<セミナーのご案内> 自然資本プロトコルとカーボンプライシングの実務 2017/2/23[木] 13:30-17:30 主催:KPMGあずさサステナビリティ株式会社 ごあいさつ 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高 配を賜り厚く御礼申し上げます。 2016年7月、 「自然資本コアリション(Natural Capital Coalition)」は、企業 向けの自然資本会計の世界共通の枠組みとして、自然資本プロトコル (Natural Capital Protocol)の第1版を公表しました。 自然資本は、水、土壌、大気、動植物、鉱物など、地球上の自然資源のス トックであり、企業活動を含む社会全体の成立基盤といえる重要な要素です が、従来は企業の経営意思決定において自然資本の価値はほとんど考慮され てきませんでした。しかし、自然資源の過剰利用や生態系の破壊・劣化が進 んだ今日において、自然資本の価値を適切に評価し、経営に統合していくべ きであるという考え方が示されるようになりました。企業にとって、直接の 操業や原材料の利用を通じて自然資本に与えるインパクトについて定量的に (可能な場合には貨幣単位で)評価することは、将来的なリスクを理解する 上で有用であるからです。 本セミナーでは、まず、自然資本コアリションのエクゼクティブ・ディレク ターであるマーク・ゴーフ氏から自然資本プロトコルの概要と企業による適 用事例について解説し、東京都市大学の伊坪教授から、環境影響の貨幣価値 換算評価の意義と環境インパクトの貨幣評価方法に関する国際規格である ISO14008の開発状況について解説します。次に、コンサベーション・イン ターナショナル・ジャパンの名取氏より企業の自然資本とNGOの連携につい て解説し、KPMGあずさサステナビリティの斎藤から自然資本会計の適用方 法の1つであるカーボンプライシングを含むシャドープライシングの実務に ついて解説します。 ご多忙の折とは存じますが、内容をご高覧いただきご参加賜りますようご案 内申し上げます。 敬具 プログラム 13:30 – 13:35 開会のご挨拶 自然資本プロトコルのビジネスへの適用:技術・実務的視点から Business applications of natural capital protocol- from a technical / 13:35 – 14:20 practical perspective 講師:自然資本コアリション エクゼクティブ・ディレクター マーク・ゴーフ 様 14:20 – 15:05 環境経済評価に関する国際規格(14008)とLCA手法の動向 講師:東京都市大学 環境学部教授 伊坪 徳宏 様 15:05 – 15:25 Q&A 15:25 – 15:45 休憩 15:45 – 16:25 16:25 – 17:10 17:10 – 17:25 開催概要 開催日時 2017年2月23日 (木) 13:30-17:30(13:00受付開始) 会場 あずさセンタービル 4階 東京都新宿区津久戸町1番2号 研修室 JR: 「飯田橋」駅 東口・西口 徒歩8分 地下鉄: 「飯田橋」駅 B4b・C1出口 徒歩3分 対象者 事業会社のマネジメント層、 環境/CSR/サステナビリティ担当者様 ※同業の方のお申込み・ご参加はご遠慮ください。 定員 100名 本ご案内状1通につき1名様のお申込みでお願いい たします。また、定員になり次第、締め切りとさせて いただきますので、あらかじめご了承ください。 受講料 無料 申込方法 生物多様性、自然資本、企業-NGO連携 講師:コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 科学応用マネージャー 名取 洋司 様 カーボンプライシング・シャドープライシングの実務 講師:KPMGあずさサステナビリティ㈱ 代表取締役 斎藤 和彦 Q&A 閉会挨拶 ※同時通訳あり。 © 2017 KPMG AZSA Sustainability Co., Ltd., a company established under the Japan Company Law and a member firm of the KPMG network of independent member firms affiliated with KPMG International Cooperative (“KPMG International”), a Swiss entity. All rights reserved. 下記ウェブサイトよりお申し込みください。 www.kpmg.com/jp/ncp-20170223 開催の1週間前までに「受講票」をeメールにて お送りいたします。 講師略歴 Mr. Mark Gough Executive Director, Natural Capital Coalition Mark Gough is the Executive Director of the Natural Capital Coalition. A strong believer in integrating sustainability into decision-making where it becomes an opportunity for everyone, Mark previously worked for The Crown Estate, helping to develop its integrated vision and approach to value measurement. Prior to this he was the Global Environmental Manager for the information company, Reed Elsevier. Mark is a Director of the Aldersgate Group, which brings together business, politics and civil society to drive action for a sustainable economy, and has sat on a number of national and international committees, including the Steering Committee of the United Nations CEO Water Mandate and the Board of the Alliance for Water Stewardship. いつぼ のりひろ 伊坪 徳宏 様 東京都市大学 環境学部教授 東京都市大学(旧 武蔵工業大学)環境学部教授、総合研究所環境影響評価手法研究センター長。1970年2月21日生まれ。1998年東京大学工学 系研究科材料学専攻修了卒業、博士(工学)。1998年から社団法人産業環境管理協会において経済産業省LCA国家プロジェクトでライフサイク ル影響評価手法を開発。2001年から独立行政法人産業技術総合研究所ライフサイクルアセスメント研究センターにおいて環境影響評価手法 LIMEの開発と産業界への応用研究に従事。2005年から東京都市大学(旧 武蔵工業大学)環境情報学部准教授。2011年から東京都市大学総合研 究所環境影響評価手法研究センター長。2013年から東京都市大学(旧 武蔵工業大学)環境学部教授。 なとり ようじ 名取 洋司 様 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 専門は景観生態学と保全生物学(PhD/ウィスコンシン大学マディソン校)。 (財)自然環境研究センター、 (財)日本生態系協会にて、森林に関 する国際議論の調査および国内の野生生物調査、自然環境保護管理計画、気候変動対策立案などに携わる。前者在職中に環境省自然環境局野 生生物課に出向。2008年よりCI。生物多様性に関連する国際条約・プログラム (2010年の生物多様性条約COP10ではNGO代表で政府代表団) 保護地域、KBA、SATOYAMAイニシアティブ、コンサベーションGIS、自然資本などを担当。生物多様性政策提言、地球環境ファシリティ 支援プロジェクトの実施、自然資本定量評価ツールの開発、自然資本プロトコルの普及などを行う。 さいとう かずひこ 斎藤 和彦 KPMGあずさサステナビリティ(株) 代表取締役 早稲田大学法学部卒業、ヨーク大学(英国)環境経済学修士課程修了。 2002年4月、朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)に入所。2004年4月、あずさサスティナビリティ株式会社(現 KPMGあずさサステナ ビリティ株式会社)設立に伴い、出向。幅広い業種のCSRレポートの第三者保証業務のほか、関連するアドバイザリー業務に携わっている。 CDSB Technical Working Groupメンバー。日本公認会計士協会の統合報告保証専門部会およびサステナビリティ保証専門部会のメンバー。 主な著書(共著)に、 「CO2を見える化するカーボンラベル」 (上妻義直 編著)、 「ピークウォーター:日本企業のサプライチェーンに潜むリス ク」 (KPMG and Trucost) などがある。 お問合せ先 KPMGあずさサステナビリティ株式会社 [ 担当:沼尻 ] T:03-3548-5303 E:[email protected] kpmg.com/jp/sus 内容および講師等は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。 ご提供いただく個人情報につきましては、弊社のHPに掲載している個人情報保護方針 (https://www.kpmg.com/jp/ja/pages/privacy.aspx)をご覧ください。 © 2017 KPMG AZSA Sustainability Co., Ltd., a company established under the Japan Company Law and a member firm of the KPMG network of independent member firms affiliated with KPMG International Cooperative (“KPMG International”), a Swiss entity. All rights reserved. The KPMG name and logo are registered trademarks or trademarks of KPMG International.
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