平成29年第1回 甲斐市農業委員会議事録 平成29年1月25日 1 日 時 平成 29 年1月 25 日(水) 午後2時~ 2 場 所 甲斐市役所本館3階 大会議室 3 日 程 日程第1 議事録署名委員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 報告第1号 農地法第4条第1項第 7 号の規定による届出の件 報告第2号 農地法第5条第1項第6号の規定による届出の件 議案第1号 農地法第4条第1項の規定による許可申請の件 議案第2号 農地法第5条第1項の規定による許可申請の件 議案第3号 農業経営基盤強化促進法に基づく農地利用集積計画の承認の 件 議案第4号 農地中間管理事業の推進に関する法律に基づく農用地利用配 分計画の承認について 議案第5号 4 欠席委員 甲斐農業振興地域整備計画の変更について 20 番 長田 喜明 委員 5 議事録署名委員 18 番 三井 兵部 委員、19 番 飯室 五十六 委員 6 職務のために会議に出席した者の職氏名 農業委員会事務局長 小澤 明 農業委員会事務局庶務係 石原 大助 農業委員会事務局庶務係 飯室 智 農業委員会事務局庶務係 山本 育美 7 閉 会: 午後2時 55 分 -1- 【事務局長】 一同ご起立願います。相互に、礼。ご着席ください。 それでは、第1回総会を始めさせていただきます。 小宮山副会長、開会の言葉をお願いします。 【小宮山副会長】 【事務局長】 (あいさつ) ありがとうございました。 続きまして、会長よりご挨拶をいただきます。 【議長(会長) 】 (あいさつ) それでは、総会をはじめます。 本日の出席委員は、24 名です。定足数に達しておりますのでただち に会議を開きます。 (日程第1 議事録署名委員の 指名) 【議長】 日程第1、議事録署名委員の指名を行います。 議事録署名委員は、18 番三井委員と 19 番飯室五十六委員を指名い たします。 (日程第2 会期の決定) 【議長】 日程第2、会期の決定をいたします。本総会の会期は、本日1日と 定めたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (異議なしの声) 【議長】 異議がありませんので、本日1日と決定いたします。 (日程第3議事) (報告第1号) 【議長】 それでは議事に入ります。 日程第3、報告第1号、農地法第4条第1項第 7 号の規定による届 出の件を上程いたします。 事務局に番号 19 番の説明を求めます。 -2- 【事務局】 はい。資料1ページの番号 19 番について、農地法施行令第3条第1 項の規定により農地転用届出がありました.甲斐市農業委員会事務専 決規程第3条により専決処分をしましたので、報告します。 番号 19 番、住宅地図は1ページ黒塗り部分になります。●●番地、 畑、14 ㎡を、●●さんが、宅地拡張するための届出がされました。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 この案件は報告事項でありますので、特別問題がなければ担当農業 委員による現地調査の報告を省略したいと思います。 質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようですので、本案件の報告を終了します。 (報告第2号) 【議長】 それでは、次の議事に移ります。 報告第2号、農地法第5条第1項第6号の規定による届出の件を上 程いたします。 事務局に番号 47 番から 52 番の説明を求めます。 【事務局】 はい。資料2ページの番号 47 番から資料4ページの番号 52 番まで について、農地法施行令第 10 条第1項の規定により農地転用届出があ りました。甲斐市農業委員会事務専決規程第3条により専決処分をし ましたので、報告します。 番号 47 番、住宅地図は2ページ斜線部分になります。●●番地、田、 504 ㎡ほか1筆合わせて 1,022 ㎡を、●●さん持分5分の2及び、●● さん持分5分の1及び、●●さん持分5分の2が、●●さんに、所有 権移転により、4区画の宅地分譲にするための届出がされました。 次に、番号 48 番、住宅地図は3ページ斜線部分になります。●●番 地、田、174 ㎡を、●●さん持分 14 分の8及び、●●さん持分 14 分の 2及び、3ページの●●さん持分 14 分の1及び、●●さん持分 14 分 の1及び、●●さん持分 14 分の1及び、●●さん持分 14 分の1が、 ●●さんに、所有権移転により、一般個人住宅を建てるための届出が されました。 次に、番号 49 番、住宅地図は4ページ黒塗り部分になります。●● -3- 番地、畑、41 ㎡を、●●さんが、●●さんに、所有権移転により、宅 地拡張するための届出がされました。 次に、4ページ、番号 50 番、住宅地図は5ページ斜線部分になりま す。●●番地、田、935 ㎡ほか1筆合わせて 1467 ㎡を、●●さんが、 ●●さんに、所有権移転により、6区画の宅地分譲にするための届出 がされました。 次に、番号 51 番、住宅地図は、1ページ戻りまして4ページ斜線部 分になります。●●番地、畑、499 ㎡を、●●さんが、●●さんに、使 用貸借により、店舗を建てるための届出がされました。 次に、番号 52 番、住宅地図は6ページ斜線部分になります。●●番 地、田、658 ㎡ほか1筆合わせて 753 ㎡を、●●さんが、●●さんに、 賃貸借により、店舗を建てるための届出がされました。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 この案件は報告事項でありますので、特別問題がなければ担当農業 委員による現地調査の報告を省略したいと思います。 質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようですので、本案件の報告を終了します。 (議案第1号) 【議長】 それでは、次の議案に移ります。 議案第1号、農地法第4条第1項の規定による許可申請の件を上程 いたします。 事務局に番号1番の説明を求めます。 【事務局】 はい。資料5ページ、番号1番、住宅地図は7ページ斜線部分になり ます。●●番地、田、333 ㎡ほか8筆合わせて 2,008 ㎡を、●●さん が、長屋住宅1棟を建築するための許可申請が出ております。申請地 は、集落接続があり、立地基準については、2種農地と判断すること ができます。一般基準については、申請書に添付された資金計画・事 業計画等から、問題が無いと考えられます。 続いて補足説明になります。当該地に2階建ての 14 世帯が入居でき る長屋住宅を整備する計画です。建築面積は 417.99 ㎡で、1階が1L -4- DK7室、2階が2LDK7室です。敷地内に、駐車場 22 台分と駐輪 場及び各世帯の物置を整備します。給水については、北西側道路の上 水道本管に接続し、排水は合併浄化槽を経由し、道路側溝へ排水を予 定しております。敷地内の雨水については、敷地内外周に水路を設置 し、道路側溝に放流を予定しております。開発行為許可申請書、排水 の承諾書、土地改良区の意見書、隣接耕作者の同意書の添付もござい ます。写真の1枚目は、当該地の北側から撮影したものです。2枚目 は東側から撮影したものです。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 次に現地調査の報告を、23 番小川委員にお願いいたします。 【小川委員】 はい。23 番小川です。事務局と先日現地の調査を行いました。ただ 今説明のとおり、排水その他支障はないという見解ですので、ご審議 をよろしくお願いします。 【議長】 ありがとうございました。 これより質疑に入ります。質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようでございます。 番号1番を許可相当とすることにご異議ございませんか。 (異議なしの声) 【議長】 異議がないようですので、本案件を許可相当とすることに決定致し ます。 【議長】 【事務局】 続きまして、事務局に番号2番の説明を求めます。 はい。資料6ページ、番号2番、住宅地図は8ページ斜線部分にな ります。●●番地、田、173 ㎡を、●●さんが、自己用住宅としての許 可申請が出ております。申請地は、上下水道本管が整備され、500m以 内に●●小学校及び●●児童館の2つの教育施設があり、立地基準に ついては、3種農地と判断することができます。 -5- 続いて補足説明になります。こちらは追認案件となります。昭和 50 年頃に申請人の父親の建てた母屋を取り壊して建て替えたが、敷地が 農地と気づかないまま使用しており、隣接する宅地に息子の家を建て る際に、農地であることが判明したため、経過理由書の添付がござい ます。建物面積については、建築面積は 105.99 ㎡の木造2階建てとな ります。給排水については、東側の上下水道本管に接続しております。 写真は、当該地の南側から撮影したものです。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 次に現地調査の報告を、24 番上野副会長にお願いいたします。 【上野副会長】 はい。24 番上野です。今事務局からご説明があったように、先代が 建てたところに、また家を建て直したということで、農用地とは知ら ず、宅地だと思って建ててしまったということで、現在まで来ている 訳です。先日見に行ってきまして、これは追認制度というものがあり ますので、その追認でやむを得ずということです。皆様方でよくご検 討いただきたいと思います。 【議長】 ありがとうございました。 これより質疑に入ります。質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようでございます。 番号2番を許可相当とすることにご異議ございませんか。 (異議なしの声) 【議長】 異議がないようですので、本案件を許可相当とすることに決定致し ます。 (議案第2号) 【議長】 それでは、次の議案に移ります。 議案第2号、農地法第5条第1項の規定による許可申請の件を上程 いたします。 事務局に番号1番の説明を求めます。 -6- 【事務局】 はい。資料7ページ、番号1番、住宅地図は9ページ斜線部分にな ります。この案件は7ページから 10 ページとなります。始めに7ペー ジの●●番地、田、931 ㎡ほか8筆合わせて 3,220 ㎡は、●●さん及 び、8ページの●●番地、田、259 ㎡ほか6筆合わせて 1,099 ㎡は、● ●さん及び、その下段の●●番地、田、295 ㎡ほか 11 筆合わせて 3,705 ㎡は、●●さん及び、10 ページの●●番地、田、236 ㎡ほか4筆合わ せて 1,748 ㎡は、●●さんで、4人合わせて 33 筆、9,772 ㎡を、●● さんに、所有権移転により、35 区画の宅地分譲にするための許可申請 が出ています。申請地は、用途区域内の農地であり、3種農地と判断 することができます。一般基準については、申請書に添付された資金 計画・事業計画等から、問題が無いと考えられます。 続いて、補足説明になります。1区画の広さは、201 ㎡の 61 坪から 261 ㎡の 79 坪であり、区画内に整備する新設道路 1,898.36 ㎡につい ては、整備後に市に帰属します。給水については、東側の上水道本管 に接続し、排水については、北側の●●線に下水道のマンホールがあ りますので、敷地内の新設道路と東側の既存道路に汚水管を整備して、 そのマンホールに接続します。東側の下流にある田んぼへの水の取り 入れについては、西側の水路の取り入れ口のマチの切り替えにより、 新設道路内の水路を使用して、東側の田んぼへ流す計画となっており ます。耕作者の同意を得ております。開発行為許可申請書、隣接耕作 者の同意書の添付もございます。写真の1枚目は、南側から撮影した ものです。2枚目は、北側から撮影したものです。3枚目は、西側から 撮影したものです。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 次に現地調査の報告を、3番芦澤委員にお願いいたします。 【芦澤委員】 はい。3番芦澤です。過日1月 17 日に正副会長及び事務局と現地調 査を行いました。詳しい内容につきましては、ただ今事務局からあり ましたので、私の方で補足といたしまして、現地の場所は、県道●● 線を上りまして、400mくらい行った左側の、道路より下の面の土地と なります。下水道に関しましては、下水道本管に接続するということ です。雨水については、側溝が下の方にありますので、そちらの側溝 に接続します。隣接耕作者の同意書も得ております。私が今回この案 件で一番心配したのは、もし 35 区画の中で火事が起こったら非常に困 -7- るのではないかということで確認しましたら、この敷地の中央付近に 消火栓を1か所設けるということになっております。火事になった時 でもこの消火栓で何とかなるんじゃないかと。その他私が調査しまし たところ、地図の左上になりますが、●●会社の手前側に既存の消火 栓があります。またもう一つ北の方に●●のお店の真正面に消火栓が ありまして、いざということには、その3か所で行えるような形にな ります。ということで問題はないと思いますが皆様の慎重審議をよろ しくお願いします。 【議長】 ありがとうございました。 これより質疑に入ります。質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようでございます。 番号1番を許可相当とすることにご異議ございませんか。 (異議なしの声) 【議長】 異議がないようですので、本案件を許可相当とすることに決定致し ます。 【議長】 【事務局】 続きまして、事務局に番号2番の説明を求めます。 はい。資料同じく 10 ページ、番号2番、住宅地図は 10 ページ斜線 部分になります。●●番地、畑、321 ㎡を、●●さんが、●●さんに、 使用貸借により、自己用住宅を建てるための許可申請が出ています。 申請地は、集落接続があり、住宅等が連たん区域内の農地であり、3 種農地と判断することができます。一般基準については、申請書に添 付された資金計画・事業計画等から、問題が無いと考えられます。 続いて、補足説明になります。貸付人の孫にあたる借受人が当該地 に自己用住宅を建てる計画です。建築面積は、72.55 ㎡、3DKの平屋 建て、駐車場2台分を整備し、家族5人の入居を予定しております。 給水については、地区の簡易水道であり、北側に隣接する実家から 引き込みます。排水については、合併浄化槽を経由して、東側の道路 側溝に排水を予定しております。開発行為許可申請書、排水承諾書、 隣接耕作者の同意書の添付もございます。写真は、東側から撮影した -8- ものです。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 次に現地調査の報告を、8番伊藤委員にお願いいたします。 【伊藤委員】 はい。8番伊藤です。去る1月 17 日に正副会長並びに事務局と現地 調査を行いました。事務局が説明されたように何ら問題はないと思い ます。息子さんが、今度実家の前に家を建てるということです。市の 人口も増えると思いますので、よろしくご審議をお願いいたします。 【議長】 ありがとうございました。 これより質疑に入ります。質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようでございます。 番号2番を許可相当とすることにご異議ございませんか。 (異議なしの声) 【議長】 異議がないようですので、本案件を許可相当とすることに決定致し ます。 【議長】 【事務局】 続きまして、事務局に番号3番の説明を求めます。 はい。資料 11 ページ、番号3番、住宅地図は 11 ページ斜線部分に なります。●●番地、畑、517 ㎡を、●●さんが、●●さんに、所有権 移転により、自己用住宅を建てるための許可申請が出ています。申請 地は、集落接続があり、住宅等が連たん区域内の農地であり、3種農 地と判断することができます。一般基準については、申請書に添付さ れた資金計画・事業計画等から、問題が無いと考えられます。 続いて、補足説明になります。建築面積は、107 ㎡、3LDKの平屋 建て、駐車場1台分、家族4人の入居を予定しております。給水につ いては、東側の上水道本管に接続し、排水については、合併浄化槽を 経由して、東側の道路側溝に排水を予定しております。開発行為許可 申請書、排水承諾書、隣接耕作者の同意書の添付もございます。写真 -9- は、南側から撮影したものです。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 次に現地調査の報告を、17 番西山委員にお願いいたします。 【西山委員】 はい。17 番西山です。過日 17 日に正副会長及び事務局と現地調査を 行いました。事務局で説明のとおり自己用住宅ということで、何ら問 題はないかと思いますが、皆様方のご審議をよろしくお願いいたしま す。 【議長】 ありがとうございました。 これより質疑に入ります。質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようでございます。 番号3番を許可相当とすることにご異議ございませんか。 (異議なしの声) 【議長】 異議がないようですので、本案件を許可相当とすることに決定致し ます。 【議長】 【事務局】 続きまして、事務局に番号4番の説明を求めます。 はい。資料同じく 11 ページ、番号4番、住宅地図は 12 ページ斜線 部分になります。●●番地、畑、381 ㎡を、●●さんが、●●さんに、 使用貸借により、自己用住宅を建てるための許可申請が出ています。 申請地は、用途区域内の農地であり、3種農地と判断することができ ます。一般基準については、申請書に添付された資金計画・事業計画 等から、問題が無いと考えられます。 続いて、補足説明になります。建築面積は、128 ㎡、4LDKの平屋 建て、駐車場4台分、家族4人の入居を予定しております。給水につ いては、西側の上水道本管に接続し、排水については、合併浄化槽を 経由して、西側の道路側溝に排水を予定しております。排水承諾書、 隣接耕作者の同意書の添付もございます。写真は、西側から撮影した - 10 - ものです。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 次に現地調査の報告を、23 番小川委員にお願いいたします。 【小川委員】 はい。23 番小川です。ただ今事務局の説明のとおりです。公道の側 溝に排水を流すということで農地へ行く水路はありません。何ら支障 はないと思います。よろしくご審議をお願いいたします。 【議長】 ありがとうございました。 これより質疑に入ります。質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようでございます。 番号4番を許可相当とすることにご異議ございませんか。 (異議なしの声) 【議長】 異議がないようですので、本案件を許可相当とすることに決定致し ます。 (議案第3号) 【議長】 それでは次の議案に移ります。 議案第3号 農業経営基盤強化促進法に基づく農地利用集積計画の 承認の件を上程致します。 事務局に利用権設定の番号1番の説明を求めます。 【事務局】 はい。資料 12 ページ、番号1番、住宅地図は 13 ページ斜線部分に なります。●●番地、畑、3,630 ㎡を、●●さんが、●●さんに、畑を 20 年間、新規で貸し付ける計画が出されました。小作料は 10a あたり 5,000 円で、ぶどうの作付を予定しています。●●さんについては、現 在甲州市で 6,190 ㎡を借受けぶどうの作付を行っております。所有し ている農機具は、スピードスプレヤー1台、トラクター1台、乗用モ ア1台、肥料散布機1台です。 説明は以上であります。 - 11 - 【議長】 事務局の説明は以上です。 この案件は利用権設定でありますので、特別問題がなければ担当農 業委員による現地調査の報告を省略したいと思います。 何か質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようですので、 本案件を承認することに決定致します。 (議案第4号) 【議長】 それでは次の議案に移ります。 議案第4号 農地中間管理事業の推進に関する法律に基づく農用地 利用配分計画の承認の件を上程致します。 事務局に賃貸借権設定の番号1番の説明を求めます。 【事務局】 はい。資料 13 ページ、番号1番、住宅地図は 14 ページ斜線部分に なります。●●番地、畑、1,204 ㎡ほか 12 筆合わせて 9,264 ㎡となり ます。こちらの案件については、8月の総会におきまして、農地所有 者である●●さんの3筆 3,209 ㎡と●●さんの 10 筆 6,055 ㎡、合わせ て 9,264 ㎡を、●●さんが承認を受けた農地で、この農地を●●さん に、畑を 10 年間、新規で貸し付ける計画が出されました。小作料は 10a あたり 10,000 円で、野菜の作付を予定しています。●●さんについて は、北杜市を拠点に野菜の作付を行っており、今回、山梨県農業振興 公社を通じて、農地中間管理事業となります農用地利用の配分を受け るものであります。所有している農機具は、トラクター4台、軽トラ ック1台、トラクター運搬車1台、野菜配送車1台、トラクター作業 機6台です。 説明は以上であります。 【議長】 事務局の説明は以上です。 この案件は賃貸借権設定でありますので、特別問題がなければ担当 農業委員による現地調査の報告を省略したいと思います。 何か質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) - 12 - 【議長】 質問がないようですので、 本案件を承認することに決定致します。 (議案第5号) 【議長】 それでは次の議案に移ります。 議案第5号 甲斐農業振興地域整備計画の変更についての件を上程 致します。 事務局より説明をお願い致します。 【事務局長】 議案第5号甲斐農業振興地域整備計画の変更については、農林振興 課農林総務係で事務を行っておりますので、担当職員の入室をお認め いただき、説明をさせていただきたいと思いますので、ご許可くださ いますようよろしくお願いいたします。 【議長】 事務局長から、担当職員による説明の申し出がありましたので、職 員の入室を認めます。 (農林総務係職員入室、着席) 【議長】 それでは、議案第5号 甲斐農業振興地域整備計画の変更について 説明をお願い致します。 【農林総務係 それでは、自己紹介からさせていただきます。農林総務係係長の中 中島係長】 島です。よろしくお願いします。同じく農林総務係担当の三井です。 同じく農林総務係担当の土屋です。 議案第5号甲斐農業振興地域整備計画の変更について、概要をご説 明させていただきます。座って説明をさせていただきます。議案第5 号 14 ページ、15 ページが、概要と、農用地区域の変更、除外時に求め られる農振除外の5要件及び変更手続きとなりますので、そちらのペ ージはご確認ください。 続きまして、16 ページの甲斐農業振興地域整備計画の変更概要書よ り説明をさせていただきます。計画変更の理由ですが、本市は、旧三 町の合併による市町村区域の変更に伴い、平成 17 年9月 12 日付けで 甲斐市として農業振興地域の指定を受けたことにより、新市としての 農業振興地域整備計画を平成 19 年4月 27 日に策定しました。 今回の農業振興地域整備計画の見直しについては、昨年度実施の随 時見直し後、経済情勢やその他の土地利用動向の変動等による必要性 から実施しますが、今回の除外案件の取り扱いについては、緊急性の - 13 - ある個別案件、また、やむを得ず用途区域に誘導できない案件などを 中心に農用地区域から除外するものであります。主な転用目的は、建 売分譲、資材置場、自己用住宅などです。 次に、土地利用計画の総括表、変更概要となります。現在本市にお ける農業振興地域の区域面積は、1,135.1haとなりまして、そのうち、 農振農用地は 1,123.5haであり、内訳で、田が 369.3ha、畑が 508.6 ha、樹園地が 245.6haとなり、また、農業用施設用地として 11.6 haがございます。 この度の随時見直しに伴い、昨年8月1日から8月 31 日の1ケ月間 で受付を行い、相談を含め 50 件ほどの申出がございました。最終的に 個別の除外案件が 23 件で、25,755.00 ㎡で約 2.6haが除外対象面積 となります。 また、編入案件がございまして、法人から1件、2.9haの農用地編 入がございました。今回の変更により、農用地区域は、編入分も反映 した結果、約 0.3ha増加しまして 1,135.4haとなります。 次に除外の個別案件については、担当の三井からご説明させていた だきます。 【農林総務係 農林総務係の三井です。よろしくお願いいたします。議案資料の 17 三井】 ページから 18 ページにも個別一覧表を掲載させていただいておりま すが、この場では、お手元のカラー刷りA4版の議案第5号別冊と記 載されている資料を基にご説明させていただきます。座って説明させ ていただきますので、ご了承ください。 例年は全件ご説明させていただいておりましたが、時間の関係上、 今回より 1,000 ㎡以上の案件のみご説明させていただきます。 まず、別冊資料に記載の案件ごとの整理番号ですが、申出の受付順 に番号を付けております関係で、地区ごとの順番になってございませ ん。従いまして、説明の中で地区が飛び飛びになってしまい、お聞き 苦しい点がございますが、予めご案内させていただきます。 別冊資料は、1ページから 25 ページで編集してございまして、一番 最後の 25 ページに農振除外する箇所の位置がお判りいただける全体 位置図を付けさせていただきましたので、そちらもご活用いただけれ ばと思います。整理番号1番から 23 番の案件ごとの位置図は、今回除 外する筆のみ太い線で表示しております。 まず、2ページの整理番号2番でございますが、●●番地、建売分 譲3区画の計画で除外面積は 1,136 ㎡でございます。 次に、整理番号4番でございますが、●●番地ほか 2 筆、道路側に - 14 - 面している白地農地と一体で、集合住宅3棟を計画し、除外面積は 1,405 ㎡でございます。 次に、整理番号5番でございますが、●●番地ほか 6 筆、建売分譲 6区画の計画で除外面積は 1,301 ㎡でございます。 次に、整理番号7番でございますが、土地所有者で整理番号を分け てありまして、土地所有者が6名おりますため、整理番号が 7-1 から 7-6 に区分しております。●●番地ほか 13 筆、建売分譲 18 区画の計 画で、除外面積は合計 5,405 ㎡でございます。なお、本件は水路等の 大規模な改修が必要と見込まれるため、除外する条件として、分譲地 内の排水について、次の内容を指導いたします。分譲地内の排水施設、 水路等の排水施設は、雨水及び地下水等を安全に排除できる排水施設 を区域に設置し、周辺の状況、土地の地形、地盤の性質、事業区域の規 模、予定建築物の用途及び降水量から放流先の状況等を勘案して配置 及び構造を決定すること。また、分譲地内からの排水、雨水等は、分譲 地内及びその周辺の地域に溢れ出るような被害が生じないよう、放流 先の流下能力、利水の状況等を検討した上で、河川その他の公共の排 水施設に接続することとし、必要に応じて管理者と協議の上、新設や 改修を行うこと。併せて市道との接道要件を市の開発担当と先行協議 すること。以上について条件付で除外するものといたします。 次に、整理番号8番でございますが、●●番地ほか1筆、道路側に 隣接の白地農地も計画に含めた自動車販売店の計画で除外面積は 1,086 ㎡でございます。なお、放流先の下流にあたる●●地区で流下能 力の低い水路が一部に存在するため、農地転用前に市の開発担当と十 分な協議をすることを条件に除外を認めるものとします。 次に、整理番号 10 番でございますが、●●番地ほか1筆、建売分譲 6区画の計画で除外面積は 1,682 ㎡でございます。 次に、整理番号 12 番でございますが、●●番地ほか2筆、市内建設 業者による資材置場の計画で 1,093 ㎡の除外でございます。 次に、整理番号 13 番でございますが、●●番地ほか3筆、共同住宅 の計画で 1,623 ㎡の除外でございます。 次に、整理番号 18 番でございますが、土地所有者別に整理番号を分 けてありまして、18-1 から 18-4 に区分しております。●●番地ほか5 筆、建売分譲 10 区画の計画で、除外面積は合計 3,195 ㎡でございま す。 次に、整理番号 19 番でございますが、●●番地ほか1筆、集合住宅 5棟の計画で、除外面積は 1,062 ㎡でございます。 以上、1,000 ㎡を超える除外案件をご説明いたしました。 - 15 - 次に 24 ページの大きいA3版になりますが、農用地編入する案件で ございます。これは、編入申出者である●●さんが、昨年に引き続き ブドウの改植事業を計画しており、ワイン需要の増加に伴う事業拡大 で、今年度は 29,342 ㎡、2.9haを編入する案件でございます。 なお、除外及び編入の今後の手続きでございますが、本総会でご承 認をいただいた後に、県との本協議へ入りまして、11 条公告による 45 日間の縦覧期間を経て、最後の 12 条公告が3月下旬から4月上旬の予 定で進めさせていただきたいと思います。 説明は以上でございます。 【農林総務係 もう一点追加になりますが、先週の1月 18 日水曜日に農振整備計画 中島】 策定変更に関する調査審議を行う諮問機関である農業振興地域整備推 進協議会が開催されまして、その際に農協、土地改良区の代表者とと もに、この案件については協議させていただきました。その中で出た 意見の中で、ページ番号 17 番になりますが、太陽光発電の除外案件と いうことで、●●番地の開発に関しまして、この前に盾無堰土地改良 区の専用の水路が入っており、そちらの方が前面が道路ではなく、水 路ではないかという質問等協議がされたところであります。本日土地 改良区と確認を取りまして、前面は道路ということで確認ができまし て、土地改良区の代表にも承諾を得ておりますので、この場を借りて 報告をさせていただきます。 変更等の内容につきましては、その他農振協議会につきましては、 やむを得ないということで、変更案については、承認されている所で ありますので、報告をさせていただきます。以上となります。 【議長】 担当からの説明は以上です。 この案件につきまして、何か質問がある方はいらっしゃいますか。 (なしの声) 【議長】 質問がないようでございます。 本案件を承認することにご異議ございませんか。 (異議なしの声) 【議長】 異議がないようですので、本案件を承認することに決定致します。 説明を行った担当職員はここで退室をいたします。 - 16 - (農林総務係職員退席) 【議長】 以上で、本日の審議はすべて終了致しました。上野副会長より閉会 のことばをお願い致します。 【上野副会長】 (あいさつ) 以上をもちまして閉会といたします。 午後2時 55 分 閉会 - 17 -
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