学部 2013 年度点検・評価シート Ⅰ 評価項目・担当部局 対象部局 経営学部 評価基準5 学生の受け入れ 点検・評価項目(1) 5-1 学生の受け入れ方針を明示しているか。 評価の視点 求める学生像の明示 当該課程に入学するにあたり、修得しておくべき知識等の内容・水準の明示 障がいのある学生の受け入れ方針 点検・評価項目(2) 5-2 学生の受け入れ方針に基づき、公正かつ適切に学生募集および入学者選抜を行っているか。 評価の視点 学生募集方法、入学者選抜方法の適切性 入学者選抜において透明性を確保するための措置の適切性 点検・評価項目(3) 5-3 適切な定員を設定し、学生を受け入れるとともに、在籍学生数を収容定員に基づき適正に管理しているか。 評価の視点 収容定員に対する在籍学生数比率の適切性 定員に対する在籍学生数の過剰・未充足に関する対応 点検・評価項目(4) 5-4 学生募集および入学者選抜は、学生の受け入れ方針に基づき、公正かつ適切に実施されているかについて、 定期的に検証を行っているか。 評価の視点 責任主体・組織、権限、手続きを明確にしているか。また、その検証プロセスを適切に機能させているか。 Ⅱ【点検・評価項目ごとの現状説明】 5-1 求める学生像の明示および当該課程に入学するにあたり修得しておくべき知識等の内容・水準の明示については、アドミッ ション・ポリシーとして明文化し公表している。経営学部のホームページにおいて、アドミッション・ポリシーが次のように 明文化されている。 経営学部は、ディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーに基づき、日本企業の発展に貢献できる人材および企業社会 のグローバル化・情報化に対応できる人材を育成するため、次のような人物を求めている。 1.経営学を学ぶのに必要な基礎学力を持っている人 2.企業経営に関する基本的な思考方法とビジネスや会計学・情報科学に関する知識、技術を修得したい人 3.企業や組織のリーダ一、会計のエキスパート、経営コンサルタント、情報処理技術者を目指している人 4.自分なりの目標を持ち、そのために一歩ずつ前進しようとする人 5.「何故だろう?」という好奇心を持っている人」 経営学科は、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーに基づき、広い視野から現代社会を分析し、自主的に判断で きる能力を備えた人材を育てるために、下記のような人物を求める。 1.経営学、会計学および商学に関する研究に興味を持ち、これらの分野を学ぶのに十分な基礎学力を有する人 2.これらの分野の知識および理論構築の方法を積極的に学び、それを基礎に広い視野から現代社会を分析し、実社会で ビジネス・リーダーとして活躍することを目指す人 3.経営学科では起業家育成にも力を入れていることから、将来自ら会社を立ち上げ、ビジネス界をリード・牽引していく心 構えを持っている人 企業システム学科は、ディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーに基づき、現代社会のさまざまな課題について、自 分の頭で考え、アイディアを形成し、自分の言葉でそれを表現できる、構想力豊かな人材を育成するために、下記のような人 物を求める。 1.経営学、情報・システム論を学ぶのに必要な基礎学力を有する人 2.経営・情報に関する専門的な観点から物事を論じる専門力、高度情報化社会に対処できる情報処理能力を身につけたい人 3.グローバル社会に対処できるコミュニケーション能力を修得したい人 4.問題を発見・創造し、その解決を図る創造的な問題解決能力を修得したい人 5.自分で目標を設定し、それを達成するために、着実に前進する積極的な気持ちを持っている人 障がいのある学生を受け入れる手続きについては整備を進めているが、入学後の学修支援等を含めた受け入れ方針について は、学部学科レベルでも未整備で、今後の課題である。 5-2 入学者選抜については、公平性と透明性の原則に則って、適切に行われている。 学生募集にあたっては、大学ホームページ、大学案内 CROSSING、入試要項などを媒体として周知している。入試方式全 体で大学全体としては 1.09 倍と入学定員を確保しており、加えて受験倍率 2.18 倍、一般入試入学比率 53.6%、4年間の平均 入学定員超過率 1.19 倍となり、入学者選抜としての機能を維持しつつ入学者の質を確保している。 入学者選抜における公平性と透明性を確保するため、入試結果を大学ホームページ、大学案内 CROSSING に掲載するだけ でなく、入試問題の三重チェックおよび入試問題と正答を問題集として発行およびホームページ掲載を行っている。 1 学部 5-3 在籍学生数の管理については、入試委員会において毎年度の入学者受け入れ数を確定し、さらに合否判定において、単年度 入学定員超過率および4年間の平均入学定員超過率を勘案しつつ、適正に行っている。収容定員に対する在籍学生数比率は、 1.20 倍となっている。 5-4 学生募集および入学者選抜は、学生の受け入れ方針に基づき、公正かつ適切に実施されている。各学科会議において入試結 果の報告が行われ、学部教授会で承認されている。 【効果が上がっている事項】 5-1 アドミッション・ポリシーを公表し、求める学生像および入学前に修得しておくべき知識等の内容・水準を明示している。 障がいのある学生の受け入れについては、受験前に情報を得ることにより、あらかじめ受験受け入れ準備ができる体制にな っている。また、 入学決定後、「入学後の修学支援内容確認」をすることにより、あらかじめ年度当初ガイダンス、履修、授 業等の受け入れ準備ができる。 5-2 公平性と透明性の原則に則って、適切に入学者選抜を行っている。 入試問題のチェック体制を整えている。 5-3 検討課題はクリアしている。 5-4 検討課題はクリアしている。 【改善すべき事項】 5-1 学部としての障がいのある学生の受け入れ方針の策定 5-2 5-3 5-4 Ⅲ 本項目の根拠資料(データ類、裏付けとなる資料) 本学ホームページ(http://www.daito.ac.jp/)、大学案内 CROSSING、入試について(評価指標データ)に掲載されている。 【2014 年度からの達成目標】 【達成目標】目標の進捗状況は、 「S:完全に達成」 「A:概ね達成」 達成目標 「B:やや不十分」 「C:不十分」 で、評価する。 中期目標 安定的な志願者・入学者が確保でき 入学定員が適正に確保されている。 (2014~ ている。学力選抜(一般入試)によ 受験倍率 3.0 倍以上、学力選抜入学者比 2018) る入学者と非学力選抜(推薦入試等) 率 60%、センター利用入試の平均得点率 による入学者の適正な比率が保たれ 評価 目標達成の指標となるもの 2014 → 65%が確保できている。 ている。一定の学力水準を維持する ための選抜機能を入試が果たしてい る。 14 年度 入学定員(350 人)を適正に維持する。 左記の入学者が確保できている。 目標 学力選抜入学者と非学力選抜入学者 学力選抜入学者の比率が 60%以上であ の適正な比率を維持する。 る。 障がいのある学生の受け入れ方針を 大学の方針が定められ、公表されている。 → 策定する。 2 → → 2015 2016 2017 2018
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