論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨

(様式 5- 2)
氏
名
論文名
元野一生
コンテナ・ターミナルにおけるトレーラーの交通特性と
ゲートの効果的な運用に関する研究
論文調査委員
主査
九州大学
教授橋本典明
面!査
九州大学
教授塚原健一
副査
九州大学
教授矢野真一郎
論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨
本研究は,コンテナ・ターミナルにおいてトレーラーに一定程度の書類不備車両( IDT)の混入
があり,それがゲート処理時間に影響を及ぼしている場合には, IDT除去がゲート混雑緩和に有効
であることを定量的に示すとともに新たなゲート混雑対策として提案し,さらに IDT除去のためト
レーラー運転手の協調行動を誘導する仕組みの構築を提案したものである.これは,国内外のコン
テナ・ターミナルのゲート混雑の緩和に大きく貢献するものであり,港湾工学上価値ある業績であ
ると認める.