2016 年度 最終 1月 難関大本番レベル記述模試

2016 年度 最終 1月
難関大本番レベル記述模試
日本史B・採点基準
記述・記号部分
◆共通の原則◆
1.漢字で書くべき用語(語句)のひらがな表記には得点を与えない。また,ひらがなで書くべ
き用語(語句)の漢字・カタカナ表記にも得点を与えない。
2.判読しにくい文字についてはできるかぎり善意に解釈して採点する。
3.部分点は設けない。
4.
「漢字○字で」と指示した設問に対して『』を加えて字数を一致させた答案を示した場合,
『』
は漢字ではないなどの理由から不正解とする。
事例) 「漢字5字で」…
○建武年間記
×『建武記』
1
原始・古代の社会・文化(2点×10=20 点)
*注意事項・許容解など
特になし。
2
鎌倉公方(2点×10=20 点)
*注意事項・許容解など
特になし。
3
近世の日朝関係(2点×10=20 点)
*注意事項・許容解など
特になし。
4
大正・昭和戦前期の史料(2点×10=20 点)
特になし。
5
吉田茂と戦後の日本(記述・記号部分)
(2点×4=8点)
*注意事項・許容解など
特になし。
1
論述部分
◆論述問題・添削記号◆
難関大本番レベル記述模試・日本史Bの採点では,次のような添削記号を用いています。
1.<□□□□>
加点ポイント
2.□□□□×
事実(史実)に誤認あり
3.「□□□□」
この部分不要/問題の要求とズレあり
4.□□✔□□
誤字あり(略字を含む)
◆論述問題・共通の基準◆
1.★太字・アミカケ☐☐は各3点,☆二重線□□は各2点,✧下線□□は各1点。ただし,採
点に際しては常に前後の文脈に留意する(*で示した事項,
( )内に示した事項に内容が反し
。
ていないかを確認する。許容する事例や例外的対応などについては※で示してある)
2.表現が不十分な場合,あるいはあいまいな場合,その箇所については,それぞれの配点未満
の得点とする。 (★太字・アミカケ☐☐→2点以内,二重線□□→1点,下線□□→0点)
3.歴史的名辞*についての誤字・当て字(漢字で記すべき語句の平仮名使用を含む)は,それが
加点ポイントに直接関係する場合,1点減点。同一語句がくりかえし誤っている場合は,そ
れぞれを減点の対象とするのではなく,まとめて1点減点とする。その他の部分に誤字・当
て字があった場合,今回は減点しない。
4.欄外に設問記号を記したりした答案や,句読点のはみだしなど字数がわずかに超過している
答案は,本番では無効答案になる可能性もある。しかし今回は,受験生の学力を正確に測定
するという観点から,あまりにも明白に指定条件を無視している場合を除き,採点の対象と
する。
5.各問とも満点を超える得点は与えない。
2
5
吉田茂と戦後の日本(論述部分)
問3 1970 年代前半における日本の通貨体制の変化
◆論述問題・設問別基準◆(基準の合計9点→ 7 点満点 )
*アメリカの政策
✧a ニクソン*(大統領がおこなった)
……… 1点以内
✧b 金・ドル交換停止(を示した)
……… 1点以内
✧c(日本に)円の切上げ〔円高/円の引き上げ〕を要求した
……… 1点以内
※「日本に円の切上げを実施させた」
「日本は円の切上げをおこなった」などは当項として 1 点与える。
*1970 年代前半の日本の通貨体制
★d1ドル=308 円の(変更をしたが)固定(為替)相場(制)*(は維持した)
☆e(最終的には)変動(為替)相場(制)*(に移行した)
※「固定相場制*をやめた」などは 1 点与える。
(
「1970 年代前半」の正確な理解)
✧f 1971 年に★d,1973 年に☆e
……… 3点以内
……… 2点以内
……… 1点以内
※2つの年代とそれぞれの事象が正確に記してあれば加点する。
問4 「相手国」からの邦人引揚げに関する歴史的経緯
◆論述問題・設問別基準◆(基準の合計9点→ 7点満点 )
*歴史的経緯① 戦中・戦後直後
☆a ソ連*が日ソ中立条約*を無視して日本に対して開戦した
……… 2点以内
※「ソ連」の代用としての「ロシア」は非加点。
☆b ソ連*が満州*に侵入して現地の日本人をシベリア*に抑留した
*歴史的経緯② 戦後
★c 冷戦*のため日ソ国交回復が遅れた
……… 2点以内
……… 3点以内
☆d 日ソ共同宣言*(によって日ソ国交回復は実現した)
3
……… 2点以内