平成28年度「男女共同参画功労賞」及び「女性のチャレンジ賞」受賞者の紹介 男女共同参画功労賞(団体) 受賞者名 一般財団法人 宮崎県婦人会館 代表者名 谷口 由美繪(たにぐち ゆみえ) 住 宮崎市 所 活動年数 52年(昭和39年~現在) (受賞理由) 婦人会館の建設当初から現在までの約50年間、女性が抱える生活の問題、健康の問 題、職の問題など時代に応じてテーマを変えながら女性に学習の場を提供してきた。 また、県の男女共同参画センターが出来る平成13年以前は、県内の女性のための 相談窓口を設置しており、様々な女性に寄り添ってきた。 さらに、昭和42年から約10年にわたって、金銭的な事情から進学が出来ない女 子学生を支援するために20名以上に奨学金を貸与している。 設立以来50年間の経営、運営のすべてを女性が中心となって行っている。 女性のチャレンジ賞(個人) 受賞者名 野中 住 宮崎市 所 職業役職等 梢(のなか こずえ) 元宮崎県スポーツ推進審議会委員(弓道錬士六段、強化指定選手) (受賞理由) 平成23年の結婚を機に鹿児島県から移住して同年11月に男児を出産したが、当時 の弓道世界は、育児期間には弓道を休むことが常識であった。 そんな中、講習会や大会等に子どもを連れて参加し、競技においても実力を示したこ とで、育児を行いながら結果を残せることを後進に示すことに成功しており、宮崎県教 育委員会の平成26年度の宮崎県スポーツ推進審議会委員への委嘱にも繋がっている。 また、平27年度の和歌山国体では、弓道競技の開催地との調整により競技会場付近 に託児所の設置を実現させた。国体の弓道競技においては初めての事例となっている。 受賞者名 辰身 住 宮崎市 所 職業役職等 信子(たつみ 特定非営利活動法人 のぶこ) 人間関係アプローチ宮崎きらきら 代表理事 (受賞理由) 認定心理士、親業訓練インストラクター、等の資格を取得し、平成15年にはNPO 法人を設立、代表理事に就任。学校の非常勤講師や企業等の研修講師やメンタルヘルス に関わるようになり、カウンセリング契約も進むなど、常に将来を見据えた事業展開を している。コミュニケーション教育講師、事業所等のメンタルヘルス講師としての活動 は年間90~100回に及び、高い評価を受けている。 また、平成27年12月には、宮崎市男女共同参画センターの開設に伴い、指定管理 事業者として、施設の管理・運営の統括者として運営委員長を務めている。 -1-
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