随時募集版 平成28年度 府中市特産品開発事業補助金 募 集 要 領 平成29年1月 府中市 随時募集版 1 制度の目的 本制度は、本市の地域資源を活用し、本市の魅力を全国に発信することが見込ま れる特産品の開発又は改良を行う事業者に対し、その事業に係る費用の一部を支援 することにより、本市の産業の振興を図ることを目的としています。 2 補助対象者 ⑴ 市内に事業所を有する法人 ⑵ 市内に住所を有する個人 ⑶ 市内に住所を有する個人により組織された団体 3 応募要件 ⑴ 補助事業を完了できると認められる事業実績があること。 ⑵ 市税等の滞納がないこと。 【留意事項】 ① 「補助事業を完了できると認められる事業実績」とは、申請日までに加工 食品を開発し、販売したことがある場合などをいいます。 4 補助事業 補助金の交付対象となる事業は、特産品の開発又は既存商品を改良して特産品とす る事業で、かつ次の要件を満たす事業です。 ⑴ 開発又は改良した特産品を製品化し、商品として市内で販売すること。 ⑵ 販売に際しては、本市を象徴する表示を行うこと。 【留意事項】 ① 「特産品」とは、市の地域資源(原則として市内で生産・製造された農産 ② ③ ④ ⑤ 物や府中味噌のような加工食品など)を活用した加工食品で、本市の名(魅 力)を全国に向けて発信することが見込まれる商品をいいます。 既存商品とは、すでに市販されている商品のことをいいます。 既存商品を改良して特産品とする事業について、食品自体に改良がなく、 パッケージやラベル等を改良するような場合は、これに該当します。 既存商品を改良して特産品とする事業は、最大2回まで補助金の交付を受 けることができます。 特産品は、 「容器に入れたもの、又は包装されたもの」をいい、製造若しく は加工したものを直接販売する場合や設備を設けて飲食させる場合は除き ます。 1 随時募集版 ⑥ 補助事業の実施期間の開始日は、補助金の交付決定日以降とし、完了日は、 製品化し販売した日以降の日としてください。 ⑦ 補助事業は、平成29年3月31日までに完了してください。 ⑧ 試作品の販売はできません。展示会等への出展、性能評価、品質評価など のために、無償で貸与、消費(試用、試食)等をすることは可能です。 ⑨ 開発(改良)した特産品の販売は、市内の小売店等の常設店舗で販売して ください。 ⑩ 「本市を象徴する表示」は、申請者の創意工夫で決定していただきますが、 例として、製品の名称に「府中」という単語を入れる場合やパッケージデ ザインに本市の食材を使った商品であることを表示する場合などが該当し ます。詳しくは、ご相談ください。 5 補助対象経費 補助対象経費は、補助金の交付の決定を受けてから補助事業の完了までに発生した 次の経費とします。ただし、消費税及び地方消費税相当額は除きます。 なお、次の経費をすべて申請する必要はありません。いずれか 1 つの経費でも申 請は可能です。 細目 対象となる経費 本市内で生産される農産物、畜産物、水産物及び 加工食品を試作品の原材料に使用する場合の費用が 対象です。 試作品の製作に要する原材 試作品の製作に必要なもののみが対象で、販売す 料費 る製品に使用することはできません。 未使用残存品の購入費用も対象になりません。 また、製造を他の事業者等に委託する場合も対象 になりません。 補助事業の実施に必要な指導・助言等を受けるた めに依頼した専門員等に支払われる謝金及び派遣旅 専門員・指導員等への謝金 費が対象です。ただし、専門員・指導員等は、補助 及び派遣旅費 事業の実施のために必要なノウハウ・実績等を有す ると市長が認める者でなければなりません。 品質検査の経費及び栄養成 賞味期限等の設定のため、検査機関に検査分析を 分の分析等に要する経費 委託する場合の費用が対象です。 2 随時募集版 登録商標等に要する経費 補助事業の実施に必要な特許権、実用新案権、意 匠権、商標権を取得するために支払われる次の費用 が対象です。 出願料、登録料、特許料、審査請求手数料、技術 評価請求手数料、弁理士等の費用、電子化手数料 パッケージデザインやネーミング等の制作・改良に 商品のパッケージ、ラベル 要する経費。パッケージ自体の製作費は、試作品に 等の製作に要する経費 用いるものに限定し、製品化した商品に用いるもの は対象になりません。 テレビ、新聞、雑誌等への広告掲載に要する費 用。パンフレット、チラシ、POP、のぼり旗等の 販売促進に係る広告及び宣 販売促進に関するものの製作費。※既存の広告掲載 伝に要する経費 に関する経費、パンフレットの増刷等に要する経費 は除きます。 【留意事項】 ① 本制度の補助対象経費と同一経費について、公的機関から他の補助金等の 交付を受ける場合は、補助対象になりません。 ② 交付決定日よりも前に発注、購入、契約又は事業完了後に検収、支払い等 を実施したものは対象になりません。 ③ 補助対象経費は、補助事業に使用したことが明確に区分されており、かつ 書類によって金額等が確認できるもののみが交付対象になります。 ④ 金融機関などへの振込手数料、借入金などの支払利息は対象になりません。 ⑤ 対象経費の発注・支払いの対象期間のイメージは資料1のとおりです。な お、開発・改良した商品の販売後に発生する経費で、補助対象として認め られるものは、 「専門員又は指導員等への謝金及び派遣旅費」のうち販売促 進に必要な経費及び「販売促進に係る広告及び宣伝に要する経費」に限り ます。 3 随時募集版 資料1 補助対象経費の試作~製品化~販売までの対象期間イメージ 6 補助率等 補助率、補助限度額は次のとおりです。補助対象経費の合計額に補助率を乗じて 得た額以内の額。この金額に千円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた 額が補助金の額となります。 補 7 助 率 2分の1 補 助 限 度 額 20万円 応募手続等の概要 ⑴ 応募期間 随時。 ⑵ 提出書類 書類の名称 書類の説明 ①府中市特産品開発事業補助金 交付申請書 (別記様式第1号)を使用してください。 ②事業計画書 (別記様式第2号)を使用してください。 ③収支計算書 (別記様式第3号)を使用してください。 4 随時募集版 ④食品衛生法による許可書又は 届出書の写し ⑤補助事業を完了できると認め られる事業実績を証明する書 類等 申請日までに加工食品を開発し、販売した 実績を証明できる書類、商品のパンフレッ ト、現物等。 ⑥市税等の滞納がないことを証 明する書類 市税の完納証明書又は市税等納付状況照会 同意書を提出してください。団体の場合 は、団体の代表者に関する書類を提出して ください。 ⑦団体の場合、団体の規則や構 左の書類において構成員の住所の記載がな 成員の名簿など団体の存在及 び活動内容を証明できる書類 い場合は、それが分かる書類を提出してく ださい。 ⑶ 審査及び採択 ① 採択方法 市の審査により決定します。 必要に応じて、ヒアリングを行う場合があります。 ② 審査基準 次の基準により、審査します。 市との関連性(名称、使用する原材料など) 計画性(製品化までの計画性) 新規性(既製品に比べて、どのような新規性があるのか) 市場性(ニーズ、販路) 展開性(事業完了後、どのように商品を展開していくのか) ③ 審査結果の通知 採択の決定後、審査結果を通知します。 ⑷ 補助事業の実施等 ① 補助金の交付決定 採択した案件の申請者に対して、市から府中市特産品開発事業補助金交付 決定通知書(別記様式第4号)を送付します。 補助事業終了後の補助金額の確定に当たっては、原則として、支払い先、 支払い金額、支払い内容等が明確に分かる領収書や銀行の振込依頼書などの 書類が必要になります。 補助事業の実施に係る経費は、他の事業等と区別して整理してください。 区分が不明瞭な場合、支払いの内容が不明確な場合は、補助金を交付しな い場合があります。 ② 補助事業の変更 5 随時募集版 補助事業の内容(事業計画の内容、経費の配分など)を変更しようとする ときや、補助事業を中止・廃止しようとするときは、あらかじめ府中市特産 品開発事業(変更・中止・廃止)承認申請書(別記様式第5号)に必要書類 を添付して申請し、承認を受けてください。ただし、交付決定額の変更(増 額はできません)が20%以内で、かつ、補助対象経費の相互間における流 用の場合は、変更申請の必要はありません。 ③ 補助金の交付決定の取り消し 次の各号のいずれかに該当する場合は、補助金の交付の決定を取消しま す。 ア 本制度の要綱の規定に違反したとき。 イ ウ 補助金の交付決定の内容又はこれに付した条件に違反したとき。 偽りその他不正の行為により補助金の交付を受け、又は受けようとし たとき。 エ 補助金の交付の決定を受けた特産品の開発又は既存商品の改良が困難 となったとき。 オ 補助事業が補助金の交付の決定に係る会計年度内に完了しないとき。 カ 補助金の交付を受けて開発した試作品を販売し、販売代金を得たと き。 キ その他補助金の交付の決定について適当でない事実が明らかとなった とき。 ④ 実績報告書の提出 補助事業者は、補助事業が完了したときは、府中市特産品開発事業実績報 告書(別記様式第8号)に次の書類を添付して、提出してください。 ア 事業実績書(別記様式第9号) イ 補助対象経費の支払いを証明する書類(例:領収書、銀行の振込依頼 書等) ウ 補助事業により開発又は改良された特産品等(例:製品の写真、パン フレット、現物等) エ 補助事業の成果を説明する補足資料(製品化までの過程、製品の販売 等の状況が分かる写真等) オ 支払った経費が補助対象経費に該当することを証明できる書類(補助 対象経費に応じて、その支出の内訳が分かる書類が必要です。例えば、 「試作品の製作に要する原材料費」の場合は、納品日、数量、生産者等 が確認できる書類、「専門員・指導員等への謝金及び派遣旅費」の場合 は、その者が補助事業の実施に必要なノウハウ・実績等を有する者であ ることが確認できる書類、謝金と派遣旅費の内訳など) カ 市の地域資源を活用していることが確認できる書類等 ※実績報告書は、補助事業完了後30日以内に提出してください。ただし、 6 随時募集版 補助事業完了後30日以内であっても、平成29年3月31日までには提 出ください。 ⑤ 補助金の確定、支払い 実績報告書の内容の審査を行い、補助金額を確定し書面により通知しま す。審査のため、現地調査等を行う場合があります。 補助金の支払いについて、補助金額の確定後、府中市特産品開発事業補助 金交付請求書(別記様式第11号)により請求してください。 ⑥ 補助金決算効果報告書の提出 事業年度終了後、2ヶ月以内に事業実績及び収入支出決算を補助金決算効 果報告書により報告してください。 ⑦ 補助金の申請にあたっては、府中市特産品開発事業補助金交付要綱を確認 のうえ、申請してください。 ⑧ 書類の保存 補助対象に係る経費については、収支の事実が確認できる書類を整理し、 交付年度終了後10年間保存しなければなりません。 ⑨ 府中市補助金交付規則(昭和57年8月1日規則第16号)、府中市特産 品開発事業補助金交付要綱及び本募集要領に定めるもののほか、本補助金の 交付に関して、市が必要に応じて指示する事項に従ってください。 8 申請書等提出先及び問い合わせ先 府中市役所建設産業部産業振興課 ℡ 0847-43-7191、fax 0847-46-3450 〒726-8601 府中市府川町315番地 7
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