無理のない安全な作業で競走馬の 飼養管理をお願いいたします。

当署管内の競走馬飼養管理施設における、平成28年休業4日以上の労働災害は、12月末
日現在で77件(全業種の25%)発生しているところであり、平成27年に比べ34件(3
1%)減少している状況にあるものの、昨年1年間で6件の災害が発生している施設があるこ
とから、今後も油断はできない状況です。
休業災害が発生しますと、労働者やご家族の生活に影響が出ることは基より、貴重なマンパ
ワーが欠けることによって、競争馬の調教・育成等に影響が出ることも懸念されます。
このため、当署では、JRA等の関係団体と定期的に労働災害防止について協議するほか、
平成28年から始めた新たな取り組みとして、競走馬飼養管理施設に直接お伺いすることによ
り、当署の労働災害防止に対する熱意を伝え、今後も積極的に競走馬を起因とする労働災害を
減少させていきたいと考えております。
つきましては、各施設におかれましても、関係労働者の安全確保を徹底され、積極的に労働
災害の減少に臨まれるようお願いいたします。
平成28年発生分(速報値)について、裏面にグラフを掲載しましたのでご参考にして下さ
い。
無理のない安全な作業で競走馬の
飼養管理をお願いいたします。
落馬にご注意下さい。
早朝時間帯に多発傾向にあります。