「なぜ運動をする人としない人がいるのか。 ~運動習慣者を増加させるには~」 日 時:平成 29 年 2 月 20 日(月) 午後 4 時 30 分~午後 5 時 30 分 (45 分の講演と 15 分の質疑応答) 場 所:相模原キャンパス L1 号館 4 階 42 講義室 演 者:山 北 満 哉(一般教育部人間科学教育センター) 「運動は健康に良いと思いますか。 」という問いに対して、否定的な回答をする人は少ないと思い ます。しかしながら、日本における運動習慣者(1回 30 分以上の運動を週 2 回以上実施し、1 年 以上継続している成人)は男性で 37.8%、女性で 27.3%であり(平成 27 年国民健康・栄養調査)、 わが国の成人のおよそ 7 割は定期的に運動を行っていないという状況です。 健康日本 21(第 2 次)では、健康寿命の延伸と健康格差の是正が大きな目標に掲げられています。 都道府県別の健康寿命を比較すると、最上位と最下位では、男女ともに 3 歳弱の差があることが明 らかにされています。この差の原因は何でしょうか。 この格差の背景には、個人の生活習慣だけでなく、集団を取り巻く文化的、経済的、社会的な要 因が強く影響していることが明らかになっており、運動・身体活動に対しても同様に、社会環境に より行動が規定されることがあります。 本セミナーでは、運動・身体活動に関連する社会環境要因について紹介したいと思います。 主 催:北里大学一般教育部研究委員会 共 催:一般教育部人間科学教育センター 連絡先:一般教育部 研究委員長 大石 (t-ohishi@kitasato-u.ac.jp)
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