安全にお使いいただくために

島津油圧サーボ式疲労試験機
こんな事例がありました
サ-ボ パ ル サ
つかみ具落下による手の挟みこみ
つかみ具 などの治 具 はねじ棒 で連 結 されている。つかみ具 を取 り外 すために
つかみ具 全 体 を回 したとき、ねじ棒 から外 れて落 下 し手 を
挟 みそうになった。
※つかみ具 の下 に手 を入 れない。つかみ具 の側 面 を回 す。
349-03550A
EMTシリーズ
安 全 にお使 いいただくために
サーボパルサは素材や製品の強度特性や信頼性を試験・評価するための試験装置です。
試験には常に危険が伴うことを強く意識し、安全に対する心構えを身につける必要があります。
操作者は必ず取扱説明書を熟読し、正しくお使いください。
また、操作方法について教育を受けた方だけがお使いいただくようお願いします。
重 いつかみ具 を取 り外 すときは、つかみ具 が落 下 してもよいように
台 をつかみ具 の真 下 に置 き、つかみ具 の側 面 を回 しながら取 り外 し
てください。
● 緊急時の停止操作
設 定の誤りなどによって、試 験中にクロスヘッドやピストンが誤 動 作したとき、またはサーボパルサが異常な動 作をした
ときは、迷わず本体の非常停止スイッチまたは制御装置の非常停止スイッチを押してください。
EMT1kNシリーズ
EMT1kNシリーズ
1
非常停止スイッチを押す
EMT5kNシリーズ
EMT5kNシリーズ
1 1
非常停止スイッチを押す
ボルト締め付け時の転 倒
ボルトをスパナなどの工 具 で締 め付 けようとしたとき、足 が滑 って
転 倒 した。
※作 業 するときは足 元 を確 認 する。
大 きなボルトを締 め付 けるときは、油 などで床 が滑 りやすくなって
いないか確 認 してください。
滑 ってけがをするおそ れがあります。
4830形 制 御 装置
1
非常停止スイッチを押す
ふたたび使用するときは、装置を点検し、
必要に応じてサービス員に連絡してください。
問い合わせ先
装置 に貼ってある連絡先シールをご覧ください。
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ここに注意
試
験
● センサの取り付け
● クロスヘッドの下降
●装置周辺の確認
● つかみ具周辺の確認
試 験 中 にセンサが外 れないように確 実 に固 定 してくだ
さ
い。
人身事故や装置が破損するおそれがあります。
試 験 片 の破 断 などでセンサが外 れるおそれがある場 合
は、センサで制 御 させないでください。
センサが外れ、ピストンが急激に動いてけがをしたり、装置が破損したり
するおそれがあります。
クロスヘッドを昇 降 させるときは、装 置 の危 険 領 域 の
安 全 を確 かめてください。
試 験 開 始 前 には、試 験 機 周 辺 に人 がいないことを
確 認 してください。
周辺に人がいる状態で試験を開始すると、けがをする恐れが
あります。
試 験 開 始 前 には、試 験 片 が正 しく取 り付 けられており、つかみ
具 周 辺 に不 要 なものや、障 害 物 がないことを確 認 してください。
○ 試験片は正しく装着されているか。
○ 工具を置き忘れていないか。
○ 仮止めや、ストッパなどを除去したか。
試
験
開
準
始
備
前
● 装置周辺
● ピストンの移動
● センサ
● センサケーブル
装 置 に不 慣 れな人 がいるときは、装 置 に触 れさせたり、
近 寄 ったりしないよう注 意 してください。
けがをするおそれがあります。
パワーアンプ起 動 時 は、ピストンの移 動 範 囲 には不 用 意 に
手などを入 れないでください。また、パワーアンプ停 止 時 には
ピストンが自 重 で下 がることがあります。
ピストンが動いて、けがをするおそれがあります。
試 験 中 にセンサに触 れないでください。
制御中のセンサケーブルを抜くと、ピストンが
急激に動いて、けがをするおそれがあります。
試 験 中 にセンサケーブルのコネクタを脱 着 しないでください。
ピストンが急激に動いて、けがをするおそれがあります。
● 改造禁止
● 床面の清掃
● 電源制御盤の感電
● 分解禁止
装 置 を勝 手 に改 造 しないでください。
けがや装置の故障の原因になります。
装 置 周 辺 の床 は、きれいに清 掃 してください 。
床に作動油などがこぼれていると、滑ってけがをするおそれが
あります。
電 源 制 御 盤 の扉 を開 けて、ブレーカなどを操 作 すると き
は露 出 端 子 にふれないようにしてください。
感電するおそれがあります。
・制 御 装 置 や無 停 電 装 置 などを分 解 し、装 置 内 の部 品 に
さわらないでください。
・装 置 を分 解 して、電 源 端 子 や制 御 盤 内 部 の露 出 端 子 な
ど感 電 のおそれがある部 分 に触 れないでください 。
装置の故障や、感電によるけがをするおそれがあります。
試
験
中
保
守