御案内:PDF - 公益財団法人 酒井CHS振興財団

第3回(平成29年)労災遺児等
奨学生募集の御案内
平成29年1月23日
公益財団法人
酒井CHS振興財団
第3回(平成29年)労災遺児等奨学生募集の御案内
平成29年1月23日
公益財団法人
酒井CHS振興財団
当財団は、平成27年度から、労災遺児等である学生の方々を学業及び生活の両面から支援することを目
指して奨学金の給付事業を開始いたしました。
(注) 「労災遺児等である学生」とは、次の①から③までに掲げるいずれかに該当
する学生をいいます。
① 労働災害で死亡した労働者の子である学生
② 労働災害で障害者又は傷病者となった労働者の子である学生
③ 労働災害で障害者又は傷病者となった労働者本人である学生
このたび、本年の労災遺児等奨学生を、下記により募集することといたしましたので、御案内いた
します。
つきましては、関係の学生の方及び学校の担当者の方並びに団体の担当者の方におかれましては、
それぞれ御承知の上、本募集の周知とともに、奨学生の応募につきよろしく御配意、お取り計らいを
頂きたくお願い申し上げます。
なお、当財団は、平成27年10月28日から公益財団法人としてのスタートを切りました。
当財団の奨学金制度の特色
1
当財団の奨学金給付制度は、労災遺児等である学生(既にほかの団体等から奨学金を受けてい
る学生を含みます。)の方が、例えば、次の①から④までに掲げるいずれかの事情から、学費の
確保又は補充を必要とされている場合において、その学生の方を、1年間・給付(返済不要)の
奨学金の支給により機動的に支援するものです。
なお、当財団の奨学金を既に受けた労災遺児等である学生の方が、なお厳しい経済状況に陥っ
ている場合には、再度、当財団の奨学金に応募することができます。
①
進学すること等になったが、奨学金が未だ決まっていないので、奨学金を受けたい。
② ほかの団体等から受けている奨学金(給付及び貸与のいずれかを問わない)だけでは学費が
足りないため、「追加の」奨学金を受けたい。
③ 家庭の経済事情が悪化したが、一般の奨学金の申込時期でない等のため、「応急の」奨学金
を受けたい。
④ 一般の奨学金を申し込んだが、受けられなかったため、次の申込時期等までの間の「つなぎ
の」奨学金を受けたい。
1
2
当財団の奨学金給付事業は、ほかの団体等が行う奨学金事業が、通常、「年度ベース」で実施
されるものであるのに対し、労災遺児等である学生の方の事情に応じて機動的に支援することを
目的とする、通年ベースで実施するものですので、毎年、定員の状況に応じて2回募集し(定員
の残がない場合には、第2回目の募集は取り止めます。)、それぞれ奨学生を決定した上、奨学
金の給付を行います。
また、労災遺児等である学生の方が、次回に当財団奨学金を受けたいときは、その応募の希望
を、募集期間外であっても、当財団に登録することができます。
なお、登録した学生の方には、次回の募集開始前に募集の御案内(申込書等を含む。)を送付
します。
記
1
奨学金給付制度の周知
当財団の奨学金制度等の概要については、当財団のホームページを御覧いただきますと、お分か
りいただけます。
なお、独立行政法人日本学生支援機構のホームページでも登録・紹介されています。
2
奨学生の募集のための周知及び募集
奨学生の募集に向け、「第3回(平成29年)労災遺児等奨学生募集の御案内」(以下「平成2
9年募集の御案内」といいます。)を作成した上、これを、募集のための周知期間、募集期間を通
して、当財団のホームページに掲載するとともに、学校、関係団体及び入手希望の方に配布いたし
ます。
また、奨学生を募集している期間、平成29年募集の御案内に関し、添付書類、申込書の記入方
法等についての関係の学校、学生、関係団体等からの御質問等にお答え等いたしますとともに、応
募を勧奨させていただきます。
募集回数
募集のための周知期間
募集期間
第1回目の募集
1月 ~ 3月
2月 ~5月(注)
第2回目の募集
7月 ~ 9月
8月 ~11月
(注)第1回目の募集期間は、5月12日までです。
3
応募資格
労災遺児等である学生で、奨学金に応募できる者は、次の①から③までに掲げるすべての条件に
適合する方です。
① 日本国内にある高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)、高等専門学校、短期大学、大
学又は大学院に在籍していること
(注) 学校教育法第1条に規定されている学校に限りますので、専門学校等を除きます。
② 学術優秀、健康かつ品行方正であること
③ 経済事情により学費の支弁が困難であること
2
4
募集人数
募集回数
募集の人数
第1回目の募集
定員である30人
第2回目の募集
①
第1回目の奨学生の人数が募集人数に達したときは、中止します。
②
第1回目の奨学生の人数が募集人数に達しなかったときは、第1回
目の募集人数から、第1回目の奨学生の人数を引いた人数
5
奨学金給付の内容
奨学金給付の対象となった奨学生の方は、次の(1)から(4)までに示すところにより奨学金
の支給を受けることになります。
(1) 奨学金の種類: 給付(貸与ではありませんので、返済は不要です。)
(2) 奨 学 金 の 額: 月額3万円(総額36万円)
(3) 支 給 の 方 法: 原則として、銀行等への振込みにより行います。
(4) 支給の開始時期及び期間
6
回数
奨学生の決定
支給の開始時期
支給の期間
第1回目の奨学生
5月
4月
4月~翌年3月までの1年間
第2回目の奨学生
11月
10月
10月~翌年9月までの1年間
応募の方法
(1)上記3の応募資格に適合する学生の方は、平成29年募集の御案内付属の様式1「奨学金受
給希望申込書」(以下「申込書」といいます。)の「1 応募学生の方の記入欄」に所定の事
項を記入して、「2 記入済み申込書に添付していただく書類」の関係のものを添え、在籍し
ている学校の担当者に提出してください。
(2)学生から申込書等を受け取られた学校の担当者の方におかれては申込書の「3 在籍学校の
担当者の方の応募学生についての記入欄」に所定の事項を記入していただいた後、添付書類の
関係のものを用意された上、様式2「奨学金受給希望学生推薦書」(以下「推薦書」といいま
す。)の作成を推薦者に依頼していただき、応募のための書類一式を当財団にご送付ください。
(注)応募は、必ず在籍する学校を通じて行ってください。学生からの直接の応募は受付いたし
ません。
3
7
応募の受理
申込学生の在籍学校から提出された申込書及び添付書類並びに推薦書について、当財団において、
必要に応じ、申込学生本人等への照会等を行い、応募資格及び応募手続きが適正であると確認する
ことができたときは、この申込学生を応募者として当財団の名簿に登録します。
8
奨学生の選考及び決定
登録された応募者について、当財団設置の学識経験者から成る選考委員会において、応募資格へ
の適合について申込書、添付書類及び推薦書を基に審議し、奨学生としての適格者を選定します。
9
奨学金の支給
(1)第1回目及び第2回目の奨学生として決定した学生の方に対し、それぞれ本人の在籍する学校
を通じて、各決定を本年5月及び11月に、それぞれ通知します。
(2)奨学生となった学生の方には、速やかに「誓約書」を提出していただきます。
(3)初回の奨学金は、1ヶ月遡及して2ヶ月分(第1回目の奨学生:4月及び5月分
第2回目の
奨学生:10月及び11月分)を併せて支給します。
(4) 奨学金を受け取った都度、奨学生の方から、速やかに「奨学金受領確認及び近況報告書」を提
出していただきます。
10
奨学生の順守事項
奨学生の方に守っていただく主なことは、次の①から③までに掲げるとおりです。
① 学業及び生活状況に関する報告を求められたときは、その報告を提出すること
② 休学、留年、停学、転学又は退学することになったときは、直ちに届け出ること
③ 転居、扶養者の変更があったときは、速やかに届け出ること
11
奨学生の協力事項
当財団が奨学金給付事業の成果を把握し、及びその評価を行うために実施する、次の(1)及び
(2)に掲げる活動について、奨学生の方に、それらの実施をあらかじめ連絡した上、それぞれに
応じた協力をしていただきます。
(1)奨学金の給付が奨学生の学業及び生活の両面で実際にどの程度役立っているのかを把握する
等のために実施・依頼する①アンケ-ト調査、②作文等
(2)奨学金の給付が奨学生の学業の促進及び人格の形成にどの程度役立っているのかを把握する
等のために行う交流会の開催等
12
個人情報等の取扱い
当財団が実施する奨学金給付事業で知り得た情報は、この奨学金給付事業に関してのみに用い、
それ以外の目的には使用いたしません。
また、応募のため提出していただいた書類・情報は、当財団において厳重に管理し、外部には一
切開示いたしません。
4
「応募に協力される学校の担当者の方へのお願い」
在籍している学生(学校の担当者の方から応募を勧奨しなかった学生も含みます 。)から、
学校の担当者の方に当財団の労災遺児等奨学生募集に応募したいと申し出て、記入済みの申込
書及び添付書類の提出があった場合には、その担当者の方において、この申込書の「3 在籍学
校の担当者の方の応募学生についての記入欄」への記入とともに、本人について、応募資格並び
に申込書及び添付書類を基に審査を行った上、申込者として適格であると認めた学生について推
薦書の作成をしていただき、これらの申込書及び推薦書に添付書類を添え、郵送等により応募の
申込みを当財団にしていただきたくお願い申し上げます。
なお、本奨学金給付事業は、一般の学生ではなく、親が労働災害で亡くなった等の学生を対象
としますので、労災補償に関係する団体がそのような学生を把握しやすいことから、まず、その
ような団体に応募の勧奨を依頼して、協力を得ることから始めておりますことに、是非とも御理
解をいただきたくお願い申し上げます。
つきましては、学生から応募したいとの申し出があった場合には、お手数をお掛けいたします
が、何とぞよろしくお取り計らいいただきたくお願い申し上げます。
「応募に協力される関係団体の担当者の方へのお願い」
1 会員が労災遺族である団体の担当者の方においては、会員に対し、その会合、行事等の機
会に当財団の労災遺児等奨学生募集について紹介し、それらのために送付等する通知、会報
に当財団の「第3回(平成29年)労災遺児等奨学生募集の御案内」(又は写し)又はそれ
に関する記事を掲載していただくとともに、応募につき勧奨していただきたくお願い申し上
げます。
2 企業等が会員である団体の担当者の方においては、その会員に対し、その会合、行事等の
機会に当財団の労災遺児等奨学生募集について紹介し、それらのために送付等する通知、会
報に当財団の「第3回(平成29年)労災遺児等奨学生募集の御案内」(又は写し)又はそ
れに関する記事を掲載していただくとともに、応募につき勧奨をしていただきたくお願い申
し上げます。
「申込書類を提出される学生の方へのお願い」
① 申込のために記入する書類、添付する書類等については、当財団のホームページからダウン
ロ-ドできますので、ご利用ください。
② 申込みのために当財団に提出されました応募のための書類一式は、返却いたしませんので、
ご了承ください。
③ 学校の担当者に、応募するため学生本人が記入済みの申込書等を提出するときは、この「平
成29年募集の御案内」も一緒に渡してください。
5
【申込み・お問い合わせ先】
〒102-0081 東京都千代田区四番町7番地
公益財団法人
酒井 CHS 振興財団 事務局
電話 03‐5276‐1940
FAX 03‐5276‐1670
6
様式1「奨学金受給希望申込書」
奨学金受給希望申込書
提出日:平成29年
月
日
公益財団法人 酒井CHS振興財団
代表理事 澤田 陽太郎 殿
平成29年労災遺児等奨学生募集に申込みますので、よろしくお願い申し上げます。
学校名
所在地
(担当者)
部署
役職・氏名
TEL
1 応募学生の方の記入欄
㊞
FAX
(注)○又は印を付けるとともに、記入してください。
フリガナ
生
年 月 日
年
昭和・平成
氏
(記入日現在)
名
年
フリガナ
齢
月
満
日
才
学部、専攻、研究科等の区分
性
別
男
・
女
学年
在籍学校名
(入学・移行時年齢:
フリガナ
年
才)
本人との続柄
扶養者
の氏名
(〒
-
)
現住所
連絡先電話番号(
区
分
-
-
)
携帯電話(
□自宅 ・ □下宿 ・ □寮 ・ □その他(
7
-
-
)
)
いずれかの番号を○で囲み、及び( )内に記入してください。
1 当財団のホームページ
2 当財団の労災遺児等奨学生募集の(1 御案内 2 リ-フレット)
3 日本学生支援機構のホームページ
4 (1 親 2 学校担当者 3 その他の人(
))から勧められた。
5 労災ケアサポ-タ-から紹介、勧め等があった。
応募すること
になったきっ
かけ、動機
6 労災サポ-トセンタ-の(1 通知 2 資料 3 その他(
))で知
り、応募した。
7 産業殉職者霊堂奉賛会の担当者等から勧められた。
8 産業殉職者霊堂奉賛会の(1 通知 2 資料 3 その他(
))で知
り、応募した。
9 (1 労働基準監督署
2 その他役所関係(
))から紹介、勧め
等があった。
10 その他(
)
□有(内容:
)
取得資格
□無
□している(内容:
アルバイト
□していない
日常の体調 □安定している
健康に関する
事項
)
睡眠時間
□不安定である
通常、平均して(
)時間/日
□有(種類、頻度
)
運動習慣
□無
読書又は図書館へ行くことの頻度
教養娯楽に関
する事項
美術館、博物館、コンサ-ト、観劇等に行く頻度
8
社会への関心、将来に対する希望についての所感
①
最近、社会に関して、関心を持ち、特に感動を覚え、疑問を感じ、不満に思ったこと等について、簡
単に(200字程度で)書いてください。
②
将来、社会に出たときに、就きたい職業、入社したい会社、やりたい(挑戦したい)仕事等について、
簡単に(200字程度で)書いてください。
9
2 記入済み申込書に添付していただく書類
①
在学証明書
在籍学校から交付を受けます。
②
成績証明書
在籍学校から交付を受けます(新入生は除きます。
)。
③
健康診断書
④所得証明書
ア.親等と生
計を一(共)
にする 学生
の場合
イ.自ら生計
を営む 応募
学生の場合
⑤労災遺児等
であること
を証明する
書面
学校で受診した健康診断書又は本人が病院で受診の上、作成してもら
ったものを入手します。
なお、在籍学校の担当者に事前に相談し、指導を受けます。
扶養者である親等(父、母、祖父母等)の所得証明書
扶養者である親等に依頼して入手します。
本人の所得証明書
応募学生本人が用意します。
ア.親等と生
計を一(共)
にする 学生
の場合
労働災害を被った(以下「被災した」という。)親の「遺族補償年金」、
「障害補償年金」又は「傷病補償年金」証書等(写し)及び被災した親
と応募学生との親子関係を証明する戸籍謄(抄)本(写し)
イ.自ら生計
を営む 応募
学生の場合
「障害補償年金」又は「傷病補償年金」証書等(写し)
⑥応募学生が労災就学等援護
費支給対象者である場合、
そ
れを証明する書面
扶養者である親等に依頼して入手します。
被災した応募学生本人が用意します。
労災就学等援護費受給者である被災した親又は被災した応募学生本
人が毎年6月に都道府県労働局に提出する(した)「労災就学等援護費
支給対象者の定期報告書」(写し)
被災した親に依頼して入手し、又は被災した応募学生本人が用意し
ます。
10
3
在籍学校の担当者の方の応募学生についての記入欄
(注)○又は印を付けるとともに、記入してください。
授業、講義、実験等の出席状況
留年、その他問題
□ 無
学術(業)
に関する事
項
□
有(
)
学校行事(体育祭、修学旅行、文化祭等)への参加状況
科学・文化・芸術・スポ-ツでの表彰歴
□ 有(
□
(注)申込・
待機は、「在
籍学校にお
願いして、待
っている」こ
とを意味し
ます。
)
無
現住所
□自宅・□下宿・□寮・□その他(
住環境
申込・待機
□下宿(
)ヶ月間
□寮 (
)ヶ月間
)
□その他(
)(
)ヶ月間
□アルバイトをしている(内容
)
□していない
生活に関
アルバイト
する事項
※
□不明
申込・待機:
(
)ヶ月間
□受けている(金額:
授業料免除
円/
□受けていない
申込・待機:
(
)ヶ月間
□受けている(金額:
円/ 月 )
(支給団体:
奨学金
月・半期・年 )
)
□受けていない
申込・待機:
(
)ヶ月間
※ 「生活に関する事項」の欄には、貴校に制度があり、又は紹介している場合に記入してください。
本申込書で知り得た個人情報は、当財団が実施する奨学金給付事業に関してのみに用い、それ以外の目的には使用いた
しません。また、応募のため提出していただいたこの申込書及び書類・情報は、当財団において厳重に管理し、外部には
一切開示いたしません。
11
様式2「奨学金受給希望学生推薦書」
奨学金受給希望学生推薦書
提出日:平成29年
月
日
公益財団法人 酒井CHS振興財団
代表理事 澤田 陽太郎 殿
平成29年労災遺児等奨学生募集に申込みます、当学校の学生である、「
」
について、下記の1及び2のとおり推薦いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
推薦者
学 校 名
役職・氏名
所
㊞
在 地
担当者の
所属・部署
役職・氏名
電話
Fax
1 審査結果に基づく応募資格に適合する理由
(応募資格に適合するという観点から、本人の学術(業)、健康及び日頃の言動等人格について、それぞ
れ簡潔に記述してください。
)
2 在籍学校として推薦する理由
(本人の経済事情を踏まえ、学術(業)の成就及び人格の形成にとっての奨学金給付の意義と必要性とい
う観点から、簡潔に記述してください。
)
(注)推薦者は学校長又は学部長に限ります。
本推薦書で知り得た個人情報については、当財団が実施する奨学金給付事業に関してのみに用い、それ以外の目的には使
用いたしません。また、この推薦書は当財団において厳重に管理いたします。
12
(作成:平成29年1月23日)