開催要領 [PDFファイル/210KB]

平成28年度宮城県定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業実践報告会開催要領
1 目
的
地域包括ケアの全県的な推進と各市町村等地域での体制構築を促進するため,定期巡回・随
時対応型訪問介護看護サービスの役割を理解し,県内での普及促進を図るもの。
2 主
催
宮城県地域包括ケア推進協議会・宮城県
3 日
程
平成29年2月20日(月)午前9時50分から午後3時30分まで
4 内
容
(1) 講
演
【講
「介護保険法改正における定期巡回随時対応型訪問介護看護の重要性」
師】社会福祉法人志真会
理事長補佐
津金澤 寛 氏
(2) 実践報告
【座
長】NPO法人宮城県認知症グループホーム協議会会長
【助言者】社会福祉法人志真会
理事長補佐
蓬田 隆子 氏
津金澤 寛 氏
【報告者】
①医療法人松田会
松田会ホームケアステーション八木山24 所長
②社会福祉法人春圃会
春圃苑 24 時間ヘルパーステーション
課長
大久 輝雄 氏
大内 恵子 氏
(3) 参入に当たっての補足説明
5 会
場
宮城県庁
6 定
員
150人
2階講堂
7 対象範囲
(1) 法人運営者
(2) 介護保険サービス事業所の施設長及び管理者
(3) ケアマネジャー(居宅介護支援事業所に勤務する者)
(4) 訪問看護師(訪問看護ステーション及び看護小規模多機能型居宅介護事業所に勤務する者)
(5) 市町村の地域包括ケア構築に関わる担当職員及び地域包括支援センター職員
※ただし,上記以外の参加を希望する者も別紙申込書により申込みができるものとする。
8 受 講 料
無料
9 申込み方法
平成29年2月10日(金)までに,別紙申込書によりファクシミリでお申込みください。
長寿社会政策課 地域包括ケア推進班
ファクシミリ:022-211-2596
なお,ファクシミリが利用できる環境がない方は,電子メールで申込みください。
(E-mail: [email protected])
10 受講決定
申込みと同時に受講可とさせていただき,受講証等は発行しません。
11 注意事項
(1)会場の都合上,定員を超え調整が必要となった場合は連絡をさせていただくことがあります
ので,承知願います。
(2)無料駐車場はありませんので,周辺の有料駐車場を御利用されるか公共交通機関でお越しく
ださい。
プログラム
時
間
9:50
10:00~
12:00
12:00~
13:00
内
開
挨
容
会
拶
【 講 演 】
「介護保険法改正における定期巡回随時対応型訪問介護看護の重要性」
講 師
社会福祉法人志真会 理事長補佐 津金澤 寛 氏
休
憩
13:00~
15:00
【実践報告】
15:00~
15:30
参入に当たっての補足説明
講師紹介
津金澤 寛(つがねざわ ひろし)
社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・主任介護支援専門員。
社会福祉法人嬉泉 強度行動障害特別処遇事業 指導主任を経て,現在は,つばさグループ
株式会社オールプロジェクト 代表取締役,同グループ社会福祉法人志真会 理事長補佐,
一般社団法人 24 時間在宅ケア研究会理事等に就任。
厚労省老人保健健康増進等事業研究(三菱 UFJ リサーチ,三菱総研,24 時間在宅ケア研究会)
委員に参加。
全国で「定期巡回随時対応型訪問介護・看護事業の普及促進や事業参入」をテーマに,講演
中。
【講演抄録】
2020 年までに日本のプライマリーバランスを黒字化する(国際公約を守る)には,将来にわた
り社会保障費を見直さざるを得ない。したがって今後,日本は社会保障費の財源を確保しながら
給付を抑制し,限られた予算の重点化,効率化が重要になる。
この「財源確保」「給付抑制」「サービスの重点化効率化」のバランスを取りながら,進めら
れている新しい社会保障サービスが「地域包括ケアシステム」(以下,地域包括ケア)である。
一刻も早く地域包括ケアを各地で実現させ,その要となる「定期巡回・随時対応型訪問介護看護
事業」(以下,定期巡回サービス)の全国的な普及が進むよう,特に在宅展開型の定期巡回サー
ビスの具体的な運営方法を考える。
この度の法改正により,特養は日常生活継続支援加算(新規入所者の7割以上を要介護4以上
とする)の取得を考えるようになり,特養の実質的な入所要件は要介護3以上ではなく要介護4
以上となりつつある。
一方で高齢者の持ち家率は高く,将来介護を受けたい場所も住み慣れた自宅を希望する高齢者
が圧倒的に多い。
そんな中,1床あたり1000万以上の建設コストをかけて,今から特養をつくってどうす
るのだろうか?高齢者人口の減少が始まれば,高価な箱物は経営リスクになる。
今こそ,定期巡回サービスを日本中に網の目のように普及させていくべきである。
事業所として新しいサービスへの参入,介護支援専門員として新しいサービスの導入への心理
的障壁はあるのかもしれないが,一度,定期巡回サービスを活用してみれば,在宅生活を希望す
る利用者にとって最高のサービスだと実感できるはずである。