報道機関 各位 記者発表資料 旧埼玉県立岩槻特別支援

報道機関
各位
記者発表資料
平成 29 年1月 26 日(木)
問い合わせ先:環境対策課
担当:武井、永堀
電話:829―1330
内線:3136
旧埼玉県立岩槻特別支援学校の石綿除去工事における
石綿濃度測定結果について
旧埼玉県立岩槻特別支援学校(さいたま市岩槻区馬込 2426-1)の石綿除去工事にお
いて、
「さいたま市生活環境の保全に関する条例(以下「市条例」という。)」で定める
石綿敷地境界基準を超過しましたのでお知らせします。
1 石綿除去の概要
・作業期間:平成 29 年1月 24 日(火)から平成 29 年1月 25 日(水)
・工事発注者:埼玉県(都市整備部営繕課)
・工事受注者:富士建設工業株式会社
・施工方法:ウォータージェット工法(水圧によりかきとる工法)による煙突内壁
の石綿含有断熱材除去作業
2
経緯
1 月 24 日(火)、さいたま市が、旧埼玉県立岩槻特別支援学校の煙突用石綿含有
断熱材除去工事において、当該建築物等の敷地境界 2 地点で大気中の石綿濃度を測
定しました。
同月 25 日(水)に測定結果が判明し、1 地点において市条例で定める敷地境界基
準(大気1リットルあたり 10 本以下)を超過し、大気1リットルあたり 13 本の石
綿が検出されました。
なお、原因につきましては、現在、工事受注者による調査が行われています。
3
市の対応
本日、現場調査等を行い、埼玉県及び工事受注者に対し、作業を中断して早急な
原因究明と対策等を指示いたしました。
(指示事項)
・周辺住民への周知等を行うこと。
・石綿除去作業が行われた場所について、石綿専用清掃器具を用いて速やかに清
掃すること。
・基準超過の原因を調査し、再発防止策を徹底すること。
<参考>
世界保健機構(WHO)による評価書(環境保健クライテリア)では、「1リッ
トルあたり 10 本以下であれば健康リスクは検出できないほど低い。」とされてお
り、本件の基準超過は一時的なものであることから、周辺住民への影響が生じるお
それは少ないと考えられます。