第22回釧路開発建設部総合評価審査委員会の審議概要について

平成29年 1月31日
第22回釧路開発建設部総合評価審査委員会の審議概要について
平成28年12月15日(木)に開催された、第22回釧路開発建設部総合評価審査委員
会の審議概要を別紙のとおりお知らせします。
【問合せ先】
国土交通省
北海道開発局
釧路開発建設部
技術管理課
課
長
榊原
仁志
電話:0154-24-7147(内線3391)
技術管理課
課長補佐
小池
章夫
電話:0154-24-7174(内線3465)
釧路開発建設部ホームページ
http://www.ks.hkd.mlit.go.jp/
第22回 釧路開発建設部総合評価審査委員会 審議概要
開催日・場所
平成28年12月15日(木) 14:50~16:50
釧路開発建設部 5階会議室
岸
徳光 (釧路工業高等専門学校 学校長)
草苅 敏夫 (釧路工業高等専門学校 副学校長)
委
員
白石
悟 (北海道科学大学 工学部都市環境学科 教授) 【委員長】
宗岡 寿美 (帯広畜産大学 地域環境工学分野 准教授)
(五十音順)
議事
1報 告
(1) 平成28年度の実施状況について
(2) 総合評価の技術提案評価型S型(非WTO)試行における評価方法見直し
2審 議
(1)総合評価落札方式の実施結果について
①釧路港西港区-14m岸壁B部上部建設工事(技術提案評価型S型)
②釧路川改修工事の内 弟子屈地区河岸保護外工事(施工能力評価型(Ⅰ型)「施工計画重視型」)
③一般国道44号 釧路町 別保中央東改良工事(施工能力評価型(Ⅰ型))
(2) 建設コンサルタント業務におけるプロポーザル方式および総合評価落札方式の実施結果について
①根釧地域 広域基盤整備計画調査業務(簡易公募型プロポーザル方式)
委員からの意見・質問、それに対する回答等
意 見・質 問
回
【1 報告】
(1)平成28年度実施状況について
答
※特になし
(2)総合評価の技術提案評価型S型(非WTO)試行
における評価方法見直し
【2 審議】
(1) 総合評価落札方式の実施結果について
①釧路港西港区-14m岸壁B部上部建設工事(技
術提案評価型S型)
・評価の結果を見ると、上位、下位の点差が大きい。
・上位の社は全国規模の会社であり、技術レベルが高
その要因をどう捉えているか。
いと思われ、技術提案の記載内容も適切なものであ
ることから、高い評価となったものです。
②釧路川改修工事の内 弟子屈地区河岸保護外工事
(施工能力評価型(Ⅰ型)「施工計画重視型」)
・施工計画重視型で20点配点としているが、評価結果 ・表現の仕方、課題設定に具体性が無いなど、加点評
で高い加点評価を得ている社が少ないのは、どのよう
な要因からと捉えているか。
1
価できる提案が少ない状況でした。
委員からの意見・質問、それに対する回答等
意 見・質 問
回
答
・今期の台風の襲来を受けて、設計段階の降雨量
・釧路開発建設部管内では、設計値の見直しを伴う大
あるいは設計値の見直しをする等の予定はある
きな降雨は無かったため、計画基準値を見直す予定
か。
はありません。
③一般国道44号 釧路町 別保中央東改良工事(施
工能力評価型(Ⅰ型)
)
・掘削量が莫大なため、開削では無く、トンネルの方が ・路線全体の切盛量、河川横断箇所の橋梁規模等を総
有利と想定されるが、その点での考えは如何に。
合的に勘案し、掘削高、経済的な縦断形状を検討の
結果、当該区間は開削工法としております。
・評価内容の公表は如何に。
・評価内容の具体的なことは提示できないので、自社
自己評価が出来なければ、技術提案の進展はないと考
や協会等による勉強会などで研鑽していただきたい
えられるため、今後に向けた対策を考える必要がある
と考えております。
のではないか。
(2)建設コンサルタント業務におけるプロポーザル方
式及び総合評価落札方式の実施について
① 根釧地域 広域基盤整備計画調査等業務(簡易
公募型プロポーザル方式)
・この業務は2社のみの参加申請であったが、その要因 ・同種業務の実績は道内で15社あり、類似業務では
は如何にあると捉えているか。
道内で28社あります。よって、参加要件での要因
は無いと考えております。
発注時期が8月であり、他業務の受注見合いから担
当技術者の体制が整わないなどにより、参加申請の
見合わせが生じたのではないかと想定されます。
・いろいろな所で、老朽化の問題が深刻になっているが、 ・対象施設では排水路、管水路、頭首工等があります
現状としてどのような事象、問題が生じているか。
が、排水路では護岸ブロックのめくれ上がり、老朽
化による亀裂で、連結ブロックの劣化が見受けられ
ます。管水路では更新事業の実績はありませんが、
漏水の問題、弁が正常に作動しないなどが、事象と
してあげられます。
以 上
【上記 工事・業務について適切な評価と認める。
】
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