当第3四半期累計当期利益:1,115億円(前年同期⽐+502億円) (主な要因) ⼀過性損益 約+540億円(約△860億円→約△320億円) 前年同期:マダガスカルニッケル事業など複数資源案件で 約1,100億円の減損損失を計上 当 期:チリ銅・モリブデン事業の減損損失336億円など 基礎収益(除く、減損損失):1,525億円(前年同期⽐△74億円) 資源ビジネス:ニッケル、銅などの価格下落の影響があるものの、⽯炭、亜鉛などの 価格上昇、コスト削減、販売数量の増加などにより増益 鋼管事業 :油価低迷の影響によるパイプ需要の戻りが遅く減益 その他⾮資源ビジネス:メディア・⽣活関連の国内主要事業会社やリース事業が 堅調に推移した⼀⽅、船舶事業 及び ⾃動⾞販売事業が 低調に推移したことに加え、円⾼の影響もあり減益 基礎収益四半期トレンド 資源価格回復により資源ビジネスが増益基調となっていることに加え、 その他の⾮資源ビジネスが安定した収益を計上しており、全体では堅調に推移 当第3四半期累計フリーキャッシュ・フロー:1,706億円のキャッシュ・イン 基礎収益キャッシュ・フロー:1,684億円のキャッシュ・イン 資産⼊替による回収:約1,200億円のキャッシュ・イン インドネシアのバツ・ヒジャウ鉱⼭権益や爽快ドラッグの売却など 投融資実⾏:約1,700億円のキャッシュ・アウト ⽶国オフィスビルの取得や英国洋上⾵⼒発電事業参画など 財政状態 総資産 : 7兆8,914億円(前期末⽐+736億円) 資産⼊替による減少があった⼀⽅、円安の影響あり 株主資本: 2兆3,287億円(前期末⽐+772億円) 主に当期利益の積み上げによるもの 景況感 世界経済は、⽶国新政権の政策の影響や英国のEU離脱交渉、中東などの 地政学的リスクの⾼まりにより、先⾏きに対する不透明感は引き続き残るものの、 ⽶国を中⼼に緩やかな成⻑が続くと⾒込む また、国際商品市況は、商品ごとに強弱あるものの概ね堅調に推移すると⾒込む 通期⾒通し:2016年11⽉公表予想から修正を⾏っていない 第3四半期累計実績:当期利益、基礎収益共に85%以上の進捗 資源ビジネス:チリ銅・モリブデン事業における減損損失が発⽣したが、 減損を除く基礎収益では、資源価格が想定を上回って推移しており、 ⾜元の価格が継続した場合、通期⾒通しからの上振れを⾒込む 鋼管事業: 原油価格 及び リグカウントの底打ち感は出てきているものの、 業績の回復までには時間を要すると⾒る その他⾮資源ビジネス:メディア・⽣活関連の主要事業を中⼼に 強含みで推移すると⾒込む ⼀過性損益:第4四半期に⼀部の事業で減損損失発⽣の可能性 基礎収益(除く、減損損失):第3四半期に引き続き堅調に推移し、 通期⾒通し1,800億円を上回ると⾒込む ⇒当期利益1,300億円は達成可能と⾒込む
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