支援事業所を対象とした全体研修会の開催に向けた準 備をしている。全体研修会は「指導員・支援者を育てる」をテーマに,平成28年2月に開催をした。 担当 今後の課題等 A 就労検討会を通じて引き続き取り組む。 A サービス管理責任者の資質向上にむけて引き 続き取り組む。 障がい福祉課 就労アセスメントの見直し:就労検討会を毎月開催する。移行支援事 就労検討会を毎月開催するとともに,また就労移行支援事業所(1回),学校(1回)との情報交換会と全体意見交換 ○就労支援事業所の利用に係るアセス 業所(年2回)・学校(年1回)情報交換会を開催し,全体意見交換 会も開催した。就労アセスメントシートの見直しについては,県の担当者も参加し検討を行っている。 メント 会を年度末に開催する。アセスメントシートの見直しを随時行う。 ○関係機関との連携 ①就労検討会(月1回)を開催し企業への理解促進について検討して ①中小企業同友会の勉強会に就労検討会委員が出席し,障害者雇用に関する制度等の説明を行った。 いく。 ②障害者相談センターと共同で情報集の内容の見直しを行っており,平成28年3月を目途に配布を予定している。 ②就労支援事業所情報集の更新を行う A 就労検討会を通じて引き続き取り組む。アセ スメントシートは県内統一シート作成に向け て関係機関との連携を図る。 A ①就労支援事業所と企業との連携を引き続き 行っていく。 ②随時更新していく 重点施策4 地域連携体制の充実(体系4-1) 【指標・目標値】1歳6か月児健診 健診受診率 90% サポートファイル所持率(就学相談時に活用する人の割合) 60% 必要なこと 具体的に何をするか 27年度の実績・取組み状況 27年度の進捗評価 A:順調である B:概ね順調である C:あまり順調ではない 評価 担当 今後の課題等 ○早期発見,早期療育支援体制のしくみの充実 ①健診フォロー 健診にて気になる児については,保護者の受容状況に合わせて医療機 関および子ども発達支援センター等に繋いでいく。 ②健診未受診者への対応 ○早期発見・早期療育システムの充実 日曜健診の回数を増やすとともに,受診勧奨の機会を増やす。 ③新生児の聴覚障害の早期発見 ○子ども発達支援センター機能強化 ○親子通園施設ひまわり園 在宅障害児への支援体制の充実 ①健診毎に子ども発達支援センターへの情報提供実施。保護者が相談を希望した場合は家庭訪問等実施し,親子通園施 設ひまわり園や早期療育教室へと繋いでいる。 ②日曜健診は年間8回(各健診:4回)となっている。1歳6か月健診未受診者については訪問員と保健師が家庭訪問し 受診勧奨を行っている。 ③新生児聴覚検査を平成28年5月から実施予定。 H27年4月から,親子通園施設「ひまわり園」にて,発達のゆるやかな低年齢の児童や医療ニーズのある児童を対象と した新規クラス「ゆったりっこ」を開始。当初月2回の開催であったが,利用者の増加に伴い,H27年11月から月4 回の開催とし,12月末時点で実人数15名の利用者あり(各人月2回の利用)。 B 早期発見,早期療育支援体制は整いつつあ り,今後はさらに内容の充実を図る。 母子保健課 子ども育成課 B 在宅障害児への早期支援の場「ゆったりっこ クラス」へのニーズに対応するため,運用面 と内容の充実を図る。 子ども育成課 B ①切れ目のない支援に向け,今後も活用推進 に向けて取り組む。 ②サポートファイルの記入の仕方等の研修は 行なったが,実際に各園でサポートファイル を使っての保護者支援は十分ではない。引き 続き研修等で広く周知を図っていく。 子ども育成課 保育幼稚園課 B 新規の事業所指定は鈍化しており,引き続き 質・量の確保に取り組む。 障がい福祉課 A 今後も継続して取り組む。 保育幼稚園課 ○サポートファイルの活用推進 ①より利用しやすいようにサポートファイル改定を行う。 ②保護者に対しては,入所申請時や入園時等に声がけを行うことに よって,利用の促進につなげる。 特別支援保育担当者は,研修にて改定版サポートファイルの記入の仕 方について学び,保護者支援を行う。 H27年4月から,親子通園施設「ひまわり園」にて,発達のゆるやかな低年齢の児童や医療ニーズのある児童を対象と した新規クラス「ゆったりっこ」を開始。当初月2回の開催であったが,利用者の増加に伴い,H27年11月から月4 回の開催とし,11月末時点の登録者数は18名(各人月2回の利用)。 ○相談支援機能強化事業における研修の実施 ○サポートファイルを効果的に活かし (再掲)県が主催する障害児通所支援事業所連絡会(5・7・9・11月に開催)に参加している。連絡会では,発達 た関係機関との連携 指定相談支援事業所を対象として,障害児支援の基本的な知識や効果 障害児への支援等について事例検討を行っている。 的な支援方法についての研修を実施する。 ○特別支援学校及び特別支援学級等との連携強化 園への訪問事業を利用し,支援の仕方を学んだり,アドバイスを受けた りすることにより,保育内容の充実を図る。 また,互いに情報交換や意見交換を行い,より良い支援の仕方を学び合 う。保護者や園の職員対象に学校訪問(年4回)を実施する。 各園,学校や療育施設からの訪問・相談事業により,園児に必要な支援について学び保育を進めている。学校訪問につい ては,11月~12月にかけて支援学校2校(高知県立高知若草養護学校・高知市立特別支援学校)特別支援学級2校(初月小 学校・介良潮見台小学校)で実施する。 重点施策5 保育・教育における集団生活のなかでの一人ひとりの発達に応じた支援の充実(体系4-2) 【指標・目標値】特別支援学校,小・中学校の特別支援学級の個別の指導計画の作成率100% 通常の学級に在籍する発達障害の診断・判断がある児童生徒の個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成率90% 必要なこと 具体的に何をするか 27年度の実績・取組み状況 27年度の進捗評価 A:順調である B:概ね順調である C:あまり順調ではない 評価 ①5月~6月,就学相談のため43園(69名)を巡回して,特別支援担当保育士がついている幼児及び就学相談を希望 する保護者,担当保育士と初回面談をした。その後,必要に応じて知能検査の実施や観察のために園を訪問した。ま た,私立幼稚園や特別支援担当がついていない幼児等についても保護者が希望する場合には,随時,就学相談を行って ①就学相談(保育所巡回) いる。 ②保育所等への技術支援 園・保護者から要望があった場合に実施。それぞれの児に合わせた手 ②対象児の観察や発達検査等を通じて,支援方法を検討し,保護者の了解の上で,保育所等と情報共有している。保育 所等訪問件数のべ124件。 立てについて考えていく。 ③専門機関(デイサービス等)と連携をとり,園内で情報を共有し,より ③専門機関との連携は,園への訪問・相談事業を利用し支援の仕方について学んでいる。定期的に利用する園も多く園内 で情報共有を行う。 深く子どもを理解し支援していく。 ○一人ひとりの発達に応じた支援 担当 今後の課題等 B ①就学相談及び教育相談が充実できるよう に,今後も継続して取り組む。 ②多様なニーズに応えるため,子ども育成課 職員の能力向上を目指す。 ③専門機関(デイサービス等)とはそれぞれ の立場を理解し連携を深めていく努力が必要 である 教育研究所 子ども育成課 保育幼稚園課 A 今後も継続して取り組む。 保育幼稚園課 A 今後も継続して取り組む。 保育幼稚園課 平成26年度末時点で市内に7ヵ所であった指定障害児相談支援事業所は,平成27年9月末時点において17ヵ所に なっており,今後も事業所の新規指定や相談支援専門員数の増加について働きかけを行っていく。 B 新規の事業所指定は鈍化しており,引き続き 質・量の確保に取り組む。 障がい福祉課 ①4月の特別支援担当保育士研修会にて,個別移行支援計画による引継ぎについて周知した。 ②今後行っていくよう計画している。 B 個別移行支援計画による引継ぎ会を実施して いる。よりよい支援が引き継がれるように, 今後も継続して取り組む。 教育研究所 保育幼稚園課 第1回(5月)には,特別支援教育学校コーディネーターの役割(年間計画と校内委員会の運営,個別の教育支援計 画,個別の指導計画の作成,教育相談等)について研修し,第2回(7月)には,高知大学の松本秀彦准教授の講演 「特別な支援が必要な児童生徒の理解と支援」について研修した。また,個別の教育支援計画,個別の指導計画の作成 及び活用についてグループ討議を行った。第3回(1月)を予定している。 B 個別の教育支援計画,個別の指導計画の作成 や内容の充実ために,今後も校内支援体制の 強化に継続して取り組む。 教育研究所 (再掲)県が主催する障害児通所支援事業所連絡会(5・7・9・11月に開催)に参加している。連絡会では,発達 障害児への支援等について事例検討を行っている。 B H28年度には相談支援検討会の立ち上げを予 障がい福祉課 定をしている。 対象が高学年に拡大。長期休業等の一日開設日の利用時間の延長について検討した。(12/1から18時に延長) A 今後も継続して取り組む。 子ども育成課 特別支援学校の進路相談会には,指定相談支援事業所が参加するようになったことで,本人の利用計画に基づいた具体 的な支援計画について話ができるようになってきている。進路相談会のうち,障がい福祉課が参加した回数は11回で ある。 A 引き続き特定相談支援事業所の参加を行って いく。 障がい福祉課 A 就労検討会を通じて引き続き取り組む。アセ スメントシートは県内統一シート作成に向け て関係機関との連携を図る。 障がい福祉課 B 特別支援学級担当者を対象とした,連絡会や 研修会等の機会を活用し,相談支援体制や制 度等について説明を行っていく。 障がい福祉課 ○就学前の子どもに関わる職員の資質向上 ○就学前の支援の充実 特別支援保育に対する理解を深め,子どもや保護者に寄り添った支援 を考えることを目的として全職員対象の研修を行う。 一人一人の特性を理解し,保育内容をより充実させる為に担当者対象 の研修を行う。 特別支援保育研修会は6~7月に4回実施する。参加人数は合計322 名。 特別支援保育担当者研修会は9月末までに1日研修を2回,半日研修を1回実施する。内容は,講演・保育見学・障害種別 に合わせた講師との実践交流等で,他園の職員や講師との交流により,保育内容の充実につなげている。 ○関係機関との連携 保育幼稚園課の栄養士・保健師・保育士が療育センタ-を訪問し,特別な支援の必要な児童への支援内容・受け入れ状 関係機関(療育機関,学校,発達支援センター,教育研究所等)互いに 況・保育環境等について学び,情報交換を行う。学校訪問については,特別支援学校や,小学校の中の特別支援学級の見学 訪問し合い,それぞれに必要な支援の方法を考えていく。保護者や園 を行い,各学校の概要や取り組みを理解する。 の職員対象に学校訪問(年4回)を実施する。 ○障害児相談支援事業所の整備 障害児相談支援事業所を民間事業所等の協力を得ながら,整備してい きます。 ○就学への移行支援 ○学校教育の支援の充実(特別支援教 育の充実) ①就学先での引き継ぎ会 ②個別移行支援計画,保育要録の送付と,一人一人の丁寧な引き継ぎを 行う。 ○特別支援教育の校内支援体制 特別支援教育学校コーディネーター研修会(年3回) ○放課後・長期休業への支援の充実 ○放課後・長期休業への支援の充実 長期休業や土日祝日等の開所や,1人ひとりの障害児本人にあった サービス内容,家族から求められるサービスの質について検討及び向 上していくよう,働きかけていく。 ○放課後児童クラブ 対象を高学年に拡大するとともに,要望のあった開設時間の延長につ いて検討する。 ○特別支援学校進路相談会の開催方法の検討及び新たな体制の確立 進路相談会の効果的な開催方法を検討し,体制を確立します。 ○卒業後に向けた支援の強化 ○卒業後の就労継続支援B型の円滑な利用に向けた体制整備 法改正に伴う就労継続支援B型の利用が円滑に図られるよう,就労移 行支援事業所や特別支援学校等との連携を強化していきます。 (再掲)就労検討会を4回開催し,また就労移行支援事業所(1回),学校(1回)と情報交換会も開催した。就労ア セスメントシートの見直しについては,県の担当者も含め検討を行っている。 ○小中学校特別支援学級等との連携強化 サービス利用等の相談について,関係機関等による個別支援会議を通して,個別支援を行っている。 小中学校の特別支援学級等の連携体制を検討し,強化していきます。
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