資料1及び3 別添 (注:現時点における情報提供であり、今後変更がありえる) 平成29年2月 北陸農政局生産振興課 水田活用の直接支払交付金(産地交付金)の平成28年度からの 変更点と留意事項について 1 支援の廃止、移行等について ・ 耕畜連携助成・二毛作助成は全国一律の単価を定めての支援から産地交付金に移 行。※そば・なたねの二毛作も追加配分から当初配分へ移行 なお、これまで二毛作助成は年内交付を行っていたが、産地交付金化にともない、 地域ごとの使途設定状況を見据えながら、国、県及び協議会と交付時期を協議する。 ・ 産地交付金の畑地に対する支援は廃止する。 ・ 加工用米複数年契約への追加配分は継続分のみとする。 ・ 2割留保は前年度に引き続き行い、生産数量目標を超えて戦略作物が拡大した場合、 留保分を戦略作物助成に充て、残余を2回目の配分とする。 なお、当初配分時における単価については8割配分を前提に設定することとする。 平成29年度予算(概算決定)に係るイメージ図(全国) 3,078億円 産地交付金 2 8 年度 戦略作物助成 二毛作助成 耕畜 連携 助成 ・畑地の廃止 ・加工用米複 数年(26~28 年の分) 二毛作 そば なたね 産地交付金(産地戦略枠) へ移行 産地交付金 29年度 戦略作物助成 (産地戦略枠) (従来枠) 留保分(2割) 3,150億円 2 (追加配分枠) 戦略作物の作付状況を踏まえた 「留保解除額」により、再配分 水田機能を有していない農地等への交付について ・ 実施要綱において、交付対象となる農地の基準を明確化する。 次の2つの要件のどちらかに該当する農地は、交付対象から除く。 ① たん水設備(けい畔等)を有しない農地(直ちに均平することが難しい傾斜がほ 場にある場合を含み、作物の生産性の向上のため一時的にけい畔を撤去している場 合を除く。) ② 所要の用水を供給しうる設備(用水源に加え、用水源から引水を行う用水路等の 設備をいう。)を有しない農地又は土地改良区に対して水田に係る賦課金が支払わ れていない農地(天水のみで水稲生産を行えることを近隣水田の作業日誌等で示す ことができる場合を除く。) 以上2項目の基準を案として示す。 なお、29年度においては、地域協議会で従来から行っている現地確認に併せて、 当該農地をこれらの基準に照らして確認し、明らかに基準を満たさない農地について は(必要に応じて国に相談し)29年度対象水田から除くとともに、交付対象と判断 した農地の状況ごとに整理して国に報告していただくよう考えているところ。国はこ の報告を踏まえ、次年度以降の要件を検討することとしている。 3 高収益作物交付予定額の努力目標について 平成29年度における産地交付金の使途設定に当たっては、高収益作物への支援を一 層強化することとし、平成28年度における高収益作物に対する交付予定額(特別交付 金を含む。)を上回る交付予定額をすることを努力目標とする。 4 耕畜連携助成・二毛作助成の使途設定について 従来の要件での設定の他、地域の実情に応じ要件を変更して設定することも可能とす るが、いずれの場合も、取組の定着が見られる場合は財政支援を受けずに取組を継続す ることを促す仕組みとなるよう、対象範囲や単価について十分に検討していただきたい。 5 水田フル活用ビジョンの変更点及び留意事項について ・ 平成28年度までは、産地戦略枠に係る取組(ビジョン本体4項に掲げる取組)に ついて、取組内容の変更は不可としていたが、国は平成29年度に産地戦略枠の評価 を行うこととしており、ひとつの区切りの年となることから、これまでの産地戦略枠 の取組を見直し、変更や新規設定することも可能とする。 このことにともない、新たに使途を設定する場合も、これまでの取組を継続する場 合も、平成29年度の目標値は新たに設定することになる。 ・ 産地戦略枠に係る5万円の上限に変更はない。 →別添様式(案)_記入上の留意事項 6 スケジュール感について ・ 平成29年3月上旬~事前協議開始 県→国 ・ 平成29年5月31日まで県から国へ承認申請 具体的な提出期限等については県の指示に従ってください。
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