平成28年10-12月期 地域経済産業調査概要

資料3
平成28年10-12月期 地域経済産業調査概要
(九州地域経済の動向)
平成29年1月24日
九州経済産業局
総務企画部調査課
【調査概要】
調査期間: 平成28年11月22日(火)~平成28年12月22日(木)
 ヒアリング対象企業数: 81社(機関)
(製造37、非製造34、その他10/大企業51、中小企業20、その他10)
<参考(全国)>
 ヒアリング対象企業数: 779社(機関)(全10地域合計)
(製造420、非製造293、その他66/大企業427、中小企業286、その他66)
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<全体の結果>
九州地域の経済は、持ち直している
(2期連続の上方修正)
【前回(7-9月期)調査:緩やかに持ち直している】
<個別の動向>
1.生 産
持ち直している
(2期連続の上方修正)
【同:持ち直しの動きがみられる】
2.設備投資 持ち直しの動きに一服感
(2期連続)
【同:持ち直しの動きに一服感】
3.雇用情勢 改善している
(9期連続)
【同:改善している】
4.個人消費 持ち直しの動きがみられる
(2期連続の上方修正)
【同:一部弱いながらも持ち直しの動きがみられる】
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1.生産 ~持ち直している~(前回調査:持ち直しの動きがみられる)
・ 『輸送機械』は、海外向けが引き続き好調なことに加え、新型車も好調で生産が増加。
・ 『電子部品・デバイス』は、スマートフォン用途等の受注が引き続き好調で生産増となり、熊本地震後の挽回生産でフル操業を継続してい
る企業もみられた。
・ 『はん用・生産用・業務用機械』は、半導体製造装置が国内向けで弱い動きがみられるものの、海外向けでは堅調に推移。また、空調機
器は国内での取替需要や環境規制への意識が高まる中国等からの需要が続いており、堅調な生産を継続。
・ 『素材関連』は、非鉄金属で半導体関連部品や建設資材関連製品の受注が多く、生産増。住宅設備機器は国内外向けともに好調に推
移。鉄鋼は国外需要の減少・原料炭価格の高騰等で収益悪化が続いている。
・ 『電気機械』は、国内向けの車載・家電用途の電気機器が引き続き好調。太陽光発電用途の電気機器が、製品価格の下落により収益環
境が悪化するも、国内外向けともに堅調な生産を続ける企業もみられた。
・ 『食料品』は、需要期にあたる飲料(酒類含む)や食肉加工では生産が増加。
○九州 11月IIP 110.8[速報値] (全国 同IIP99.9 [速報値] 前月比+1.5%)
・前月比
+ 3.4%(4か月連続の増加)
・前年同月比 +12.0%(4か月連続の増加)
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【生産に関する主な企業コメント】 (「増加・やや増加」は○、「変わらない」は→、「やや減少・減少」は▲)
【輸送機械】
○ 海外向けが引き続き好調なことに加え、新型車も好調で生産が増加。【輸送用機械器具製造業】
○ 国内外向け乗用車の販売が好調、生産台数も堅調に推移。【輸送用機械器具製造業】
○ 船舶用配管の塗装等の業務が今期は増加。【輸送用機械器具製造業】
▲ 需要が回復せず、生産台数が減少。【輸送用機械器具製造業】
【電子部品・デバイス】
○ 海外向けスマートフォン用途の受注が引き続き好調なことに加え、熊本地震後の挽回生産もあり、生産増。【電子部品・デバイス】
○ 海外向けスマートフォン用途の受注が好調で、年末年始も生産を行うほど生産が増加。【電子部品テ・゙バイス】
○ 熊本地震からの復旧後、生産は右上がりに回復。受注増で生産が追いつかず、フル生産状態が継続。【電子部品・デバイス】
○ 産業用空調機向け、車載向けともに好調。中国の生産拠点では旧正月を控えて前倒し生産も実施。【電子部品・デバイス】
【はん用・生産用・業務用機械】
○ 空調機器の取替え需要が増加し、フル生産状態が継続中。【はん用機械】
→ 半導体製造装置はフル生産状態を継続中。【生産用機械】
→ 船舶用内燃機関など当面の受注量は確保できているが、国内外で激しい価格競争が継続。【はん用機械】
→ 半導体・液晶関連製造装置は、東アジア地域向けが堅調に推移。国内向けは引き続き弱含んでいる。【生産用機械】
→ 空調機器は国内需要は低調、海外需要は堅調に推移。【はん用機械】
▲ 化学プラントのメンテナンス事業は概ね計画通りだが、好調だった前期の反動で生産減。【生産用機械】
【素材関連(化学、鉄鋼、金属、窯業・土石等)】
○ 半導体製造装置用部品、建設資材関連製品等の受注が多く、フル稼働の状態。【非鉄金属製造業】
→ 住宅設備機器は、国内はリフォーム・新築とも伸長。海外も堅調に推移。【窯業・土石製品】
→ 石油化学製品の内需(自動車部品向けプラスチック原料等)が好調なことに加え、中国への輸出も堅調でフル生産が継続。【石油製品・石
炭製品】
→ スマートフォン等向け半導体部品は品目によりばらつきはあるものの、厳しい状況が続いている。【窯業・土石製品】
▲ 国外需要の減少、原材炭価格の高騰と円高で、収益環境は更に悪化。【鉄鋼】
【電気機械】
○ 太陽光発電用途の電気機器は、製品価格の下落により利幅が減少しているものの、生産は国内外向けともに好調。 【電気機械器具】
→ 国内向けの車載・家電用途の電気機器は為替の影響を受けず、受注量に変動なし。【電気機械器具】
【食料品】
○ 鶏肉加工は今期が需要期にあたり生産増。【食料品製造業】
○ 酒類は今期が需要期であり高い生産水準を維持。高付加価値な酒類の輸出も好調。【食料品製造業】
▲ 野菜価格高騰の影響で調味料の需要が低下したこと等により、生産量がやや減少。【食料品製造業】
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2.設備投資 ~持ち直しの動きに一服感~(前回調査:持ち直しの動きに一服感)
・ 製造業では、『電子部品・デバイス』 『はん用・生産用機械』 『非鉄金属』等で増産のほか、『電気機械』で新商品開発に向けた投資も
みられたが、熊本地震の影響等で一部先送りする動きもみられた。
・ 非製造業では、集客・販売力強化のための店舗改装や、一部店舗におけるセミセルフレジの試験導入など人材不足に対応した投資を
行う動きがあったが、建設資材高騰や人材不足から新規出店を先送りした企業もみられた。
【参考指標】九州・沖縄 日銀短観
【参考】ヒアリング結果
(出所)日本銀行福岡支店「九州・沖縄 企業短期経済観測調査」平成28年12月14日発表資料
【設備投資に関する主な企業コメント】 (前年度比で 「増加」は○、「変わらない」は→、「減少」は▲)
《製造業》
○ 半導体増産のため生産設備を増強するなど、大幅に増額。【電子部品・デバイス】
○ 空調機器の生産能力増強が急務で、本社及び海外の工場の設備強化を予定。【はん用機械】
○ 半導体製造装置用部品の受注が好調で、増産に対応するため、設備投資額を増加。【非鉄金属製造業】
○ 医療機器製造部門のウェイトが高くなっており、新工場を建設予定。【プラスチック製品】
○ 新商品開発のための金型製造のほか、新たな生産設備導入を予定。【電気機械】
→ 熊本地震の影響で、当初計画していた設備投資を一部先送り。【生産用機械】
→ 前年度に大型投資を行った反動で前年を下回る見込み。【電子部品・デバイス】
▲ 造船産業の先行き不透明感もあり、事業拡大のための用地購入を先送り。【輸送用機械】
▲ パワー半導体材料の生産が一服していることから、設備投資時期を一部先送り。【化学工業】
《非製造業》
○ 開業記念に合わせ、集客用設備を大幅にリニューアル。【不動産】
○ 販売力強化のため、店舗の増床、改装を行う予定。【スーパー】
○ 人材不足に対応するためセミセルフレジの全店導入を検討しており、一部店舗で試験導入を実施。【スーパー】
○ 熊本地震の被害を受けた施設の修理や、インバウンドを意識した設備リニューアルを行うなど、増額予定。【観光】
→ 3年かけて各店舗の大規模改装を予定しており、計画通り進行中。【家電量販店】
▲ 新規出店を進めているが、建設資材高騰や人材不足の影響から一部出店を先送りした。【ホームセンター】
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3.雇用情勢 ~改善している~(前回調査:改善している)
有効求人倍率が過去最高値を記録するなど高水準で推移しており、製造業、非製造業ともに、人材不足が慢性化。不足した人材を正社
員の残業で対応するなど、依然として一部で求人が充足しない厳しい状態が続いている。
人材確保が困難な状況を踏まえ、機械化による作業の簡素化、生産性の向上、非正規社員の正社員化等に取り組む動きがみられた他、
テレワーク等を導入し働き方の多様性を推進する企業もみられた。
【参考指標】九州の有効求人倍率推移
有効求人倍率(平成28年10・11月1.29倍)は過去最高の水準。
(出所)各県労働局資料より九州経済産業局作成
【参考指標】九州・沖縄日銀短観 雇用人員に対する判断DIの推移
製造業・非製造業ともに不足超幅が拡大傾向で推移。
(出所)日本銀行福岡支店「九州・沖縄 企業短期経済観測調査」資料から九州経済産業局作成。
【雇用情勢に関する主な企業コメント】 (前年度比で 「不足」・「やや不足」は○、「適正」は→、「過剰」・「やや過剰」は▲)
<不足感あり>
○ 自動車生産の増加で、必要人員が増え、非正規社員が不足気味。不足分は正社員の残業で対応。【輸送用機械】
○ 熊本県内における建設業関係の技術者不足が慢性化している。【不動産】
○ 慢性的な人材不足で、今後、機械化による作業簡素化、生産性向上を図る予定。【食料品製造】
○ 人材確保が難しくなってきており、パート従業員の契約社員化・正社員化を進めている。【食料品製造】
○ 非正規社員の確保が困難なため、時給を上げるとともに、早めに求人を行い、募集期間を延ばす等の対応をしている。【百貨店】
○ 工事技術者の人材不足を補うため、施工力の高い企業との協業やM&Aを進めている。【その他】
○ 旅行業界は業務が煩雑なこともあり、非正規社員の離職率が高いため、非正規社員の正社員化を推進。【観光】
<適正>
→ テレワークの実施等、働き方改革を実施中。勤怠管理と情報管理が課題。【その他(人材派遣)】
→ 需要の変動が激しいため、状況に応じた人的リソースの分配が重要。【電子部品・デバイス】
<過剰感あり>
▲ 同業他社に比べ正社員比率が高く、正社員はやや過剰だが、非正規社員の不足を補うため残業が増加傾向。【スーパー】
▲ 今後の新規出店を見越して採用したため、現時点では正社員は過剰となっている。【ドラッグストア】
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4.消費 ~持ち直しの動きがみられる~(前回調査:一部弱いながらも持ち直しの動きがみられる)
・ 百貨店・スーパーでは、10月は天候不順の影響等により来客数が減少したものの、11月は気温低下により冬物衣料の動きがみられると
ともに、飲食料品等にも動きがみられた。
・ 観光レジャーは、海外はテロ事件等による影響が引き続きみられる。国内は「九州ふっこう割」で九州方面は前年を上回っているものの、関
東・関西方面から九州方面に切り替える動きもみられ、客単価が減少した。
・ 家電販売は気温低下からエアコン等の暖房商品に動きがみられた。
・ 自動車販売は、新型車や低燃費車が好調で増加している。
・ 住宅関連は、熊本地震の影響で戸建の建替えが増加しているほか、利便性の良い都市部のマンションも引き続き好調。
【参考指標】九州の消費関連データ
【参考】ヒアリング結果
H28年11月は、乗用車登録・届出台数は2か月連続の前年同月比プラス、旅行取扱高は
8か月連続、家電販売は3か月ぶりの前年同月比マイナス。
(出所)自動車販売協会、九州運輸局、九州経済産業局他
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【足下の消費に関する主な企業コメント】(前年同月比で「増加・やや増加」は○、「変わらない」は→、「やや減少・減少」は▲)
○ インバウンド消費は依然低調であるが、インポート・時計等の高額品の売上が増加。【百貨店】
○ 催事等の販促強化により、客単価も上昇してきており、売上も前年を上回っている。【百貨店】
○ 買上げ点数が増加し、客単価が上昇。海外からの来客数は熊本地震前の水準を超え、増加。【スーパー】
○ 集客目的の積極的な安売りをやめ、単価増となったことから、客単価が上昇。【ドラッグストア】
○ 競合店の増加で来客数は減少しているものの、園芸用品・日用品・暖房機器等の品揃えを強化し売上が増加。【ホームセンター】
○ 熊本地震の影響で増加した来客数は落ち着いてきたものの、前年に比べて建売より単価の高い建替えが増加しており、売上も増加。【不
動産】
○ 施設利用料金の増額改定・施設内消費額の増加により、売上増加。【その他】
→ コストの削減(広告費の削減、惣菜等の本社工場での一括加工等)に努めており、営業利益は引き続き好調を維持。【スーパー】
→ 訪日外国人は増加しているものの、競合施設も増え、過去最高の来場者数を記録した前年には及ばず平年並みを推移。【不動産】
→ 利便性の良い分譲マンションは好調であるが、都市部では地価の高騰等で販売価格が上昇する中、他社販売物件との競合もあり、来客数
が減少。【不動産】
→ ハイブリッド車を中心に堅調な売上を継続、今後発売予定の新型車の予約も好調。【卸売・小売業】
▲ 天候不順の影響による来店客の減少に加え、前年の地元プロ野球チームの優勝セール等の反動もあり、売上減少。【百貨店】
▲ 天候不順の影響で来店客がやや減少したほか、ボリュームゾーンの衣料品など不要不急な商品の動きが鈍く、売上が減少。【百貨店】
▲ コンサートチケットや飲食料品は好調だが、その他の商品は同業他社との競争が激しく、やや動きが鈍い。【コンビニ】
▲ 足元では暖房器具などに動きがみられるものの、全般的には、特に話題となるような商品もなく、客数が減少し、商品単価も低下傾向に
ある。【家電量販店】
▲ 「九州ふっこう割」第2段では割引率が落ち、消費者の反応が弱いものの、前年を上回っている。依然、関東・関西方面の高額商品も伸び
悩んでいる。【観光】
▲ 欧州方面はテロの影響が引き続きみられる。個人旅行に関しては、店頭予約から旅行予約サイトでの予約にシフトしており、来客数が減
少。【観光】
【先行き(1-3月期)の消費に関する主な企業コメント】 (3か月後「上昇」は○、「変わらない」は→、「減少」は▲)
○ 春休みで旅行者が増加し、売上げ増加となる見通し。【観光】
○ 灯油の需要期にあたり、販売量が増加する見通し。【燃料小売】
○ 新型車投入と年度末セール等の影響により、売上増を見込む。【自動車小売】
○ 学生旅行のピークを迎え、客単価は下がるものの、旅行者が増加し、売上が伸びる見通し。一方で、「九州ふっこう割」の割安感になれた消
費者が、通常価格に戻る1月以降の旅行を手控える傾向にあり、危機感を抱いている。【観光】
→ 1月はクリアランスセール、3月には入学・就職関連需要による消費の盛り上がりが期待され、好調な状態が継続。【百貨店】
→ 高品質商品の充実、価格訴求力の強化、個食対応等を進めるも、当面は客単価や売上に大きな変化はみられないと想定。【小売】
→ 引き続き、建売りより単価の高い建替えが増加することが見込まれる。【不動産】
▲ 1年を通してみると、傾向的には客数が減少し、売上金額が減少すると想定している。【ドラッグストア】
▲ 1-3月期は例年売上が低迷する時期であり、売上はやや減少の見込み。【コンビニ】
▲ 毎年2月は気温が低下する中、来客数の減少等消費が低迷する時期。プレミアムフライデーによる後押しを期待。【ホームセンター】
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▲ 客単価の変化はないと思うが、「九州ふっこう割」の終了で売上減少を見込んでいる。【観光】
《参考》景況感、先行き
【足下の景況感に関する主な企業コメント】(「改善・やや改善」は○、「変わらない」は→、「やや悪化・悪化」は▲)
○ 熊本地震以降、生産は右肩上がりに回復し、フル生産状態を継続。【電子部品・デバイス】
○ 空調機器の取替え需要が増加し、フル生産状態が継続中。売上が大幅に増加し、業況が改善。【はん用機械】
○ 自動車部品が引き続き好調なことに加え、住宅設備部品等の生産も増加するなど、業況が改善。【金属製品製造業】
○ 熊本地震の復興需要で家電やインテリアの動きが良く、売上を押し上げているほか、冬物商品の売れ行きも良い。【スーパー】
○ 製造業への派遣事業は自動車関連を中心に派遣社員の増員要請を受け、好調に推移。【人材派遣】
→ 原材料価格が高騰する一方、他社との激しい競争でなかなか製品価格の見直しが進まず、マージンが急速に低下。【鉄鋼】
→ 売上は前期と変わらないが、「九州ふっこう割」の影響で単価が低い商品の販売が増え、業績は前年比マイナス。【観光】
→ 石炭・石油化学製品は、国内外での需要低迷と原油価格下落による激しい価格競争が続いており、厳しい事業環境が続いている。【化
学】
▲ 熊本地震の復興需要は9月でピークアウトし、売上減少により収益が悪化。【不動産】
【先行き(1-3月期)に関する主な企業コメント】(3か月後「改善・やや改善」は○、「変わらない」は→、「やや悪化・悪化」は▲)
○ 国内外向けの薬品原料の受注が好調で、円安の影響もあり収益環境は改善する見込み。【化学】
○ 新型車の販売が本格化し業況が改善すると想定。加えて、エコカー減税対象車縮小の動きがあり、駆け込み需要が期待される。【自動車小
売】
→ 震災以降、受注を断るほど供給が追いつかない状態が続いており、しばらくはフル生産状態が続くと予想。【電子部品・デバイス】
→ 国内需要にあまり良い兆しがなく、中国が牽引している海外需要に期待。【はん用機械】
→ 建築用鋼材需要に底堅さが出始めているが、販売マージンが不透明で、先行きも厳しさが続く見通し。【鉄鋼】
→ パワー半導体材料については、当面の間一服した状態が継続すると見込んでいる。【化学工業】
→ 半導体・液晶関連製造装置は、海外での案件は底堅いものの、国内は新規投資も少なく、今後も弱い動きが続くと思われる。【はん用機
械】
→ 消費マインドが今ひとつ盛り上がらない中、大きな変動要因もなく、当面の間は横ばい傾向が継続するものと想定。【飲食料品】
▲ 自動車分野の回復が期待されるが、国外需給環境や販売マージンが依然不透明で、原料炭高騰の影響も加わり若干悪化の見通し。
【鉄鋼】
▲ 気温が下がり、来客数が減少する時期であり、季節的な要因で業況が悪化すると見込んでいる。【ホームセンター】
▲ 「九州ふっこう割」が終了することに加え、「九州ふっこう割」による観光需要の先食いなども想定され、業況悪化を見込んでいる。【観光】
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