安全にお使いいただくために

島津 疲労・耐久試験機
こんな事例がありました
サ-ボ パ ル サ
試験治具落下による手の挟みこみ
試 験 治 具 はねじ棒 で連 結 されている。 試 験 治 具 を取 り外 すために 試 験 治
具 全 体 を回 したとき、ねじ棒 から外 れて落 下 し手 を
挟 みそうになった。
※試 験 治 具 の下 に手 を入 れない。試 験 治 具 の側 面 を回 す。
重 い試 験 治 具 を取 り外 すときは、 試 験 治 具 が落 下 してもよいように
台 を試 験 治 具 の真 下 に置 き、試 験 治 具 の側 面 を回 しながら取 り外 し
てください。
349-07229A
NJ-SERVOシリーズ
安 全 にお使 いいただくために
サーボパルサは素材や製品の強度特性や信頼性を試験・評価するための試験装置です。
試験には常に危険が伴うことを強く意識し、安全に対する心構えを身につける必要があります。
操作者は必ず取扱説明書を熟読し、正しくお使いください。
また、操作方法について教育を受けた方だけがお使いいただくようお願いします。
● 緊急時の停止操作
設 定の誤りなどによって、試 験中にピストンが誤 動 作したとき、またはサーボパルサが異常な動 作をしたときは、
迷わず制御装置の非常停止スイッチを押してください。
ボルト締め付け時の転 倒
ボルトをスパナなどの工 具 で締 め付 けようとしたとき、足 が滑 って
転 倒 した。
※作 業 するときは足 元 を確 認 する。
大 きなボルトを締 め付 けるときは、グリス などで床 が滑 りやすく なって
いないか確 認 してください。
滑 ってけがをするおそ れがあります。
ふたたび使用するときは、装置を点検し、必要に応じてサービス員に連絡してください。
問い合わせ先
装置 に貼ってある連絡先シールをご覧ください。
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ここに注意
試
験
● センサの取り付け
● 加振機の運搬
●装置周辺の確認
● 試験治具周辺の確認
試 験 中 にセンサが外 れないように確 実 に固 定 してください。
人身事故や装置が破損するおそれがあります。
試 験 体 の破 断 などでセンサが外 れるおそれがある場 合は、
センサで制 御 させないでください。
センサが外れ、ピストンが急激に動いてけがをしたり、装置が破損したり
するおそれがあります。
加 振 機 は重 量 物 です。運 搬 の際 は付 属 のアイボルトにクレ
ーンやチェーンブロックを掛 けて必 ず吊 って移 動 させてください。
運 搬 の際 は装 置 周 辺 や作 業 方 法 に十 分 注 意 してください。
安全面には配慮しないと転倒などにより、重大な事故を引き起こす
おそれがあります。
試 験 開 始 前 には、試 験 機 周 辺 に人 がいないことを
確 認 してください。
周辺に人がいる状態で試験を開始すると、けがをする恐れが
あります。
試 験 開 始 前 には、試 験 体 が正 しく取 り付 けられており試 験 治
具 周 辺 に不 要 なものや、障 害 物 がないことを確 認 してください。
○ 試験体は正しく装着されているか。
○ 工具を置き忘れていないか。
○ 仮止めや、ストッパなどを除去したか。
試
験
開
準
始
備
前
● 装置周辺
● ピストンの移動
● センサ
● センサケーブル
装 置 に不 慣 れな人 がいるときは、装 置 に触 れさせたり、
近 寄 ったりしないよう注 意 してください。
けがをするおそれがあります。
サーボON時 は、ピストンの可 動 範 囲 には不 用 意 に手などを
入 れないでください。
ピストンが動いて、けがをするおそれがあります。
試 験 中 にセンサに触 れないでください。
制御中のセンサが外れると、ピストンが
急激に動いて、けがをするおそれがあります。
試 験 中 にセンサケーブルのコネクタを脱 着 しないでください。
ピストンが急激に動いて、けがをするおそれがあります。
● 改造禁止
● 床面の清掃
● サーボアンプ盤の感電
● 分解禁止
装 置 を勝 手 に改 造 しないでください。
けがや装置の故障の原因になります。
装 置 周 辺 の床 は、きれいに清 掃 してください 。
床にグリスなどが付着していると、滑ってけがをするおそれが
あります。
サーボアンプ盤 の扉 を開 けて、ブレーカなどを操 作 すると き
は露 出 端 子 にふれないようにしてください。
感電するおそれがあります。
・サーボアンプ盤 や制 御 装 置 などを分 解 し、装 置 内 の部 品 に
さわらないでください。
・装 置 を分 解 して、電 源 端 子 や盤 内 部 の露 出 端 子 など
感 電 のおそれがある部 分 に触 れないでください 。
装置の故障や、感電によるけがをするおそれがあります。
試
験
中
保
守