県民意見整理台帳 - 神奈川県ホームページ

県民意見整理台帳
○ 意見募集期間
平成28年10月14日(金曜日) ~ 平成28年11月14日(月曜日)
○ 意見募集の結果
意見提出件数
意見提出者数
133件
72人・団体
○ 意見内容の概要
区分
延べ件数
1:産業
32
2:生活
21
3:人材育成・情報発信
43
4:連携・ネットワーク
17
5:その他・全般
22
計
135
* 1・3両分類にまたがる意見が2件あったため、延べ件数は135件となっています。
○ 県の考え方の概要
区分
延べ件数
A:素案に反映する意見
33
B:意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見
70
C:今後の参考とする意見
28
D:素案に反映できない意見
2
計
133
政策局政策部総合政策課
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号 意見分類
意見要旨
(中小企業・ベンチャー支援)
中小企業支援は県の重要な役割かと思うので、ぜひ力を
入れてもらいたい。
1
1
2
3
4
1
1
1・3
成果の展開として、ベンチャーもひとつの大きな要素である
が、技術面・経営面ともに足りないリソース(資源)が非常に
多い。県には、ベンチャーへのコーディネーターやアドバイ
ザーなど、技術面から経営面まで、サポート・支援を行って
いただきたい。
県の大きな役割として、中小企業支援があると考える。現
在の社会の風潮として、「安ければよい」「早ければよい」と
いうことがある。しかし、優れたものは、正当な評価を受け
るべきであり、県は中小企業が持つ優れた技術や手法をリ
スペクトし、県民へのPR活動を行ったほうが良い。
(優れた人材は勝手に育つため、)理科系の専門分野につ
いてはサポートしても効果が見えにくい。イノベーション人
材のサポートとして、経営知識のサポート、(インキュベート
施設などの)場所の提供等が重要である。
(神奈川R&D推進協議会)
神奈川R&D推進協議会などの取組みの中で、企業同士
5
1
をつなぐ、他企業と新規事業開拓について話せる場を引き
続き設けていただきたい。
神奈川R&D推進協議会などの取組みの中で、他企業と連
携することができ、他分野の企業とも交流することができた
6
1
ので、引き続き取組みをお願いしたい。
7
1
神奈川R&D推進協議会の目的のひとつである中小企業
支援について、胸を張って成果をアピールできる状況にな
いと思う。せっかくの協議会なので、もう少し工夫が必要で
あると思う。
反映区分
B
県の考え方
県では、中小企業支援をひとつの重要な役割として捉え、様々な取組み
を進めています。科学技術政策におきましても、中小企業の研究開発支
援や研究成果の活用、試験計測の取組みなどを実施しています。
県では、県内起業支援機関と連携し、成長段階に応じたベンチャーの事
業展開を技術・経営の両面で支援していきます。
A
B
県では、中小企業支援をひとつの重要な役割として捉え、様々な取組み
を進めています。県内の中堅・中小企業が開発した優れた技術・製品に
対しては、神奈川工業技術開発大賞として表彰し、PRしています。
A
県では、起業家を育成するため、セミナー等を開催するほか、オープンラ
ボの開設や(公財)神奈川産業振興センター等と連携した県内中小企業
に対する技術と経営の総合支援などを実施していきます。
B
「神奈川R&Dネットワーク構想」に基づいたオープンイノベーションのた
めの技術連携の促進など、引き続き企業同士が交流できる場を提供して
いきます。
B
C
神奈川R&D推進協議会においては、「神奈川R&Dネットワーク構想」に
基づいたオープンイノベーションのための技術連携の取組みなどを推進
しております。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせていただ
き、より成果が生まれるような仕組みづくりを進めていきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号 意見分類
(産技総研)
8
9
10
1
1
1
11
1・3
12
1
意見要旨
産業技術センターの機器を利用させていただいているが、
年々詳細なデータが必要になるなど、利用者として求める
レベルが高くなっている。しかし、産業技術センターの機器
の更新が進んでいないため、利用したいが利用できず、民
間のサービスを利用せざるを得なくなってきている。予算が
厳しいことは理解しているが、積極的な新しい機器の導入
をお願いしたい。
産業技術センターの利用者として、現状に特段の不満があ
るわけではないが、地方独立行政法人に移行後は、大学
や他都道府県の公設試などとも連携しながら、一歩進んだ
「顧客サービス」を展開していただきたい。
日本は、技術的には世界のトップ集団にいると思っている
が、新興国も追い上げてきており、今後、国際的な競争は
今よりも激しくなると予想される。少子化が進む中、IoTなど
新しい取組みも必要であるし、その次を見据える必要があ
る。産技総研には、時代に合わせた企業支援を進めていた
だきたい。
新たに立ち上げる産技総研について、非常に期待してい
る。産業技術センターとKASTが統合し、規模が大きくなる
ことにより、注目度もあがり、基本目標1(経済の活性化)と
3(人材育成)を具現化する機関になれると期待している。
利用者にとっては、現KASTの高度計測センターの機能が
川崎にあることに意味がある。産技総研となっても、海老名
1箇所に集約するのではなく、川崎にそのまま残したほうが
良い。
反映区分
県の考え方
産業技術センターの計測機器につきましては、産技総研に移行した後も、
予算との兼ね合いもございますが、企業のニーズを見極めながら更新に
努めていきます。
C
C
B
B
C
産業技術センターでは、県内中小企業を中心とする産業界の皆様から、
技術開発パートナーとして厚い信頼を寄せられる、中枢的な技術支援機
関を目指し、取組みを進めています。地方独立行政法人に移行後は、大
学や他の公設試などとも連携しながら、独立行政法人のメリットである迅
速性や柔軟性などを活かしながら、一歩進んだ「顧客サービス」の展開を
目指していきます。
ICTの進展などにより、グローバル化の波は、年々大きくなってきており、
今後、国際的な競争は激しくなると予想されます。産技総研においては、
社会環境の変化等も踏まえながら、将来を見据えた企業支援を展開して
いきます。
産技総研においては、ご意見の期待に応えるべく、産業技術センターとK
ASTを融合したイノベーション創出支援機関として、基礎研究から事業化
までの一貫した支援を行うとともに、企業支援ネットワークの中心的機関
として、外部機関と連携した最適な支援を推進していきます。
産技総研では、中小企業等のニーズや地元との関係に配慮しながら、取
組みを進めていきます。ご意見については、今後の施策運営の参考とさ
せていただきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号
意見分類
13
1
14
15
16
17
反映区分
意見要旨
県の考え方
産技総研では、大学との連携をより強化していただきたい。
産技総研は、イノベーション創出支援機関として、企業支援ネットワーク
例えば、包括連携協定を結び、研究や人材交流、人材育
の構築、共同研究や人材育成事業などを大学と連携しながら実施してい
C
成など大きな枠組みとして実施することなどを期待してい
きます。包括連携協定のご意見については、今後の施策運営の参考とさ
る。
せていただきます。
1
産技総研には、大学と企業を結びつけるネットワークのハ
ブとなっていただきたい。これまでの産学連携は、企業の1
部門と大学の1研究室が連携する「点と点」の関係であっ
た。そこに産技総研というハブが生まれることにより、「面と
面」での連携ができるような仕組みの構築をお願いしたい。
1
大学では、企業ニーズを掴むことが困難であり、課題となっ
ている。企業支援を行う産技総研においては、企業ニーズ
の把握は容易であり、大学や企業のマッチングや双方への
情報提供などをお願いしたい。
1
科学技術は、これまで「研究」や(実施許諾等による)成果
の「技術移転」を中心に考えていたが、国の競争的資金な
どにおいても、事業化・ビジネス化を目指すことが必要と
なってきた。そのため、いわゆる「理系」だけではなく、「経
営」なども含めた「文理融合」がひとつのキーとなっている。
産技総研が、企業を支援していくに当たっても、「経営」や
「法律」など、トータルのサポートが必要になってくると思わ
れる。大学では、「経営学部」や「法学部」なども有してお
り、そういう面でも連携していくことができるのではないか。
1
産技総研にもっとも期待したいのが、「管理法人」機能であ
る。大学と企業で競争的資金の応募を合意していても、「管
理法人」がいないため、あきらめてしまうケースが多々あ
る。ぜひ、産技総研に「管理法人」を担っていただきたい。
B
C
1
産技総研では、企業ニーズの把握に努めるとともに、大学シーズと企業
ニーズのマッチングや双方への情報提供などに努めていきます。
イノベーションを創出するためには、多様な人材を活かし、その能力が最
大限発揮できる機会を提供することが必要になります。産技総研では、神
奈川産業振興センター等と連携した県内中小企業に対する技術と経営の
総合支援を実施するほか、大学とも連携した取組みを推進していきます。
A
いただいたご意見については、今後の施策運営の参考とさせていただき
ます。
C
産技総研の総合的かつ横断的な役割に大きく期待します。
18
イノベーションの創出に貢献するため、産技総研がハブ機関として、他の
支援機関や大学等の企業支援ネットワークを構築し、中小企業等に対す
る最適な支援を提案するとともに、異なる分野を融合した共同研究や人
材育成など総合的な産学公連携を強化していきます。
B
産技総研では、イノベーション創出支援機関として、中小企業を中心とし
た県内企業への基礎研究から事業化までの一貫した支援を行うととも
に、企業支援ネットワークの中心的機関として、外部機関と連携した最適
な支援を行っていきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
反映区分
番号 意見分類
意見要旨
県の考え方
(第1次産業支援)
トマトなどの農業技術センターで開発している農作物などに
農業技術センターで開発した農作物など県内産農水産物について、付加
ついては、宣伝や販路開拓、ブランド化をどのようにするか
価値を高めるための取組みやブランド化を推進していきます。
19
1
A
が重要である。
農業の経営支援に取り組んでほしい。
農業経営を支援するため、経営の高度化・安定化や多様な担い手を育成
A
20
1
確保するための技術開発に取り組んでいきます。
農業について、品種開発に力を入れていただきたい。
農業技術センターでは、かながわらしい地産地消を推進するため、果樹、
21
1
B
野菜、花きなどの品種開発に取り組んでいきます。
伊勢原の卵が非常においしい。畜産に力を入れてほしい。
畜産技術センターでは、県産畜産物の高品質化、高付加価値化、生産性
B
22
1
の向上などの技術開発に取り組んでいきます。
(シーズとニーズのマッチング)
国立研究開発法人でも、「イノベーション」に力を入れ始め
県内には、世界最先端の研究を行っている国立研究開発法人が複数あ
ている。大学だけでなく、国立研究開発法人においても技
ります。国立研究開発法人で有している技術シーズにつきましては、特区
23
1
C
術シーズを有しており、県内企業へのマッチング等も県に
などを活用した企業等との連携支援について、検討していきます。
お願いしたい。
マッチングイベントを強化してほしい。
県では、「神奈川R&Dネットワーク構想」に基づき、神奈川版オープンイ
24
1
A
ノベーションなどの取組みにより、マッチングイベントなど大学・大企業等
から中小企業への技術移転等を推進していきます。
大学のシーズと企業のニーズのマッチングを進めて欲し
25
1
A
い。
26
1
大学のシーズと企業のニーズをマッチングさせる取組みの
強化を。
A
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号 意見分類
(産業・その他)
27
1
28
1
29
1
意見要旨
骨子案は、神奈川県から多くのヘルスケア産業が創出でき
る素晴らしい政策となっている。この政策を実現させるため
には、臨床・前臨床試験が必要不可欠であり、この問題を
短期間で克服すべく以下の2点を希望する。
1. 最先端医療を実現させるために必要不可欠な動物移植
実験レンタルラボ
2. 国・民間の競争的資金の橋渡し
県では、ライフとロボットの特区に力を入れていると承知し
ているが、産業の集積をいかして、神奈川だからできるとい
う政策が、もうひとつあるとより良い。
県も予算が厳しいと承知しており、研究そのものへの支援
は難しいと思うが、特区など大学の研究成果の展開を支援
していただいているのは、ありがたく、今後も引き続きお願
いしたい。
反映区分
A
C
B
ロボットの技術向上に力を入れてほしい。
30
1
B
景気は厳しい。科学技術を産業力につなげてほしい。
31
1
1
県では、ヘルスケア・ニューフロンティアの取組みを進め、最先端医療産
業・未病産業という新たな市場・産業の創出を目指しています。
「1.動物移植実験レンタルラボ」は、川崎市殿町地区に、(公財)実験動物
中央研究所があり、本県も同施設と連携しています。
「2. 国・民間の競争的資金の橋渡し」につきましては、研究活動や成果の
展開にあたり、大学や企業、研究機関等との連携を図りながら、国等の
競争的資金を活用していきます。
県では、現在、「国家戦略特区(東京圏)」、「京浜臨海部ライフイノベー
ション国際戦略総合特区」、「さがみロボット産業特区」の3つの特区の指
定を受け、ヘルスケア・ニューフロンティアやロボットの取組みを進めてお
ります。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせていただきま
す。
県では、現在、「国家戦略特区(東京圏)」、「京浜臨海部ライフイノベー
ション国際戦略総合特区」、「さがみロボット産業特区」の3つの特区の指
定を受け、ヘルスケア・ニューフロンティアやロボットの取組みを進めてお
ります。これらの特区を活用しながら、大学等の研究成果の展開を支援し
ていきます。
重点研究目標に「成長産業の創出・育成するための技術の向上に資する
研究(最先端医療、未病、ロボット、エネルギー等)」を位置づけるほか、
「さがみロボット産業特区」を中心に生活支援ロボットの実用化支援など
を推進することにより、ロボットの技術向上を目指していきます。
B
基本目標のひとつとして、「経済のエンジンを回す」ことによる地域経済の
活性化を掲げるとともに、県の役割のひとつとして、「科学技術」と「産業」
との間をつなぐことがあるとの認識のもと、「経済のエンジンを回す」科学
技術活動を展開していきます。
B
「経済のエンジンを回す」ことによる地域経済の活性化を図るため、企業
をはじめ、大学、研究機関等と連携し、産学公連携による共同研究を積
極的に推進していきます。
民間企業との共同研究を強化してください。
32
県の考え方
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号
(環境)
33
意見分類
意見要旨
反映区分
県の考え方
2
環境は重要なので、環境にかかわる活動を進めてほしい。
B
34
2
環境に力を入れてほしい。
B
35
2
環境に関する取組みに力を入れてほしい。
基本目標のひとつとして、「県民生活の質の向上の実現」を掲げ、自然・
生活環境の保全など、よりよい生活環境づくりにつながる活動を推進して
いきます。
B
36
2
環境は非常に大事である。力を入れてほしい。
B
37
2
B
38
2
環境は大事なので、力を入れてほしい。
環境の取組みを強化してほしい。
39
2
40
2
神奈川県環境基本条例第8条によると神奈川県の施策は
何らかの形で環境に配慮しなければならない筈だが何処
に書いてあるのか分からない。
丹沢が荒れていることを科学技術フェアで知った。自然環
境保全センターの活動に期待しています。
B
A
A
神奈川県環境基本条例第8条では、「県は、環境に影響を及ぼすと認め
られる施策を策定し、及び実施するに当たっては、環境基本計画との整
合を図るものとする。」とされています。県試験研究機関においては、自
然・生活環境の保全など県民生活につながる活動を推進しており、具体
的な施策例につきましては、第4章に記載いたしました。なお、これらの施
策については、環境基本計画との整合を図っていきます。
自然環境保全センターでは、丹沢大山や水源地域の自然環境・水源環境
の保全と再生に向けた取組みを推進していきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号 意見分類
(生活全般)
意見要旨
反映区分
生活で実感できる技術を開発してほしい。
41
2
42
2
43
2
44
2
45
2
46
2
B
県民生活に身近な科学技術の取組みを充実していただき
たい。
県の役割は、住民に近いところである。そこに力を入れて
ほしい。
がん対策やインターネットなど、県民に身近なところで生か
せる科学技術に力を入れてほしい。
将来、私たちがより健康、安全、便利に生活していく上で、
科学技術の発展は必要不可欠なので、研究を進めていた
だきたい。
骨子案は、高齢者や災害に備えた取り組みが施策に盛り
込まれていてよいと思った。
B
B
B
B
B
県の考え方
基本目標のひとつとして、「県民生活の質の向上の実現」を掲げ、自然・
生活環境の保全など県民生活の質の向上につながる技術の開発を推進
していきます。
基本目標のひとつとして、「県民生活の質の向上の実現」を掲げるととも
に、県の役割のひとつとして、「科学技術」と「県民生活」との間をつなぐ役
割を認識し、科学技術の成果が、社会や県民生活のさまざまな場面で活
用されていくよう取り組んでいきます。
基本目標のひとつとして、「県民生活の質の向上の実現」を掲げ、がん対
策などの活動を推進していきます。なお、インターネットなどICT(情報通
信技術)に関しましては、ICTそのものの研究等を行うのではなく、各施策
を推進するに当たって、それらを最大限活用していくこととします。
基本目標のひとつとして、「県民生活の質の向上の実現」を掲げるととも
に、県の役割のひとつとして、「科学技術」と「県民生活」との間をつなぐ役
割を認識し、科学技術の成果が、社会や県民生活のさまざまな場面で活
用されていくよう取り組んでいきます。
基本目標のひとつとして、「県民生活の質の向上の実現」を掲げ、健康長
寿社会の実現や自然災害対策など県民生活に関わる技術の開発を推進
していきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号 意見分類
(医療・健康)
意見要旨
反映区分
がん対策に力を入れてほしい。
47
2
A
虫が媒介する病気も多いので、虫を減らしてほしい。
48
2
2
県立病院機構では、県立がんセンターなどにおいて、がんの新たな診断・
治療法の開発、より良い診断法や治療法を確立するための臨床研究に
取り組むとともに、重粒子線治療を推進し、がん対策を進めていきます。
C
蚊などの昆虫が媒介する感染症(ジカ熱など)の蔓延を防ぐことは、生活
の質の向上を実現する安全・安心の確保に関する施策のひとつです。衛
生研究所では、病原体を媒介する昆虫類のモニタリングなどの感染症対
策や蚊やダニの発生を防ぐ対策についての情報発信を進めていきます。
A
県では「未病の改善」と「最先端医療・最新技術の追求」という2つのアプ
ローチを融合することにより、健康寿命日本一と新たな市場・産業の創出
を目指す「ヘルスケア・ニューフロンティア」の実現に向けた取組みを推進
しています。
「未病の改善」では県民の皆様一人ひとりに「食」「運動」「社会参加」の重
要性を理解していただくことで、県民の皆様が現在の状態だけでなく将来
の状態を良くしていくために行動変革を起こしていただけるよう取り組ん
でいます。
B
重点研究目標に「自然災害へ対応するための技術やシステムの向上に
資する研究」を位置づけ研究を強化するとともに、災害対応ロボットの実
用化支援や火山の活動に対する調査等を進め、その結果については、
随時情報発信していきます。
健康増進に力を入れてほしい。
49
県の考え方
(自然災害)
箱根火山対策が重要。
50
2
災害対策に力を入れてほしい。
51
2
B
(生活・その他)
放射能測定を行ってほしい。
52
2
53
2
B
公園や川に沿って木を植えてほしい。
D
安全・安心でより良い生活環境づくりの実現のため、放射線等のモニタリ
ング活動に取り組み、その結果につきましては、随時公表していきます。
また、放射線等に係る知識の普及活動も実施します。
植樹につきましては、科学技術政策大綱には記載しませんが、自然環境
保全センターでは、花粉のないスギ・ヒノキの開発等による森林・林業の
再生への支援を進めていきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
反映区分
番号 意見分類
意見要旨
県の考え方
(子ども・理解増進)
神奈川からイノベーション創出を担う人材を輩出するため
県では、イノベーション創出を担う人材を輩出するため、大学や企業、研
に、子どもたちとベンチャー企業の距離をもっと近くしたら面
究機関などとも連携し、科学者と子どもたちが触れ合う機会を提供してい
54
3
C
白い。そこで、アントレプレナー及び科学者の創出活動を見
ます。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせていただきます。
ることができる小・中・高校生のベンチャー企業見学の実施
を提案する。
科学技術の発展や産業振興のためには人材育成は大変
人材育成は非常に重要であり、基本目標のひとつとして「イノベーション
重要だと思う。そのために、子どものうちから科学技術に触
創出を担う人材の輩出」を掲げます。そして、基本目標の実現のため、
55
3
B
れ、興味を持つきっかけを作る取り組みはとても大切なの
「子どもたちの科学技術に対する興味・関心の喚起」を施策の基本的な方
で、ぜひ力を入れていただきたい。
向のひとつに位置づけ、取組みを進めていきます。
B
56
3
理解増進を進めてほしい。
57
3
子どもたちの人材育成に力を入れてほしい。
B
少子化が進んでいるので、子供たちへの取組みに力を入
58
3
B
れてほしい。
子どもたちへの理解増進事業に期待している。特に、研究
基本目標3「イノベーション創出を担う人材の輩出」を実現するため、子ど
者を学校に派遣するなど、子どもたちがAIやIoTなどの最
もたちの科学技術に対する興味・関心の喚起に努めていきます。研究
59
3
A
新の科学技術に触れる機会をつくってもらいたい。
者、技術者等を小・中学校に派遣し、科学を実際に体験できる授業を実
施するなど、子どもたちが最新の科学技術に触れる機会を創出していき
ます。
プログラミングについて、小学生くらいから習うと有効であ
県では、ロボットのプログラミングを学習し、課題解決力などの育成を図る
60
3
るため、小学生向けに取り組むと良い。
A
「ロボットプログラム」など、小学生等を対象としたプログラミング教室を開
催していきます。
子どもたちへの体験学習を強化してほしい。
次代の科学技術を担う人材を育成するため、子供たちなどに対して、
61
3
A
様々な機関と連携しながら科学技術に触れる多様な機会を提供していき
ます。また、科学体験指導者の育成・支援にも取り組んでいきます。
県民の科学への興味・関心を喚起するため、県内各地で科学体験ができ
体験型のイベントを行ってほしい。
る「子どもサイエンスフェスティバル」、「青少年のための科学の祭典」、
62
3
A
「青少年のためのロボフェスタ」など体験型のイベントを実施していきま
す。
はじめてサイエンスサマーに当社のイベントを掲載してただ
夏休み期間中に県内の科学館、大学、研究機関、企業等が開催する子
いたが、反響の多さに驚いた。県のこのような取り組みが
ども向け科学関連のイベント情報を、「かながわサイエンスサマー」として
あることを今後、関心をもっていきたい。
紹介しており、毎年多数の子どもたちに参加いただいています。今後もサ
63
3
A
イエンスサマーをはじめ、子どもたちの科学技術に対する興味・関心の喚
起に資する取組みを進めていきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号 意見分類
(人材育成)
64
65
66
3
3
3
意見要旨
人材育成について、理系偏重にならないように注意いただ
きたい。イノベーションを創出するためには、理系の人材だ
けでなく、社会科学や人文科学を修めた人材も必要であ
り、バランスが大切である。
理系人材に対する、リベラルアーツとしての社会科学の教
育も必要である。
産技総研には、人材育成面での期待も大きい。産技総研
への学生の受け入れのみならず、企業の学生の受け入れ
などのコーディネートなども検討いただきたい。
67
3
逆三角形となる日本の人口構成を考えると、若い人材を育
てていくことが、今後より重要になってくる。魅力ある地域形
成を行うことで、ヒトが育ち、ヒトを呼ぶことができるので、大
学とも連携しながら取り組んでもらいたい。
68
3
人材育成に力を入れてほしい。
69
3
70
3
71
3
人材育成に力を入れてください。人は宝。
シニア研究者の活用をすると良い。例えば、神奈川県内の
大手企業を退職した研究者に、中小企業で活躍してもらう
ため、県でマッチングしてはどうか。また、地域の中高生に
対する実験指導などにも活用することもできるのではない
か。
シニア人材を活用してほしい。
反映区分
A
C
県の考え方
イノベーションを創出するためには、多様な人材を活かし、その能力が最
大限発揮できる機会を提供することが必要になります。文系の人材育成
も重要であることを認識し、人材育成の取組みに活かしていきます。
県では、イノベーション創出を担う人材を輩出するため、大学や企業、研
究機関などとも連携し、科学者と子どもたちが触れ合う機会を提供してい
ます。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせていただきます。
C
産技総研では、「人材育成」を事業の5本柱のひとつに掲げ、(1) 中小企
業技術者育成(2) 研究人材育成(3) 科学技術理解増進に取り組んでいき
ます。コーディネートのご意見については、今後の施策運営の参考とさせ
ていただきます。
B
人材育成は非常に重要であり、基本目標のひとつとして「イノベーション
創出を担う人材の輩出」を掲げます。大学とも連携しながら、科学技術政
策を推進することにより、人や企業を引きつける魅力あふれる神奈川を
目指していきます。
B
B
C
A
基本目標のひとつとして、「イノベーション創出を担う人材の輩出」を掲
げ、イノベーションを生み出す人材の育成を推進するとともに、子どもたち
の科学技術に対する興味・関心の喚起に取り組んでいきます。
県では、シニア人材を活用するため、起業支援や、小・中学校に派遣し、
科学を実際に体験できる授業などを実施していきます。また、マッチング
についてのご意見については、今後の施策運営の参考とさせていただき
ます。
県では、シニア人材を活用するため、起業支援や、小・中学校に派遣し、
科学を実際に体験できる授業などを実施していきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
反映区分
番号 意見分類
意見要旨
県の考え方
(情報発信・普及啓発)
県試験研究機関では、各機関の目的に沿った取組みを推進しています。
県試験研究機関は重要な活動をしていると思うが、一般人
こうした取組みによって得られた成果は、県民に開かれた機関として、施
72
3
B
には伝わりにくいので、もっと積極的にアピールしてはどう
設公開や講演、出前講座などの活動により県民に還元していきます。さら
か。
に多様な発信手法や媒体を活用し、正確かつ積極的に情報発信していき
一般の県民にとっては、県試験研究機関の活動がわかり
73
3
B
ます。
にくいので、もっとPRしたほうが良い。
74
3
75
3
76
3
77
3
78
3
79
3
80
3
81
3
県試験研究機関の活動を知る機会も少なく、どんな活動を
しているのか伝わってこないので、もっとPRしたほうが良
い。
県試験研究機関の活動の成果の公開を進めてほしい。
県試験研究機関の活動をもっとPRしてほしい。
県試験研究機関の幅広さに驚いた。活動をもっと宣伝した
ほうが良い。県民に理解してもらうことが重要。
県の研究機関がいろいろあるので驚いた。もっと宣伝した
ほうが良い。
取組みの成果をアピールすることが重要である。また、ア
ピールする際には、「かながわ方式」など、神奈川県から発
信したものだということが明確に分かるようにする必要があ
る。
成果のPRに力を入れてほしい。
県の科学技術をPRする機会を増やしてほしい。
B
B
B
B
B
C
B
B
研究途中のものも含め、積極的に公表してほしい。
82
83
B
3
3
科学技術の活動の紹介や普及啓発にかなチャンTVを活用
すると良いと思う。
C
取組みの成果については、多様な発信手法や媒体を活用し、積極的に発
信していきます。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせてい
ただきます。
「科学技術」と「県民生活」との間をつなぐことを県の役割のひとつとして
捉え、科学技術に係る活動やその成果について、多様な発信手法や媒
体を活用し、積極的にPRしていきます。
科学技術に係る活動やその成果について、多様な発信手法や媒体を活
用し、正確かつ積極的に情報発信していきます。研究途中の内容につき
ましては、特許化などの関係から、全てを公表することは困難であります
が、可能な範囲で公表していきます。
県では、科学技術に係る活動やその成果について情報発信を積極的に
行うなど、県民の科学技術に対する興味・関心のさらなる喚起を図ってい
きます。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせていただきま
す。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号
84
意見分類
3
意見要旨
普及啓発を積極的に行ってください。
85
3
科学技術をわかりやすく伝えてほしい。
B
86
3
B
87
3
88
3
科学技術は難しいので、分かりやすく伝えてほしい。
科学技術は難しい。県民に対してわかりやすく伝えてほし
い。
県民に対して、科学技術をわかりやすく伝えてほしい。
89
3
学会のランチョンセミナーはいつも満員で、必ず最後まで話
を聞いてもらえるので、宣伝に有効である。県試験研究機
関等の発信力をより高めるために、学会でランチョンセミ
ナーを開催してはどうか。
(科学技術フェア)
県試験研究機関が一堂に集う発表会を行ってほしい。
90
3
科学技術フェアのような場があるのは、いいことである。
91
3
92
93
3
3
科学技術フェアに参加して、県試験研究機関がたくさんの
幅広い研究をしていることに驚いた。このような機会は重
要。
科学技術フェアに参加した。虫の標本が良かったが、もっと
たくさん展示してほしかった。
(人材育成・情報発信その他)
県内にある研究機関においても、人材育成と情報発信は
課題となっている。そのような機関と連携を取りながら、科
94
3
学技術政策を進めていただきたい。
反映区分
B
県の考え方
「科学技術」と「県民生活」との間をつなぐことを県の役割のひとつとして
捉え、情報発信をわかりやすくかつ積極的に行うなど、県民の科学技術
に対する興味・関心のさらなる喚起を図っていきます。
B
B
C
A
A
取組みの成果については、多様な発信手法や媒体を活用し、積極的に発
信していきます。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせてい
ただきます。
多くの県民に科学技術と触れ合っていただく場として、県試験研究機関が
一堂に会し、日ごろの活動や研究成果を県民との対話型で紹介する「か
ながわ科学技術フェア」を開催しています。
A
C
多くの県民に科学技術と触れ合っていただく場として、県試験研究機関が
一堂に会し、日ごろの活動や研究成果を県民との対話型で紹介する「か
ながわ科学技術フェア」を開催しています。ご意見については、今後の施
策運営の参考とさせていただきます。
B
県内には、多くの大学や企業、研究機関があります。これらの機関と連携
を取りながら、人材育成や情報発信などの科学技術の取組みを進めてい
きます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号 意見分類
(連携全般)
95
4
96
4
97
4
98
4
99
4
意見要旨
県内には、大学等の学術機関及び民間企業の研究施設も
多数立地されており、そこには広範且つ豊富な研究・技術
者が集い、知の一大集積化が進んでいる。これら蓄積され
た知を活用し、「地方創生」につながる活動を県の役割とし
て期待する。
県内関係機関の連携促進のため、全県試、産技総研、大
学、企業、研究機関などが参加するような大きなコンソーシ
アムのようなものの構築を検討いただきたい。
民間など他の団体のアイデアの活用や協力をすると良いと
思う。
民間の研究力、大学の力をぜひ取り込んでほしい。
反映区分
A
C
B
県の考え方
県では、蓄積された知を活用し、「地方創生」につなげるため、成長産業
の創出・育成支援に向けた研究活動を展開することなどにより、地域経済
を活性化させる取組みを推進していきます。
県では、R&Dネットワーク構想など県内各機関とのネットワークの構築を
進めております。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせてい
ただきます。
本県が取り組む科学技術の活動が、より効果を発揮し、成果が社会に実
装されるため、大学や企業、研究機関等のアイデアの活用や連携を図
り、ネットワークの形成などに取り組んでいきます。
B
共同研究を積極的に進めてほしい。
B
「経済のエンジンを回す」ことによる地域経済の活性化を図るため、大学
や企業、研究機関等と連携し、産学公連携による共同研究を積極的に推
進していきます。
(市町村)
100
101
4
4
「第5章 施策の展開にあたって」の「1 研究機関や他の
自治体、国等との連携とネットワークの構築」に県内市町村
の地域ごとの取組を盛り込んだほうが良い。
第5章の市町村との連携について、政令市においては、科
学技術活動が活発に行われているとの記述があるが、趣
旨が冒頭にある「産学公連携活動」などをさすのであれば、
「これらの(こうした)活動が活発に・・」とした方がわかりや
すいと思われる。
C
D
科学技術政策においては、その成果が行政区分を超えて展開されるた
め、地域限定の取組みを盛り込むことはいたしませんが、県内各地で展
開されている産学公連携活動や子どもたちの「理科離れ」対策などにおい
ては、市町村の役割が重要であることから、市町村と相互に連携・協調し
情報収集に努めるなど、今後の施策運営の参考とさせていただきます。
ここでの趣旨は、「産学公連携活動」にとどまるのではなく、政令市で行わ
れている科学技術に関する活動を指します。県内では、横浜市、川崎市
及び相模原市の3つの政令指定都市があり、これらの市とは、特区をは
じめとした事業において、連携をしております。今後も、3市と様々な分野
で連携を取りながら、科学技術に関する活動を推進していきます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号
(大学)
102
意見分類
意見要旨
4
県と大学は、日ごろからコミュニケーションを取っておくこと
が、お互いにとって、重要であると考える。包括連携協定の
枠組みなども利用しながら、ぜひ、定期的に大学の先生と
県との会議の場を設けていただきたい。
大学においても、国からの交付金が削減され、予算的にも
厳しく、研究事業の重点化を図っている。競争的資金など
の活用も積極的に行いたいと考えているので、連携可能な
分野において、ぜひ連携を強化していただきたい。
競争的資金などを獲得していくためには、いち早く情報を得
ることが重要である。有用な情報を得た際には、大学と相
互に協力して情報を共有していただきたい。
反映区分
C
103
4
104
4
105
4
大学の力を取り込んでください。
B
106
4
県内には大学がたくさんある。その力を取り入れてほしい。
B
107
4
県の機関だけでなく、県の取組みによって、大学や企業、
研究機関等が県民生活につながる機会が増えると、多方
面での活性化が期待できる。
B
C
B
県の考え方
科学技術政策を推進していくためには、大学との連携が非常に重要にな
ります。包括連携協定を活用しながら、共同研究や人材育成などに取り
組んでいきます。ご意見については、今後の施策運営の参考とさせてい
ただきます。
科学技術政策を推進していくためには、大学との連携が非常に重要にな
ります。国の施策が県内で実施されるよう努めるとともに、研究活動や成
果の展開にあたっては、大学等と連携しながら、国等の競争的資金を活
用していきます。
科学技術政策を推進していくためには、大学との連携が非常に重要にな
ります。研究活動や成果の展開にあたっては、大学等と連携しながら、国
等の競争的資金を活用していきます。ご意見については、今後の施策運
営の参考とさせていただきます。
本県が取り組む科学技術の活動が、より効果を発揮し、成果が社会に実
装されるため、大学をはじめ、企業、研究機関等の力の活用や連携を図
り、取組みを進めていきます。
本県が取り組む科学技術の活動が、より効果を発揮し、成果が社会に実
装されるため、大学や企業、研究機関等のアイデアの活用や連携を図
り、ネットワークの形成などに取り組んでいきます。これにより、大学等の
科学技術の成果が県民生活につながるよう図ってまいります。
(研究機関)
108
109
110
4
4
4
国立研究開発法人と県試験研究機関との共同研究などの
連携をさらに進めていただきたい。
海洋研究開発機構など国立研究開発法人で有している施
設は、外部開放も行っているので、県試験研究機関等での
利用のほか、大学や企業等にも周知すると良い。
大綱に国立研究開発法人の紹介を掲載するなど、県民に
各機関の周知の協力をいただきたい。
A
C
C
県内には、世界最先端の研究を行っている国立研究開発法人が複数あ
ります。県試験研究機関等との共同研究を推進するなど、国立研究開発
法人の活動の地域展開を促進していきます。
県内には、世界最先端の研究を行っている国立研究開発法人が複数あ
ります。国立研究開発法人で有している施設については、共同研究など
を推進することに活用していきます。また、大学や企業等への周知につい
ては、今後の施策運営の参考とさせていただきます。
国立研究開発法人の取組みにつきましては、夏休み期間中の科学イベ
ントを紹介する「サイエンスサマー」などを活用しながら周知していきま
す。また、大綱の附属資料に各機関の紹介を掲載することを検討してい
きます。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号
反映区分
意見要旨
県の考え方
県が力を入れている未病は、理研が進めている予防医療と
県内には、ライフサイエンス分野などで世界最先端の研究を行っている
つながるものがあるので、連携していくとよい。
理化学研究所や様々な大学等がありますので、理化学研究所と県試験
111
4
A
研究機関との共同研究や産学公連携活動の促進及び特区制度を活用し
た地域展開の支援を行いながら、連携をしていきます。
(県試等の機能強化)
112
5
県試験研究機関の機能強化を図ってほしい。
B
県試験研究機関では、若手をはじめとする研究職員の育成に取り組むと
県試験研究機関の研究の基礎力を強化してください。
ともに、シーズ探求型の研究を実施することなどで、研究機能の強化を
113
5
B
図っていきます。
研究者・技術者の考えを尊重しながら、テーマを掘り下げ
て、県試験研究機関の研究力のレベルアップをして欲し
B
114
5
い。
県試験研究機関が、それぞれの分野で予算を充実してほ
予算は、県の財政状況にもよりますが、県試験研究機関では、必要な予
115
5
C
しい。
算確保に努めてまいります。
産技総研では、神奈川発のイノベーション創出を支援するため、基礎研
何十年後にノーベル賞をとれるかもしれないので、先の先
究にも引き続き取組み、研究開発を推進します。また、県試験研究機関
を見据え、基礎研究にも予算を確保してください。
116
5
B
においては、基礎研究力の強化を想定したシーズ探求型の研究を実施し
ていきます。
(評価等)
取組みの成果を評価にするに当たっては、金額に換算する
施策の進捗状況を定量的に把握し、改善に結びつけるため、指標を定め
と分かり易い。
ることとします。その中で、県有知的財産等を活用した製品の売上高を設
117
5
A
けることとします。
指標を設定することは、成果がわかりやすくなり、とてもよ
施策の進捗状況を把握し、改善に結びつけるため、指標を定め、定量的
118
5
B
い。
に把握することとします。
119
5
定量的に把握する指標の作成に賛成。
B
(仕組み)
120
5
県は、規制緩和などの仕組みづくりを行ってほしい。
A
国家戦略特区などの特区を活用し、規制緩和により実証実験を促進する
121
5
研究しやすい環境づくりをしてほしい。
A
など科学技術活動を展開しやすい仕組みづくりを行っていきます。
122
5
県の役割として、仕組みづくりが重要。
A
(わかりやすい記載)
「科学技術活動」という文言について、一般的にわかりにく
策定の段階において、附属資料に、「用語の解説」のページを作成し、一
123
5
C
いため、定義や注釈を用いて説明したほうが良い。
般的にわかりにくい文言等を説明するようにします。
大綱を作るのなら、わかりやすく作ってほしい。
大綱は、県民の方に県の科学技術政策の方向性を示すものであり、可能
な限り平易な表現を用いるなど、わかりやすく作成するよう努めていきま
B
124
5
す。
意見分類
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号 意見分類
(その他)
125
126
127
128
5
5
5
5
129
5
130
5
意見要旨
AI(人工知能)分野の開発等は、人口減少フェーズに突入
した現状に鑑み、社会的に重要性を増していることから、他
県に先じた活動を期待する。
神奈川は、日本の縮図であると考えている。神奈川の諸課
題を解決することの延長が日本の課題を解決することにつ
ながる。県には、先進的なモデルとなるように取り組んでも
らいたい。
未病への取組みについては、「健康寿命日本一」などにつ
いての具体的なデータを示しつつ、目指すところや、今後の
方向性を具体的な形で示し、その実現のために、科学技術
政策としてどうすすめるのかを記載したほうが良い。
科学技術は、人々の生活から環境問題まで幅広く活用さ
れ、今日の課題解決に対しさらなる貢献が期待できるもの
と考える。
今後の地域発展の面からも本分野に関して積極的に推進
すると共に、情報の周知等地域と連携した活動を期待す
る。
企業も研究に多くの額を投資しているが、どうしても、早期
の結果が求められてしまう傾向にある。県や国は、すぐに
結果を求めるのではなく、派手じゃないところで、こつこつと
積み重ねるような取組みを進めていただきたい。
冒頭や総括のどこかに入れるなど、「地方創生」というワー
ドを打ち出すべき。温泉地学研究所や水産技術センターの
ある場所などは、まさに地方創生が注目されている場所で
ある。
反映区分
県の考え方
B
県では、神奈川の強みを活かして、AIとの親和性の高いロボットなどの開
発・実用化の支援やビッグデータ解析などを取り入れた施策などを展開
するとともに、ICTやAIなどを活用した最先端の科学技術によって社会基
盤を支える仕組みづくりなどを検討していきます。
B
A
B
B
A
神奈川県は、横浜や川崎などの大都市がある一方で、農業や漁業が盛
んな地域、人口減少や過疎化が進行している地域も抱えており、日本の
縮図といった様相を呈しています。本県では、地域課題の解決のため、ヘ
ルスケア・ニューフロンティアなど、先進的な取組みを進めていきます。
県では、「未病の改善」と「最先端医療・最新技術の追求」という2つのア
プローチを融合することにより、健康寿命日本一と新たな市場・産業の創
出を目指す「ヘルスケア・ニューフロンティア」の実現に向けた取組みを推
進しています。未病に対する科学技術政策の具体例については、施策例
で示していきます。
本大綱では、科学技術は、「人々の生活に豊かさをもたらし、新産業の創
出など経済の発展を促すとともに、地球環境問題や健康、福祉など、人
類の直面する多様な課題の克服に貢献するための手段となる」ものとし
ており、基本目標として、「『経済のエンジンを回す』ことによる地域経済の
活性化」や「県民生活の質の向上」を掲げ、市町村等県内関係機関と連
携を図りながら地域の発展に貢献していきます。
県試験研究機関等では、生活環境の安全確保や農産物などの品種開
発、中小企業に対するものづくり支援など、地域課題の把握や解決に向
けた研究やモニタリング・普及・実証活動などの取組みを進めていきま
す。
本県の人口は、2018年をピークに減少に転じることが見込まれておりま
す。このような背景の中、地域がそれぞれの特徴を生かして自立的で持
続的な社会を創生する「地方創生」が政策的課題となっております。そこ
で、「はじめに」に「地方創生」について言及することにより、「地方創生」に
資する取組みを進めることを明確にします。
意見の内訳(意見分類): 1 産業/2 生活/3 人材育成・情報発信/4 連携・ネットワーク/5 その他・全般
意見の反映状況(反映区分):A 素案に反映する意見/B 意見の趣旨が既に骨子案に反映している意見/C 今後の参考とする意見/D 素案に反映できない意見
番号
意見分類
131
5
132
5
133
5
意見要旨
大学誘致も大切なので行ってほしい。
反映区分
C
農業技術センターや畜産技術センターで新しい品種などを
開発したときは、おすすめのレシピを教えてほしい。
以前、国の「事業仕分け」が行われた際に、多くの科学分
野で予算の削減、見直しということがあったが、今後も日本
が世界を科学でリードするためには、リスクを恐れず積極
的に予算をとって取り組んでいくべきだと思う。
A
C
県の考え方
科学技術政策を推進していく上で、大学は非常に大きな役割を果たして
おり、本県では大学をはじめ、企業や研究機関と連携しながら取組みを
進め、人や企業を引きつける魅力あふれる神奈川を目指しています。
誘致につきましては、県として、科学技術政策を推進するために、「真」
に必要な場合には、新たな大学の誘致や学部の新設への支援などに取
組むなど、今後の施策運営の参考とさせていただきます。
新しい品種を開発した際には、今後も品種の特性や特徴、栽培方法と共
におすすめのレシピ等の利用法についても紹介していきます。
予算は、県の財政状況にもよりますが、県の総合計画である「かながわ
グランドデザイン」に掲げる「いのち輝くマグネット神奈川」の実現のため、
目指すべき将来の神奈川の科学技術の姿を基本目標として掲げ、人や
企業を引きつける魅力あふれる神奈川を目指していきます。