公立の出願について

2016 年度
第 3 学年
進路係 №37
2017・1・30(月)
公立の出願について
先週は、私立一般入試の窓口出願が無事終了しました。中には2校続けて出願に行ったり、3時
間近く待たされたりした人もいたようで、大変だったと思います。お疲れ様でした。
さて、その中でいくつか反省する点がありましたので、公立出願の時には注意してください。
反省点は、
・出願の行き帰りに、コンビニ等に寄って買い物をしていた人がいました。
・出願の行き帰りに、あめやガム等を食べていた人がいました。
・のんびり行って、のんびり帰ってきた人がいました。
・スカートが短かったり、ボタンを開けっ放しにしていたりした人がいました。
これらは、すべて緊張感が欠けていることが原因と思われますが、校外に出るということは、い
ろいろな人に見られているということです。また、人に見られている、いないにかかわらず西柴中
学校の生徒として恥ずかしくない行動をとってほしいと思います。
特に出願や試験の日は、高校の先生が受験生を案内するという名目で、駅や途中の道に立ってい
ます。もちろん受験生の道案内も一つの目的ですが、もう一つ受験生の行き帰りの様子を観察する
という目的も持っているのです(試験や発表の時も同じ)以前、行き帰りの態度の悪かった生徒が、
学校名、名前を聞かれチェックされたり、最悪は出願を断られたりしたこともあります(西柴中で
はありませんが)出願は試験の一環です。出願から試験が始まっていると思って、緊張感を持って、
出願に行ってください。また今回、ほぼ同時に学校を出発して、同じ学校に出願しに行ったのに、
帰ってくる時間が早い人と遅い人では2時間以上の差ができました。5分10分の遅れが1時間2
時間の待ち時間になったようです。
公立の出願のときは、家から直接受検校に出願に行き、手続き終了後中学校に登校し、報告する
ことになっていますので、8:30には受検校に着くように家を出発してください。出願受付は
9:00からですが、9:00に着くように行くと、すでに多くの人が並んでいます。場合によって
は9:00を待たずに受付を開始してくれる学校もあります。また、中学校に登校してから出願に
出発する学校も多数あります。この人たちが高校に到着するのは、だいたい9:00~11:00
ごろですので、時間帯がぶつかってしまうと、私立の時と同じように5分10分の遅れが1時間2
時間の待ち時間になりかねません。今回、家から直接受検校に出願に行く措置をとったのは、1回
中学校に登校してから出願に来る生徒よりも前に出願の手続きを終了させ、2時間も3時間も待た
されることを回避し、万一願書に不備があっても手直ししてもう一度出願に行かれる時間的余裕を
つくるためのものです。
学力検査当日の集合時間も8:30ごろですので、学力検査当日と同じ時間に家を出れば、交通
機関の時刻や込み具合、道の渋滞状況などがわかり、家からの所要時間の予測ができます。特に朝
は出勤、通学時間と重なりますので、混雑具合や所要時間が全然違います。出願の時に体験してい
れば、学力検査当日に困ることはなくなります。
試験直前の心構え
共通選抜の出願も無事終了しましたが、入試直前になるにつれ精神的に不安定になり、「落ち着
いて勉強できない」と感じる人が多いようです。そこで、これからの心構えを書きますので、しっ
かり心に留めておいてください。
1. 中学校の授業は手を抜かずしっかりと
入試が近づくと気のあせりから授業中にもかかわらず机の下で受験問題を解いている生徒
や、授業に集中できない生徒が見受けられます。授業の時間がもったいない、少しでも受験
勉強したいという焦りの表れだと思いますが、こんな気持ちでは良い結果につながりません。
中学校における学習は、受験のための学習ではなく、中学生として必要な知識を学んでいま
す。中学校の授業をおろそかにすることなく、最後までしっかり学習に取り組んでください。
学校の授業に集中!
2. 実戦力中心の学習を
この時期、家庭での学習は、どんどん問題を解いて、覚えていない箇所やわからなかった
ところをチェックし、再度覚えなおすことが効率がよい方法です。これから受験だという緊
張感があれば、一度理解し覚えてしまったところは絶対に忘れないものです。人間の記憶は
時が過ぎるほど薄れますが、直前に覚えたものはすぐには忘れないものです。新しいものに
手を出さないで、最後まで淡々とできるところまで続けましょう。また、基本事項の確認も
大切です。難しいこと、新しいことより、わかっているはずのことを一つ一つしっかり見直
すような勉強をしてください。
得てして受験が近づくと、多くの生徒が不安になってきます。自分の足りないところばか
りが目に付くようになるものです。でも、そう思うのは自分だけではありません。今の中学
3年生はみんな同じ思いで悩んでいるのです。でも、この期におよんで、ジタバタしないよ
うにしましょう。悩んでいても何もはじまりません。今できること、やるべき事を着実に行
ってください。
3. 生活のリズムを朝型に
この時期の受験生は、夜になると目がさえてくる夜型になる人も多いのではないでしょう
か。入試が夜中に行なわれる学校などないのです。生活のリズムを朝型にして、本番と同じ
時間帯に集中できるよう今から慣らしておきましょう。これからは朝6時半くらいには目覚
めるように!さらに睡眠時間はしっかりと確保しましょう。寝不足は間違いなく学習効率の
低下を招きます。徹夜で勉強したとしても、翌日、その疲れから集中力を欠いてしまっては、
何の意味もありません。人間の脳は目覚めてから 3 時間後でないとフル回転しないと言われ
ています。入試の実際の開始時間から起算して起床時間を定め、最低でも 6 時間の睡眠時間
は確保しましょう。
4. かぜには十分注意を(特にインフルエンザ)
受験勉強に励んでいる受験生は、疲労がたまって免疫力・抵抗力が低下し、風邪をひきやす
い体になっています。そして、毎年風邪をひいて熱のある中で入試に取り組まなければなら
ない生徒がけっこういます。この時期はインフルエンザなどが猛威を振るうこともあるので
す。そうならないためには食事をしっかりと摂り、規則正しい生活をすることが大切です。
体調が下降している気配があるときには、十分休養し、早めの回復に努めてください。休養
する勇気も必要です。少しでもかぜ気味だと思ったら、早めに風邪薬でも飲んで栄養価の高
いものを摂取し、ぐっすり寝てください。
公立入試における携帯電話の取り扱いについて
県の教育委員会より携帯電話の取り扱いについて、通知が来ました。学力検査時の携帯電話の持
ち込みは、原則禁止になっています。しかし、数年前試験当日に大雪が降って、交通機関が止まり、
試験終了後保護者に連絡が取れず、帰宅するまでに3~4時間かかった生徒が出ました。これを受
けて、県の教育委員会では、今年度も大雪や事故などの交通機関の乱れが生じる可能性があるとし
て、事前に天気予報などで大雪の予報が出た場合、保護者の判断において、携帯電話を持参させる
かどうかを事前に中学校に相談をすることができます。この場合、中学校長がやむをえないと判断
した場合、中学校から西柴中学校の名前の入った封筒を渡しますので、この封筒に自分の名前と受
検番号を記入し、学力検査の当日、この封筒に携帯電話を入れて持参させることができます。
また、事前に中学校に相談していなかったが、試験当日に大雪が降っていたり、大雪が予想され
たりする場合は、保護者の責任において、家庭にある封筒に中学校名、名前、受検番号を記入し、
この封筒に携帯電話を入れて持参させることができます。
ただし携帯電話を持参させる場合、以下の(1)~(3)が条件となりますので、確認してください。
(1)
試験会場に到着したら、直ちに電源を切り、名前入りの封筒に入れて高等学校の指示に従っ
てください。
(2)
高等学校の指示に従わず(忘れていた場合も含め)、試験中に所持している携帯電話がバイブ
レーションも含め鳴った場合は、試験の妨害行為とみなされることがあり、当該校の校長が、
妨害行為とみなした場合には、相応の措置が下されます。
(3)
高等学校の指示に従わず(忘れていた場合も含め)、試験会場内で携帯電話の所持が発覚した
場合には、不正行為とみなされることがあり、当該校の校長が、不正行為とみなした場合には、
相応の措置が下されます。
なお、私立については学校ごとに対応が異なりますが、原則的には公立同様携帯電話の持ち込みは、
禁止になっています。不明な点は、それぞれの高校にお問い合わせください。
学力検査当日(15日)の試験の実施について
・学力検査の当日の実施状況は、朝6:29前後にラジオ日本(1422kHz)にて
「予定通り実施」
「開始時間を繰り下げて実施」「検査日を延期して実施」のいずれかが、放送さ
れます。また、TVKテレビの「dボタン」でも同様の情報を確認できます。
・検査時間の「開始時間の繰り下げ」または「検査日の延期」の措置が取られた場合、県内のJR
各駅で構内放送が流れます。ただし、京急線各駅では流れません。
・検査当日、大雪等のため交通機関の遅延や不通によって、帰宅が困難と予想される場合は、受検
した高校で安全が確認できるまで受検生を留め置くこともあります。
詳細・お問い合わせは、
金沢区の福祉保健センター 788-7778
まで