第38回キヤノンHTA研究会記録

医薬経
経済・イノベ
ベーション評
評価研究会(略称:キヤ
ヤノンHTA研究
究会)
2016年1
1月13日(水
水)開催 第3
38回研究会 議事録
講演「TPP と日本」
キャノン
ングローバル
ル戦略研究所
所研究主幹・ 経済産業研
研究所上席研究
究員
農学博
博士
山下 一仁
昨今話
話題の TPP について基礎
に
礎からわかり やすく説明いただいた。
。食の安全性
性や医療につ
ついて、
巷で流布
布している論
論議の多くが
がまだ誤解に
に基づいており、政府によるさらなる
る説明が必要
要である
と考えら
られた。取り
り上げられた
た論点は以下
下の通りである:
1. TPPP 交渉参加 12 カ国の経済
済規模は 31000 兆円で、世界全体の 4 割を占める
る。
2. TPPP 経済圏の市
市場規模(人
人口)は 8 億
億人で世界全体の 1 割を占める。
3. 食の
の安全を軸と
とする TPP 反対論は誤解
反
解によるとこ
ころが大きい。
4. TPPP 加入により
り他国の市場
場へのアクセ スの増加が期待でき 新たなビジネ
新
ネスチャンス
スが生ま
れる
る。
5. 減反
反による国内
内の保護は結
結果として農
農業の衰退を
を生む。国際的
的な競争力を
を助長してい
いくべき。
催予定は 2 月 17 日
次回開催
文責:研究会
会メンバー 山部薫
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