﹁ 栄養 士﹂ ﹁ 調理 員﹂

﹁ 栄養 士﹂
﹁調理員﹂
の教育理念である
﹁梅花教育﹂
にちなんだ﹁梅香ごはん﹂
、
市の特産品と子どもたちが収
穫したりんごを使った
﹁白い
ものりんごコロッケ﹂
など、
地産地消と食
育がコラボし
た献立で受賞
しました。
審査員の講
評 で は、
﹁子
どもが大喜び
する姿が見え
る﹂と、味も
然ることなが
ら、自校給食
による食育の
取組みにも高
い評価をいた
だきました。
自校給食に
携わる皆さん
の成果が形と
して表れた瞬
間といえます。
広報こもろ 平成29年 2 月号
3
【受賞献立】
(主食)梅香ごはん
(主菜)白いものりんごコロッケ
(副菜)ひじきとお豆のサラダ
( 汁 )信州サーモンのあったかかす汁
(果物)りんご
(飲物)牛乳
これまでの学校給食の
取組み、地域・家庭・学
校の連携した食育活動
の取組みが受賞につな
がったと思います。こ
れからも生産者の方の
思いを胸に、子どもた
ちとともに感謝し、給
食室のメンバーと心を
一つにして、おいしい
給食を作っていきます。
8
1
賞
受
賞
秀
優
最
東小学校
椙井栄養士・林調理主任
キーパーソンは、
理員は、学校給食衛生 成 年度に開催された
管理基準に基づき、安
﹁学校給食に長野県産
全な給食を提供するため、調
物を活用した献立コンクー
理作業の手順、時間、作業担
ル﹂
において、
市立東小学校が
当者を示した作業工程表と、 ﹁自由献立﹂
の部で
﹁最優秀賞﹂
食品の調理動向を示す作業動
を受賞しまし
線図を作成し、 日の動きを
た。昨年度で
全員で確認しています。
は、坂の上小
学校が
﹁課題
サラダの食材は、主に加熱
処理を行っていますが、いか
献 立﹂の 部 で
に食材の色や食感を残して提 ﹁優秀賞﹂
を受
供するかを考え、汁物も同様
賞しています。
にほうれん草などの葉物野菜
県内で毎年
の色や食感を残せるよう考え
開催される当
も良い影響を与えています。
て調理しています。また、温
コンクールは、
内に小中学校は、全部
給食に農産物を出荷する生産
で 校あり、各学校に
かなおいしいご飯を提供する
食育の促進を
﹁栄養士﹂
が 人ついています。 者の畑に子どもたちが出向き、 ため、学校でご飯を炊いてい
目的に開催さ
収穫体験をすることで、給食
ることも自慢の一つです。
れており、栄
﹁栄養士﹂の仕事は、毎日
で食べる食べ物がどのような
の給食の献立を組むこと、そ
養士、調理員
煮物・焼き物・揚げ物・デ
行程で作られているのかを学
して、より良い給食を提供で
ザートもほとんど手作りです。 がチームとな
ぶことができます。
きるように生産者︵農家・直
り、競い合い
児童・生徒へ安全でおいし
売所︶と旬な農産物の収穫状 栄 養 士 は、 子 ど も た ち の
い 給 食 を 提 供 で き る よ う、
ます。
﹁地産地
況について情報交換すること ﹁ 健 康 ﹂ を は じ め、
日々努力しています。
今年、小諸
消﹂
﹁食育﹂のため創意工夫
が主な仕事です。
市からは東小
をしています。自校給食の良
﹁地産
学校がエント
小諸の自校給食は、
さは、
﹁子どもたち一人ひと
地消﹂の取組みと密接に関係
リーをし、市
りの顔を見て、献立を組むこ
しています。地元生産者と協
とができる。
﹂言い換えれば、
力して﹁給食の地産地消﹂を
その日その日に子どもたちに
推進することが、農業生産の
最適な給食を提供できること
向上︵耕作放棄地対策︶や物
が強みだと栄養士の皆さんは
流システムの整備︵直売所の
言います。
活性︶につながっているから
です。栄養士と生産者の連携
は、子どもたちが学ぶ食育に
市
調
1
平
28
学校給食に長野県産物を活用した献立コンクール