平成29.30年度市営住宅緊急小修繕工事の 登録申請書の提出及び業務仕様書 平成 29.30 年度の登録になります。 (期間:平成29年4月1日~平成31年3月31日) ※緊急小修繕とは、入居者の生命・財産が予期せぬ事故、劣化・消耗による損傷に よって直接影響を及ぼす恐れがある緊急性の高い修繕をいいます。 1 資格要件 那覇市営住宅等指定管理者の発注する緊急小修繕工事の登録を受けたい業者は、 次の条件を全て満たすことが申請要件です。 ① 24時間・365日、緊急に対応できる業者であること。 ② 原則として本市に事業所を有する業者であること。 ③ 施設の修繕、維持管理について5年以上の経験のある従業員を有すること。 ④ 原則として建設業法第3条による業者とする。 ⑤ 市税を完納していること。 ⑥ 社会保険又は国民健康保険を完納していること。 2 希望業種 緊急小修繕業務概要より希望業種を選んで、申請書に記入して下さい。 3 業務手順(那覇市営住宅緊急小修繕業務仕様書参照) 4 受付方法 ・登録申請書等用紙配布及び受付期間 平成29年2月10日(金)~ 平成29年2月24日(金) 平日8時30分~17時30分、土曜日8時30分~12時30分(日曜祝祭日は除く。) ・受付場所及び問い合わせ先 那覇市建設管理部 市営住宅課(那覇市泉崎1丁目1番1号 本庁舎8階) 那覇市営住宅等指定管理者 ㈱琉信ハウジング TEL 951-3242(直通) FAX 951-3243 ・提出方法 提出書類を記載のある番号順に綴じ込みのうえ1部提出のこと。 ※ 直接持参してください。郵送は受付けません。 ※ 提出された書類は、お返し致しておりませんので、必要な方は事前にコピーをお取り下さい。 5 提出書類 (1)市営住宅緊急小修繕工事登録申請書 (2)建設業の許可を受けている者についてはその写し(建設業法第3条) (3)社員構成表及び技術職員有資格者名簿(社員又は常勤役員が有する資格名称) (4)工事経歴書(過去3年間の主な工事) (5)実務経験証明書(現場責任者の過去5年間の主な工事) (6)工事等に関する資格を有する者についてはその写し(現場責任者) (7)営業所見取り図 (8)納税証明書原本(市税) (9)社会保険完納証明書又は国民健康保険完納証明書 ※(国民健康保険完納証明書は従業員全員の分を提出すること。又、証明 書(市税納税証明、国民健康保険完納証明)は原本で提出すること。 (10)「那覇市発注工事における暴力団員等排除措置要綱」に基づく誓約書の提出。 (11)登録申請に関する申立書 (12)緊急連絡表 6 注意事項 ・緊急修繕依頼を断る、事業所を市外に移転する等、資格要件に合わない事項 が生じた場合や緊急小修繕業務仕様書に反する登録業者については登録期間 内であっても修繕依頼を控え、修繕登録を抹消することがあります。 【 *よくある質問事項 】 資格要件について ・②について →那覇市内に営業所があることが必須条件です。(ただし、本店・支店は問 いません。)例外として、エレベーター会社や発電機会社等は市外業者を認 めています。(その業種が那覇市内にはなく、他に代えることのできない必 要な業者に限ります。) ・③について →現場技術者としての過去5年間の実務経験証明書が必要です。 ・④について →建設業法第3条の要約として、①建設業を営む者は県等の許可が必要(5 年ごとに更新が必要) ②軽微(建築一式工事1,500万円未満、建築一式工事 以外の建設工事500万円未満等)な建設工事の場合には許可がなくても構いま せん。 (※業種が「電気通信」の場合には電気工事業の業務の適正化に関する法律第 三条の許可書が必要となります。「給排水」業者で那覇市水道局交付の「指定工事業者 証」の交付を受けている場合はその写しを提出してください。) ・⑤、⑥について →税金を納めていることが条件となります。国民健康保険の場合には、従業 員の証明書を提出して下さい。 (個人営業で代表者が家族の扶養に入っている場合は、市税の完納証明書は 「非課税証明書(所得証明書で税金が免除となっている証明)」を添付して 下さい。) 希望業種について ・業種の登録は、原則1業種とする。但し、電気通信と給排水、電気通信と消防 設備、消防設備と給排水、建築と鍵業種の組合わせについてのみ2業種登録を 可能とする。 提出書類について ・(3)について →建築、防水業者に関しては、技術職員有資格者名簿(社員又は常勤役員が有す る資格名称を記入)を添付して下さい。様式は自由です。 ・(4)について →記入方法として、「主な工事」を記入とある場合、過去の全てを記入 する のではなく、A4用紙1枚の範囲で直近の工事を記入して下さい。 那覇市営住宅緊急小修繕業務仕様書 平成29年4月1日から平成31年3月31日の期間における那覇市営住宅等の緊急小修繕 (24時間365日緊急対応が条件)は、以下の手順で行う。 1.緊急修繕の依頼から完了までの手順(共通事項) 1)修繕は指定管理者からの電話による依頼に基づき行う。入居者及び自治会等から直 接受けた修繕依頼等は、指定管理者へ連絡し承認を得ること。 ※自社の判断で行い不適格と判断された場合、那覇市及び指定管理者はその費用を 負担しない。 2)修繕依頼を受けた場合、早急に入居者へ連絡を取り、修繕内容を確認し速やかに対 応する。入居者と調整の上、緊急性がない場合は修繕の日程(時間)を約束し、後 日対応してもよい。この場合、指定管理者にその旨報告する。 3)現場確認後、不明な点があれば指定管理者に調査の報告を行い修繕の指示を受ける。 修繕単価は別紙の単価表を基本とし、単価表にない場合は指定管理者に見積提出等 を行い、協議を行う。 4)作業内容及び数量等が分かるよう、修繕の着手前、修繕中、完了後の写真を必ず撮 ること。また、埋設部及び隠蔽部がある場合及び軽微な修繕でない場合は施工中の 工程毎に写真を撮る。 5)修繕完了後、速やかに写真、見積書、完了届、請求書、産業廃棄物が生じた場合必 要なマニフェスト票等を提出する。(但しヤード等に一時保管し、一定量を まとめ て搬出する場合等にあっては、搬出に合わせた随時の提出で差支えないものとする が、保管状況が分かる資料を提出する。) ※作業内容、修繕費用が不明確、適切でない場合支払いは出来ません。 2.緊急修繕に関する注意事項 1)入居者に連絡を取ったり訪問する時は、指定管理者からの依頼であること、請負者 名、氏名及び電話番号を伝えること。留守のときはメモを残すこと。但し、メモは 玄関ドアには貼り付けせずに、玄関ポストや集合ポスト等に投函すること。 (連絡が取れない場合は、速やかに指定管理者に報告し指示を受けること。) 2)入居者と日時の約束を行ったら、確実に守ること。 3)断水、停電、エレベーターの停止、騒音を伴う修繕は事前に指定管理者、自治会へ 報告、工事案内文を掲示し付近の入居者に文書、訪問等で了解を得てトラブルの無 いよう責任をもって別途調整を行なうこと。 4)別紙の市営住宅修繕負担区分表を十分に把握し、入居者負担修繕の場合は内容と修繕金額 を事前に説明し、入居者の修繕意志を確認した後に修繕を行いトラブルの無いよう入居 者へ請求を行なうこと。 5)修繕中に問題点が生じた場合は速やかに指定管理者に報告し、指示を受けること。 6)修繕車両には、請負者名、連絡先及び修繕中の部屋番号等を表示すること。 7)修繕業務等の実施により、入居者家財や第三者への損害、市営住宅施設を汚損・破損した 場合は直ちに報告し、速やかに原状復旧を行ない、その復旧及び補償の責任を負うこと。 3.修繕料の支払方法 1)修繕が完了したものは、速やかに写真、見積書、完了届、請求書等を指定管理者に 提出する。※年度を超えると支払いできない場合があります。 2)毎月25日までに上記1)の請求があったものについては、指定管理者、那覇市に て精査後、修繕内容、提出書類が適正であることの確認後(検査完了後)、翌々月 の10日に指定管理者が支払いを行う。但し、10日が金融機関の休業日の場合、 翌営業日に支払いを行う。 3)提出書類の追加、訂正、不備、誤りが指摘された場合は、指定管理者の指示に従い 速やかに補正する。 4)見積書、完了届、請求書等は指定管理者の指示する書式で提出する。 ※空家修繕と緊急修繕は別々に提出すること。 5)単価表にない項目について、“単位”は「一式」や「一箇所」等でまとめるのでは なく、数量が確認できるよう「人工」、「㎏」、「m」、「㎡」等で表す。 ※1人工は8時間作業とする。 6)見積書には、規格等が確認できるようメーカーや品番、資材名やサイズ等を記入す る。 7)消費税は税率8%とし、1円未満は切り捨てとする。(税率改訂時には見直すこと とする。) 8)修繕料の支払先となる口座については指定管理者の指示による。 9)諸経費は小計の20%を限度額とする。また、1円未満は切り捨てとする。 4.退去検査立会いについて 1) 退去検査の立会いは指定管理者から電話で依頼をする。 2)依頼を受けたら確実にその時間に間に合わせること。(市営住宅単価表、自社の見 積書(内訳書)、計算機等を持参すること。) 3)退去時に入居者の負担に係る修繕費をその場で査定し指定管理者に見積内容を確認 させる。入居者負担分の修繕費用は指定管理者が直接入居者から受け取る。 4)入居者負担分は基本的に畳の表替え、襖の張替・取替、清掃・片付けとなっている。 その他、入居者の責による場合も入居者負担となることに注意すること。 5)空家修繕の実施については、別途指定管理者が指示する。 5.空家修繕について 1)修繕の際には、戸締りの確認をすること。 2)修繕のために電気・水道を使用する時には各社で必ず手続きを取ること。また、使用 料については完納すること。 3)修繕の際、室内やベランダの天井及び壁に剥離や浮きがあるかの打診調査及び排水管 のつまりを確認し報告すること。 4)追加修繕があれば指定管理者に報告し、修繕完了後は速やかに鍵を返却すること。 5)指定管理者の検査後、手直しや追加があれば直ぐに対処すること。
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