平成29年1月25日 主 税 局 固定資産税等の軽減措置について 1 民有地を活用した保育所等整備促進税制の創設 待機児童の解消に向け、民有地を活用した保育所等の整備促進を税制面か ら支援するため、23区内において、保育所等のために有料(※)で貸し付け られた土地のうち、一定の要件を満たすものについて、固定資産税及び都市 計画税の減免措置を新たに講じることとします。 制度の詳細は、別紙1のとおりです。 ※ 自己所有又は無料貸付の場合は、今回創設する措置の対象とはならず、 既存の非課税措置又は減免措置の対象となります。 2 固定資産税等の3つの軽減措置の継続 以下の各軽減措置について、平成29年度も継続することとします。 ⑴ 小規模住宅用地に対する都市計画税の軽減措置 ⑵ 小規模非住宅用地に対する固定資産税・都市計画税の減免措置 ⑶ 商業地等に対する固定資産税・都市計画税の負担水準の上限引下げ措置 なお、3つの軽減措置の概要は、別紙2のとおりです。 ○ 2⑴及び2⑶については、平成29年第一回都議会定例会に東京都都税条 例改正案を提出する予定です。 (問合せ先) 主税局税制部税制課 03-5388-2949 (別紙1) 民有地を活用した保育所等整備促進税制の内容 税目・手法 固定資産税及び都市計画税の減免 次の要件をいずれも満たす土地 ⑴ 以下のいずれかの用途に供されていること 減免対象 ・ ・ ・ ・ ・ 認可保育所 認定こども園(幼保連携型・保育所型・地方裁量型) 認証保育所 小規模保育事業所 事業所内保育事業所(利用定員6人以上) ⑵ 上記⑴の設置者に有料で貸し付けられていること (所有者が設置者に直接貸し付けている場合に限る。) ⑶ 平成28年11月1日から平成33年3月31日までの間に、 以下の①・②がいずれも行われたこと ① 当該土地に係る賃貸借契約を新たに締結 ② 上記①の契約締結後、保育所等を新規開設 減免割合 減免期間 10割 5年度分 (新規開設日の翌年の1月1日を賦課期日とする年度分から適用) 減収見込額 ※ 約6億円(減収額が最大となる平成33・34年度) 対象は23区内の土地です。 (別紙2) 固定資産税等の3つの軽減措置の概要 対 象 小規模住宅用地 経 ○創設 緯 昭和63年度 ○目的 面積 200 ㎡までの 部分 小規模非住宅用地 都市計画税 商業地等 ○創設 平成14年度 固定資産税 ・過重な負担の緩和 ※ 都市計画税 2割 ・中小企業の支援 ○創設 平成17年度 ○目的 負担水準が65%を 超える商業地等 1 2 ・過重な負担の緩和 ○目的 面積 400 ㎡以下の 土地のうち 200 ㎡ までの部分 軽減の割合等 ・負担水準の不均衡を是正 ・過重な負担の緩和 対象は23区内の土地です。 固定資産税 都市計画税 負担水準65% に相当する税額 まで軽減
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