PDFをダウンロード - 日本水工設計株式会社

幹線・ポンプ場の増強とネットワーク化
幹線・ポンプ場の増強とネットワーク化
~改築計画と機能向上、リスク分散に向けて~
幹線・ポンプ場の増強とネットワーク化
~改築計画と機能向上、リスク分散に向けて~
~改築計画と機能向上、リスク分散に向けて~
現有施設の課題
現有施設の課題
現有施設の課題
都市域の処理場やポンプ場の多くは老朽化が進行し、改築時期を迎えようとしています。特にポンプ場においては市
都市域の処理場やポンプ場の多くは老朽化が進行し、改築時期を迎えようとしています。特にポンプ場においては市
街地に建設されていることも多く、更新敷地の確保が見込めない等の状況が見られています。
街地に建設されていることも多く、更新敷地の確保が見込めない等の状況が見られています。
また、近年の集中豪雨の増加により、従来の下水道計画降雨を上回る規模の降雨によって浸水被害の発生が生じ
また、近年の集中豪雨の増加により、従来の下水道計画降雨を上回る規模の降雨によって浸水被害の発生が生じ
ているものの、新たなポンプ場や貯留施設の建設には用地や費用、時間がかかることが課題となっています。
ているものの、新たなポンプ場や貯留施設の建設には用地や費用、時間がかかることが課題となっています。
施設の老朽化
施設の老朽化
施設の老朽化
(汚水・雨水)
(汚水・雨水)
(汚水・雨水)
超過降雨
超過降雨への対応
への対応
超過降雨への対応
災害時の
災害時の機能継続
機能継続
災害時の機能継続
ネットワークにより
ネットワークにより排水
排水機能を
ネットワークにより排水
機能を維持しながらの
維持しながらの
機能を維持しながらの
改築更新・機能向上
改築更新・機能向上
用地不足
用地不足
用地不足
改築更新・機能向上
ネットワークの効果
ネットワークの効果
ネットワークの効果
①ネットワークを利用した効率的な再構築・改築
①ネットワークを利用した効率的な再構築・改築
処理場やポンプ場の再構築に際して、同等の能力施設
処理場やポンプ場の再構築に際して、同等の能力施設
のリプレイスが困難である場合には、施設間ネットワークを
のリプレイスが困難である場合には、施設間ネットワークを
行うことで、再構築工事中(機能停止中)の施設へ流
行うことで、再構築工事中(機能停止中)の施設へ流
入する下水をネットワーク管を通じて周辺施設に送水・排
入する下水をネットワーク管を通じて周辺施設に送水・排
水することが可能となります。
水することが可能となります。
②ネットワーク化による雨水整備水準の向上
②ネットワーク化による雨水整備水準の向上
幹線
幹線
水の流れ
水の流れ
処理場・
処理場・
ポンプ場
ポンプ場
ネットワーク管
ネットワーク管
工事中
工事中
近年の都市型豪雨は遍在性が大きく、局所的に超過レ
近年の都市型豪雨は遍在性が大きく、局所的に超過レ
ベルの降雨量となるケースが見られます。このためネットワー
ベルの降雨量となるケースが見られます。このためネットワー
クを用いて、1箇所のポンプ場では排水しきれない局所的
クを用いて、1箇所のポンプ場では排水しきれない局所的
豪雨に対して複数のポンプ場による補完機能を用いて対
豪雨に対して複数のポンプ場による補完機能を用いて対
応することで、流域全体の治水安全度の向上に役立ちま
応することで、流域全体の治水安全度の向上に役立ちま
す。
す。
水の流れ
水の流れ
ネットワーク管
ネットワーク管
③災害時のリスク対応
③災害時のリスク対応
地震や浸水被害による施設停止が予測される場合の対
地震や浸水被害による施設停止が予測される場合の対
策として、複数の幹線・ポンプ場または処理場間を接続し、
策として、複数の幹線・ポンプ場または処理場間を接続し、
被災時に様々な情報・資源・処理を他の施設から融通す
被災時に様々な情報・資源・処理を他の施設から融通す
る下水道ネットワーク化を行う場合が考えられます。
る下水道ネットワーク化を行う場合が考えられます。
これらは、「各施設停止時に、他の施設が機能を補完し
これらは、「各施設停止時に、他の施設が機能を補完し
合う」というバックアップ機能を有し、被災時の機能停止の
合う」というバックアップ機能を有し、被災時の機能停止の
回避や減災に役立ちます。
回避や減災に役立ちます。
処理場・
処理場・
ポンプ場
ポンプ場
処理場・
処理場・
ポンプ場
ポンプ場
ネットワーク管
ネットワーク管
下水・汚泥・
下水・汚泥・
情報等のネッ
情報等のネッ
トワーク
トワーク
ネットワーク化の検討手法
ネットワーク化の検討手法
①流域単位のネットワーク(施設の改築・リスク分散・治水安全度の向上)
①流域単位のネットワーク(施設の改築・リスク分散・治水安全度の向上)
対象施設の状況整理
対象施設の状況整理
Aポンプ場
流域面積 0.00 ha
流入水量 0.000 m3/s
ポンプ能力 0.000 m3/s
(余裕※予備機なし) 0.000 m3/s
ネットワーク
模式図
P
A幹線
ネットワーク管網の検討
ネットワーク管網の検討
B幹線(上)
φ 0 ㎜
0 m
L
0 m3
V
B幹線(下)
φ 0 ㎜
0 m
L
0 m3
V
0
0
0
㎜
m
計画水量等
m3
P
P
各ケースの水理検証
各ケースの水理検証
C幹線
φ
L
V
Bポンプ場
流域面積 0.00 ha
流入水量 0.000 m3/s
ポンプ能力 0.000 m3/s
(余裕※予備機なし) 0.000 m3/s
Cポンプ場
流域面積 0.00 ha
流入水量 0.000 m3/s
ポンプ能力 0.000 m3/s
(余裕※予備機なし) 0.000 m3/s
F幹線(下)
0 ㎜
◫
0 m
L
0 m3
V
Fポンプ場
流域面積 0.00 ha
流入水量 0.000 m3/s
ポンプ能力 0.000 m3/s
(余裕※予備機なし) 0.000 m3/s
改築等シナリオ作成
改築等シナリオ作成
各施設の
各施設の位
置関係、施
位置関係、
設能力、計
施設能力、
画水量等
P
P
E幹線
φ 0
0
L
0
V
㎜
m
m3
Eポンプ場(施工中)
流域面積 0.00 ha
流入水量 0.000 m3/s
ポンプ能力 0.000 m3/s
(余裕※予備機なし) 0.000 m3/s
P
Dポンプ場(改築)
流域面積 0.00 ha
流入水量 0.000 m3/s
ポンプ能力 0.000 m3/s
(余裕※予備機なし) 0.000 m3/s
D幹線
φ
L
V
0
0
0
㎜
m
m3
凡例
P :ポンプ所(既設)
P :ポンプ所(計画・再構築)
:ネットワーク対象幹線(既設)
:ネットワーク対象幹線(計画)
☆Key
Point
☆Key
Point
改築(or機能停止)中の処理能力・治水安全度
改築 (or 機能停止 ) 中の処理能力・治水安全度
施設間の水位関係
施設間の水位関係
事業化の評価
事業化の評価
②枝線単位のネットワーク(治水安全度の向上)
②枝線単位のネットワーク(治水安全度の向上)
既存管路の動水位の確認
before
既存管路の動水位の確認
ネットワーク管網の検討
after
浸水
ネットワーク管網の検討
ネットワーク管
ネットワーク前後の動水位検証
ネットワーク前後の動水位検証
事業化の評価
事業化の評価
☆Key
Point
☆Key
Point
既存施設を最大限活用する低コストかつ迅速な
既存施設を最大限活用する
対策効果発現
低コストかつ迅速な対策効果発現
日本水工設計は、下水道管ネットワーク化について危機管理対応
の観点からだけではなく、改築・更新、機能高度化、地理的条件な
ど様々な角度から最も合理的に実現できる方法を調査・検討し、計
画の立案を行います。
お問い合わせ先
日本水工設計株式会社
http://www.n-suiko.co.jp
本社/東京支社
東北支社
名古屋支社
大阪支社
広島支社
九州支社
〒104-0054 東京都中央区勝どき3丁目12番1号
〒980-0811 仙台市青葉区一番町3丁目1番1号
〒460-0008 名古屋市中区栄1丁目2番7号
〒542-0081 大阪市中央区南船場2丁目9番8号
〒732-0824 広島市南区的場町1丁目3番6号
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目13番34号
TEL.03-3534‐5511
(代表)
FAX.03-3534‐5510
TEL.022-263‐8941
(代表)
FAX.022-263‐0744
TEL.052-211‐5681
(代表)
FAX.052-204‐2106
TEL.06-6243‐3131
(代表)
FAX.06-6243‐3081
TEL.082-264‐1160
(代表)
FAX.082-264‐5655
TEL.092-451‐6528
(代表)
FAX.092-472‐1799